【割安株】 ひよこ2匹 【マッタリ】

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415名無しさん@お金いっぱい。
(一番初め)
「これからは、株式投資だ!」
という周囲の声に押されて、とりあえず買う段階。
買う銘柄は、ソニー、トヨタ、松下、花王、資生堂などの優良株。
投資の視点は、「自分が知っているか?」「皆が良いと言っているか?」

( 2段階目)
投資に関する雑誌「ZAI」「あるじゃん」「エコノミスト」「日経マネー」などを読み、
その推奨銘柄を買う段階。袋とじの付録に惹かれる。
選ぶ視点は、「株主優待」「配当」といった庶民的視点。

(3段階目)
自分独自のストーリーに基づいて投資を行う段階。
キーワードは、「これからは、〜だ!だから、○○が来る!」
〜には、チャイナ/高齢化社会などが入る。
問題は、自分が発見したストーリーは、すでに株価に盛り込まれているという事実を確認できないこと。

(4段階目)
代表的な投資指標に基づいて買う段階。
キーワードは、「PER」「PBR」。
ただし、PERやPBRの持つ本質的な意味にはあまり気付いていない場合が多い。
(注)このあたりで、5段階目に行くか、チャーティストに行くか分かれる。
416名無しさん@お金いっぱい。:05/01/09 17:40:18 ID:nrBOr9A4
(5段階目)
会社の価値計算(バリュエーション)を知っている段階。
キーワードは、「割引率」「FCF」「ネットデット」「NOPAT」「EBITDA」など。
厳密な価値計算手法を学び、ラフに会社の値段を「100億くらい」といった感じで弾ける。
バフェットやリンチの言っていることが、本質的に理解できるようになる段階。

(6段階目)
会社の一部を買う(単元株を買う)というよりは、会社自身を買う、という発想に切り替わる。
MBOや外資系の投資ファンドが何をやっているのか、が理解でき、資本主義の恐ろしさを痛感する段階。
キーワードは、「タックススキーム」「バリューアップ」「ハンズオン」「EXIT」「レバレッジ」など。
安く買う、というのは当たり前。いかに価値を上げる(バリューアップ)かに視点を移すようになる。

(7段階目)
会社を買うというよりは、国を丸ごと買う、といった発想になる。
ソロスやジム=ロジャースはこの段階にあるのかもしれない。
単元株が、会社の一部であるように、会社というのは所詮、社会の一部だ、という考え方。
動くお金が大きくなる。投資家というよりは、投機家と呼ばれるようになる。

(8段階目)
もう投資のことは考えない。人は何故生きるのか?世界の幸福は?宇宙の心理は?
といったことに関心が移る。社会からどんどん意識がずれ、浮世離れしてゆく・・・