鳩山氏「全てのマニフェストを一旦白紙にします」

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192名無しさん@お腹いっぱい。
普天間、迫られる決断=もたつく国内調整−日本政府

 鳩山政権発足後にオバマ政権の閣僚として初めて来日したゲーツ米国防長官。20日の岡田克也外相との会談では米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設
問題で日米合意に沿った現行計画の履行を強く求めた。「県外移設」を求める社民党や地元の声とどう折り合いをつけるのか。明確な展望が描けていない中、
米側の妥協しない姿勢が明確になったことで、鳩山由紀夫首相は事態打開に向け決断を迫られている。
 「唯一実現可能なものだ」。岡田外相に対してゲーツ長官はこう言い切り、普天間の移設先は日米が合意したキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)以外に
選択肢がないことを強調した。県外に代替施設を受け入れる自治体がない以上、名護市への移設案の見直しは在日米軍基地再編計画のさらなる停滞を意味する。
日本側の同席者によると、会談でのゲーツ長官は「実務的」な態度に終始。現行計画での早期決着を求める米側の方針をきっぱりと伝えた。
 一方、日本側の調整はもたつきが目立つ。首相は8日、「県外移設」を掲げてきた民主党の主張について「時間というファクターによって変化する可能性は
否定はしない」と語り、現行案を容認したが、地元や社民党の反発を受けるとトーンダウン。16日には「来年(1月)の名護市長選と(来年11月と見込まれる)
沖縄県知事選との中間ぐらいで結論が必要になってくる」として地元情勢を見極める意向を示すなど、首相の発言も迷走気味。来月のオバマ米大統領の初来日までに
最終結論を出せそうにない。
 岡田外相はゲーツ長官に「できるだけ早期に結論を得たいが、困難な政治状況を理解してほしい」と訴えた。しかし、意思決定の遅れが日米関係にひびを入れ
かねず、政府内からは「この問題を未来永劫(えいごう)やっているわけにはいかない」(外務省幹部)と、現状を憂慮する声も漏れる。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009102001061