■「TheGoal」■??????

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1名無しさん@あたっかー
この程度の内容がホントウに日本の産業基盤に プラスになるのか?
2名無しさん@あたっかー:2001/07/10(火) 00:23
現場レベルでは役に立つこと結構多いよ。
現場の実態は結構隠されてることが多いからね。
工場長までは本当のことが伝わっても、それより上の意思決定層には隠されてる。
だからあまり実態が表にでてこないだけで、
本当は日本もアメリカもあまり変わらない。
お手本といわれるトヨタでさえ、一段上流のサプライヤーを見ると、
現場管理がむちゃくちゃなのは珍しくないからね。
31:2001/07/10(火) 00:35
>>2
なるほど。
ちなみにMESにあたるのか、別物ですか?
41:2001/07/10(火) 02:01
>>3
別物でしょう。
ゴールドラットが強調しているのはツールうんぬんではなくて、問題解決の方法論。
表現するのは難しいんだけど、
要は従業員に、「問題を発見し、明確化し、解決する」という発想・習慣を持たせようということ。
現場ではいろいろな作業が慣習化して惰性で行われることがよくあるけど、
そういうのを改めないといけないよと言いたいらしい。
これだけだと昔からある話なんだけど、制約理論を使って整理している点が、彼のオリジナル。

で、彼はこういう発想を現場だけではなくて、
より上位のマネジメント・コントロールにまで持ち込んだ。
最後の章がすごく中途半端な終わり方をしてたけど、
この本には続編があって、Thinking Prosess の話だったと思うけど、
マネジメント全般の問題解決方法論へと発展していく。
The Goal はまだ導入部分にすぎない。

実直に問題を発見し解決していくってのは、トヨタ経営の本質でもあるわけだけど、
その本家のトヨタが、制約理論関係の外資系コンサルを導入してたよ。
どうなったかは知らないけど...
51:2001/07/10(火) 02:09
単に問題を発見して解決しようという主張だけならチーズとかの本と変わらないけど、
ゴールドラットは、既存の会計システムを具体的に批判して新しい概念を提唱してるからね。
スループット会計だったかな。
これはアメリカで、実務界だけでなくアカデミック界でも結構議論を巻き起こした。
ここ数年は日本でもネタになってる。
『DHB』や『企業会計』、『産業経理』という雑誌に論文が載ってたし、
大学が出版してる紀要にもいろいろ論文載ってた。
6名無しさん@あたっかー:2001/07/10(火) 05:26
ほう。やや、まともだね。
7名無しさん@あたっかー:2001/07/10(火) 08:05
スループット会計をDHBで見たときはちょっと衝撃だったよ。
仕掛品に加工費を計上しない所とかさ。
8名無しさん@あたっかー:2001/07/10(火) 23:22
なるほど。さすがユダの子孫達だ。
9名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 00:18
ユダの子孫ってどういう意味?
ゴールドラット博士がユダヤ人だから?
キリスト以下みんなユダヤ人だから、そういう意味じゃないんだろ?
10名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 01:32
ゴールドラットはユダヤ人か?
写真みた感じではアラブ系の血が入ってるような気がしたけど。
11名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 01:34
イスラエル人って書いてあるよ。
12名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 01:38
でもこの程度のことはみんな問題意識を持っているんじゃないの。
現場としては、問題に対して組織が機能しないところがネックなのでは…
13名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 01:47
「この程度」って?
彼は問題に対する新しい方法論を提唱したんだよ。

DHBでは制約理論をボーイスカウトの隊列行進のイメージで
説明してたけど、なんつーシンプルな考え方だ!と思った。
1412:2001/07/11(水) 01:52
普通の工場設計では各工程の生産量をあわせるなんて
基本の基本だろう。
生産量が違う場合は最小生産量となる工程にあわせるなんて
みんな知ってる。
1512:2001/07/11(水) 01:55
つーか、アメリカ人てこんなに馬鹿なのか?
そんなに馬鹿ばっかじゃないだろ?
っていうのが率直な感想。
生産管理関係をちょっとかじってればわかる話ばかりだ。
新味はまるでない。
16名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 02:02
つっても制約理論って1970年、「goal」が出版されたのは1984年だよ?
1712:2001/07/11(水) 02:06
>>16
納得。まー、目新しいものはないよね。
18名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 02:14
日本語訳になるのが遅すぎる。
19名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 02:15
んでもスループット会計は会計学においては十分目新しいかと。
20名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 02:23
イスラエルはユダヤだろ、、、
21名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 02:34
イスラエル人って名乗ってるんだったら
多分ユダヤ人なんだろうなあ

パレスチナ人ってこたあないだろうし。
22名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 02:52
12は何も分かってないみたいだけど、当たり前のことがうまくいかない方が多い。
現場で体うごかしてる人間が理論通りに動いてくれると思ったら大間違い。
特にアメリカでは階層的な分業がはっきりしてて、
管理する人間と現場で動いてる人間の頭の中は全く異なってる。
それに、The Goal は生産管理の本ではない。
英語を読めるなら、他にも何冊かゴールドラットが書いた続編があるから読んでみな。
23:2001/07/11(水) 06:15
で、ナニが言いたいの? この本は、結局?
24名無しさん@あたっかー:2001/07/11(水) 17:14
22も何もわかってないみたいだね。
25age:2001/07/11(水) 23:57
なかなかいいスレですね。
もっとご意見を下さい。
26名無しさん@あたっかー:2001/07/12(木) 00:18
12を無視しとけばいいスレだよ。
27名無しさん@あたっかー:2001/07/12(木) 00:19
会計学以外でゴールドラットがネタになってる分野はあるの?
28名無しさん@あたっかー:2001/07/13(金) 03:17
SCM
29名無しさん@あたっかー:2001/07/13(金) 07:17
12がボトルネックのスレのようです。
非ボトルネックのみなさん、12にあわせて
あげてください。
30名無しさん@あたっかー:2001/07/13(金) 09:31
12のように現場を知る人間の「そんなの常識」という反論はよくあるようだけど、
ゴールドラットはボトルネックの重要性と従来の原価計算の誤りを理論化体系化し、
それを自ら売り込んで理論としてのTOCを産業界に認知させた点に功績があるんじゃないの?
31名無しさん:2001/07/23(月) 16:09
スループットと貢献利益はどう違うの?
32名無しさん@あたっかー:2001/07/24(火) 23:15
何にしても遅すぎるよね。
33名無しさん@あたっかー:2001/07/24(火) 23:21
貢献利益って「売上−変動費」だっけ。

DHBRを読んでのあやふやな記憶で申し訳ないが、
スループット会計では仕掛品に賦課されるのは材料費だけで加工費は製品原価に組み入れない。
(加工するとかえって材料としてのフレキシビリティが失われるかららしい)
てことはスループット会計の利益(=スループット?)は「売上−材料費」ってことになるのかな。
34名無しさん@あたっかー:2001/07/25(水) 01:45
スループットと貢献利益は厳密な意味では,大差はないと言っていいで
しょう。
また,スループット会計というと,そういう会計のしくみがあるように
錯覚する人もいるかもしれませんが,そうではなく,実はこれは経済性
工学などでいう意思決定のためのひとつの指標にすぎません。ですから,
JMAM(日本能率協会マネジメントセンター)では,スループット意思決定
という標記がよいのではないかとさえ行っています。なぜなら,原価計算
が現場の意思決定に不都合であるからと言って,それそのものの価値がな
いと言っているわけではなく,それはそれで株主・債権者への財務諸表を
作成するにははずせないからです。

それと,TOCについては,4の方も言われているように,各コンポーネント
だけをとらえると,ありきたりにみえてしまうのですが,彼のグッドな点
は,それらを組み合わせて使うことで,格好のマネジメントツールに統合
昇華させたところではないでしょうか。

いくつかのTOCがらみの研究会で,実務家やアカデミックピープルの話を
聞いてみると,彼らは,JIT,原価計算,在庫削減やスケジューリングの
専門家として,部分としての評価に終始して,斬新ではないとか価値がない
ということは言えても,全体としてどうかということは誰も評価できない
状況でした。おそらく,Goldrattの話を聞いて一番ピンとくるのは,工場
長や経営者レベルの方でしょう。彼らは,経営の上で起こっていることが
これは会計の問題だとか,スケジューリングの問題だとか実際に割り切れ
ないどころか,全部つながっているということが直観的に理解できるから
です。
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34さん、とてもためになりましたありがとう。
TOCの理論は肯定しているのですが、
細かい部分がやはり気になってしまったので。