アジアの国際分業について・・・

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1ネリマラブ
ゼミのテーマでアジアの国際分業について勉強することになりました。
そこで、日本とアジア諸国の関わりかたについて皆さんの考え方を
教えてください。
2名無しさん@あたっかー:2001/06/06(水) 14:48
もちっと詳しく説明してください。
3名無しさん@あたっかー:2001/06/06(水) 19:30
ASEAN:経済危機以来直接投資を中国に取られ。
特にインドネシア、マレーシアはアイタタタ。タイ、ベトナムはまし。
手がけているのは主に廉価品だが、中には外資直接投資のハイテク
関連も。

中国:外資の直接投資額は一巡したものの→中国大使館HPに資料あり→
、企業進出の流れは止まらない。特に台湾系が派手。安価で
訓練された労働力、安く借りられる土地など、廉価品の生産工場
としての条件を満たしている。法的にも整備されつつあるが、トラブルはまだある。
また、中国市場の拡大を見込み、現地での供給体制を整えている
一面も。また、GSM携帯などの高度組立品も手がけるところも
ふえつつある。金型などの地場企業も力をつけつつある。

韓国、台湾、シンガポール:ハイテク品のEMSやソフト、高級家電や
車、半導体などの高度製造業もある。IT化にへの対応が早かったので、経営
効率が良いところは良い。

日本:うーん、どうだろ?中間部品や製造機器は相変わらず強いが、
造船なんかの従来型製造業、設備産業であるメモリなんかは厳しい。
部品メーカー、家電メーカーなどの海外進出もあり、製造拠点としては
結構サムイ。バイオはアジアには敵はいないがアメリカにぼろ負け。
光も日本が開発したにもかかわらずルーセントが世界シェア7割。
新中核産業の創出の必要に迫られている。ナノに期待しましょう。
4名無しさん@あたっかー:2001/06/06(水) 19:41
分業のスタイルとしては、1例としてこの板でもよく取り上げられている
ユニクロを見てみよう。

ユニクロは中国国内数十箇所に素材工場と生産工場を持ち、ほぼ
全ての製品を中国国内で一貫生産。数十人の社員が現地に送られ、
生産指導を行っている。これは、中国の繊維産業が力をつけて
きたここ数年だから出来ることだ。

しかし、ユニクロの肝は、店舗からの情報を分析して需要を読み、
商品を開発、一週間ごとに工場に発注して適量を生産することに
より(それまで、衣料品の仕入れはシーズン前に一回、シーズン
中に追加注文一回くらいだった)、素材から製品までの在庫・
店頭在庫を極力減少させロスを最小限に抑えるSCMシステム。
ユニクロの店舗には全て鯖が置かれ、本社鯖と連動して
売上分析などを行っている。野村総研と共同で開発したもの。
こういうオイシイところは全部国内にある。

典型的な最近型の分業といえよう。
5ネリマラブ:2001/06/06(水) 21:09
4>確かにユニクロは国際分業によって成功した企業の1つですね〜!
5月に日本政府はタオルなどの輸入に対してセイフガードを発したが、
それに対して中国に進出していた企業が大きな被害をうけてしまうということ
でセイフガードをするべきではないと話していて(タオルの生産企業の経営
努力をしなくなるという懸念も含む)、私の見解であるが日本で設計図や
計画書を作り、アジア諸国で日本から送られてきた計画書などに添って
生産していく構図に必ずなるのでは・・・まあ詳しい勉強はしてないので
なんともいえないですが・・・
6ネリマラブ:2001/06/06(水) 21:25
2>の解答をするのを忘れてました・・・
日本企業が海外に進出していくことによりに今後の日本の経済状況・
経済体系どうなるのか?日本ではどのような産業がはやるのか?を
企業が海外に進出している背景をふまえながら考えて教えてほしい
のです
7へなへな:2001/06/06(水) 23:25
学生君は、あんまりおしえてくんになるのはいかんよ。

ここの人はほかの板の人とちがってちゃんとしている人が多いから
答えてくれるけどね。

空洞化 日本経済 でアマゾンか紀伊国屋で検索してて其れを読んでから
質問してみたら?
8:2001/06/07(木) 01:21
低-中レベルの製造業の空洞化は所得水準の高い先進国の宿命なので
構わない、というか仕方がない。日本の問題は、アメリカがそれを
金融やITでカバーしたような、新たな成長セクターがまだ見えて来ない
こと。このままだと、円安に向かわざるを得ない。個人的には、150円
程度の円安に向かえば、時間稼ぎも出来て構造改革の痛みも和らぐので
良いかとは思うが。韓国、台湾あたりは怒るだろうけどね。

なお、タオルなどの生産が簡単な労働集約型産業は、製品の単純さ
からいっても別に企画を日本でやる必要すらない。昔流行った朝シャン
タオルみたいな付加価値製品なら別だが。そういう方式に向いているのは、
衣料品などのアイテム数が多く需要動向がひんぱんに変わるものや、
電化製品のように設計や仕様にノウハウが必要なもの。ただし、中国の地場企業も
力を付けてきているので、小型テレビなどの低レベル商品ではもはやそういった
ことは必要としていない。

アメリカが近々またまた鉄鋼でセーフガードを発動しそうなので、
流れを新聞でよく読んでおけば役に立つでしょう。
9H:2001/06/08(金) 03:39
私の経験からすれば、同じ設備投資をするなら、ASEAN・中国にした方が
メリットがある。日本で生産するよりはるかに安くなる。
最近は、金型・設備などの資本財も日本で生産するより、中国で生産したほうが
安くなるので、中国からの輸入に切り替えているケースが増えている。

最近は分業というよりも、空洞化といったほうがいい。
10名無しさん@あたっかー:2001/06/08(金) 05:06
>>4
ユニクロも最近素材は日本に戻しつつあるよ。
例えばデニムとか。
中国は安いけど品質が悪いんだって。
今週のAERAに載ってたよ。
11名無しさん@あたっかー:2001/06/08(金) 05:17
>>8
日本はますますアジアの資本財、中間財供給センターとしての
役割を増していくと思うよ。
韓国もいろいろ中間財を作ろうとして努力してるけど結局は
競争に負けて企業を日本企業に売ったりしてるし。

>>9
日本からの資本財の輸出は増える傾向にあるが減る傾向にはないのだが。

http://www.meti.go.jp/hakusho/tsusyo/soron/H12/02-03-01-01.html
http://www.dkb.co.jp/houjin/report/keizai/199604/9604-1.html
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgj5057/sub1.high.tech.0002.htm
http://www.vcci.or.jp/vcci/public/kiso0009.html
http://www.tisec.co.jp/pub/report/archive/chubukeizai/990802.html

いくらチョソンがウリナラチュゴと言っても所詮日本の中間財と資本財で
組み立ててるに過ぎない張り子の虎。
12名無しさん@あたっかー:2001/06/08(金) 05:48
・『アジア経済圏と国際分業の進展』 1999 ミネルヴァ書房
・岡本善行『日本企業の技術移転』 1998 日本経済評論社
・早大教授、白木氏の文献
他にもたくさんあるが最低限これくらいはどこの大学の図書館に
でもあるだろ。
あとは海浜幕張の海外職業訓練協会やアジア研究所に行けばいい。
ゼロからの「おしえて」は時間がかかる。
1週間後の1に期待!
13名無しさん@あたっかー:2001/06/08(金) 10:10
>>12
禿同!
草稿をここで発表するように(藁
数字もきちんとしたの入れてね。
1412:2001/06/08(金) 13:48
×善行→義行○
15H:2001/06/09(土) 21:27
>>11
この1,2年にテストケースで始まったばかりだからまだ、統計に出るレベルでは
ないと思う。
それに金型と、設備といっても治具関係だから金額的にはたいしたレベルではないと思う。

しかし、怖いのは、今まで東南アジア・中国での生産といえば金型は輸入することが
当たり前だったのに、金型現調化・輸出という流れに変わってきたところ。
これが、マスボリュームをしめるのかどうかは、要Check
16H:2001/06/09(土) 21:29
>>11
それより、金型メーカーのアジア・中国への進出状況がわかる
Dataってない?
17H:2001/06/09(土) 21:32
15の流れが加速していくと、フライス盤と放電加工機とかの金型を作る機械が
どうなっていくかが心配。
18名無しさん@あたっかー:2001/06/10(日) 03:40
日本人と中国人の違いは、頭の中がローカルかグローバルかがある。
これを解消しないと。。。
19名無しさん@あたっかー:2001/06/10(日) 06:54
>>18
中国人は極めて周りが見えない人種だけど?
ローカル中のローカルだよ。
20H:2001/06/10(日) 10:54
>>19
中国人にもいろいろあって、(14-15億人もいるんだから)
でもOversea Chineseなんかは相当頭の中はグローバルよ。
私の知ってる人なんかフィリピンと台湾とカナダに活動拠点があって
どうやったか知らんが、3カ国のパスポート持ってた。
21名無しさん@あたっかー:2001/06/10(日) 14:55
22名無しさん@あたっかー:2001/06/11(月) 14:55
華僑の伝統だろうねぇ。
でも、グローバルとやらと偉いの?
俺あんまりそんな気がしないんだけど。
外国の良いものを持ってくるのはいいが、
魂売り飛ばしたアメリカ風無国籍人になるのとは
違うでそ。
23名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/06/11(月) 22:50
グローバルがえらいってわけじゃないが、
あのバイタリティはすごいね
でも、Oversea Chineseは中国人のアイデンティティを捨てないね。

あと、華僑ってのは蔑称だからね。
24名無しさん@あたっかー:2001/06/12(火) 05:08
>>23
華僑が蔑称だったら他に呼びようがないじゃん。
なんて呼ぶ?
華人か?
25名無しさん@あたっかー:2001/06/12(火) 10:22
華僑って蔑称なの?
初めて聞いた。
にわかには信じ難いのでソースきぼーん。
26さぼ:2001/06/12(火) 12:31
国際的な経営に長けているという意味ではGLOBALであるし、
同郷人(「家」という)の結束の強さ、相互扶助の厚さが
国際的活動を支えているという意味ではLOCALである。で
すかね。

「華僑」は差別語ではありません。
27名無しさん@あたっかー:2001/06/12(火) 16:44
日本は素材が強いけど、素材は付加価値つけても価格転嫁が難しいんだよね。
あんまり強気にでると代替素材に乗りかえられちゃうし。
結局、品質のわりに安請けというパターンですな。だからいざというときに
体力無くて、中韓台などが資本力つけたら危なそう。

中国人は貧しい間はモノ作りも一生懸命やりますけど、余裕ができるとすぐ
商売に走ります。だから、内陸から貧乏人を供給してる間は真面目な労働力
が確保できるでしょうけど、同じメーカーが長くは続かないような気がする。
28名無しさん@あたっかー:2001/06/12(火) 17:07
あと、中国はあと15-20年くらいで猛烈な高齢化が
始まるね。その時には何某かの経済的影響はあるでしょうな。
29名無しさん@あたっかー:2001/06/12(火) 20:34
この種のテーマは、結局日本はより高付加価値、技術集約的産業に
特化し、低、中付加価値の分野はアジア諸国に任せていくと言う、
いわゆる雁行形態的発展論に行き着く。もし何か面白いことがいい
たければ、具体的な産業化か国を選んで、上記の一般論では説明つ
かない現象があるんだよ、ということを事例をあげて紹介したりす
ればうけるんじゃない。
30名無しさん@あたっかー:2001/06/12(火) 22:31
雁行論を崩すなら、産業的には台湾のIT部品、韓国の半導体、
インド、シンガポール、中国のソフト関連、かな。
雁行しようにも、飛んでいく方向が定まらないのが問題。
31名無しさん@あたっかー:2001/06/13(水) 14:41
雁行モデルはもう破綻してます。

日本でも競争力のある製品、特に中間財を持ってるところは勝ち残れ
ますが、それでも素材はコストアップが難しいですからね。

それにそういう勝ち組の個々の企業はシェアは大きくてもボリューム
小さいですし。

第一、日本が高付加価値を狙うのと同じ理由で中韓台もそこを狙いう
から。連中は日本が成熟産業を譲って分業しろと言いますけど、実態
は成熟産業になる前に、自分もやろうと食いついてくるだけ。

故にメモリみたいに資本力でのし上がってくる。
3223:2001/06/13(水) 21:52
>>24>>25
詳しいソースは忘れたが
「僑」の字には、「はぐれ者」・「流れ者」の意味があって
当事者(特に中国系の血が強い人)には蔑称に受け取られるようです。

私も、5-6年前に当のOversea Chineseに教えてもらった。
33名無しさん@あたっかー :2001/06/13(水) 21:58
>>31
激しく同意。

もう雁行モデルは破綻している。
当の投資する人間にしてみれば、先進性のある分野に投資するほうを選んでしまう。
工程の自動化が進んだおかげで、熟練労働力は不要になっている。
同じ生産性の人間なら、労務費の安い国に投資するのは当然の選択
34名無しさん@あたっかー:2001/06/14(木) 00:06
1さん来てる?
35名無しさん@あたっかー:2001/06/14(木) 02:07
>>33
今週の日経ビジネス読んだ?
なかなか面白かったよ。
生産設備ぶち込んで低賃金労働者使うだけが
生産じゃない。特に少量多品種製品は。
36名無しさん@あたっかー:2001/06/14(木) 04:50
>>31
ボリュームは小さくても日本にはそういう会社が何千、何万とあるよ。
資本力でねらい打つと言ってもそういう中間財を作る工場は
内部の社員の技能で保っていることが多いからなかなか難しいでしょ。
37名無しさん@あたっかー:2001/06/14(木) 13:30
>>36

残念だけど、そういう中小企業はヒューマンリソースの調達では
孤立してるんだよね。つまり優秀な技術者兼経営者が引退しちゃ
うと後が続かない、というところが多く世代交替という時限爆弾
を抱えてる。

華僑系、印僑系の場合、出身地や同族のコネクションが強力で、
例えば中国や東南アジアで起業する華僑印僑は、外国の同族から
資金援助を受けてたり、或いは米国の同族の研究者から技術指導
やライセンスを受けたり、日本の大学院の同族をスカウトしたり
してヒューマンリソースの調達じゃ、とても有利ですからね。
38名無しさん@あたっかー:2001/06/14(木) 13:35
>>35
少量多品種(というより、枯れた製品というべきかな)なら
ロームの経営なんかがお手本だろうけど、リスク回避という
意味では固定費を削減できる低賃金労働者を確保は大きいよ。

ロームだって、携帯景気が失速した今では相当打撃を蒙って
ると思うんだけど、どうなのかな?
3929:2001/06/14(木) 15:23
現在は生産のグローバル化がかなり進んでいるので、国民経済
単位で議論していた雁行モデルはその枠組みが変わってしまっ
てるので破綻というより、理論の前提条件の組み替えが必要だ。
ようするに日本企業が最先端の半導体工場をマレーシアに作った
場合、国単位で考えるとマレーシアがいきなり最先端の産業を
もってしまったことになるが、企業単位で考えると、その工場
は日本企業のものと考えられる。このように企業の国籍で考えた
場合はまだ雁行モデルは破綻とまではいかない。ただその企業自
体がM&Aによって国籍不明になりつつあるのでそのへんがや
やこしい問題。
あと補足だが中国、インドのソフト産業は誇張され過ぎの感があ
る。これらは欧米ソフト産業の下請けであり、独自の先端ソフト
技術があるかどうかは現状ではやや疑問。将来はわかんないけど。
40名無しさん@あたっかー:2001/06/15(金) 12:05
>>39
中国印度については、資本から見れば下請けに過ぎないかもしれない
けど、人的コネクションを見れば、やっぱ欧米にいる華僑印僑のコネ
が大きいので、そういう民族的・人種的なフレームは無視できないと
思われ。

おっしゃるように、国民経済で議論してたら現在の状況は扱いきれな
いけど、かといって華僑・印僑がグローバルか?というと、むしろ、
ダブルスタンダードという気がする。

ただ、一口に華僑といっても、やっぱ出身地域で対立や競争している
ようですね。だから華僑全体でみるとばらばらでまとまりが無い。
もっとも、その華僑全体のまとまりの無さが、出身地域毎の結束を、
より強固なものにする要因になってるみたいですが。
41名無しさん@あたっかー:2001/06/15(金) 23:38
>>37
最先端の分野では機械より人間の技能の方が先行するんだよ。
研究者や大学院の人間がナノ単位で金属を平面にしたり、
最先端の分野で要求される精度の機械を組み立てられるわけではないでしょ。

そういうことを勘違いしてるのが韓国。
いつまでたっても日本の資本財や中間財を最終製品に組み立て上げる
仕事しかできない。
42名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 00:09
>>41
もちろん漏れもモノ作りに関しては素人じゃないので、そういう暗黙知の
強さというのも判っちゃいるけど、はっきりいってそれをひけらかすのは
現場を知らない証拠。日本の生産現場では、そういう職人芸はほとんど消
えかかってるよ。だから「ものつくり大学」なんてのを一生懸命やろうと
してたわけだが、国が実行に移すときは手遅れってのがお約束ですから。

金型なんかも今じゃ日本より東南アジアでやった方が信頼できるという話
も聞くほど。もっとも特殊なものは今でも日本でなきゃ駄目だけど、金型
やってる人の話だと、それもいつまで持つか?といってたな。

何より職人芸を継承しようにも、職人仕事のなり手がいないからシルバー
ボランティアで東南アジアにでかけて無償で職人芸を育成してたりするん
だから、このままではかなり不安です、日本の製造現場は。
43名無しさん@あたっかー :2001/06/17(日) 14:30
>>42

製造ラインの自動化を進めたおかげで、製造現場での職人芸ってのは
消えつつありますね。
いま、日本の工場でアーク溶接、自分で出来るって奴はいないね。(具体例)

まぁ、工場で働きたいって人間がそういないんだから、日本の製造業も
暗いわね
44SAN:2001/06/17(日) 19:42
誰がやってもできなければ大量生産は出来ないですね。
職人芸も大量生産できない。
>41さんのおっしゃる事は、先端の中小零細企業の
話しですね。岡野工Oとか、、。
そういう分野はまだまだ日本にはあります。
でもそれって総量が圧倒的に少ない。。。
大半の溶接工は溶接ロボット操縦工で、
アーク手溶接は確かに出来る人がいなくなりましたね。
金型工もNCオペレーターや組付け工ですし。
さみしい、、、、、、、。
>>39さんのおっしゃるとおりだもんなあ。
そんなことないぞ。こんな風にまだまだ日本もいいぞってい
ってくれる人いませんか?何やりゃ良いんだろう、日本人。
45青い鳥症候群:2001/06/17(日) 21:04
>>1
中国との国際分業だろ?
東南アジアの経済はもうすぐ危機が来るよ。
46名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 21:27
>>45
中国の方は環境問題で破綻する可能性が高いです。
現時点での経済性なら中国の方が優位ですけどね。
だから、どっちかじゃなくてリスクヘッジすべき
と思う。最悪なのがどちらも駄目になる場合です
けど、世界的な不況と中国の破綻が重なれば・・・
ありうるシナリオではない?
47青い鳥症候群:2001/06/17(日) 21:58
>>46
おまえの頭は5年ぐらい遅れてるぞ。
いま東南アジアで金融機関の不良債権が
急速につみあがっている。
48名無しさん@あたっかー :2001/06/17(日) 22:08
また、通貨危機かい?

やっぱり東南アジア人に借金の概念を教えるのは無理なのか?
4946:2001/06/17(日) 22:10
>>47
中国の問題も相当深刻ですよ。不良在庫が
積みあがって製造業はばたばたしてます。
中国の場合、完全な市場経済じゃないんで
問題が見えにくいのが困ったところですね。
50青い鳥症候群:2001/06/17(日) 22:36
>>49
おまえは2年遅れている。
上海のオフィスの賃貸料は、昨年に比べて4割上がった。
北京に至っては倍に上がっている。
つまり、急速に事態が好転しているのだ。

日本の法人税は約60パーセント、
中国は35パーセント。
これだけを見ても、いまや中国は日本よりも
完全な市場経済になった。貿易に関してはまだだが、
国内経済は米国に匹敵するぐらいだぞ。
実感としてはな。
51名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 23:56
>>50
そりゃ資金需要が逼迫してるから、投資すりゃ
儲かるでしょうけど、どうやって利益持ち帰る
わけ? 中国内で回ったって意味ないジャン。
52名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 23:58
>>51
投資しても儲かるとピンはねされるよ。
53名無しさん@あたっかー :2001/06/18(月) 00:01
>>50
おまえは学習能力が無いのか?

賃貸料が上がってるからといって
事態が好転しているとは限らない。
賃貸料の高騰が、即好転につながるなら
96年のバンコクはどう説明してくれる?

単に外資が流入しているだけじゃないのか?
問題は流入した外資がどう使われるか、だ。
流入した外資が生産性の改善に使われるのでなければ、
(単純化して、輸出の増大と言い切ってもいいが)
単なるバブルだぞ。

それより>>49の不良在庫の話のほうが怖い。
54青い鳥症候群:2001/06/18(月) 00:04
>>51
おまえはアホか!それは10年前のお話し。
香港に本社を置けばいいじゃん。そうすりゃ、
書類一枚にサインするだけで向こうから金送ってくるぞ。
名目を返済金にすれば、日本の所得税もかからない。
55名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 01:30
不良債権の話は面白いですねー。
外貨流入景気の金余りで設備投資して
安い労働力雇ってみたものの、製造業に
ありがちな在庫問題にぶち当たった、と。
56青い鳥症候群:2001/06/18(月) 02:15
>>53
輸出は昨年8月からぐんと増えた。今でも増えつづけている。
それぐらい知っとけ!
57名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 12:23
>>56
うん、それであちこちで貿易摩擦ふえてるじゃん。
なんでこのまま一本調子と思うかねぇ?

それに中国国内の需要も一巡して摩擦覚悟で輸出
ドライブかけざるを得ないという事情も考慮すべ。
不良在庫って、国内問題だもんね。
58名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 13:54
投資家か、製造業の拠点移転か、流通販売の拠点移転かで
見方が異なるんじゃないかと思いますが、単にコスト要因
で中国調達にシフトすると、製品企画をどんどんパクられ
るのが痛いですね。あちらじゃ野放図なんでどうしようも
ない。

しかも同業他者からも受注して、こちらじゃそれぞれ必死
で商品展開してるのに、中国側で両方からいいとこだけを
パクられたりすると、なんか腹立たしいのを通り越して萎
えちゃいます。
59名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 14:11
意図的な元安が問題かと。
元レートは適正ではなく、今後WTO加盟にからみ問題化することは必須。
6059:2001/06/18(月) 14:12
必須→必至
ぱんちみす
宇津田・・・
61名無しさん@あたっかー :2001/06/19(火) 22:58
青い鳥症候群って
中国の回し者かな。

中国逝って、洗脳されるやつって結構いるんだ
62青い鳥症候群:2001/06/20(水) 00:09
あんたもちゃいまんがな。

コスト競争力を見た時、中国と競って勝てるものはない。
東南アジアも中国と競って勝ったものは一つもない。
全部中国に根こそぎ持っていかれている。
スキル、細かさ、習熟曲線なんか比べても、
争って勝てるものは無い。まして、日本に目を向けると、
中国で製造可能なもので、日本で作って勝てるものは
一つも無い。既にコストダウンで勝てるレベルではない
ということだ。
63名無しさん@あたっかー:2001/06/20(水) 00:40
>>60
組み立てモノならそうでしょうな。
でも、それって中国の競争力うんぬんっつうより
ひとえにインチキ臭い元安政策で海外からの投資を片っ端から持って行って
輸出ドライブをかけているためかと。
購買力平価を見ると、元は詐欺臭いほどに安過ぎるらしいので、
今年後半から来年にかけて問題になるんじゃないすか?
64アポロン:2001/06/20(水) 01:02
62.
じゃあ先行者は何なんだ?
ありゃまさに中国の技術レベルを物語る。
65名無しさん@あたっかー:2001/06/20(水) 02:19
>>43
>いま、日本の工場でアーク溶接、自分で出来るって奴はいないね。
ワラタ
そんなことはない(w
66名無しさん@あたっかー:2001/06/20(水) 02:23
>>50
>日本の法人税は約60パーセント
今国税と地方税を合わせた実効税率は49.98%

>国内経済は米国に匹敵するぐらいだぞ。
はぁ?
67名無しさん@あたっかー:2001/06/20(水) 02:24
>>62
>中国で製造可能なもので、日本で作って勝てるものは
>一つも無い。既にコストダウンで勝てるレベルではない
>ということだ。

ユニクロが品質の問題でジーパンのデニム素材を中国製から
日本製に変えたこと走らないのだろうか。
68名無しさん@あたっかー:2001/06/20(水) 03:39
小学校で習ったと思うが、
「組立加工の高度経済成長」が今の中国およびアジア諸国。
そのころアメリカは、反日運動。そろそろ日本が、反中運動。
69森の妖精さん:2001/06/20(水) 03:46
開発独裁
7065ではない:2001/06/20(水) 10:19
>>43
>いま、日本の工場でアーク溶接、自分で出来るって奴はいないね。
日本の工場は、下請、孫受けの方が技術が高い事が少なくない。
きれいな工場で、マシニングとかを見ていると、レベルが高そうに見えるかもしれないが、レベルが低いところも少なくない。
あと、マシニングは単にプログラムだけで動くものではなく、かなりの職人的な経験がないと使いこなせない。
仕事のジャンルにもよるが。
自動で送りがかかっている所だけを見せられて、だまされる人は多いが、
コンピュータを使っただけで、自動で文章が書けるわけでもないのと一緒。
コピーレベルは文章も同じだが・・・。
2流の金型や大量生産は、シミュレーションで計算しやすいので自動化しやすいが、これはこれで、別の技術が要る。
そういうところの作業者のスキルは、マニュアルレベルが多い。
例外はどこにでもいるが、そういう人はスポイルされやすい。
韓国や中国の品質管理は落差が多く、図面通り加工できないとか、精度がおかしいとかで、日本の下請けや孫受けに、よく手直しさせていたりする。
大企業からの出向者はアホが多く、現場はいつも苦労させられている。以上。
71名無しさん@あたっかー:2001/06/26(火) 15:52
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72名無しさん@あたっかー:2001/06/26(火) 17:22
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73名無しさん@あたっかー:2001/06/26(火) 22:46
>>70
確かに、レベルはティア2、ティア3のメーカーのほうが技術力が
高いところもある。そこは認める。
ただ、アーク溶接の話になると、中量生産(1日200−300程度)では
日本ではこなせないレベルになる。
別に、直し物とかのレベルでいっている話ではなく、
あくまで、量産レベルの話。
そうなると、今の日本の作業者のレベルでは、ちょっとついていけない話が多い。
大体、某電機メーカーでは「中国のラインのほうが品質がいい」といっているくらい。

あと、大企業からの出向者はアホが多いのは当然。本体でいらない奴だから
出向させられる。まぁ、これは大企業から仕事をもらうための保険料と
あきらめたほうがいい
74名無しさん@あたっかー:2001/06/27(水) 18:05
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75名無しさん@あたっかー
やはり中国元が米ドルと連動しているのがおかしい.
中国の生産技術が向上したのなら、そのぶん元が高くならなければ
公正な競争はできない.
ちなみに私が使っている大型マシニングセンターはココム規制で
中国に輸出できないと聞いた.
詳しい人いたら教えて.