経済学と会計学はどちらが役立ちますか?
2 :
名無しさん@あったか〜:2001/05/19(土) 02:16
何に役立てたいの?
3 :
経営屋:2001/05/19(土) 02:48
私の知る限り、経済学>経営学>会計学という見方があるようです。
4 :
SAN:2001/05/19(土) 03:15
うん。経営屋さんに賛同。(しかし遅くまでご苦労様)
私の場合3流大学だったせいか経営学と会計、商学関係が
曖昧でした。かえって経済や法律の講義も豊富でしたよ。
ただ
生意気を覚悟で言いますと、経営をしようと思うのなら経営や
商学の知識より、組織心理学などの”人間を探る”みたいな方が
おすすめです。労働法みたいなのは経営をしていく上で嫌でもなんでも
必要ですが、、。
簿記などは卒業までにきれいさっぱり忘れました。(自慢か??)
がうっすらと帳簿がわかればあとは税理士さんがやってくれるので
キャッシュフロー(日本名どんぶり勘定)
が分かれば100人くらいまでの企業なら十分かも。
5 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/19(土) 03:44
新入社員 会計学>経営学=経済学
幹部社員 経営学=会計学>経済学
サラリーマンに経済学は必要ない。
スレとは関係ないけど、法学は重要です。
6 :
経営屋:2001/05/19(土) 03:57
あそっか、役立ちますか、だから、主体によっても違うか。
その意味>5ある面有力ですね。
カテゴリー的には、経済学に経営学が、経営学に会計学が、存在ってとこかな。
>SANさん、オレ、今日しごとー^^。明るくなる前におやすみなさいします。
7 :
犯人:2001/05/19(土) 09:23
会計も経営も経済からの派生でできていることを
忘れてはいかんよ。少なくとも、経済学の知らない
経営幹部は、まんず事業に失敗するよってな。
管理会計の分野はどちらかというと会計というよりも
経営の視点の方が強いから、会計専門の人以外は
経済+経営+管理会計で十分じゃ。
法律は別じゃがな。
8 :
名も無き冒険者:2001/05/20(日) 00:39
>>7 でもさー
平社員がマクロ的にはー、とか有効需要がーとか言ってみても
あんまり意味無いよね。
会計学の知識の方が重要では?
9 :
経営学科卒:2001/05/20(日) 02:26
経済学者は 経済学>経営学>会計学 と言いたがる
「数学を使うから」だって(笑)
経済学<経営学<会計学だよな
会計士や税理士になるなら
ならないなら、社会で役に立つとは思わない方がいい
10 :
名も無き冒険者:2001/05/20(日) 03:23
>>9 そういう事いう人って、数学コンプレックス
みえみえだね。
これみよがしにラグランジュ何たらが
どうとかとかいう話してさ。
で、数学使わないほかの文系学生に対して
悲しい優越感もってるの。
11 :
名も無き冒険者:2001/05/20(日) 03:25
>>10 で書いた事は10さんに言っているのではなくて、
10さんの書いた「経済学者」にいっているので
あしからず。
12 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/20(日) 03:51
>>7 会計学が経済学の派生なんて考えてる学者はいないよ。
会計学は簿記論(←学問ではない)の学問的裏づけをしたもの。
最近は特に管理会計で経済学的思考を取り入れてるのは事実だけど、
それを会計学のルーツだとは思わない方が良い。
13 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/20(日) 03:53
なぜ日本で経営学が重視されてないかというと、日本の経済学者は伝統的にアホが多かったから。
日本の経済学は欧米の経済学とは一線を画し、マルクス経済学にひた走ってきた。
こいつらにとっては、資本主義の典型である経営学ってのは邪魔でしかない。
もともと経営学は経済学から分化して発展してきたが、
欧米の大学と異なりマル経が支配的だった日本では経営学が発展する余地はなかった。
欧米流の資本主義経済学がほとんど日本で発展していないのと同じ...
最近は日本でのビジネスもダーウィニズム型(適者生存・弱肉強食)になってきてるから、
専門分野としての経営学の価値も高まってきてる。
欧米の大学では経済学と経営学のどっちが優れているかという発想はあまりないんじゃないかな。
むしろビジネススクールの方が待遇が良かったりもする。
まあ起源は同じだけど、もはや高度に分化してるから優劣を比べる必要がそもそも無い。
経営学と会計学の関係は、もう少し複雑。というか基本的には会計学は経営学に内包されてる。
財務会計は経営学とはだいぶ異なるけれども、管理会計は経営学にかなり近い。
管理会計でも、業績評価システムが従業員の動機付けに与える影響とか研究されてるしね。
管理会計と経営学の違いは、利益等の数値に具体的に結びつけているかどうかという違い。
ということで、1さんに対する返答としては、
経済学と経営学はそもそも視点が違うから優劣は付けられない。
経営学と会計学だと、数字が好きなら会計学、そうでないなら経営学という感じかな。
14 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/20(日) 03:56
>>12 > 会計学が経済学の派生なんて考えてる学者はいないよ。
そうでもない。
日本の会計学はドイツの会計学からきてるけど、
シュマーレンバッハ等ドイツの会計学者は経済学に基づいてる人が多かった。
最近では、この分野はもう研究され尽くしてる感があるから、いちいち言及する人がいないだけ。
15 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/20(日) 04:35
会計学はシュメールの粘土板までさかのぼれるぞ
16 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/20(日) 05:18
>>15 変人の研究ではね。
その説はあまり相手しない方が賢明。
17 :
名無しさん@ゆるーい:2001/05/20(日) 06:52
>>14 ドイツの会計学者が依拠するのわ「国民経済学」であって、
現在の経済学とちょっと違うんでわ?
>>17 まーったくべつもんです。
現在の経済学のながれば、パレートとかジェボンズの「限界革命」の
流れを受けてます。
まあ、複式簿記はイタリア発祥ですからね。
>欧米の大学と異なりマル経が支配的だった日本では経営学が発展する余地はなかった。
>欧米流の資本主義経済学がほとんど日本で発展していないのと同じ...
経済出身なんでよくしらんけど
日本ではたしか批判経営学とかいってマル経のながれの経営があるらしいね。
あと、「資本主義経済学」なんていわない。
たいていは「近代経済学」
さらに、70年代後半あたりから日本でも主流は「近代経済学」になってます。
マル経が強いころは、近代経済学の人は殆ど全員留学してました。
19 :
13:2001/05/20(日) 11:42
>>18 > 日本ではたしか批判経営学とかいってマル経のながれの経営があるらしいね。
ビジネスには何の役にも立たないヤツならあったなあ。
> あと、「資本主義経済学」なんていわない。 たいていは「近代経済学」
「近代」と言ってしまうと経済学をやったことのない人は何のことか分からないから、
「資本主義」と言い換えた。
> さらに、70年代後半あたりから日本でも主流は「近代経済学」になってます。
質の問題ね。
数では主流になってるけど、いまだに日本の経済学者では国際的に評価される人はあまりいないでしょ。
やっぱり余計なことをやっていたおかげで、蓄積が浅いんじゃないかな。
欧米だと20世紀初頭で既に、経済学も経営学も会計学も分化・専門化して発達しだしてたわけだし。
20 :
へなへな:2001/05/20(日) 23:21
>>19 >「近代」と言ってしまうと経済学をやったことのない人は何のことか分からないから、
>「資本主義」と言い換えた。
了解。
>質の問題ね。
>数では主流になってるけど、いまだに日本の経済学者では国際的に評価される人はあまりいないでしょ。
いや、実質、世界的な経済学者って殆どアメリカに集中してます。
>やっぱり余計なことをやっていたおかげで、蓄積が浅いんじゃないかな。
それもあるし、有力な学者がこぞってアメリカに集められているせいもある。
>欧米だと20世紀初頭で既に、経済学も経営学も会計学も分化・専門化して発達しだしてたわけだし。
それはそうですけどね。
21 :
13:2001/05/20(日) 23:37
> >数では主流になってるけど、いまだに日本の経済学者では国際的に評価される人はあまりいないでしょ。
> いや、実質、世界的な経済学者って殆どアメリカに集中してます。
日本の中では数的に主流になってはいるものの、その質は国際的にみてまだまだ低い。
これでいい?
22 :
犯人:2001/05/20(日) 23:48
>19
>欧米だと20世紀初頭で既に、経済学も経営学も会計学も分化・専門化して発達しだしてたわけだし。
そうは思えんのう。例えば、公正価値という概念が会計学にあるが、これは完全競争理論を
ベースにつくり出された概念じゃからなあ。今でも分化、専門化してるとは言い切れんぞ。
また、財務という分野は経済、経営の両概念を含んでおるじゃろう。だから発達の過程には
お互いがエクスクルーシブにはなっておらんと見えるのじゃがのう。
23 :
へなへな:2001/05/20(日) 23:50
うーん国際的というか、
アメリカVSその他
って感じですね。
アメリカ=国際的 とすればそうです。
でも、ドイツとかフランスにくらべて低いわけではないです。
そういえば、香港科学技術大学にまけてるな。燈台も飯大も。
あと、イスラエルにも負けてるかも。
24 :
13:2001/05/21(月) 01:54
>>22 目的がはっきりと分かれてきたんじゃないかな。
昔は社会のニーズ自体が明確になってなかったから、
経済学の中に経営学も会計学もあったけれど、
何のために必要とされるかという観点から分化していったんだと思う。
使う目的が違うだけで、道具としては相互作用は今でももちろんあるだろう。
25 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/21(月) 02:06
おいおい、会計学の元は簿記だ。シュメールの昔からあったか
知らないが、それぐらい昔からあっただろう。
会計理論が整備されるきっかけは、倒産したときの財産隠し防止と
税金の取立だ。経済学より歴史は古いよ。
26 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/21(月) 02:13
>>22 公正価値って理屈付けはともかく、すべての資産は売価で
示すという会計学の最古の理論でしかないと思うが。
27 :
22:2001/05/21(月) 11:30
>24
そうもいえる。ただじゃ、経済市場自体が有形材から無形材へと
変化してしまっているし、高いボラティリティーの状態では、
経済、経営、会計の全てを見ないと対処できなくなると思われるが。
>25
14世紀のルカパチョリと言いたいのかもしれんが、あれは
単なる制度であって会計学の理論面での学問ではない。実際
あれがどうやって出来上がったのかを論ずる人はほぼおらん。
井尻氏みたいに、Double-bookkeepingではなく、triple-bookkeeping
を考える人もおるがのう。
税金の話しは、複式簿記ができあがった後の話しじゃがな。
>26
FASBやIASCはそんなこといっておらんぞ。あなたが言っているのは
マーケットバリューのことじゃ。
28 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/21(月) 14:35
一番柔軟で時代感覚あるのは経営。
一番論理的で底力があるのは会計。
一番時代錯誤で逝き遅れてるのが経済。
29 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/21(月) 15:42
30 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/21(月) 19:04
確かに経営、経営も重要だが
経済を否定するという事は自分で
「私は無能です。」
って言ってるみたいなものだぞ。
31 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/21(月) 23:25
>>28 大学時代に「必修科目」で習ったのが経済学だと思ってるでしょ?
32 :
32:2001/05/21(月) 23:41
でも、実際問題として、
経済学ほどクソの役にも立たんものはないよ。
普通に生きていくなら、
経営=会計>経済学でOK。
ただし、経済学を知らないと、バブル期のように
常識的なマクロの流れがよめなくて撃沈ということはありうるでしょう。
経営学もいまは、ミクロ経済学とゲーム理論が侵食しているので
法学や社会学のように経済学と部分的に融合してます。
>>32 経済学の役に立たない部分(ごりごりの数理経済学やRBC)、
役に立つ部分(メカニズムデザインや学部レベルのマクロ)
はあるともいます。
ネットバブルだって、ミクロ経済学の常識があればまず
もうからないのわかりますもの。
ついでに、ビジネススクールでがっちり「組織の経済学」や「ゲーム論」
はやるんですよ。
36 :
経営学科卒:2001/05/21(月) 23:46
今の日本経済を見れば、マル経はもちろん近経も全部嘘だとわかる
経済学者は全部師ね
経営学も・・・・・似たようなもんだな 実験できない「科学」
意味があるのは簿記だけ
37 :
偽泰:2001/05/21(月) 23:52
経営に一番役に立つのは文学です
38 :
:2001/05/22(火) 00:00
普遍性、再現性のないものは役立たず
応用できれば役立つ
応用するのはその人、個人
応用するまではまねぶ
39 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/22(火) 00:02
40 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/22(火) 00:10
>ネットバブルだって、ミクロ経済学の常識があればまず
>もうからないのわかりますもの
でも,バブルと指摘するよりもバブルにあわせて経済学
つくっちゃいましたよ,ニューエコノミーとかいう奴(笑)
いや,僕理系出身なんだけど,確かに経済学はよくできている。
社会科学のくせによくここまで数式化したなあと関心しましたよ。
でも,現実の細かい数値データに立脚していないのでよほど特殊
な立場にならないと役にたたなそう。それよりも,会計,とくに
管理会計は実践的だと思いますよ,統計学やコンピュータとも
思いっきり親和性高いですしね。
経営学はこりゃ社会学ですね,財務論以外。うーん,社会科学,
ってかんじ
41 :
へなへな:2001/05/22(火) 00:20
ああ、ニューエコノミーはドキュソの民間エコノミスト中心で
いいだしたやつですから経済学とは無縁です。
(というか、経済統計ではITによる生産性向上はみられない。
ソローパラドックスといいます)
まともな経済学者ならニューエコノミーが馬鹿げていることは
周知のことです。
ノーベル賞とったご老体たちもかなりはっきりと批判してましたよ
ex フリードマン、サミュエルソン、ソローなどなど。
大衆受けする馬鹿ほどめだっちゃうから、いっしょにされると困るんです。
あと、数値データーに立脚しないのはそのとおりです。
なんだこれは、という非現実な理論もありますから。
ただ、使えるところは使えるんですよ。
ま、私もスタンスも、
経済学より、会計・経営の方が重要というスタンスなのでそんなに
ここでは意見が違わないと思います。
42 :
40:2001/05/22(火) 00:30
>経済統計ではITによる生産性向上はみられない
へー,そうなんですか?何故なんですかね?個々の
経済主体では生産性向上がみられてもマクロ的に見れば
埋没してしまってわからない,ということですか?
IT化で生産性向上が見られるのは経済統計にあらわれない
部署が中心であり,また経済統計に現れるような使い方をしている
企業は少なすぎて経済統計の母集団に影響を与えるに至っていないのかな?
43 :
13:2001/05/22(火) 00:42
>>33 > ただし、経済学を知らないと、バブル期のように
> 常識的なマクロの流れがよめなくて撃沈ということはありうるでしょう。
バブルを加速させたのは、
経済学をとってもとっても詳しくご存じの日銀・大蔵当局の官僚達の政策なんじゃないの?
44 :
13:2001/05/22(火) 00:52
>>42 現実には生産性向上が見られる方が少数なのかもしれないよ。
マスコミが伝えるのは、うまくいった少数の例にすぎない。
それがIT革命とかニューエコノミーとか呼ばれて大げさにつたわっただけでしょう。
マスコミの伝え方って、むちゃくちゃ恣意的。
ニューヨーク証券取引所全上場銘柄の中から無作為抽出した結果、
生産性向上が見られたって言ってるわけじゃない。
うまくいった数社か、せいぜい数十社を恣意的に選んで騒いでるだけだから、
それが経済全体を代表した傾向だと思ってはいけない。
45 :
40:2001/05/22(火) 00:56
>バブルを加速させたのは、
>経済学をとってもとっても詳しくご存じの日銀・大蔵当局の官僚達の政策なんじゃないの?
日銀はしらんけど旧大蔵は法律には詳しいけど経済は知らなかったんじゃない?
旧大蔵省全盛時代,国Tをかなり優秀な成績で通った経済系の学部卒の友達もいったん
落とされてたもん。法学部の友達との差別はそりゃねーよなって感じだった。
法学部の連中でも当時の大蔵に入るような連中は頭もべらぼうに切れるのが多かったから
経済もやればすぐできるんだろうけど,どうも法律万能主義で経済学を見下してるんじゃな
いのこいつ,って感じだったよ。でもまあ,たしかに法律は強いね。なんせ強制力を伴った
社会ルールだから彼らが勘違いするのも無理はない。しかーし,そのルールは日本国内で通用
しないもので,世界と繋がっている経済には対応できなかったりしたんじゃないの?
46 :
へなへな:2001/05/22(火) 01:04
>>43 このあたりの事情はかなり複雑で、
ブラックマンデーが1987年。
そのとき、アメリカをささえるために、世界経済機関車論てのが
あって、アメリカ製のもをかうために内需拡大すること、
日本低金利、アメリカ高金利として、アメリカの国債を買うように
金利差をつけることが要請されていたんです。
日本政府の意思ではなく、国際協調政策というかたちで、
アメリカのゆがみを日本が引き受けたかたちがバブルです。
だから、日銀大蔵の問題と言うより協調政策を押し付けられた
と言う話です。
さらにバブル後の処理も92年に宮沢蔵相が銀行に資本注入を
提案したのですが、マスコミの反発でだめだったのです。
あの時処理しておけばこんなことにはならなかったでしょう。
つまり、正当な経済学的な処方箋をだしても、馬鹿な大衆とマスコミ
と政治が邪魔するんです。これは経済学の問題じゃないですよ。それと、大蔵が法学部至上主義だから経済はわかってないというのは
そのとおりでしょう(笑)。
日銀も結構怪しい・・・調査統計局にずっといるエコノミスト
あたりはいいとしても、ローテーション人事で動いている日銀
のひとはあまりしりませんよ。
47 :
40:2001/05/22(火) 01:08
>>46 日本のルールは世界に通用しなくても,米国のルールは日本に通用
する,と(笑)。官僚も次は米国に生まれ変われればもっと充実した
人生を遅れることだろう(笑)。
48 :
13:2001/05/22(火) 01:16
>>42 ただし、経済統計自体が問題を抱えているのかもしれない。
私は経営学研究が専門で、経済学者の言う生産性の意味が分からないから調べてみたんだけど、
彼らは実質GNPの伸びで生産性を図ってるようです。
GNPというのは単純に言うと、各企業の「売上−前給付」を合計したもの。
で、ビジネスの世界では昨今の激しい競争を反映して、単価が下がり続けてる。
ということは当然、「売上−前給付」は減少してしかるべきなんだよね。
つまり実質GNPは減少、すなわち生産性は悪化という結論になってもおかしくない。
ところが、96年から99年のアメリカの実質GNPは年率2.5%ほど上昇している。
単価が下がっているにも関わらず、実質GNPは現状維持どころかわずかながら上昇している。
単純に考えると悪化してもおかしくない指標が上昇しているということは、
この指標では表現できない何らかの力が働いていると考えるのが自然だと思う。
単価が下がる分を数で補っているのかもしれないけど、それだけだとどうも納得しにくい。
経済学者はこの辺の仕組みを説明してくれないから色んな説がでてきてしまうんだろう。
ITとかね。
49 :
40:2001/05/22(火) 01:28
>>48 >単価が下がっているにも関わらず、実質GNPは現状維持どころかわずかながら上昇している。
・・・んん?何かその表現はニューエコノミーの説明あたりできいた覚えが(笑)
いや,僕のそのへんの知識は日経・日経ビジネス・東洋経済・ダイヤモンドから仕入ている
レベルなのできにしないで下さい。気のせいかもしれない
50 :
へなへな:2001/05/22(火) 01:35
それは勘違いです。
実質は、物価調整済み(単価の値下げは物価の下落だから調整済み)です。
名目は 調整なし。
単価が下がって(=物価下落)影響が出てるとしたら、名目値だけです。
なお
アメリカで実質GNPで伸びていてもふしぎではありません。
失業と物価の関係を表すフィリップス曲線でみると、いまのアメリカの失業率
だと物価上昇がおこるはずなんですが、とりあえずはおきてません。
アメリカはこのまえまではインフレ懸念増大中でした。
だから、アメリカの単価が下がっているかどうかは??。
51 :
13:2001/05/22(火) 01:46
>>50 こういうときの物価調整というのは、どの程度の数字なのでしょうか?
競争の激しい業界だと年に10%や20%程度の下落は珍しくありません。
このような激しい業界にいる企業ほど、IT導入による効率化に熱心です。
物価調整は消費者物価指数を使います。
一般的な財のバスケットを作ってそれをもとに計算します。
消費者物価から考えるとたいした数字じゃないですよ。
デフレと言ってもせいぜい数パーセントです。
産業間でさがっていても消費者のもとに届くときにさがってなければ
マクロの生産性はあがってないわけです。
53 :
へなへな:2001/05/22(火) 16:28
自己レス。
言い方がわかりにくいですね。
>産業間でさがっていても消費者のもとに届くときにさがってなければ
>マクロの生産性はあがってないわけです。
つまり、消費者に届く価格が対して下がってないとすると、どっかに人件費
とかで消えちゃってるということです。
まあ、個別企業の生産性を集計することができないのでおおざっぱに
はかってのです。
マクロじゃなくて、個別の企業の価格変動なら需要供給曲線で考えてみてください。
たとえば、
<良い下落>
技術革新がおきたら供給曲線が右にシフト、価格が下がって、取引量が増える。
<悪い下落>
不景気でものがうれない。需要曲線が左にシフトして、需要が減って値崩れする。
というふうに物価下落でも、供給曲線シフトが、需要曲線シフトかでぜんぜん違います。
いまのところ日本では、需要曲線シフト(値崩れタイプ)による物価下落だとおもいます。
(経済学もちょっとは役立つでしょう?(笑)
アジア危機もプリンストンにいっちゃったクルグマンがMIT時代に当ててます。)
>単価が下がっているにも関わらず、実質GNPは現状維持どころかわずかながら上昇している。
これだと、技術革新タイプによる供給曲線シフトでしょう。
ただし、アメリカの生産性は80年代、90年代と伸びはあまり代わってないのです。
逆に、60年代の生産性の伸び率に負けているぐらいなのです。
(ただし、状況として石油価格の下落がその時期に続いたり、リストラがはげしか
ったので賃金があがりにくいなどいろいろ好条件があったのも加えておきます)
本当に技術革新がすすんだなら、ガクンと生産性の傾きが変わってくるはず。
それがないのです、結局過去の趨勢線に乗っかったまま・・・。
生産性パラドクスについて、ソロー御大は
「生産性があがった分、ゲームでもしてるんじゃない?」
というようなことを書いてます。
つまり、ネットで便利になったけど、その分、仕事中にチャットしたり、
ネットサーフィンしたり 2chに書き込んだり、メールしたりと
不効率性もあがってて、生産性上昇と、不効率性が相殺しあっている
ということでしょう。
ほんとかどうかはしりません。
生産性の測定は、単なるGDPの伸びじゃなくて、
GDPの伸びのうち、労働力増加、資本増加 の寄与率をはじき出して、
うえの二つで説明がつかない部分を技術革新(=生産性向上)として
計算します。 技術革新そのものを計算できないので、あまり物は技術革新
としてるのです。(経済学者のいう生産性向上は、普通の企業の生産性じゃなくて、
技術革新による生産性向上と思ってください)
54 :
へなへな:2001/05/23(水) 20:56
マジに書きすぎてスレッドストッパーになっちゃったよ・・・(涙)
スマソ。
55 :
13:2001/05/23(水) 23:11
>>54 スレッドストッパーなんてとんでもないです。
丁寧に説明してくれたこと感謝してます。
疑問に思ってたことがすっきりしました。ありがとう。
56 :
40:2001/05/24(木) 00:10
僕も気にしてませんよ。ただ、あまりココにくる時間がないというのとスレ
の趣旨とちょっと違ってきちゃったなというのはありますが。
本題にもどれば、私の場合、経済もわるくはないが会計の方がいいという意見
ですので、「いや経済の方がよい。その理由は・・・」という意見の方がなけ
れば書き込むことはありませんしね・・・。
そういえば、学生時代僕と同じ専攻だった人間が、今某金融機関でクオンツとかいうのを
やってるんですけど、経済やってた人間でも計量経済学を専攻していた人間
は役にたつとかいってましたよ。というか、「計量経済やってた奴以外は使い物にならん」
といってたのを反対解釈しただけですけど。
57 :
へなへな:2001/05/24(木) 00:29
>>55 そういっていただけると恐縮です。
>>56 そうですね。
経済はまあ、大きな流れで、経営・会計がその流れの中での舵取り
ですから、
たまーに経済に気を配るぐらいでいいとおもいます。
なお、私もいま管理会計の勉強をしています。
非常に面白いし実用的ですね。
なお、マクロでやられた例でうろおぼえですが、
世界最大級のデベロッパーのオリンピア&ヨークというカナダの会社は、
ものすごい借り入れをしてそれで開発をしようとした矢先に、
ベルリンの壁の崩壊で、
世界中の金利上昇がおこり、
そのために破綻しました。
信じられないような話ですが(笑)
あと、クオンツなら生半可な計量じゃだめでしょうなぁ。
院でやるぐらいじゃないと。
まあ、大雑把にいんちきエコノミストに騙されないぐらいの
知識があれば普通はいいでしょう。
58 :
58:2001/05/24(木) 07:39
財務・税務・会計等を学ぼうと思い、商学部に入学したのですが、
この選択は失敗ですか?
財務会計、税務会計、管理会計、国際会計・・・etc
おもしろそうだなぁと思い、入学したのですが。
ゼミというものを早く体験してみたいです。
どう思いますか?
いいとおもいますよ。
でも、会計士や税理士うけるなら、今すぐ大手専門学校に行くようにね。
あくまでも大学は先生方の研究の切り売りの場所だから。
60 :
経営屋:2001/05/24(木) 11:08
>59 合意、それと教育機関は目次、実力は本人の努力中心実力少々かな。
61 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/24(木) 15:15
会計士の資格って研究に役に立つの?
62 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/24(木) 23:19
>>61 広い基礎知識を持ってるってことでは役に立つかもしれない。
でも、直接には関係ない。
研究者になれなかったときのヘッジにはなる(笑)
64 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/25(金) 00:06
>>61 役立つ場合もある。学会報告なんかでただの院生よりも報告しやすい。
「実務の場では…」って持ってくと黙っちゃう先生もいる。
研究職に就く場合でも会計士資格を重視するドキュソ大もあるし。
逆にドキュソ大博士の会計士補が国立大教官になった例もあり。
65 :
40:2001/05/25(金) 01:02
管理会計の本とかよんでると、製造業のいわゆる原価計算系の話は充実してますけど、
日本において生産性が低いと問題視されているホワイトカラーの管理会計の記述はあまり
みかけませんね。どうなんでしょう?
どっかで、外資系金融の管理会計はエグくてすごいみたいなことをきいたことがあるような
気がするんですが・・・。ひょっとして成果報酬制およびリスク管理のことなんでしょうか。
66 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/25(金) 01:27
>>65 テキスト系の本ではあまりホワイトカラーについては触れていない。
管理会計の中でも業績評価に特化した本なら書いてると思う。
67 :
経済学部生:2001/05/27(日) 03:31
>>1 私は経済学を学んでおりますが
一口に経済学といっても「どういう切り口から経済を学びたいのか」
または2で発言なさっている方がおっしゃる通り
「どう役立てて行きたいのか」によって、何を学ぶかが変わってくると思います。
会計学については、全く無知なのでコメントできませんが。
≫ALL
話の腰を折ってしまってすみませんm(._.)mペコ
卒論のテーマを模索中でして、フラリと立ち寄っただけです。
68 :
68:2001/05/29(火) 03:00
結論は?
69 :
JK:2001/05/29(火) 12:21
てか、何でこの二つって並列に比較可能なの?
70 :
名無しさん@あたっかー:2001/05/29(火) 16:21
71 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/15(金) 23:44
久しぶり
72 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/16(土) 02:16
だね。
73 :
就職戦線異状名無しさん:2001/06/17(日) 12:44
財務諸表を読めることは、
経営学、経済学よりも大事だと思うが.
「財務諸表を読める」っていうのは「問題集が解ける」だけではないです。
経営も経済も分からないままでは財務諸表の数字の意味は理解できないですから。
経験の中で学んでいくのか、大学で学ぶのかは別として。
75 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 15:53
庶民には経済学は必要ない。
万年平社員に帝王学が必要でないのと同じぐらいに・・・・・・・
小さくまとまるつもりなら会計学で十分。
76 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 15:54
訂正
×小さくまとまるつもりなら会計学で十分。
○小さくまとまるつもりなら会計学だけで十分。
77 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 17:09
>>74 財務諸表が読めるようになるための知識としての経営や経済は、実務上の知識で
「経営学」「経済学」ではないと思います。
78 :
青い鳥症候群:2001/06/17(日) 23:11
経済学の先生で金持ちになったのはほとんどいない。
でも、会計士で、事業を手広くやって稼いでいる奴は
けっこういる。
ということは
会計学のほうが役に立っているのかもしれない。
79 :
へなへな@経済学部卒:2001/06/17(日) 23:15
マートンとショールズは・・・・おっとLTCM破綻したんだった。
ま、経済学は実務の学問じゃないですから。
80 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/17(日) 23:24
財務諸表を読むための知識ってのは会計学とはちょっと違う。
会計学というとメインは財務諸表を作る方。
それを読んで意思決定に役立てるのは財務分析とか財務管理の方だな。
会計学のゼミに所属してしまうとやりたいことができなくなるぞ。
81 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 00:03
82 :
青い鳥症候群:2001/06/18(月) 00:06
なるほど。ありがとう。
83 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 00:31
>>78 会計士と経済学の先生を比べても意味ないのでは?
会計士が経済学の先生ほど深く会計学を勉強しているわけでなし。
84 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 00:47
水と食料どっちが大事?って議論してるのと同じだな
85 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 00:52
>>78 経済学の先生で金持ちになったのはほとんどいない。
でも、会計学の先生で、事業を手広くやって稼いでいる奴は
けっこういる???
ということは
会計学のほうが役に立っているのかもしれない???
87 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 14:00
それは監査法人の代表社員が先生になったからでは?
88 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/18(月) 14:26
学部レベルくらい両方やれ。
んで興味のある方、もっとやれ。
89 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/20(水) 19:17
>>65 ABC/ABMの書籍をひもといてみては如何でしょうか?
90 :
裸の王様:2001/06/20(水) 20:05
>>1 88に同意だな。
●●学的なつまらん切り分けをして、またそれを比較してなんの役に立つ?
とりあえず学部レベルぐらい全部こなして、根底で横断的につながる思想背景
ぐらい読み取ってみろ。
こういう●●学的な切り分けは、頭狂大学あたりのタコツボ学者が己の見識の
狭さを隠蔽するためにやたらと学会つくるのと同じだな。(藁
91 :
経済楽優:2001/06/21(木) 03:20
age
92 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/23(土) 02:56
経済学は少なくとも大学や国家試験レベルでは現実離れした議論しかしない
ただ、マクロやミクロの基礎を知らないのは簿記で「資産=資本+負債」の意味が
分からないのと同じで困る。
要点を言うと、資格試験のための勉強や研究者になろうというのでもない限り、
経済学は基礎レベル以上のことをやっても役にたたない
中途半端な知識を振り回してかえって損する
93 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/23(土) 03:50
どれぐらいが基礎かよく分りません。
>マクロやミクロの基礎
を勉強するのにお薦めの本はありますか?
94 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/23(土) 06:21
>>5 亀レスだが、あまりに酷いので。
経済学はサラリーマンのイロハ。
ミクロ経済学を知らずにどうやって起業や戦略思考ができるのか、恐ろしくて
想像もできない。ホントに経済学やった?
会計学は、枝葉末節は経理財務系以外ではいらないが、一度基礎をみっちりやって
頭の中に思考回路だけは作っておかないと、経理財務にだまされる。
95 :
森の妖精さん:2001/06/23(土) 14:35
起業に必要なのは、会計>商法>民法>経済学の順なような気が
します。実務重視の方が良いでしょう。
経済理論モデルが実務に応用できるとは信じがたいのです。
経済モデルが閉鎖体系を前提にしている(分析するという行為の
上で不必要な変数は除外している以上仕方のないことなのですが)
以上、現実経済には応用できない、例えば、ゲーム理論を解放体
系にすると進化ゲーム理論になってきますが、そうなると現実的
な答えは確実にその場、その場で違ってくる。複雑系であれば、
結果が初期値の微妙な差によって大きな変動を受けることになり
ます。また、消費者の効用を計算するにしても、普通のスーバー
の棚に並んでいるおよそ数万点の商品の最適効用を計算すると有
限の時間では計算できないNP不完全な状態になります。
経済学の天才が揃ったLTCMが破綻したように、現実社会の
ダイナミクスはセオリーを超えようとします。経済学は学問で
あって、現実経済を分析する手段にはなりえても。現実経済を
動かしたり(一時的には可能でしょうが)、予測したりする手
段にはなりえないような気がします。実務になれば、なおさら
で時間があれば、経済学よりも優先すべき学問があるような気が
します。(個人的見解ですが)
96 :
94:2001/06/23(土) 15:35
言ってることは分かるが、経済学は厳密には現実と合わないことを
論証しているのであって、そこから、経済学が実務に応用できないと
言うのは飛躍しすぎだよね。仕事は、結果を完全に予測してから動く
わけではないのだから、現実と理論が合わなくても、学んだことが
使えれば、それでいい。例えば、限界費用と限界収益とが合うように
予算を設定するとか、規模の経済の意味を理解するとか、実務に大いに
役立つコンセプトは経済学にはたくさんある。95さんは本当に、
実務について経験があるのか、疑問を感じた。
97 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/23(土) 16:29
95と96って同じ「経済学」でもかなり違う分野の話をしてない?
98 :
名無しさん:2001/06/23(土) 20:41
リーマンになるんだったら、会計の知識を身に付けたほうが
給料は高くなりやすいだろうね。
コンサル目指すんだったらどっちもどっちかな。
日本じゃ会計ファームの方が多いから会計の方が食いっぱぐれはないかもな。
99 :
管理会計専攻院生:2001/06/24(日) 00:00
96が言ってることって「組織の経済学」のことかな。
確かにこういうことはビジネスに必要な知識だけど、
それなら素直に管理会計を学べばいい。
管理会計のベースにはそういう経済学があるけど、
より実践的というか実務的に発展してるから。
経済学として発展してる方は95が言うように、
単純化されたモデルの世界であってあまり実務には役立たないと思う。
100 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/24(日) 01:37
>>96 それって、会計学の一分野である原価計算の直接原価計算の話と
どう違うんだ?
101 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/25(月) 00:21
学問レベルではなきにしろ、多くの会計士は経済学をやっていると思う。
もちろん、民法と経営の選択もありうるが。俺もまだ補だけど
その一人。
アカデミックなことは無知なんだけど、思うに結構会計学って大切だと思う。
会計やると商法も、商法やると民法もってどんどん繋がっていく。
こういうのは日常と深くかかわるものではないかな。
その点、経済はやはり政府の学問だなって感じる。なんか実生活の
中ではしっくりこない。経済のニュースが解りやすくなる位に思う。
ちなみに自分は商学部と法学部にいったんだけど、法律で言うと
公法と私法の関係みたいに思います。
102 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/27(水) 10:03
会計学が面白いほど・・・
の本までは良かったが、いざやっていみると俺にはチンプンカンプン。
経済もマクロでチンプンカンプン。
103 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 03:44
全般的に話が噛み合ってないような・・・
104 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 03:47
ここでいう「経済学」の範囲が広すぎるんだよ。
105 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 03:55
やっぱりね・・・経済学は学問の格付けとしては社会科学の最高峰と呼んでもいいが、
それと実務にどれだけ役に立つかは別問題なわけで。
ただ、経済学的な考え方は大事だし、分かってないと「何で不況の時にモノを買うのを奨励するんだ。節約が何故悪い!」などと言う頭の悪いオヤジになってしまう
正直言って経済学はあまり実務では役に立たないでしょう。学問としての崇高さと実務での有用性は反比例する面があるから。
それを経済学好きが無理にこじつけようとするのはね・・・
一応私は経済学科卒で今でも経済学には興味ありますよ。決して煽りで言ってるわけではない
106 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 04:15
105に同意
107 :
@:2001/06/28(木) 06:35
蝋山教授(知ってるかな?)がいっていたが、日本には経済学はない。経済学学しかない、といっていたな。これは正鵠をえておる。会計学は、Accountingであり、これは、UGAAPといえども、学問じゃないんだなあ。アメリカじゃ、Accountingは、豆数えのスキルといわれているんじゃな。つまり、peanuts(ここでは、とるにたりないものを指すslung)をえっちら、おっちら数えるスキルというわけじゃ。USCPAなんて、いま日本でもAnjoなんかで流行っているけど、要するにこんなことを基本に、5教科(esseyを含む)を受験するんじゃな。決して簡単ではないぞ、この資格は。しかし、だからといって会計「学」が、社会科学の女王(さむえるそん)と言われる経済学に勝る訳ないじゃん。
108 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 12:16
だいたい人間は自分の特技がすばらしい価値を持っていて欲しい、って思う気持ちが、
持っているはずだ→持っている理由はこうだ→確信→現実認識を変更する
という風に変わっていくから、認識が歪みやすいよね。さらに、ここでの議論は、
・両方を学んだ人が少ない。
・両方学んでいても、日本ではニセモノが多い。(ここは107に同意。英語圏の
教科書ってあんなに面白いのに、なんで日本語の教科書はあんなにつまらんの?
大衆が知恵をつけないための陰謀?)
ということで無知からくる無知も多いと思うな。
109 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 13:52
110 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 16:27
>会計学は、Accountingであり、これは、UGAAPといえども、学問じゃないんだなあ。
UGAAP?US GAAPのことかな?GAAPが学問じゃないことなんて誰でも知ってる。
日本の会計学=企業会計原則ですか?違うでしょ。
この一文を読んだだけで、あなたが会計学に詳しくないことは明白。
111 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/28(木) 23:25
実用度
会計=法律>経済
学問度
経済=法律>会計
って感じじゃないか?
112 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/29(金) 00:05
アホですか??
経済学は実学で直接は意味が無い。
何しろ、市場が均衡しているときは
自分が選好を偽って利益を得る事が
最適でないと言うことを学ぶから。
むしろ、学問的な理解をする中で
頭の使い方を学ぶ部分が多いでしょう。
経営学は実学。簿記を書けるように
なるなど、実際に目に分かる自分の
実力になるよね。
どっちが役に立つかは本人の意識次第でしょう。
113 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/29(金) 00:31
うざいから、うんこしておこう。
114 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/29(金) 00:36
>>112 意味が全然わかんないんだけど。
>経済学は実学で直接は意味が無い。
>何しろ、市場が均衡しているときは
>自分が選好を偽って利益を得る事が
>最適でないと言うことを学ぶから。
>むしろ、学問的な理解をする中で
>頭の使い方を学ぶ部分が多いでしょう。
これもわかんないし、
>経営学は実学。簿記を書けるように
>なるなど、実際に目に分かる自分の
>実力になるよね。
これもわかんない。経営学と会計学がごっちゃになってないか?
経済学も経営学も実学ってことか?
115 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/29(金) 00:39
112のIQは、35くらいじゃ。(2-3割多めに見て。)わからんのう。
116 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/29(金) 00:43
>>111 法律関連の相談は弁護士を雇えばよい。
会計関連の相談は会計士か税理士を雇えばよい。
それなら本人は経済学をやっとけばいいんじゃないか?
逆に言えば、法律やるんなら司法試験に受かるくらいやらないと意味ないし、
会計やるんなら会計士試験か税理士試験に受かるくらいじゃないと使えない。
117 :
名無しさん@あたっかー:2001/06/29(金) 04:48
so what?
118 :
名無しさん@あたっかー:2001/07/28(土) 22:30
ミクロ経済と管理会計
119 :
名無しさん@あたっかー:2001/07/29(日) 16:18
会計学。お金計算できなきゃ意味無い
120 :
20代の街の社長(従業員2名):2001/08/25(土) 19:03
経済学ってなんか複雑ですね。興味はあるが理解しにくいです。
会計学は実際の仕事ですぐ使えるので、ある程度「そういうことかぁ」と思えるのですが、経済学はなんかスケールデカすぎてピンとこない。
学問音痴の小規模事業者は、まず何を学べばいいのでしょうか?
帳簿の管理は会計士に任せるとして、経営に即役立つ学問はなんでしょう?経営分析ぐらいはできないとマズイとは感じてますが、分かりやすい本か何かあれば誰か教えて下さい。
121 :
名無しさん@あたっかー:2001/08/25(土) 21:27
経営学ってアホだよね。マジでアホだと思う。
122 :
名無しさん@あたっかー:2001/08/25(土) 21:33
>>120 何も学ばなくていいからいろんなデータから
市場を把握し、何か新しいことを考えろ。
街の社長なら学問よりもまずとなり近所の人が何を
ほしがっていて、あなたの今の商売のどこに不満を
感じているかを徹底的に考え抜くことが何より大切だ。
123 :
通りすがり:2001/08/25(土) 21:47
経営戦略室とかの人間は事務屋が多い。小さな会社の社長なら、
お客を最優先して実務に励むべし。勉強なんて後でやればいい。
勉強しすぎは駄目駄目。
事務屋のいうことはくだらんし、全くクソ以下。
124 :
通りすがり:2001/08/25(土) 21:51
会計の知識は最低限必要だけどね。経済学よりはまず実務。
最近は簡単なソフトがあるから、学問的に勉強する必要なし。
時系列で金勘定できていれば大丈夫。
今現金がいくらで、手形はいつ?いくら儲かったのか分かってればいい。
後は税金払いすぎずに、不渡り出さないようにすればいいわけだ。
125 :
通りすがり:2001/08/25(土) 21:57
>>120 金勘定できそうだったら後は何で儲けるか、徹底的に走り回って、
頭のすっきりしている時間に脳みそ酷使して集めた情報を整理して
「これで儲ける」と結論を出すこと。そしてすぐ実行すること。
(リスクを徹底的に避けることも時には必要だけどイキオイも必要)
だよ。今は勉強してる暇なんかないんじゃないの?
ほんとに事業やってんのか?
>>88 いまさらだけど、
88はいいこと言ったなー。
127 :
名無しさん@あたっかー:01/08/30 10:08 ID:FjA2wg1w
管理会計>財務会計>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>経営=経済
128 :
名無しさん@あたっかー:01/08/30 10:36 ID:eI35n1e2
別に両方勉強すればいいだけでは?
会計も最低限簿記2級レベルでよいし、
経済も3週間もあれば全部見れるよ。
ビジネススクールでは無論両方力入れてやっています。
129 :
通りすがり:01/09/01 02:18 ID:2/gXxdY.
>>127さん
経営=経済 は違うでしょう。
むしろ経営学の中で管理会計や財務会計の知識は不可欠です。
一般的に経営学を「実践で」勉強する時は、一番最初に会計を学ぶことが
多いと思いますよ。
130 :
127:01/09/01 08:37 ID:r6OuNnQE
>>129 異論があるのなら129さんなりの格付けを作ってください。
131 :
通りすがり:01/09/01 20:54 ID:FgKWJ9Ns
ビジネスで役に立てようとするなら、勉強すべき優先順位としては、
会計(特に損益計算と税金)>マーケティング>経営学全般>(途中略)>経済
だと私は思います。
バリバリの銀行マンだってバランスシートは読めても、損益計算
できないアホが多い。所謂「経済学」の勉強は学校でやる必要なし。
目を皿のようにして複数の新聞読んでりゃ充分だ。勉強する暇があれば現場で
勉強した方が成長が早い。何か特別な資格でも取る場合を除いて、学術的な勉強
はむしろ遠回り。勉強しているうちにオジサンになっちゃうよ。
周囲にもスクールに通う奴が多いけど大金払って元が取れない人が多い気が
する。ま、勉強するのも教養のうちって言うけど。
132 :
127:01/09/01 23:10 ID:OMUjWVdg
>>131 131を見てちょっと変えてみました。
戦略的管理会計>財務会計>>>会計に基づくマーケティング、経営学全般>>>>
>>>>>>>会計に基づかない理論だけのマーケティング、経営学全般=経済
133 :
通りすがり:01/09/02 00:44 ID:M62syjEI
>132
ほぼ同感です。
「戦略的管理会計」というのがいいですね。
私は、どちらかと言うと中小企業の経営陣(百戦錬磨の常務クラス)
が持っているノウハウを合体させたような超実務的な会計も必要だと思います。
管理会計の知識なしで起業すると悲惨ですからね。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい:01/09/03 03:37 ID:18Y0BEUI
経営者ならば、ひろゆきさんのように心理学、
人をいかにうまく使うのが問題だから。
孫さん型がいいのだ。
ソフトバンク孫さん、
会計学知らんよ、
絶対売らない会計ソフトがあればいんんだ、
135 :
名無しさん@あたっかー:01/09/03 04:09 ID:wAoCsos2
会計の次に大事なのは法律の知識だと思う。
136 :
名無しさん@あたっかー:01/09/03 08:25 ID:fgjH/I5M
>>134 会計ソフトを使いこなすには会計の知識が要るで。
137 :
名無しさん@あたっかー:01/09/03 19:33 ID:kbuaGmwg
??
138 :
名無しさん@あたっかー:01/09/04 06:26 ID:WJgiu7f6
age
139 :
消灯時間:01/09/04 16:32 ID:mkTmOLyk
いつも楽しく読ませて頂いてます。
皆様、本当に沢山の事をご存知で羨ましいかぎりです。
ただ、あまりpcばかりやってると精子の数が減ってしまいます。
たまには外で女の子と遊んだりするのも楽しいですよ。
140 :
森の妖精さん:01/09/04 22:56 ID:ZVEShz92
一番必要なのは人望かも。というわけで心理学か。
ひろゆきはなんでああ、遅刻したり、すっぽかしたりするのに
人望があるのだろう。
>140
みんな油断するからです。
142 :
ww:01/09/05 04:30 ID:hna8OelM
経営学とか会計学とかは、学問としてやる価値が無いと思う。ようするに「臨機応変
にやりましょう」っていう結論でしょう。
143 :
名無しさん@あたっかー:01/09/05 15:00 ID:mseeid8.
会計学は違うよ
144 :
名無しさん@あたっかー:01/09/05 16:17 ID:vIMhunhY
おれも経営学はやる価値ないと思う。
それで飯食ってる学者・コンサル以外。
145 :
名無しさん@あたっかー:01/09/05 16:28 ID:/7vK7w8M
146 :
名無しさん@あたっかー:01/09/07 17:25
>>142 会計学は「臨機応変にやりましょう」と言うわけにはいかないでしょう。
147 :
名無しさん@あたっかー:01/09/07 17:33
ていうか「臨機応変にやりましょう」ていう学問じゃないよ
148 :
名無しさん@あたっかー:
いや簿記はともかく、理論としての会計学はどうかな。
理想と現実的要請と実現可能性と法律に挟まれて、無理やりこじつけている
印象を受ける。専門家にいわせれば筋が通っているのだろうが。