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20年も前から議論になっていた、国策上有益でない国立大学の統廃合を
より現実化するための議論が主ですね。
要するに、研究や文化の国際的拠点以外の国営大学を税金で賄うのは
おかしいという議論です。もっと言えば、駅弁なんてイラネーヨという意味です。

駅弁を廃止しても受け皿となる民営に近い形の私立大学がいくらでもあり、
特に駅弁がある地域のような、運営の厳しい私大の救済策にもなり、
国としてはお金も手間もかからなくなって両者ウマーです。

また、私大の統合は建学の精神があるため、法人合併の例外以外は
完全に不可ですが、国大は建学の精神が存在しないため統合は国策により自由です。

今回のニュースの要旨は、駅弁をなくして、新規の四大を抑制してやるので、
既存の私大は相当楽になるだろうが、あくまで独自運営なので繁栄するも廃止するも
勝手にやってくれという意味です。
私大にとってはありがたいとしか言い様のない議論です。