知識時代の実践的組織論5

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381中葉
>>380 hp社のフィオリーナ女史はその一人かも。

その一人であることは疑いありませんが、私が疑問を持ち解明が必要だ
と思っているのは、感情の共有を社員にひき起こすようなスピーチ能力
(コミュニケーション能力)を持っていたとして、どんな結果が生まれる
かが予想できないことです。

今学期、学部1年生の基礎ゼミ(導入ゼミ)で使ったドラッカーの
「プロフェッショナルの条件」パート4の4章「仕事としてのリーダーシップ」
に以下のような一節がありました。

「そもそも、リーダーシップそれ自体は、よいものでも、望ましいものでも
ない。それは手段である。何のためのリーダーシップかが問題である。今世
紀におけるスターリン、ヒトラー、毛沢東の三人組ほど、カリスマ的なリー
ダーはいなかった。だが彼らは、史上かつてない悪行と苦痛とを人類にもた
らした似非リーダーだった。」

学生は期末レポートに「これを読んで、自分の理解が覆されて困ってし
まった」というような感想を書いてくれました。

今は読んでいないと思いますが、アポロンさんの言いそうな感想です。