知識時代の実践的組織論3

このエントリーをはてなブックマークに追加
981中葉
>>979 よりよい組織に変えようとしても、「よりよい」という言葉の意味が不明瞭では先には進めない。それは結局、価値観の問題である。

BSC(バランススコアカード)のケース・スタディをやってみて、結局困ってしまったのは、説得力のある戦略目標が決まらなかったことでした。
価値観の問題であることは確かにその通りですが、組織として一致した目標を決める方法論がないのです。

これが「知識時代の組織論」の最大の問題であり、「知識時代の実践的組織論4」以降のエンドレスの過大だと思います。
フィオリーナやピーター・センゲと議論してみたいものです。

そうそう、この関係で面白い本は:
古い方ではガルブレイスの「ゆたかな社会(岩波)」
新しい方ではライシュの「勝者の代償(東洋経済)」