経営書以外の書から学ぶ経営学

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1ggg
 先日、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を完読しましたが、実に組織の盛衰から参謀学まで大いに学ぶところがあり、経営書と呼ぶに足る一冊でした。
 そこで、東西の古代から現代まで人を営む意味での経営に役立つ書などありましたら、是非お教えください。
 なお、「孫子」や「論語」「韓非子」などの中国古典、マキャベリやクラウゼヴィッツなどの西洋思想等からも、企業経営に役立つ解釈などあれば是非お教えください。
 
しょうがない。。。
2げっとしとくか。。
孫子」や「論語」「韓非子」などの中国古典、
マキャベリやクラウゼヴィッツなどの西洋思想等からも、
企業経営に役立つ解釈などあれば是非お教えください。

このへんは(ビジネス的解釈)、腐るほど出てるでしょ。
歴史に学ぶビジネス系もしかり。

4@経営者さん:02/05/10 01:53
「アリとキリギリス」
5経営者:02/05/10 01:54
北風と太陽
6名無しさん@あたっかー:02/05/10 02:04
ここ
7ggg:02/05/10 02:08
>3
 類の既刊の書はかなり読んでますが、特に中国古典は文がシンプルなだけに人によって解釈や応用のし方がかなり違うと思うんですね。
 私は若輩ながら某中堅製薬会社の役員をしており、戦略立案も担当しております。良い解釈書などお知りでしたら是非お教え願います。自分なりの戦略理論の助けにしたいと思っております。
8名無しさん@あたっかー:02/05/10 02:54
>7
そういうのが好きなら会田雄次著、「決断の条件」なんかどうでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106001748/qid=1020966222/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-5287881-0358649
戦略論を正式に学んだ私からすれば
戦略策定に役立つかどうかは?ですが、面白いのは保証しますよ。
以下はアマゾンの書評です。べた褒めだが決して言い過ぎではない。

>いかに我々日本人が優柔不断かということから始まり
>我々日本人の歴史的背景と意識構造を会田氏らしい面白い視点で捕らえ
>「日本には真の貴族も貴族性も存在しない、あるのは奴隷と奴隷根性だけである」
>というような事まで言い切って歯切れの良い文章ではじまる。
>マキャベリ・韓非子などの様々な例を挙げながら日本人と比較して
>含蓄のある様々な「決断の条件」を我々に示してくれている。
>本著はまさに目からウロコもの。
>内容的には多少読み口説かないと身に付かないような
>微妙な表現で書かれているところもあるが、
>その分この本の要素がそれぞれ一貫性を持っており
>長い時間経っても決して色あせることのない名著です。
>何度も読み返したい絶対オススメの一冊。
9名無しさん@あたっかー:02/05/10 12:50
>>1さん。

既存の解釈を与えられるより、ご自分で解釈なされた方がよろしいのでは?
例えば、短歌や俳句は、
「これは、こう解釈するんだ。」「この季語は非常に作者の心情を・・・」
などと半ば強要されると、興ざめしてしてしまうものです。

また、強引に、こじ付けとも思えるビジネス的解釈をする文献を数多く
見かけます。これはもう「ノストラダムスの大予言」と同等といっていいでしょう。
〜oノハヽo〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ^▽^) < 新スレおめでとうございまーす♪ 
= ⊂   )   \_______
= (__/"(__) トテテテ...

11へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/10 22:15
>>8
会田雄二さんの本ですね。
なつかしぃ。確かに彼の研究者としての能力は疑問符があるらしい
(とくに晩年)ですが、一般向けの評論家としての力量はすばらしかった
とおもいます。彼の本はどれもお勧めです。
12:;わんわん:02/05/10 22:30
アーロン収容所も読んだ、懐かしいな。イギリス人て嫌な奴だ。
13:;わんわん:02/05/10 22:32
会田雄二、京大卒でありながら、日本軍は2等兵として徴用か、
ここらへんが日本軍のへんな所だな。
14SPIN CITY ◆ke36spjU :02/05/11 00:04
私のお薦めは、
「失敗の本質」・戸部良一他多数著(中公文庫)
「組織の不条理」・菊沢研宗著(ダイヤモンド)
「組織の興亡」・日下公人、三野正洋著(ワック)
「連合艦隊の蹉跌(さてつ)」・堺屋太一他多数著(プレジデント)
「指揮官と参謀」・吉田俊雄著(光人社)
「大本営参謀の情報戦記」・堀栄三著(文春文庫)
「日本海軍の戦略発想」・千早正隆著(中公文庫)・・・まだ買ってない
「日本の敗因」・小室直樹著(講談社+α文庫)
15アポロン:02/05/11 03:24
私はニミッツ提督の書いた太平洋戦争の回想録が面白かったな。
日本側から太平洋戦争を見たら、物資の少なさや軍部の不条理で
負けたとかいう意見が多いのだが、なんとアメリカ海軍の提督であった
ニミッツは日本軍が非常に強く、ほとんど運で勝てたというようなことを
書いているのだ。
同じ戦争でも日米ではこんなに捉え方が違うのかと、目からウロコが落ちた。
16へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/11 08:13
17すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/05/11 12:00
EQ(心の知能指数)
手帳術 
リーマンの成功論
  「稼ぐ人 安い人 余る人」キャメル・ヤマモト著

オチ・・・
会社図鑑(ダイヤモンド社)
各業界の特徴が面白くわかる。
 BOOKOFFや就職活動性から安く買える。
日経大予測
 世情を一通り知るのに良い。
18へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/11 13:30
>>すきやきっちさん
EQ(心の知能指数)をよんでも実行してますか?
19名無しさん@あたっかー:02/05/11 13:43
>>15
興味があるんですけど、今でも手に入りますか?
20名無しさん@あたっかー:02/05/11 13:55
個人的には「ランチェスター戦略の基本がわかる本」がおすすめ。

強者の戦術・弱者の戦術、戦力の集中など経営にかなり取りいれられる
部分がある。
21すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/05/11 13:59
>>18
イマイチです。
22へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/11 19:45
>>19
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770407572/memo-22
取り寄せですけど、手に入ります。
23へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/11 19:57
出てきたものにリンクを張っておきます。
「失敗の本質」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122018331/memo-22
「組織の不条理」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447837323X/memo-22
「組織の興亡」・日下公人、三野正洋著(ワック)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489831015X/memo-22
「連合艦隊の蹉跌(さてつ)」・堺屋太一他多数著(プレジデント)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833412918/memo-22
「指揮官と参謀」・吉田俊雄著(光人社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769820232/memo-22
「大本営参謀の情報戦記」・堀栄三著(文春文庫)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167274027/memo-22
「日本海軍の戦略発想」・千早正隆著(中公文庫)・・・まだ買ってない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122023726/memo-22
「日本の敗因」・小室直樹著(講談社+α文庫)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062565218/memo-22
24名無しさん@あたっかー:02/05/11 20:08
ベタな所で、
・ナニワ金融道
・カバチタレ
・極楽ガンボ
25SPIN CITY ◆ke36spjU :02/05/11 21:32
>>23
へなへなさん。
リンクを張っていただきありがとうございます。

しかし、紹介したほとんどの本が「在庫なし」「取り寄せ」なのは、
まずかったですね。(狙っているわけではありません)

「大東亜戦争」関連のビジネス的解釈の本が驚くほど少なく、
また、人気がないという現状をよく表していると思います。
26へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/11 21:48
正直な話、歴史に学べとかいう人は、一歩間違うと
単なる物知りサンか歴史マニアになっちゃうんですよね。
テクニカルな本も大切です。(自戒してます)
27SPIN CITY ◆ke36spjU :02/05/11 22:02
>>26
へなへなさん。
そうですね。そのとおりだと思います。

ですが、ちょっと視点を変えて読むと、歴史書に限らず小説や果ては漫画まで
ビジネス的解釈ができのるではないかと最近思うようになりました。
28へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/12 08:47
そうですね。
ただ、「視点を変えて読む」ために、ある程度のテクニカルな知識は必要だと
おもいます。

例えば
歴史などで描かれるカリスマ性であれば、
それを本当に理解するには、社会心理学の「対人魅力」の知識が必要です。
大抵、歴史を学べとかいう人は、単発的に「・・のリーダーシップ」とか
いいますが、本当にリーダーシップそのものがなんなのかわかっていない
事が多いように思います。

それに、歴史物は、「ある条件下の話」であり、「不変」ではないわけです。
困った人たちは、「ある条件下」という制約を無視して、いつでもどこでも
「歴史に学べ」といいだします。
 歴史マニアは辞書的存在であっても、体系的知識に欠けるようにおもいます。
29 ◆Last.9m6 :02/05/12 11:36
アリストテレスなどの思想学(っていうのかな?)みたいなのも
勉強した方がいいのですか?

ちなみに僕はいま大学生です。
30兵法墨子:02/05/12 14:17
>>27

>正直な話、歴史に学べとかいう人は、一歩間違うと
>単なる物知りサンか歴史マニアになっちゃうんですよね。
>テクニカルな本も大切です。(自戒してます)

私も自戒してます。

『なんでそうなったの?』
とか、
『そのときはたまたまそうなったけど、
 そうならなかったらどうなったんだろう?』
ということを常に問いながら読むようにしてます。

お恥ずかしながら、私が墨子に興味を持ったのは
漫画喫茶で読んだ『墨攻』というマンガの”革離”という主人公に
惚れこんだからです(笑)。
きっかけは様々だと思います。

最近は行動分析の本も2,3冊読みましたが、
それもへなさんが提供してくれた情報ですしね。
31土曜日さん ◆SAT.T0jA :02/05/12 15:53
>>30
行動分析の本はいかがでしたか?
感想(読みやすいか?ためになるか?どんな点が参考になったのか?
そもそも行動分析とは何か?)
聞かせていただけるとありがたいのですが。
32青が散らない:02/05/12 16:05
Number誌:
キャプテンシーを、リーダーシップに、
病気・スランプを、仕事での不調になど
読み替えています。

スポーツ心理学の本はまとまっていて使いやすいので
よく立ち読みしています。
イメージトレーニングの手順とか書店でポストイットに転記(w

いちばん使えるのは旧友との飲み会ではないかと思います。
いちばん盛り上がるのが、「デキない奴研究」。
他山の石にできないと意味ないですが(苦笑)


33へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/12 16:36
>>32 青が散らないさん
わたしもスポーツ心理学参考にしてます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484921251/memo-22
ビジネスマンのためのメンタルタフネス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4583035713/memo-22
スランプをぶっ飛ばせ

34兵法墨子:02/05/12 16:57

>>31

>行動分析の本はいかがでしたか?
>感想(読みやすいか?ためになるか?どんな点が参考になったのか?

『パフォーマンス・マネジメント』
については、読みやすさ100%です。
おそらくこれ以上易しく書けないだろうという程です。

しかも絶対ためになると思います。
私も自分の行動や他人の行動を見て、この理論を使ってどう変えることが
できるか、ということを常に考えています。

参考になった点は、
「絶対に個人攻撃をしない」ことです。
例えば、社内にやる気のない社員がいたとします。
そういった場合、大抵は
「あの人はやる気がないから」で終わってしまったりします。
しかしこの理論では、そういった個人の性格などを原因したり、
批判するするのではなく、行動パターンを問題とし、
その改善を行おうとするものです。

>そもそも行動分析とは何か?)

私は実用性を意識してまして、学問的な体系については
言及できません(笑)。
『モチベーション向上の方法 』スレッドで
へなさんがちょっと触れてますのでご参考にしてください。
へなさん自身もかなり効果を上げているようです。無論私も。

あと、経営者さんのお話は切り口はちょっと違いますが、
とても実践的で為になります。
35兵法墨子:02/05/12 16:59
↑あちゃ〜長すぎた。。。
36へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/12 17:17
ということで、へなへなのサイトから買ってください(木亥火暴)
いや、反応がないと張り合いが無いもんで。
37Panic ◆uEELW0.o :02/05/12 20:03
「信長」秋山駿
は中々面白かったです。

行動関連なら、「パラドックス系」も良書でしたよ。
38土曜日さん ◆SAT.T0jA :02/05/12 20:21
>>34 兵法墨子さん
レスありがとうございます。
とりあえず、
『パフォーマンス・マネジメント』
読んでみることにします。

参考になった点が分かりやすさを説明していますね。
楽しみです。
39名無しさん@あたっかー:02/05/12 21:16
nhkniro

ima
408:02/05/12 21:18
会田雄次の本は〜ぜひとも正座して読むべし。
(雄二ではないですよ)

>>11
まあ、ご本人も「(晩年は)到底第一線の研究者とはいえない」と仰ってますし。
晩年の言動は一段と過激さを増していましたね。
バブル崩壊や住専、緑十字事件なんか激怒して書いていました。
「日本がこれほど腐ったのは敗戦の責任を曖昧にしたからだ。
 将官以上の軍人は全員死刑、敵前逃亡した軍人は晒し首、
 陛下は責任をとって退位すべきだった」
会田氏に言わせれば雪印やみずほのトップは切腹ものですね。
>>13
学歴が高いからといって偉くするのもどうかと思いますが。
41アポロン:02/05/13 03:44
>>19
この本はぜひ取り寄せるなり、図書館なりで見つけて読んで見て
欲しい。
42アポロン:02/05/13 03:53
心理学なら催眠術師の松岡啓介という人の書いた
催眠術の本が解りやすくていいね。
43s ◆ooR/EXCk :02/05/13 03:53
>>1
こんないいスレがあったんですね…
まぁオレがお勧めするのも変なもんだけど僭越ながら1冊。

「ヘッジファンド」浜田和幸 文春新書
http://www.sigmabase.co.jp/publish/comment/4-916106-23-7.html

株やってる人や興味があるなら当たり前のように知ってるジョージソロス。
でも、株に興味がなくてもソロスの手法は大変参考になるよ。
スケールこそ違えど自分の経営に色々と当てはめて考えても面白いと思うし、
書き物としても面白い。経済から紐解くと古いけどね・・・

そんなソロスも今では孫と同じく行方不明ってオチもいい教訓になるかもね。
とにかくお勧め!

>>34
行動分析なら
「行動分析学入門」杉山尚子・島宗 理・佐藤 方哉・リチャードWマロット・マリアEマロット
産業図書も面白いですよ。ただ、全然入門ではないけど・・・
後、普遍的なとこで「スヌーピー達の性格心理分析」A.Jツワルスキー 笹野洋子(訳)なんかもね。
44へなへ:02/05/13 08:07
>>アポロンさん
今日は本物みたいですね。
松岡氏の本に導かれて私は催眠を学びました。
まとまったのだと、「クラズナー博士のヒプノセラピー」がいいです。
でも結局催眠は効果にムラがあるから余興の一種にしか私には使えません
でした。(exウデがだんだんくっつく、立ち上がれなくなる、とか)
暇だったら習いにでも行くんですが。

>>sさん。
興味の対象が似てるような気がします。
http://homepage3.nifty.com/w-nobu/frame.html
の心理のところと同じような本よんでません?
45SPIN CITY ◆ke36spjU :02/05/14 22:10
「経営学」とは直接的には関連しませんが

「いかにして問題をとくか」・G・ポリア著(丸善)がお薦めです

これは数学の本です。(約50年前に出版)
タイトル通り「問題の解決方法」についての本なのですが
昨今の「論理的思考」にかなり共通する部分があります。
(数学の問題を解く事自体が論理的でなければならないのですが)
しかも、こちらの方が私にとっては理解しやすかったです。
(ザッと読んだだけですが)

最近の「論理的思考本」に辟易している人にお薦めします。
特に表紙の裏のページを読まれるといいでしょう。

Amazonでは、「在庫なし」なのでジュンク堂などで購入することをお薦めします
(私も池袋店で購入しました。まだ5〜6冊はありました)
http://www.junkudo.co.jp/index.jsp?



46へなへな:02/05/14 22:35
ポリヤはちょっととっつきにくいひとは、
中学生向けの「秋山仁の面白数学思考法1、2」NHK出版がいいです。
基本的にポリヤと同じことを高校入試問題でやっていてやさしめです。
47名無し募集中。。。:02/05/14 22:44
ネットワーク組織論/今井健一・金子郁容

たまげた。ずいぶん昔の本だけど今読んでも全然OK。
ふだんあまり気にしないで使ってる「ネットワーク」という言葉が
この本によって定義された。しかも今までとはかなり違った感じで。

僕自身まだ学生なので経営とかの経験がもちろんないので
経営に役に立つかどうかわからないけど、何らかのプラスには
なるはずです。
48SPIN CITY ◆ke36spjU :02/05/14 22:52
「論理・戦略思考」本を15冊程度読んでいますが、
へなへなさんの言う「筋肉」になるのには程遠い状態。
「贅肉」がほんの少し取れてきたぐらいですかね。(トホホ・・
49へなへな:02/05/14 23:29
読んだ後、まとめノート作ってますか?
趣味で読む本以外は身につけるにはノートを作っておいて、
どんどん新しい知識を追加しつつ、いつでも参照するというのが
近道です。

私なんて、論理的思考スレでかってにノート書き散らしてるクチですw
50SPIN CITY ◆ke36spjU :02/05/15 00:17
へなへなさん。
ノートは作っていませんが、本にはいろいろ書き込みます。
本を読む際には、「知的複眼思考法」や「本を読む本」の
分析読書法などを参考にしています。
後は、ワードに時々打ち込んだりしています。
ですが、まだまだです。「習うより慣れろ」なんですがね。
51アポロン:02/05/15 02:45
司馬良太郎という名は司馬遷から取ってるわけで、司馬遷の史記
なんて読んで見たらどうだろう。
52名無しさん:02/05/15 07:00
ビスマルクが「賢者は歴史に学ぶ、愚者は体験に学ぶ」と言ったけど、
「失われた10年」を観てると自分を含めて「賢者」はいないように
思えます。本を読んで経営ができるなら、大学教授が一番ウマイはづ
だけど、違いますよね。体験しながら、本を読むというバランスを
持つ事が大切で、その時その人に合った本を探すという事が良い
ようです。その本を探すテクは、@なるべく新しいAあとがきの内容
で感じ取るしかありません。
間違っても最初は読んでは駄目。
やっぱり歴史本からヒントが得られるんじゃないかな?
経営も人の営みであるんだし。

変り種では文化人類学の「悲しき熱帯」から組織論のヒントを得ようしたここや
http://www.maromaro.com

認知科学を経営理論に応用させようとしたここ
http://www.koshien.ac.jp/staff/~sirakasi/kougiroku/chapter1.html

あたりが面白いんじゃない?
新渡戸稲造の「武士道」読んだ人います?

あの本は、強い精神とは何かを探る資料としては結構良いかと。
55へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/16 21:00
読んでません。

メンタルタフネスなら、
ジム・レーヤーの「ビジネスマンのためのメンタルタフネス」が
実用的では?
56名無しさん@あたっかー:02/05/16 21:26
「悲しき熱帯」って村上龍のかな? 
57へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/16 21:42
レヴィー・ストロースの本でしょう。

昔、ウィンクという二人組みのアイドルがいまして、
「悲しき熱帯魚」というのを歌ってました。
厨房時代は,変なタイトルとおもいましたが、「悲しき熱帯」
を意識してたのでしょうか??
58ggg:02/05/17 00:26
 たくさんの情報ありがとうございます。小生もたがいな読書好きですが、読んだ事のない書名が多く大変参考になります。
 歴史に学ぶという点で意見がありましたが、私は歴史に学ぶ事は大いに意義があると私の経験から思います。
 例えば、中国古典などからは人間、組織、リーダーなどの普遍と言える原則が発見できます。
儒教の「修己治人」の考えなどは、現代のドラッカーが言う「自己マネジメント」の概念、コヴィー氏の「自己リーダーシップの原則」などに大いに共通するところがあり、
論語を読みながら、コヴィー氏がその書にこのパラダイムは普遍の原則だと述べていたのを、なるほどと感じる事ができました。
 また孫子などもどうでしょう。孫子は人と人とが殺しあうような直接的な戦争は最後の手段であると位置付けました。
戦争以前に外交、政治など様々な要因で優位に立ち、戦わずして勝つことが最上だとしました。
この概念など、M・E・ポーターのファイブフォースモデルに通じるものがあります。
企業の競合相手をその市場の競合企業だけと見ず、様々な要因を競合要因として競争優位に立つという発想はまさに
戦略のパラダイムシフトだったでしょう。
 歴史上の成功例はこれらの普遍理論の成功事例として見るのに十分だと私は思います。
 また、優れた歴史小説家が書いた書は、人間学を学ぶのにも非常に役に立ちます。
 ご指摘があった通り、歴史から学ぶためには、書き手にも読み手にもある程度のセンスが必要だと私も思います。
ビジネス解釈としてはあまりにもナンセンスな書も多く見かけます。しかし、そういう書はそういう書で思索のタネにはなると思います。
 最近の経営学書と言えば、多分に数学的な解釈や数学的な説明に偏りすぎているような気がします。
それはそれで理性に訴える為には必要でしょう。しかし例えば、三隅二不二のPM理論の表を見せられてこれが理想なリーダーだと説明されるのと
歴史上やノンフィクション上の成功者の心理や生い立ちを文章で説明されるのと、どちらがなるほどと言えるでしょう。
 私は歴史小説やノンフィクション小説などからは感情的に訴えるものを学ぶのだと解釈しております。
 要は、理性に訴えるもの、感情に訴えるものを経験も交えながらバランス良く学んで行く事が大事だと思うのですが、どうでしょう。 
59SPIN CITY ◆ke36spjU :02/05/17 00:53
>要は、理性に訴えるもの、感情に訴えるものを経験も交えながら
>バランス良く学んで行く事が大事

同意。
私の場合は、そのバランスがうまく取れていないのが現状です。
60ggg:02/05/17 01:22
>58
酔っ払って推敲が面倒だったもので、稚拙な文章ご容赦。
61アポロン:02/05/17 04:16
経営学の本は数字ばかりで難しい。
読んだがさっぱり解らないでは意味が無いし、仮に自分
が解ってもビジネスパートナーが解らなければ意味が無い。
大切なのは読むことじゃなく、理解して行動することである
ことに異存がある人はいないだろう。
そういう意味では歴史なんてのは解り易いし、高いゼニを
出して長時間大学で講義を受ける必要も無い。
通勤電車の中でも読めるものだ。
ここで例として情報の重要性について語ろう。
これに関しては難しい本は山ほど出ている。
だがこの難しい本を多くの人が、短時間でマスター
するのは無理だ!
当然ながら、それは時間のロスであり、マネーのロス
である。
だが例えば「連合艦隊」という映画で、手に汗握るドラマ
を見ながら、日本軍が情報通信能力の不足であと1歩の所
で敗北し、日本人の兵士が「大日本帝国バンザーイ」と叫び
ながら血と油まみれの海に沈んでいく光景を見たらどうだろう?
すぐにパッと解るだろう。
62すきやきっち@似非学者 ◆T922RdeA :02/05/17 12:30
>>55
ブックオフで漁ってきますね。
63名無しさん@あたっかー:02/05/17 12:36
>>57
>昔、ウィンクという二人組みのアイドルがいまして、
>「悲しき熱帯魚」というのを歌ってました。

惜しい。「淋しい熱帯魚」
64へなへな ◆8qrx8iDI :02/05/20 22:58
>>63
あ。そうだったんですね。
65s ◆ooR/EXCk
>>1
でもね。ホントの所2chが一番オモロイヨ。
>>61
あぽろんの言う通り。時間は有意義に使いましょう。