住民税払っているけど健康保険払えない人または逆

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344海外転出届けの悪用方法
住民税は、1月1日に住民票があった市町村に支払う義務になっています。
例えば1月1日に東京都稲城市に住民票があった場合は
東京都稲城市に、昨年の年収額を元に住民税の支払額が計算されます。
ただし、海外転出届を出して住民票を抜き、1月1日に住民票が何処にも無いようにすれば
住民税の支払い義務はありません。
これを悪用すると以下のような事が可能になります。
1、年末に海外転出届を出す。(短期の海外転出、短期旅行で届出を出すことは認められないが、
長期海外転出のつもりで出して途中で気が変わって早めに帰国するのはOK。)

2、何処でも良いから海外旅行に出かける。後で嘘がバレないように、
帰国便は1年後の日付で予約しておく。その後、
帰国便の予約変更をしてすぐさま帰国。

3、翌年の1月10日くらいに住民票を戻す。(健康保険の加入がOKになる)
その時、「1年以上転出の予定でしたが急に気が変わってたった2週間で帰国しました」と言えばOK。

4、以上の手続きを踏めば6月になっても住民税支払いの通知が来ないから、住民税を支払う義務無し。

まあ、きちんと法的手続きを踏んだ合法な脱税ってとこかしら?
これは違法ではないよ、合法だよ、合法。きちんと市役所で手続き取ったんだし、
市役所には「気が変わって早めに帰国して住民票を戻した。」というのが嘘である事を証明する事が100%不可能だから。
もし証明されたら逮捕される可能性があるけど。何か警察や市役所に聞かれたら「人間の心理だからそういう事もある。」と言えばそれで済まされてしまいます。