「ザ・ゴール」を読め!!

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1名無しさん@あたっかー
ザ・ゴールを読んでない奴がここを見ないと思うが、
全ての会社にTOCの考え方を導入しよう!!
あれは面白い!!確実に役立つ!!
そろそろ「It's Not Luck」の日本語訳が出版されるし、
「The Race」も、じきに日本語訳がでるだろう。
アメリカの方法がいいとは言わないが、一読の価値はあるぞ。
当たり前のことを思い出したいなら、これらの本は必須だ!!
2名無しさん@あたっかー:01/10/23 01:38
勉強になります!!!!!!!!!
3名無しさん@あたっかー:01/10/23 22:14
「It's Not Luck」と「The Race」の要約きぼん
4村上拓也:01/10/23 23:39
そんなに良いものとは大学生のボクにはわかりませんでした。
あの本はどこがいいのですかー?
5名無しさん@あたっかー:01/10/24 01:24
>>4

当ったり前のことを、当ったり前に説明しているところがよい。
社会人になったら、方針制約に悩まされると思う。

メーカーに限らず、どこの会社も、高度経済成長期のままの体制の場合が多いので、
これは仕方がない。

ただ、常識を忘れないようにして、当たり前のことを、当たり前のようにするためには、
学生時代に読んでおいたのはいい財産になると思う。

頑張ってくれー!!
6名無しさん@あたっかー:01/10/24 01:34
>>5

人材の不良債権がどうしょうもないんだよ。
「言われた通りにする。」
「会社の方針は絶対」
「私は歯車」
って、方々が今リストラされている40〜50代。
その方々と大差がない方々が、課長・部長・中小企業の社長になっている。
正直言っておっさん連中は使えない。

若者も使えないという反論も解る。

ただし、若者は「解らなくて当たり前」と割り切ってもよい。

おっさんらにとって、確かに、今は今までにないぐらい難しい局面です。
いま、どこの大企業の部門長・中小企業の社長さんも「私たちは犠牲者」と思っていると思う。
それは認めます。これほど、舵取りの難しい時代はない。
ただね。

「その役職の仕事なんだから、言い訳は聞きたくないんだよ。やれ!!」
って事なんだよ。何ぼほど給料もらってるの?ダダこねてもすまないよ!!
それができない不良債権君が多い。

当たり前のことでしょ?

その辺をはっきりできるのが「ザ・ゴール」
制約条件をはっきりさせて、スループットを向上しよう!!
中国に負けるな!!
7名無しさん@あたっかー:01/10/24 22:51
悲しいのは、あの内容で本が売れてしまうことだな。
全く持って、くだらん。あの頃のアメリカが競争力を失っていたのが良く判る。

この本読んで、もし物凄く感心したりしたらまずいぞ。その上、所属している会社とダブったら。。。
まあ、そんな会社は存在することが不可能だけど。

そういう会社は、主人公への最初の問に答えられない社員ばかりのはずだから。
8名無しさん@あたっかー:01/10/27 09:58
主人公への最初の問いに答えられないやつなんてさすがにいないだろ。
9名無しさん@あたっかー:01/10/27 11:07
物が売れないときに参考になるのだろうか?
読んでないので詳しいことは分からないが、
生産プロセスの合理化の話でしょ、結局。
JITとPULLの応用の話であって、制約条件がマーケティングに
ある場合の解決策はヒントなり何か得るものがあるのでしょうか?
10名無しさん@あたっかー:01/10/27 12:37
納期が早くなり、大量生産により1製品当たりの固定費が下がれば
競合他社に勝てるとしか書いていない。
実際問題制約条件がマーケティングにある場合固定費を変動費化
しないと利益を出せないと思うがそう言った事には全く触れていない。
話自体は面白かったので続編に期待しよう。
11ヘタレ:01/10/27 13:07
>9
私も生産現場の人間ではないので詳しくは分かりませんが、
ゴールはマネジメント手法、その導入事例として受け止めると
より大局的に考えられるのでは無いでしょうか?
小局的には現場レベルでの対応手法も、具体的に載っていると思いましたが
>9さんのように、恐らく現場を良く知っている方には、否定的にならざるを
得ないと考えられます。
結局、新たな手法を導入するには、人と人の関係を考えないといけないので
はないでしょうか?
それには、導入する側もされる側も、今までの成功体験を否定(現状を否定)
する、意識改革が必要なのでは無いでしょうか?

なんか分けわかんない事を書いちゃいましたが、皆さんご存じのピーター・ドラッカー
も良いですよ
特に学生さん向けには「初めて読むドラッカー」シリーズ三部作が良いでしょう。
自己実現編「プロフェッショナルの条件」
マネジメント編「チェンジリーダーの条件」
社会編「イノベーターの条件」
この三冊は難しいかもしれないけど、比較的読みやすくしてる見たいですよ。
12読んだ:01/10/27 14:25
本質的には「自然科学的手法で物事を捉えましょう。」という
科学啓蒙本です。
単純ですがきわめて重要なことで、おそらく社会の8割はそのことに
気づいていません。いい本です。
137:01/10/27 15:31
>8
そうでもないぞ。結構答えられない、というか、自分の仕事がどのように関わっているのかという
ことを答えられない人間はかなり多い。(と思う)

だからあの本は、今の日本で読まれているのだと思う。
身の回りの事例とダブらせながら読むと涙がでるよ。実際。
14アポロン:01/10/27 15:38
私はなぜ「アイアコッカ我が闘魂の経営」が再販されないのかと
思う。
今の日本にぴったりの内容だ。
15名無しさん@あたっかー:01/10/27 23:20
とりあえず1回目流し読みしました。
まあ小説形式になっているので苦もなく読めました。
「当たり前のことを言っている」っていう意見に自分も賛成。
今の仕事、(っていうか会社も)基本的にサービスで売ってるんで、
製造業からサービス業にどう読み替えていくかが2回目以降の読みポイントかな。
16名無しさん@あたっかー:01/10/28 00:32
Where's Harvey?
17ヘタレ:01/10/28 00:42
ゴールの作者はアメリカ出版当時、日本での発売を禁止したそうですが
なぜそんなことしたんだろ?
18読んだ:01/10/28 02:42
経験のある方にはわかると思いますが
「当たり前のことを言っている」
というのは理解できていないときの感想です。
こういう感想がまかり通るのは残念なことです。

自分が熟知している分野の初心者向け著述でも上記の感想は
出てきません。論理に整合性があるのはわかるけど、それを
展開させるための背景知識がないときに
「正しいのはわかる。でも自分にとってどう言う意味かわからない」
ということを本当に分かっていないだけに自尊心のため
「当たり前のことを言っている」
という感想になります。
19名無しさん@あたっかー:01/10/28 09:49
>17
いろいろ言い訳書いてありますが、恐らく当時のアメリカの現実を見せるのが
はずかしかったと思われ。
20名無しさん@あたっかー:01/10/28 12:35
自分は入社したてのペーペーで、上への影響力なんてゼロ。しかし社内広報担当なので、
自分にも出来ることはあるかな、と思いましたです。
結局のところ、会社の歯車の底辺の人間たちは、霞む頂上を見失なわないように日々の業務
をこなしていくことが精一杯。この前の面接でも「大局的な物の見方をしたい」と上司に
言ったら、「とりあえずそういうことは他の奴(つまり上司)にまかせておけ」って
言われちゃいましたし。
1回目の読了後、少なからず虚しさを感じた秋の夕暮れでした。
21ヘタレ:01/10/28 20:34
>19 感謝

な〜る。
22ヘタレ:01/10/28 22:30
>20
あなたがやるべき事が、必ずあります。
「初めて読むドラッカー」シリーズ三部作。
その中の、自己実現編「プロフェッショナルの条件」を読んで見て下さい。
まだまだこれからです。
必ず何かを成して下さい。
237:01/10/28 22:46
>20ちょっとだけ、おせっかい。
読んだんなら判ると思うけど、会社の存在する目的に対して正しく歯車として機能している人間は
会社には恐らく少数しか居ないぞ。
歯車と言う表現は好きでは無いが、時計の歯車は一つなければ正しく時計は動かない。
実は、歯車になるのは非常に難しいのだ。
ここから考えられることはただ一つ。目的を常に正確に把握し、目的に合致した業務を正確にスムーズに実施することが
非常に大切だと言うこと。

大局的に考えるには、目的を正確に把握し、判断することができ無ければ単なる思い込みと時間/コストの無駄。


日本企業の問題は、業務を正確に把握できず大局的という漠然とした表現のもとでしか活動できない人間と
製造現場のようなあらゆる行動が決められている部署で正確に自部門の業務だけを行う人間が多いこと。

この中間に位置する役割が上手く行っていないと思っている今日この頃。
2420 噛み合わない歯車:01/10/29 21:42
皆様貴重なご意見どうもありがとうございます。
何かを成してみようかとちょっと奮い立った寒い夜でした。

>会社の存在する目的に対して正しく歯車として機能している人間は
>会社には恐らく少数しか居ないぞ

>目的を常に正確に把握し、目的に合致した業務を正確にスムーズに
>実施することが非常に大切だ

今の自分の状況にとって、「目的」とは「会社の目的」ではなく、
「部署の、担当の目的」になっちゃってる。その「目的」が往々にし
て「会社の目的」と剥離していると思われるのです。
「これってちょっと違うなーー」と思いつつも、上司の命令どおりに
動いてしまう自分に自己嫌悪。数字合わせとか…ね。
明らかに「おかしい」って思えるオーダーでも、大きい会社ともなると
上司からの命令は絶対。
このジレンマ、どうしたらいいんでしょうね。
すみません。青臭いこと言ってスレ乱して。
257:01/10/31 00:13
>20
問われたようだから答えるけど。
そのおかしいと思うことは、ホントに会社の目的と合っていないのか?

仕事の背景とそのつながりを考えることが必要だと思うぞ。
例えばこういうことは考えたことはあるかい。
・仕事が社内広報となってたけど、社内広報の役割は何よ?
・社内には、会社の目的を達成する為に必要な組織以外は通常存在しないが、そう考えたときの役割は何よ?

連想するだけでも役に立つから、考えてみ。

「ちょっと違う」と思うだけで無くて、なにがどう違うのか論理的に自分で説明できたら、その説明を上司にしてみろ。
ふつう、上司は考え方を組み立てた奴のはなしはかならず聞くもんだから。
26名無しさん@あたっかー:01/10/31 00:50
この本はアメリカが強い日本を研究して物語にしたもの?
27名無しさん@あたっかー:01/11/01 01:08
>>20
>>24

どんな上司があなたの上にいるのかわからないけど、
22さんの推薦しされた本を読んで
25さんのおっしゃるように論理立てて説明するべきではないですか?

まだ、入社後間もない方のようですので、
経験としては、絶対に上司の方にはかないません。
ただし、知識は、上司の方々よりも速いスピードで吸収できる年代ですよね。

地道にいろんな見聞や知識を広めて、いろんな提案をして行ったらよいのではないですか。
まだまだ先は長いので、あせる必要は無いとおもいますよ。
287:01/11/01 23:14
>26
と、言うより日本を見て反省して書いたものと思われ。
>26
今、日本では当時のアメリカと同じようなことが起こっている。
トヨタの本が溢れているのが良い例。
何冊も同じ内容で書かれて、どれもこれも読まれてるんだから。
29名無しさん@あたっかー:01/11/03 15:40
工場のマネージメントの話って、未知の世界で面白かった。一気に読んだ。
そーいや、高村薫の小説でもそんな世界が描かれてて、面白かったなぁ。
おっと、ここは経営版だったか、娯楽小説を引き合いに出してスマソ。
30アポロン:01/11/03 18:00
社長は読まねば意味はあるまい。
しかしどれだけの社長が読んでるものだろうか?
31a/born:01/11/03 18:21
小林秀雄著「考える歯車」に毒されすぎな奴が多すぎる>歯車理論
こいつのせいで日本は家畜社員が増殖した。以上。
32SAN:01/11/03 18:42
>29さん
いや、完全に娯楽本ですよ。ざ、ごーる。
学問系なんて思っている人いますか?
その娯楽の中からいろんなこと考えるのが楽しい
じゃあないですか。
社長がやまなきゃ読む意味無いなんてこと全然ないです。
ごらくしょうせつだもん。
33SAN:01/11/03 18:44
”社長が読まなきゃ意味無いなんてこと全然無いです。”
ですね。鬱。
3429:01/11/04 02:26
娯楽本→賛成
学問じゃない→賛成

しかし、
ビジネス本→賛成
この本読んでビジネスをブラッシュアップできた人居るって、信じるよ。
ただの娯楽本じゃないよ。
>>32さんの役には立たなかったのは、残念だけどね。
35名無しさん@あたっかー:01/11/04 16:38
>>17
帯に書いてある、日本での販売を禁止したのは版権が安くしか
うれなかったから。色々な出版社に声を掛けてまわったが、自分
の思うような値段で売れなかったんだよ。著者も諦めて、安く売る
ことにしたらしい(W メデタク出版ちゅーわけよ
36名無しさん@あたっかー:01/11/06 22:38
>>35
そんな理由で、こんなに待たせるかね。
そもそも出版社が相手にしなかったんじゃないの。
生産管理の本って、売れ筋じゃないもの。
37名無しさん@あたっかー:01/11/06 22:53
>>35
そんなこと書いてたか?
ゴールドラットが日本語訳を禁止したのは、
80年代後半に日本企業が世界を席巻してオーバープレゼンス状態だったので、
これ以上日本人にアイデアを与えたら、ますますアメリカ企業はやばくなってしまう、
だから日本人が読めないようにしとこう、という発想だったはず。
38名無しさん@あたっかー:01/11/09 16:06
この本の中でどうしても納得できない事があります。
ロットサイズを半分にすれば納期が半分で済むと言うくだりです。

確かに最初のロットの仕上がりのスピードは2倍になるでしょうが
100ロット分の受注を受けた場合全部が仕上がるまでの時間は
ロットサイズが元のサイズのときと比べて2倍にはならないはずです。

ロットサイズを半分にするだけで今までより多くの仕事がこなせる理由を
誰か教えてくれませんか?
39名無しさん@あたっかー:01/11/09 18:24
40名無しさん@あたっかー:01/11/09 18:27
417:01/11/10 10:44
>38
全部で、10日かかるものとしようか。
半分生産するのに、工程にもよるが、生産日数自体は半分程度にできる可能性があるよね。
そん時は、半分の生産量を5日目に発送できる。

顧客でも、すぐ全数必要になる訳では無く順次使用する。顧客側の工程規模も、顧客側の制約条件。
企業間のジャストインタイムに必要な考え方。

そこの記述は、製造側での都合によるロット規模を顧客の要求するスピードに
あわせれば、変更された生産日数にして納期を短縮できる。
結果として、顧客に与える影響力(メリット)に短納期を追加できるので、受注が増えると言っていたんでは無かったかなあ?

「工程内の制約条件は順次解決されていっているので、増えた受注を吸収できる」、と
展開していたような。

でも、少し変だけどね。これまでの工場の生産性が悪すぎるので、こういう展開ができている気がするし。
4238:01/11/10 16:48
なんとなく分かった気がします。

でも通常問題になるのは輸送時のトラックの積載効率だと思うんだけどな。
ぜんぜん触れていないからな、、全体効率にはなっていない!?
437:01/11/10 23:24
>42,38
問題は、大口の顧客な訳よ。
積載効率は、別の次元の話。関係なくは無いけど、積載能力に対して同じアプローチすれば、
問題点の把握と解決策はでるでしょ。
小口輸送をまとめるとか。

でも、製造工程や事業的な問題の大部分は大口への対応。そこがくしゃみすると風邪ひくからね。
効率から考えても、小口への対応はその次。
44名無しさん@あたっかー
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