去年の話だけど
深夜
姉「ねぇ、居る?」
俺の部屋
俺「んー」
姉「あのさぁ…」
俺「何」
姉「あの…」
俺「なんだよ」
姉「あんた霊とか見たことある?」
俺「は?w」
姉「霊」
俺の部屋に入ってドア閉めてベッドに座る寝間着姿の姉
俺「何急にw」
姉「あるかって聞いてんの」
俺「ない」
姉「なんかさ、私の友達に…
(略)
要は、姉の知り合いの知り合いに幼い頃から霊が見える人が居て、
その人に霊の話を聞かされたらしく、それについて語られた
姉「怖くない?」
俺「いや別に」
姉「だって、今この部屋にも霊が居るかもしれないんだよ?」
俺「でもその霊が俺を殺しにかかってくるわけでもないし。なんとも思わん」
姉「鈍感」
俺「ありがとう」
ベッドに寝転がる姉
姉「お休み」
俺「どけ、俺もう寝る」
姉「どうぞ」セミダブルのベッド、少し端に寄り隙間を開ける姉
俺「どけって」
姉「退いたじゃん」
俺「部屋に帰れ」
姉「なんで?」
俺「なんでってwここは俺の部屋だからwもしかして霊が怖いのか?」
姉「煩い、寝るし。寝るもん。お休みw」
俺「おいふざけんな!」
姉「…」
俺「仕方ない。姉ちゃんベッド借りるし」
部屋を出ようとする俺
姉「待って!待ってって!今日だけ、今日だけでいいから一緒に寝てよ」
俺「…」
それから一週間程一緒に寝ました。