うにゅー 8個め

このエントリーをはてなブックマークに追加
334Mr.名無しさん
―再び、数年後―
巴「…アンタなんか…」
雛「とぅもえー…ヒナを助けて。ヒナをこの地獄から解放して…」
巴「…アンタなんかぁ…」
雛「とぅもえぇ〜…」
巴「知らないっつってんだろうがァァァーッ!!」
バキッ! ベキィッ!  ドガッ!
ビシィ! ドスッ!
バチィッ!
ボキャッ!
ズゴッ! バキッ!
ベキベキッ!
雛「あ゙ん゙ま゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
男「お、お姐さん!タイムアップタイムアップ!」
巴「ハァーッ…ハァーッ…」
男「スクラップにされちまうかと思ったよ…」
雛「…………ぅ゙……ど……どぅ……して…」
JUM「…巴、もういいだろう?」

巴「…フゥーッ…もう大丈夫よ。行きましょう」
JUM「………」
JUMが振り返ると、倒れているハゲ人形と目が合った。
雛「…………」
その表情には悲しみと憎しみが篭っていたが、段々また違う表情に変わっていった。
JUM「……巴、見た事は忘れろ。 今日、俺達は何も変わったモノは見ていない」
巴「……ええ、そうね」