330 :
Mr.名無しさん:
―数年後の夏―
巴「ジュン!遅いよ!」
JUM「わりぃわりぃ。昨日徹夜だったからさ…」
巴「もう…言い訳はいいから!行こ!もう夜店出てるよ」
夏祭りの会場は、早くも大勢の人で賑わっていた。
巴「せっかくお姉さん誘ったのにね」
JUM「姉貴は仕事で疲れてるからね…仕方ないさ」
巴「それにしても久々に地元に帰って来たって感じね。知ってる人と会うかなぁ」
JUM「中学高校の頃はろくな思い出無かったけど、いざ来てみると懐かしいもんだな」
巴「あ、あの店すごい人だかり出来てる!」
JUM「おっ、ほんとだ」
巴「ねぇねぇ行って見ようよ!」
JUM「…クスッ」
巴「何?」
JUM「いやぁ、お前も昔と比べて変わったよなぁ」
巴「あんたのほうが凄い変貌ぶりよ」
JUM「そうかもな」