うにゅー 8個め

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237Mr.名無しさん
「試合は負けたわ!あなたに構ってて全然練習出来なかったからよ!
部活だけじゃない、学校の成績もずいぶん下がったわ!どうしてくれるのよ!」
巴は雛への溜まっていた不満をぶちまける
「うゆ・・だってヒナ、とぅもえがいないとひとりぼっちに・・」
「私に関係ないでしょう!」
言い終わる前に巴は雛の肩をピシャリと打ち、黙らせる
「あうあう・・・」
すっかり怯えきってしまった雛苺
「あなたが来てから私の人生がメチャクチャだわ!あなたさえいなければ・・・
あなたのせいで・・・あなたのせいで・・・・・」
興奮した巴は怒りに任せ、雛苺を竹刀でメッタ打ちにする
ビシ!バシッ!ビシッ!バシィ!
「ちゃっ・・!やめっ!いたっ、い!とぅも!えっ!やめっ!ぶっ!」
雛苺は体を丸めて必死に身を守る
「ハァ・・ハァ・・・そうよ、考えてみればあなたは突然押しかけてきて
何の役にも立たないくせにあそんでとかあれが食べたいとか何様のつもりよ!
どうして私がこんなことしなきゃならないのよ・・・」
ひとしきり打ち終えて巴はつぶやく
「わわ・・わかったの・・ヒナ、とぅもえのおてつだい・・するの・・・」
おそるおそる顔を上げる雛、その顔はまぶたが赤く腫れ上がり片目が塞がっている
「そう?それじゃあ早速だけど部活の練習に付き合ってくれるかしら?
そこに立ってくれる?」
いつもの優しい声に戻る巴
「わかったなの〜」
その声に少し安心し、言われた通り雛は立ち上がる