うにゅー 8個め

このエントリーをはてなブックマークに追加
207Mr.名無しさん
「そ、そんなこと…ない…の…」
「そうかな?さっきだってぐっすり寝てて、おやつだって呼んだら起きてきやがって。お前は寝るか食うしかないんだよな!」
「お前は何にもしないでぐうたら三昧、家の食費は削られていくばかり、
それに水銀燈みたいなのは襲ってくる、 それどころか今だって真紅を通して
僕の力を吸い取ってるんだろ!僕の幸せな暮らしを奪うだけの豚め!」
ちょうど階段の降り口に差し掛かった
「お前には少しお仕置きが必要だな・・・」

雛苺を抱きかかえた手を脇腹に回しブランコのように揺する。
雛苺の目線は階段の一番上から一番下までを泳ぐ形になった

「ひゃ、こわいの、やめて!やめてなの!」
「止めない。そーれ♪」

雛苺は綺麗な放物線を描いて、階段の中ほどの踏み板に頭から激突した
「ぶ!!!!」
そこで軽くバウンドし、体の正面から1階の床に叩きつけられた。踏み潰された蛙のようだ
「うびゃー!!いだいー、いだいのー!あたまいだいのーー!」
雛苺はあまりの激痛にのた打ち回っているが、右足が動かない
右股関節が割れたようで、腕と左足だけで暴れまわるので壊れたおもちゃの様に
びったんびったんと跳ね回り、自分で腹を床に叩きつけている
見れば頭は左側半分が陥没するように砕けて、髪の毛のくっついた欠片が振り乱されて踊っている
なんて汚らしい人形だろう
「ははは、こりゃ面白いや」