我々は
>>1が何故このようなスレッドを立てたのかという
疑問を解決するため、1の故郷である愛媛県に向かった。
「まだ日本にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を、失礼だと同行した上司に咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る漁夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を、監視する様に見詰めている。
愛・地球博だの、セントレアだの、リニモだので浮かれていた
我々は、改めて漁村の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「息子が申し訳ありません」と我々に何度も土下座して詫びた。
我々はこの時初めて
>>1を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、漁村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は1の母親から貰ったじゃこ天を手に、
打ちひしがれながら島根への帰路についた