【これで】寝る前のイメージランド【最後】

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11
これでラスト。
2Mr.名無しさん:2007/10/17(水) 15:47:23
3Mr.名無しさん:2007/10/17(水) 17:44:52
風俗勤務女= 魔界 ◆RC3h9.WHho = 東芝産業システム社
4Mr.名無しさん:2007/10/18(木) 13:38:27
5Mr.名無しさん:2007/10/18(木) 14:19:02
5なら勝ち組になっても宜しいですか?
6Mr.名無しさん:2007/10/19(金) 20:39:45


深田編を早く完結させてくれ。
7Mr.名無しさん:2007/10/20(土) 12:01:52
8Mr.名無しさん:2007/10/20(土) 19:06:15
>>1は1なのか?
9Mr.名無しさん:2007/10/21(日) 19:42:55
保守
10Mr.名無しさん:2007/10/23(火) 06:43:50
ほしゅ

お茶くみも戻ってこいよ
11Mr.名無しさん:2007/10/24(水) 21:45:32
有名漫画家になったよ。
俺を馬鹿にしたやつらを、滑稽に、醜く漫画に登場させてやる。
12Mr.名無しさん:2007/10/24(水) 23:18:54
>>11
どんな漫画描いてるんだ?
13Mr.名無しさん:2007/10/27(土) 08:43:33
炉漫画
14Mr.名無しさん:2007/10/28(日) 18:07:32
保守にゃ-n
15Mr.名無しさん:2007/10/29(月) 20:02:47
16Mr.名無しさん:2007/10/30(火) 20:24:21
ちゃい!
17Mr.名無しさん:2007/11/03(土) 02:14:21
また落ちる
18Mr.名無しさん:2007/11/03(土) 08:39:44
>>1は1じゃないのか?
19Mr.名無しさん:2007/11/03(土) 08:42:21
風俗勤務女= 魔界 ◆RC3h9.WHho = 東芝産業システム社
20Mr.名無しさん:2007/11/04(日) 17:27:27
恐竜が町にやってきた。
211:2007/11/05(月) 03:06:41
深田(エピローグ2)
あれからまた半年が経った。
2月に広島に来るはずだった深田は、急遽予定が入って結局延期になってしまった。密かに楽しみにしていた俺は落ち込んだが、
その後、すぐに朗報が入った。彼女、大検に合格したらしい。夢の女子大生生活に一歩近づいたというわけだ。喪われた時を取り
戻そうと、深田は必死に努力している。再会は延期になったが、それは彼女の大学合格後でもいいかもしれない。その方が喜びも
一塩というものだろう。って、これではまるで遠距離恋愛をしている人間の心境だ。恋人でも何でもないわけだが。
「おっし!あとはガムテープでこいつを閉じてっと」
さて、俺の生活にも少しばかり変化が起きようとしている。今月末、俺は転勤でこの三次の町を去ることになっているのだ。
5年間。長いようで短い時を過ごしたこのアパートとも数日でお別れだ。
「ガムテープは・・・・・・あら、もうないわ。買いにいかないと」
俺はアパートを出て、フレスタ(広島ローカルスーパー。入社試験受けたがばっくれた思い出有り)に向かった。
夕刻ということもあり、駐車場は買物客の車でごった返している。徒歩3分でいつでも来れる自分は恵まれていたな、としみじみ思う。
店内に入ると、やはり混雑している。一路、文具売り場を目指して、足早に歩いていると、
(私だ)
「ん?」
(私だ)
「ど、どこ?」
俺は辺りをキョロキョロ見回した。が、声の主の姿はない。っていうか、これ頭の中に直接響いてる。しかも何だか聞き覚えのある無責任そうな声。
「私だって・・・・・・た、tanasinn!?」
そう、妄想世界の神tanasinnだ。
(元気そうで何よりだ)
「何よりって、何でここに?あっちの世界はどうしたんです?」
(消滅した)
「ああ、消滅したのか、っっってえええ、おい!?」
文具売り場に俺の絶叫がこだました。
221:2007/11/05(月) 03:07:34
今日はここまで。
23Mr.名無しさん:2007/11/05(月) 23:41:31
乙乙乙!!!!!
24Mr.名無しさん:2007/11/07(水) 06:51:28
保守
25Mr.名無しさん:2007/11/08(木) 22:19:10
ほっしゅ
26Mr.名無しさん:2007/11/10(土) 04:32:36
ほちゅ
27Mr.名無しさん:2007/11/11(日) 11:16:29
28Mr.名無しさん:2007/11/11(日) 12:55:49
29Mr.名無しさん:2007/11/11(日) 17:36:00
来てたのか。乙
30Mr.名無しさん:2007/11/12(月) 07:33:09
hosu
31Mr.名無しさん:2007/11/14(水) 22:42:03
続きが来る前に落ちてしまうぞ。
32Mr.名無しさん:2007/11/15(木) 19:56:32
33Mr.名無しさん:2007/11/17(土) 08:28:58
ぴかちゅー!!
34Mr.名無しさん:2007/11/17(土) 08:44:18
35Mr.名無しさん:2007/11/19(月) 03:51:04
book of dogma
36Mr.名無しさん:2007/11/19(月) 21:15:08
あの頃の3人は何処へいった
37Mr.名無しさん:2007/11/21(水) 19:04:46
いち!
38Mr.名無しさん:2007/11/22(木) 00:45:44
「うるさいんだよこの仮性包茎!」
夜11時、秋田市内某居酒屋、女の怒号が店内に響きわたる。
一斉に店内の視線が俺に集中、
「…な、何お前、ジョン・レノンも包茎なんだぞ!」
しどろもどろの反論をする俺。
「聞き飽きたよその言い訳、大体あんたジョン・レノンじゃないし」
喧嘩の原因が何だったは覚えてない、覚えているのは、その後強烈な平手打ちを貰った事と、その後レモンサワーを2杯呑んで一人で帰った事。
39Mr.名無しさん:2007/11/22(木) 22:14:33
401:2007/11/23(金) 00:14:15
>>38
続きは?
4138:2007/11/23(金) 21:06:55
件の居酒屋仮性包茎事件から三年、俺は事故現場の居酒屋に加害者の女といた。
思い起こせばこの三年、俺の人生に大したイベントは無かった。
訂正。無い訳ではないが、特に面白くないか、思い出したくもないかのどちらかだ。

加害者の女には色々あった。モト彼との再会、再燃する恋の炎、そして結婚。

なんで俺がそんな事知っているかと言うと、事件後もその女とは酒呑み友達としての関係は続行していたからだ。

つまりそれは、度々加害者と被害者で事故現場を訪れていたと言う事だ。
我ながらよくやるとは思うが別に何も思わなかった、人生に何も期待しなくなってきたのもこの頃だし、おそらく心の痛覚か何かがイカレてたんだと思う。
4238:2007/11/24(土) 00:33:26
「…今何つった?」
「何回も言わさないでよ、だから離婚する事にしたって…」
「離婚って離婚か?夫婦が別の戸籍になるあの離婚か?」
「声が大きい。そう、旦那と別れる事にしたの。…で相談なんだけど…。」
…寝耳に水。実際に寝てる時に耳に水を注入された事はないが、さぞビックリする事だろう、先人達の残した言葉はやはり説得力がある。

「…聞いてる?」


「スマン全然聞いてなかった、んで何だったっけ?」
「離婚届の保証人になって欲しいの。だから今度印鑑持って来て。」
「いや俺死んだばーちやんの遺言で保証人にはなるなって…」
「面白くないから、んじゃ明日の昼休みにあんたの会社のそばまでいくから。」

勝手な奴だ。
だが別に断る理由もなければ、あわよくばこっからと言う下心があったのも否定はしない。
俺はその女の頼みをきいてやる事にした。
43Mr.名無しさん:2007/11/24(土) 11:36:32
ほうほう
44Mr.名無しさん:2007/11/25(日) 20:25:00
ふむふむ
4538:2007/11/28(水) 00:57:18
不条理、不条理、不条理、三回唱えてみた。

後日、秋田市北部某喫茶店にて

呼びつけたのはあの女、待ち合わせの時間を決めたのもそう、そして今はその15分後。
何故俺は一人なのか、そして俺の頼んだドライカレーは果たして注文が通っているのか、そんな事を考えながら、手の中でくるくると印鑑を玩んだ。
コロン
掌からこぼれ落ちる印鑑、OL2人のテーブルの下へ、ちょっと慌てた俺、スンマセンと超低姿勢で印鑑をサルベージへ向かう、

「…何してんのアンタ」
女今頃登場、しかも最悪のタイミング。

「…あ、いや、印鑑がね」
「いーから早く座りなよ。」
主導権は完全に握られた、とは言え長い付き合いの中で俺が主導権を握る事など数える程しかなかった訳だが。

「で、印鑑は?
「あー印鑑、はいはい印鑑ね、あのオネーサン達のテーブルの下
「馬鹿、拾って来なさいよ」

ランチOLコンビ苦笑いで印鑑拾ってくれた。
46Mr.名無しさん:2007/11/29(木) 07:27:05
4738:2007/11/29(木) 11:38:48
離婚届、
成分は紙とインクだ。しかしこの一際薄い紙切れが、一時は幸せであったであろう夫婦が、別々の道を歩む為の紙切れと思うと、いつもなら出てくる軽口も出てこない。

「ここに名前でここに本籍書いて、印鑑はここ。」
そんな感傷に浸るヒマすらこの女は与えない。
言われるがまま指定された空白を埋めていると、友近似のウェートレスがやって来た。
「ドライカレーになりまぁす」
そして離婚届に気付くニセ友近、おそらくアイプチか何かで無理やり二重にしたであろう瞼が一瞬大きく見開かれ、上擦った声で、
「ごゆっくりどーぞぉ」
と言い放ってそそくさと離れる。
「あんたとあたしが離婚すると思ったかな?」
目の前の女がイタズラっぽく微笑んで呟く。

畜生、可愛いじゃねーか。
なんで俺コイツと別れたんだろう、俺の何がいけなかったんだろう。
いろんな事が頭をよぎる。
今まで生きてきて良かった事悪かった事、
自分で決めてきた事、決断出来なかった事、
その全てが今この一瞬に繋がって、そしてこれからの時間に引き継がれていく。
そう、俺は宇宙と繋がっているのか。

ユニバァァース!
48Mr.名無しさん:2007/12/02(日) 07:43:41
せーっくす
49Mr.名無しさん:2007/12/04(火) 08:14:31
うんこメテオッ!!
50Mr.名無しさん:2007/12/04(火) 19:57:37
まーんっこ
51Mr.名無しさん:2007/12/06(木) 17:10:35
えすいーえっくすしま専科
52Mr.名無しさん:2007/12/07(金) 20:35:38
しょうがくせとせくろすしたい
53Mr.名無しさん:2007/12/09(日) 13:45:28
                         ____
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54Mr.名無しさん:2007/12/11(火) 08:30:06
pengpenghosyu
55Mr.名無しさん:2007/12/13(木) 06:54:09
いつも行く客先の受付嬢の3人。
彼女たちは痴女。
今日も彼女達に犯された。

気持ちよかった。
56Mr.名無しさん:2007/12/14(金) 00:02:18
派遣で入ってきた子。

彼女も痴女だ。

いつも俺を誘惑してくる。

抵抗するも結局犯される。

吸い付きまとわりつくような濃厚な騎乗位で犯された。

気持ちよかった。
57Mr.名無しさん:2007/12/16(日) 12:18:22
427 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2007/12/12(水) 23:01:33
契約社員の僕がちょっとお気に入りの正社員の美代子ちゃんに「もし彼氏が契約社員だったら、どうする?」
と訊いた。
そしたら、驚きとためらいで
僕から目をそらし、
「そ、そ、そんなの関係ないですよ。」
と言ってたが、明らかに狼狽してた。
58Mr.名無しさん:2007/12/17(月) 07:52:43
59Mr.名無しさん:2007/12/19(水) 08:20:46
429 名前:Mr.名無しさん[] 投稿日:2007/12/12(水) 23:10:05
動揺する彼女に
なんだ、君は人を職種で差別するんだ!
と言ったら美代子ちゃんは半泣きになって
違いますぅ
と反論してきた。
そのリアクションがあまりに可愛らしかったので、僕は無言で彼女の手首を掴み
男子便所の個室に連れ込んだ。
60Mr.名無しさん:2007/12/20(木) 07:36:38
61Mr.名無しさん:2007/12/22(土) 06:03:53
433 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2007/12/14(金) 16:10:39
差別する悪いコはおしおきだな!
と彼女ンブラウスのボタンを上から一つずつ丁寧にはずしていった。
彼女は何かに耐えるように俯いている。
やがてベージュのかわいいブラに包まれた小さい膨らみが露にになった。
62Mr.名無しさん:2007/12/25(火) 07:23:02
まんこあげ
63Mr.名無しさん:2007/12/27(木) 20:19:09
 
64Mr.名無しさん:2007/12/29(土) 09:55:05
絶対保守するんだもん!!
65Mr.名無しさん:2008/01/01(火) 19:51:10
あけましておめでとうございます。
661:2008/01/01(火) 22:07:10
おめでとうございます
67Mr.名無しさん:2008/01/02(水) 18:00:18
あけおめ

そしてほしゅ
68Mr.名無しさん:2008/01/05(土) 18:07:31
イージーな生活
69Mr.名無しさん:2008/01/09(水) 12:49:06
プログレッシブhosyu
70Mr.名無しさん:2008/01/11(金) 20:08:23
小学生のスクール水着
71Mr.名無しさん:2008/01/15(火) 07:31:33
72Mr.名無しさん:2008/01/19(土) 17:48:24
ねじ
73Mr.名無しさん:2008/01/21(月) 00:14:06
パンプスに射精
74Mr.名無しさん:2008/01/25(金) 07:05:45
ハゲ
75Mr.名無しさん:2008/01/27(日) 12:54:50
好きな女の前歯の裏側を舐める
76Mr.名無しさん:2008/01/28(月) 07:08:20
リップサービス
771:2008/01/31(木) 19:05:42
深田(エピローグ3)

周囲の買い物客が一斉にこちらを見る。俺は口を抑えて、店外に走り出た。人気のない建物裏に潜み、再びtanasinnとの会話に戻る。
「消滅したってどういうことですか?」
(私が神を務めるあちらの世界は現実世界で発生した妄想によって構成されている。これは以前も説明したな)
「ええ。そして負の妄想が堆積した結果、魔物が現れ魔王が生まれたんですよね」
(魔王は滅び、私の世界に完全なる平和、Perfect peaceが訪れた)
英語にする必要は無いと思う。
(ところが、時を同じくして世界を形作る根源なるものが徐々に減少、decreaseし始めたのだ)
また英語にした。新しい癖なのか。
「どういうことですか?」
(I don’t know…but、確かなのは現実世界から供給される妄想力が減少していることだ)
 現実世界の人々が妄想、想像することをやめてしまった……っていうか、待てよ。
「俺もだ」
 そう。今、気づかされた。俺自身が妄想することをやめていたことに。寝る前にいつも脳内で繰り広げられていた活劇。
自分を主人公に見立てて、中二病?なにそれとばかりに想像の翼を羽ばたかせまくる。そんなかつては当たり前だったことを、
俺はいつの間にかやめていたのだ。
 何故俺は妄想をやめたのか。リア充?滅相も無い。俺の人生は依然として鬱屈に支配されており、充実という言葉などまかり
間違っても吐ける代物ではない。では、どうして?何故、俺は妄想をやめたのか。
「諦念…・・・」
そうだ。俺は足元を見た。するとどうだろう。足首から先が見えない。諦念の泥沼だ。俺はこの黒くねっとりとまとわりつく泥沼に、
両足を埋没させてしまっている。お世辞にも明るいとは言えない現状と、その先にある未来。諦めに支配された俺は、最早妄想という
逃げ道を作ることすらやめていた。目の前に広がる暗く細い現実しか見ようとせずに、死んだ魚の眼でそこを泳ぐことに、抵抗すること
すらしなくなっていたのだ。
 それが間違っているとは思わない。現実世界で生きていくには、現実に捉われるしかないのだ。魔王を倒した時、俺はリアルを選んだ。
大人になるのはそういうことなのだ。
しかし、その結果としての妄想世界の消滅。非情な事実は俺に重く圧し掛かった。
781:2008/01/31(木) 19:06:34
あの世界を消してしまったのは俺だったのか」
妄想世界が消えた。それは甜歌や平井、そしてカエラ。あの世界の住人も消滅したことを意味している。いきなり知らされた衝撃的な事実に、
俺は立ちくらみを覚えた。確かに彼らは妄想世界の住人。現実の存在ではなかった。しかし、共に過ごした時間は俺にとっては間違いなく現実だった。
俺は天を仰ぐ。茜色の空がうざったいくらいに鮮やかで、堪えたはずのそれが余計に溢れ出てきてしまう。
tanassinは話を続ける。
「とにかくそういうわけだから、私達は行く場所がなくなってしまった」
この人は自分の世界が無くなってしまったと言うのにどこまでもクールな口調で・・・・・・って、今ちょっと気になること言ったような。
「それでこの現実世界に、あちらの世界の住人達を連れてきた」
tanassinは平然と宣った。
「え・・・・・・」
唖然とする俺。あっちの人間をこっちに連れてきた?一体何処へ?Tanassinに尋ねようとした、まさにその瞬間である。
「どいてどいてえええ!!」
「へ?」
大絶叫に俺は振り返る。ゆらゆらのろのろと自転車がこちらに接近してくる。かわすタイミングを失い、俺は暴走自転車を受け止める。
大して速度が出てなかったのが幸いした。お互いに怪我もなく、俺は自転車の乗り手に眼を移す。
中学生くらいのその少女は、おずおずと顔を上げる。
「ごめんなさい。急にブレーキが効かなくなって」
「ああ、大丈夫だよ。君は怪我ない?・・・・・・って、あれ、て、甜歌!?」
そう。その姿は大魔術師を祖父に持ち、南の魔術師の名を冠する天才少女甜歌だった。
「え?何でうちの名前を?」
「あ、いや、その・・・・・・」
俺は彼女の姿をまじまじと見る。彼女が身につけているのはお馴染みの赤い魔術師服ではなく、ごく普通の中学生用学生服。どう見ても
現実世界で作られたものだ。驚く俺を見て、怪訝そうに眉を顰める甜歌。容姿はそっくりで、名前も同じなのに、やはり別人なのか?
 と、甜歌は眉間の皺を深くした。
「あれ?お兄さん、どっかで会ったことあるような。何だか結構長いこと一緒にいたような気がするなぁ」
お互いに腑に落ちないといった表情で固まる俺達。と、そこへ、
791:2008/01/31(木) 19:07:06
「大丈夫ですか?」
激突事故を目撃した若い男が、心配そうに声を掛けてきた。
「あ、はい。すみません。特に怪我は・・・・・・」
男に顔を向けた俺は絶句した。そこにいるのは紛れもない“平井”。が、彼も侍風冒険者服ではなく、ポロシャツなんぞ着ている。肩には
皮製のギターケースを担いでおり、音楽関係の活動をしているのが一目瞭然だ。
平井によく似た男は、さきほどの衝撃で、これまた甜歌に似た少女が落とした鞄を拾ってくれようと、屈んで手を伸ばした。その時、彼の
提げている鞄から数枚のプラスチックケースが落ちた。俺はそれを拾い上げる。インクジェットプリンターで印刷したとすぐに判るチープなジャケット。
「自主制作CD?」
「駅前で路上弾き語りさせてもらっているんですが、今日も1枚しか売れなくて」
恥ずかしそうにそう言って、平井は白い歯を見せた。
「良かったら聴いてみて頂けませんか?」
平井はCDの中から一枚を俺に差し出した。
「え?いいんですか?」
「不思議なことなんですが、どうもあなたは他人のような気がしない。旧知の仲のような」
「ありがとう。ぜひとも聞かせてもらい・・・・・・」
「ずるーい。それ私さっきお金出して買ったのにっ!」
脳天に響く女の怒声。三度仰天する俺。そろそろと声の主を探す。
「やっぱり・・・・・・」
予想通り声の主は“カエラ”だった。いかにも納得がいかないと言う表情で俺と平井を睨み付ける。彼のCDを買った唯一の客って
彼女のことだったのか。ブラックのスーツで、キャリアウーマンよろしくビシッときめている。
「あ、木村先生」
と甜歌。
「ん?あ、橋本さんじゃないの。どうしたの?こんなところで」
カエラはこちらでも甜歌と知り合いのようだ。ん?ちょっと待てよ。苗字の後ろに、そこに配してはならない単語が
組み合わさっていたような。確か・・・・・・
801:2008/01/31(木) 19:07:34
「先生?」
「うん。うちの担任の先生」
うわぁ……カエラが先生なのか。あまりにそぐわない。っていうか、まずいだろ。鉄拳制裁満載の暴力教師っぷりがありありと
想像できてしまうから恐ろしい。
「お?ん?あれ?」
カエラは俺の顔をじぃっと見つめる。
「・・・・・・」
何ともばつが悪いが、眼を背けるのも何だか癪なので、こちらもじじぃっと見つめ返す。
「おっかしいなぁ。職業柄、親しい間柄の人の顔と名前は忘れないはずなんだけど」
「え?」
「いや、私あなたのこと知ってるっぽいんだけど、何故だか素性はおろか名前すらも思い出せないの」
合点がいかずにカエラは腕組みをして額に人差し指を当てる。必死に記憶を掘り返しているようだ。
「うちもこのお兄さん知ってるような気がしてならないんだけどなぁ」
「僕もです」
三人がサークルを組んで腕組みをしてしまった。
そこにtanassinの声が再び響いた。in俺の脳内
(というわけだ。あの世界で生きていた者達は皆こちらに生まれ変わらせることにしたのだ。無論、妄想世界での記憶はdeleteしてからな。
僅かながらお前のmemoryを維持しているのは、急なことだったので彼らの中からお前の存在を完全にdeleteできなかったからだが、
まぁ、支障はないだろう)
 わざとか。わざと消さなかったのか。tanassinあんたって人は・・・・・・orz。人じゃなくて神だけど。
「で、tanassin。あなた自身は?」
(うむ。私もこの世界に興味があるので、しばらく仮の姿で滞在してみようと思う)
「仮の姿?」
俺の足元に猫が一匹、歩み寄ってきた。
(というわけで厄介になるぞ)
811:2008/01/31(木) 19:08:11
「厄介って・・・・・・あああわwlぱ!?」
猫、の姿を借りたtanassinは俺の胸に飛びついてきた。俺はあわやというところで、それを受け止める。ってか、俺が引っ越すアパートは
ペット禁止なんですけど。じゃれるtanassin猫を俺は仕方なく抱く。一生分の驚きを堪能した気分。もうこの先、何事が起きても簡単には
動じない自信がある。
「あら〜。かわいらしい猫さんですねぇ」
緊張感0%の、のほほんとした声。その声は、つい0.5秒前に芽生えた俺の自信を、粉々に粉砕してしまった。
「深田・・・・・・さん?」
「何となく来ちゃいました〜」
今日起こった何度かのサプライズ。その中でもとびきりのやつが訪れた。鼓動が速くなり、胸が苦しい。俺はこのままショックで
死ぬんじゃないだろうか。
「どうしてここに?」
「広島の大学を受けることにしたんで、下見に」
「ああ、そうなのか。でも何ゆえ広島の大学を?」
どうしても行きたい学科でもあるのか。それとも偏差値的におkだったから?
「何ゆえって・・・・・・ど、どうでもいいじゃないですかぁ。何となくですよ。何となく」
「何となくで志望大学決めるのってちょっとまずくないか?」
 普通じゃないよな。
「もう、いいじゃないですかぁ!怒りますよぉっ!!」
焦って、頬を紅潮させる深田。いつものほほんとしている彼女が、こんな顔も見せるようになったのか。
「ごめんごめん」
という具合に、微妙なやりとりをする俺と深田の間に、カエラが割って入る。そして深田の顔を凝視する。
「あなたも何だか初対面って気がしないのよねぁ・・・・・・よし!ここで会ったのも何かの縁。みんなで呑みに行きましょう!」
強引だなぁ。自分が呑みたいだけじゃないのか。ご父兄からのクレームでしこたま叩かれたのでそのうさ晴らしとか。
821:2008/01/31(木) 19:08:37
深田が俺の袖口を引く。
「どうしますかぁ?」
「うん。断ったら足刀が飛んできそうだし、行ってみようか」
「やたー!飲み会だー!」
甜歌がはしゃぐ。
「あんたは駄目。中学生でしょうが」
釘を刺す担任。そこらへんはしっかりしているんだな。
「ええええ!?」
残念がる甜歌。俺は深田と顔を見合わせて笑った。
とにもかくにも、何とも変わった形で俺達は再会を果たした。一人孤独に冒険していたRPGの序盤が終わり、旅の仲間を手に入れた気分。
「では行きますか」
平井がたまに演奏する飲み屋があるという。一同、そこに向かうべく歩き出した。俺も彼らに続いて歩を踏み出す。足元に絡み付いていた
諦念が振りほどけた気がした。
と、深田は、ハッと眼を開けて、ぽんっと手を合わせた。
「あ!そう言えば、今思ったんですけどぉ・・・・・・あの人達甜歌さん達に気味悪いくらいそっくりですねぇ」
い、今頃気づいたのか!?

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 飲み会の帰途。皆と別れた俺は独り夜道を歩く。
街頭の下。小学生中学年くらいだろうか。一人の少年が佇んでいる。よく見ると少年時代の俺によく似ている。俺は引き寄せられるように、
彼の側に立った。俺には彼がどういう人間かが瞬時に解ったからだ。
「一緒に来ないか?」
暗い表情のまま少年は返す。
「そこにあるのは凡庸な日常じゃないの?」
「ああ。凡庸な日常だ。でもさ。意外と悪く無いもんだ」
しばらく考えた後、少年は小さく笑みを浮かべ、俺の手をぎゅっと握った。純粋な子供の安堵の表情。傍から見るとそれだけのものだった
かもしれない。だが、俺にはそれがあの男からの挑戦にも思えた。お前の言葉の先を見届けてやる、と。


終わり
831:2008/01/31(木) 19:11:40
ここでエンディング

ファンタジー編エンディングテーマ
東京事変「夢のあと」


監督・脚本・声の出演    俺 
スペシャルサンクス     お前ら
841:2008/01/31(木) 19:15:24
今日はここまで。
85Mr.名無しさん:2008/01/31(木) 20:18:05
1乙!
これで全部終わりだっけ?
861:2008/01/31(木) 20:44:44
>>85
ファンタジー編は完結。
あとMS編OVAがあるんだが、一から読み直さないと内容が思い出せないんだ。
87Mr.名無しさん:2008/01/31(木) 20:59:49
1乙本当に乙
気長に保守していたかいがあったよ。
88Mr.名無しさん:2008/01/31(木) 21:06:44
乙。未来講師見てるよな?
891:2008/01/31(木) 21:12:02
見て無いw
深田恭子出てるんだな。今度見てみるわ。
90Mr.名無しさん:2008/01/31(木) 21:43:23
乙。やっと終わったな。いい最終回だったよ。
最初の書き込みから3年か。長かったなぁ。
91Mr.名無しさん:2008/02/01(金) 20:40:24
そうかもうちょっと妄想が続くんだな。
頑張って保守するから
1も頑張って妄想してくれ。
92Mr.名無しさん:2008/02/01(金) 22:30:31
管理人乙
93お茶汲み係:2008/02/05(火) 10:06:52 BE:59928023-2BP(100)
なんという良スレ・・・
スレタイを見ただけでワクワクしてしまった
このスレは間違いなく伸びる
       
   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/
94Mr.名無しさん:2008/02/06(水) 07:20:23
hage
95お茶汲み係:2008/02/06(水) 14:29:48 BE:349576875-2BP(100)
GW特別MS編が忘れられてないことに感動しまちた
96Mr.名無しさん:2008/02/10(日) 08:57:19
97お茶汲み係:2008/02/10(日) 21:06:07 BE:299637465-2BP(100)
ヤマダ電機で1000ピースパズル(ムンク、叫び)とガンプラを衝動買いしてしまった
ガンダムには大して興味ないんだけど、
唯一愛するブルーディスティニー1号機のガンプラ売ってるの初めて見て買うしかない思った

道具まったく持ってないから一から揃えないと
プラモデルとか小学生のとき以来
98お茶汲み係:2008/02/14(木) 05:26:35 BE:349576875-2BP(101)
(・3・)
99Mr.名無しさん:2008/02/16(土) 15:58:18
はげ
100お茶組係:2008/02/17(日) 22:11:36 BE:159807528-2BP(101)
つかっちゅとっちゅっちゅしたいなあ・・・
101お茶汲み係:2008/02/20(水) 11:47:56 BE:719129489-2BP(101)
EXAMシステム搭載の新型機でニュータイプを専門に狩る死神
敵軍から蒼い稲妻と恐れられるエースパイロット
さらに新型OSによる異次元起動でMS史上最強のパイロットの名を欲しいままにする
その強さはたった一機で敵軍総戦力の30%を無効化するほど

あまりの戦力に自軍からも恐れられ、俺の活躍によりほぼ勝利が確定となった今、
危険なだけの存在として破壊命令が下る
もはや四面楚歌となった俺はたった一人で二つの大国を敵にまわすことに
さすがの永久機関搭載の最高傑作といえどさすがに多勢に無勢、追い詰めれる

しかしここで大国に虐げられている国の中に、
自軍に裏切られ孤独に戦う姿に感銘を受け支援を名乗り出る者達が現れる


世界を二つに分けた”天壌大戦”の勃発である


大国の威信と小国の意地は熾烈を極め、最終的に俺側が勝利するも人類の大半が死に、文明機械も俺のMS以外ほとんどが消え去った
そんな世界で俺は”神”の名を名乗り人類の新たな始まりを導くことを誓う
102お茶汲み係:2008/02/23(土) 20:12:19 BE:319612984-2BP(101)
おおい過疎ってるにもほどがあるぜ
103Mr.名無しさん:2008/02/26(火) 22:08:53
今朝はあの受付の子を身動き出来なく縛ってから、
パンプスを脱がし臭いを堪能して足をベロベロ舐める
妄想で抜きました。

今日もあの受付の子は笑顔で仕事をしていました。
ごちそうさまでした。
104Mr.名無しさん:2008/03/04(火) 13:23:17
一度、すごくHな女性と付き合ったことがある。
正直、顔も身体もイマイチだったけど、話していて楽しかったのと、
とにかくHに関しては積極的だったので完全にハマってしまった。
新幹線の座席でコートを掛けて、その中で手コキし始めたり、砂浜
でいきなりフェラを始めたり、いろんな道具を使ったセックスを教えて
くれた。
その後、些細なことから喧嘩をして別れてしまったけど、今でもたまに
彼女とのハチャメチャな日々を思い出す。
あのまま付き合っていても結婚はしなかったと思うけど、ただ楽しさだけ
を追求した生活を送るには彼女みたいな人と一緒にいるのが一番だと
確信を持っていえる。
105Mr.名無しさん:2008/03/11(火) 07:03:36
hage
106Mr.名無しさん:2008/03/15(土) 15:31:36
107Mr.名無しさん:2008/03/17(月) 06:38:24
はげ
108お茶汲み係:2008/03/17(月) 15:38:42 BE:59928023-2BP(512)
俺がガンダムの世界にいたらロックオンみたいにクールなスナイパー役
熱くなりがちな主人公を影からサポート

フェルトかわいい
ちゅっちゅしたい
109Mr.名無しさん:2008/03/21(金) 06:47:44
110Mr.名無しさん:2008/03/24(月) 00:49:09
chai
111Mr.名無しさん:2008/03/28(金) 06:55:24
ほっす
112Mr.名無しさん:2008/04/01(火) 07:01:36
ヤサコかわいいよヤサコ
113お茶汲み係:2008/04/01(火) 19:19:11 BE:489407677-2BP(512)
いやリコのほうがかわいい
114お茶汲み係:2008/04/04(金) 17:40:16 BE:319612984-2BP(515)
アンジェリカもかわいい
115お茶汲み係:2008/04/08(火) 21:37:37 BE:279661474-2BP(515)
ヘンリエッタとリコの百合百合な同人ください
116Mr.名無しさん:2008/04/09(水) 22:48:06
ヤサコとイサコの百合百合な同人ください
117お茶汲み係:2008/04/13(日) 10:05:16 BE:269674439-2BP(515)
沙英さんと夏目ちゃんの百合百合な同人ください
118お茶汲み係:2008/04/18(金) 18:59:42 BE:149818853-2BP(515)
はやくください
裸で待ってるんです
寒いです
119お茶組み係:2008/04/24(木) 18:45:53 BE:419492276-2BP(516)
シンフォニック=レインのファセ様の美しさと儚さと可憐さは異常
好きですフォセ様愛してます
120Mr.名無しさん:2008/04/24(木) 21:10:18
うつやまりな様の美しさと儚さと可憐さは異常
写真集でマスかかないと夜も眠れません。
121お茶組み係:2008/04/27(日) 21:17:05 BE:149819235-2BP(567)
名前 ひろゆき★管理人です 2006/5/4(水) ID;dfadjkdf
シンフォニック=レインは神ゲーだと思うんですよね。
美しい音楽と流れるような空気感が奏でる旋律はニュー速の象徴みたいなものですし。
俺もたまにニュー速でお忍びでファル様スレ立てたりしてるし、、
122Mr.名無しさん:2008/04/29(火) 22:54:50
客先に新しく入った受付嬢。
人妻のようだけどグロス系のリップの唇が超イヤラシイ。
よく履き込まれた感じのパンプスが臭そうでなんともエロイ。
ここ最近、何度もオカズにしている。

先日も受付の時にニッコリ微笑まれたら思わずおっきしてしまった。
123お茶汲み係
ファル様美しすぎワロタ