『ティナ 「お願い…
アキ・リュファ…2人ともずっと…ずっと笑顔でいてね。
そして、みんなを笑顔にしていってね。
辛い時でも苦しい時でも笑っていける…世界。」』
アキ 「リュファ…俺たちは…もぉ俺たちのような人間を作っちゃいけないんだよ。
あの…『賢者の石』も知っていたんだ。
俺たちも…戦争する大人も…全員愚かだって…
その『制裁』がアレ…」
リュファは近場にある本をアキに投げつけた。
リュファ 「関係ないだろ!
だからって…お前…ティナは…」
目に涙を貯めるリュファ。
アキ 「俺はティナが作りたかった世界を作りたい。
誰もが笑っていける世界を…
もぉ賢者の石は望まない。俺が出来ることを出来るだけやれればいい。」
これ 以上2人に会話がなかった。
そして、次の日リュファは姿はそこにはなかった。
それから…
アキは3年の訓練をへてハンターとなった。
リュファは色々な軍隊や研究所を転々として『賢者の石』を探しているということをのちに知った。
2人はまったく違う道を行ったが行き先は同じ。
自分自身の証明。ティナの証明のための行動である。
終わるより先に失い。崩れるより先に奪われた日々。
最初から出会わなければこんなことにはならなかったのだろうか?
そんなはずがない。
俺がいて…リュファがいて…ティナがいた。
あの日々があったから俺は俺でいられた。
それが俺の想い出だ。
923 :
Mr.名無しさん:2006/11/01(水) 21:02:08
hosyu
それから何度も経験を重ね今の『アキ』がある。
思っているのはいつも同じだった。
『誰も笑っていける世界を創る。』
苦手な自分を隠すため…自分を自分にするため…アキは『復讐』を選んだ。
…。
…。
ブレット・アレック「…。」
キタザキ 「ハンター・アキの始まりは『リュファ』と『ティナ』にある。」
ブレット 「ちょっと待て!研究所の賢者の石って…」
アレック 「そうだ!今まで賢者の石なんて確認されて…」
キタザキ 「研究所が焼け後を調査したのだが…
そんな物はなかった。
調査書もデータもすべて焼けたため残っていない…。
ただこれはアキの催眠状態のとき得た情報である以上嘘とは思えない。」
ブレット 「それじゃ…まさか…。」
キタザキ 「そう…アキとリュファは世界で2人…賢者の石を見て残った『生き証人』なんだ…。」
…。
アレック 「…ははぁ、まさか…実際そんなものがあるなんて…」
キタザキ 「理論上まったく『ない』というわけではない。
すべては『一つ』なはずだからな。
それに…学者の中では賢者の石の正体はこう言われている。
賢者の石を正体は…」
キタザキ 「『地球』そのものだよ。」
数日後アキは目を醒ました。
アキ 「…痛っ!くそぉ、あいつ本気でやりやがって…。」
腹の傷は縫ってあるが跡が生々しく残る。
その時、老人がアキのいる部屋に入ってきた。
老人 「ほぅ…目を醒ましたか…。」
アキ 「あぁ…あんたかぁ…教授…。」
教授 「ほぅ…相変わらず、傷の治りだけは尋常じゃないのぅ」
皮肉にふてるアキ。
アキ 「なんなんだよ…。用がないならもぅ少し寝せろよ…。」
教授 「せっかくお前の復讐の玩具を持ってきてやったのに…」
そう言うと教授はアキにバッグを投げ渡した。
アキ 「痛って…!なんだよ」
教授 「聞いたぞ…お前の昔話…。」
アキは黙りこむ…。
教授 「やれやれ…本来こんな武器が必要になるような世の中にしないためお前がいるのに…
お前自身が『争い』を望んでる…。」
アキ 「…はぁ、すいません。」
927 :
Mr.名無しさん:2006/11/03(金) 18:14:51
期待保守
ほ
教授 「いいか…。取り返しのつかない失敗なんか誰もがする。
弱さを知れ。仲間を認めろ。
出来たならその武器を使え。」
以前から知ってることだったが…
現実に噛みつかれた痛みの苦さから逃れるのは困難だった。
それから逃げるための戦争なのか…。
それとも未来を切り開くための戦争なのか。
武器はアキには応えてくれない。
ただ『きっかけ』でも出来れば今までのことも報われるだろう。
アキは渡されたバッグを開ける。
アキ 「これは…。」
中身は、剣とアーマー。
教授 「『アーマー』は、空気を取り込むことで鉄よりも固く、衝撃吸収もよくすることが出来る。
さらに皮と同じくらいの重さとそれ以上の柔軟性があり、耐電・耐熱も完璧だ。
『剣』のほうも同じ。空気を取り込み操作できる。
『窪み』に雷石を組み込めば剣に電気を流すことが出来る。」
試しに、色々触るアキ。
アキ 「助かったぜ。教授。」
体の傷も治りかけ、握力も大分戻った。
戦いにはいける。
教授 「こんな時代…。変えて見せろよ。
それがお前らの役目だ。」
その時、キタザキらとハンターをは『D・ボトン奪回』の計画を話していた。
キタザキ 「『D・ボトン』の怖さは威力よりもその
命中度。
応用が可能なら長距離から人1人単位狙うことも可能だろ。
黒幕は以前、
『D・ボトン』を衛星として改良している企業だ。
最初は改良の余地と判断された。
さらに、研究していた責任者と主なメンバーが死んだためモノは放棄されていたが
強力な『頭』が仲間になったため、『D・ボトン』を取り戻しにきた。」
『リュファ』
シューサ 「…でも、その『D・ボトン』を研究しているやつらって死んだんだろ?
俺たちじゃ…打つ手ないんじゃないか?」
ニヤリとするキタザキ。
キタザキ 「死んだ責任者に聞けばいいだろ?
その道のプロをお呼びした。」
さく先生お疲れ様です。
お久しぶりです。
もうそろそろ次スレを立てたいと思います。
テンプレは
>>908さんのでいいと思うのですがどうでしょう?
スレ題も募集しています。
僕からもひとつスレ題提案しておきます、
「それ何て妄想?」
933 :
814改め ◆2Q4AML3.n. :2006/11/07(火) 00:03:22
>>932 妄想かw
テンプレもいいと思います〜
続き書きたいが漠然としか考えてなかった阿呆作者
934 :
Mr.名無しさん:2006/11/08(水) 13:12:21
定期揚げほーしゅ
ほ
936 :
Mr.名無しさん:2006/11/08(水) 20:45:28
も
937 :
Mr.名無しさん:2006/11/08(水) 21:04:06
あぁ・・・ZA先生は消えたのかっ!!
>>937 茄子でパソコン買うかもだから期待して待て
スーツをビシッと着こなした長身の男…。
キタザキ 「アキも以前お世話になった『探偵・ジン』君とハヤ君だ。」
ジン 「初めまして…『ウルフ』の異名を持つシューサ君。そして、ラシク隊のみなさん。
私がジンです。」
ジンは予めラシク隊の情報を得ていた。そして隣にいる女性…
ハヤ 「初めまして…。以前ハンター・アキさんと一緒に仕事をさせて貰いました『ハヤ』です。今回は正式な依頼。ありがとうございます。」
ジン 「ふぅ〜(おめーは付いて来ただけだろ!)」
ラシク 「あぁ…こちらこそよろしくお願いしますよ。」
ラシクが握手を求める。ジンはそれを快く受ける。
ジン 「ところで…アキは…?」
今は医務室である。そのことと、今までの状況を話す。
2人は驚くほど“あっけら”としていた。
よく言えば切り替えが早い。
ジン 「んじゃアキが回復する前に、『D・ボトン』とこの会社の『狙い』の詳細を探るか…。」
探りを入れるのにさほど 時間は必要とはしなかった。
ラシク 「(驚いたな。これほど手際良い奴…ハンターでもそうはいない。)」
そして事態が明らかとなる。
その頃、リュファもアキ達が『来る』ことを分かっていたのだろう。
上司なのか、『男』と話していた。
リュファ 「この人体兵器は『失敗作』なんですよ…。」
?「あれほどの成果をあげてか?」
リュファ 「これはあるモンスターの一部の器官を人間のその部分の器官に組み込み、強化させるのが目的だったんだ。
…しかし埋め込んだ器官は使用不能になり、かわりに他の器官が強化された。
まぁ結果としてなんとかなったわけですが…
『使える』のは今回だけでしょう…。」
? 「(この年でこの技術と冷静さ…何よりも行動力は…)。」
ティナの『消息』。アキへの『失望』。
これが彼の執念を生み出した。
本人にしてみればどうでもよかったことなのかもしれない。
誰もが彼の不明な生き様に興味をいだく。
>>937 冬場は仕事が忙しいのもあってどちらにせよ冬眠です
パソも無いしねぇ
943 :
Mr.名無しさん:2006/11/09(木) 18:39:16
>>942 携帯があるじゃまいか
・・・嘘ですすいませんごめんなさい
さくさく先生お疲れ様っす
944 :
Mr.名無しさん:2006/11/10(金) 13:14:42
浮上保守
保守
リュファ 「これで『D・ボトン』の研究をして量産化に成功すれば世界は一気に変わりますよ。
どんな『権力』や『財』を持っていても銃弾一発で人は死にますから…
たわいないモノですよ…。」
? 「ふふっ…今の世の中は腐ってる。
すべて戻してやろうじゃないか…。」
一方、
ジンの降霊も終わったところだった。
キタザキ 「ふん!奴らめ、爆弾を外交カードにする気か…!
傲慢なやつらめ…。」
ラシク 「『D・ボトン』・『改造人間』…
そして、『リュファ』。
事態は一刻を争うほどだな。」
その時、会議室のドアが開く。
そこにはアキの姿があった。
シューサ 「アキ!」
ユカ 「アキさん!」
ジン 「おまえ!」
キタザキ 「大丈夫なのか!アキ!」
アキ「あぁ…。
それより…今回の兼…自分ごとに巻き込んで本当に悪い…。」
一同が静まり返る。アキが言うのはただの自惚れの勘違いだろう。
アキ 「俺はもう一度あの研究所に行く。
任務のためというより自分のために…」
キタザキ 「…アキ」
アキ 「巻き込んで本当に悪かったとは思ってるけど…もう一度俺に力を貸してくれ。」
アキの一言は
『願い』ではなく『決意』…『始まり』だった。
『D・ボトン』の警護。
研究所内から研究所周辺は警備で固められていた。
リュファは研究所内の中央部…『D・ボトン』の前で待機していた。
リュファ 「そろそろ来ますよ。」
森がざわめく…
冷静な影が素早く動く。
リュファ 「…いや」
警備している兵隊が地面の光に気付く。
リュファ 「もぉ来ているか…。」
光は激しくなり木から人へ…そして森ごと包む。
影の正体は…シューサだった。
シューサ 「へへっ…とりあえず『堕天』を使って数を減らさせてもらうぜ。」
『堕天』を設置しながら走り周り、ルートを作るシューサ。
ルートの使用者は…。
アキ 「いくぞ…。」
ジン 「おう!」
949 :
Mr.名無しさん:2006/11/11(土) 13:30:00
テポドン保守
じゃなくて…
D・ポドン保守
950 :
Mr.名無しさん:2006/11/11(土) 13:30:58
違ったw
D・ボトン保守
951 :
Mr.名無しさん:2006/11/11(土) 17:46:12
次スレどうするよ?
スローペースだし残り20ぐらいで立てればいいんでね?
シューサ 「俺が手伝えるのはここまでだ。
これからは『ハンター』としての仕事だ。」
シューサはショットガンを持ち、再び闇に紛れる。
そのとき、アキとジンは研究所に向かい走っていた。
アキ 「ジン…。本当に一緒に来て大丈夫か?」
ジン 「へへっ…そんなに『ヤワ』じゃねぇーよ!」
ジンはハンドガン…少し小さめな『銃』二丁を懐から取り出した。
アキ 「それは…」
ジン 「おまえらとの『仕事』は危険だからな…。
護身用に…。」
ジン 「普通の『銃』より軽くて反動が少ない…火薬じゃなくガスを使う。しかも、弾はゴム…
はっきり言って女性用だな。」
その時、
『堕天』を避けた改造人間の兵士がアキとジンに襲いかかる。
ジンは兵士に弾を放つ。
しかしあっさりそれを避けられた。
アキがジンの前に立つ。
『…ドサッ』
兵士はアキに触れる直前に倒れた。
アキ 「…なんだ?」
兵士の首筋にジンの放ったゴム弾が食い込んでいた。
ジン 「少し手を加えてね。
『跳弾』しやすくしてあんだよ。
計算して乱射すれば360°から刺さるぜ。」
研究所周辺の慌ただしい変化にリュファも気づく
リュファ 「やはり…来たか…。」
リュファと共にいる『男』…、
大柄な身体と剣を持っていた。
リュファ 「ところでマオさん…。私、用事がありますから、ここを離れますよ。」
大柄の男は、『マオ』と呼ばれた。
マオ 「ふふっ…リュファよ。怖じ気づいたか…。
まぁいい、お前から頂いた 『法術の加護』があるからな…」
マオは胸元のアクセサリーを握る。
マオ 「こいつは実に素晴らしいよ。何て言ったって身につけた者に魔法が届かないんだからな…。」
リュファ 「ええっ…剣技だけであなたに勝る者はいないでしょう。
『百鬼』と呼ばれたあなたに…。」
ほっす
さく先生お疲れ様です。
950超えたのでもうそろそろ次スレ建てようかと思います。
今週中に立てる予定ですので何かあればレスお願いします。
では建てたら誘導しますね。
958 :
Mr.名無しさん:2006/11/16(木) 00:26:15
静かだ・・・保守
959 :
Mr.名無しさん:2006/11/18(土) 20:43:52
ほ
すいません、何か規制中みたいでスレ立てられないみたいです。
代わりに立ててくださると助かります^^:
ほ
過去に1度スレ建てした事あり
それで今回規制・・・何だろうか?!
誰かたのむ!
>>962 原因不明ですね。
スレ立てたのはこのスレが初めてです。
そういえばこの前も原因不明のプロキシ規制があったっけ・・・。
誰かお願いしますね。
このままでいけば
>>908さんのテンプレ案で「それ何て妄想?」でw
964 :
962:2006/11/21(火) 11:18:04
GJ
埋めていいのかね?
いいんじゃね?
てか正ーーーー直 言って次スレ立てるの早過ぎたんじゃね?
でもしょうがないから梅
地道に梅ていきましょ