1 :
Mr.名無しさん:
悲しい
さげます
3 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:30:36
穴塞いで空気詰めろ
4 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:30:55
5 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:31:35
6 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:31:37
7 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:31:39
age
俺はsageる
9 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:32:14
以降サゲ進行で
10 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:32:26
もう一緒にセクロス出来ないかと思うと悲しくて悲しくて
11 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:32:31
それは残念
12 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:32:58
どうせオナホールか空気嫁だろうが
>>1、kwsk
13 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:33:09
=============終了=============
14 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:33:10
うん。まあほかに二人ほどセフレがいるからいいんだけどさ、
15 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:33:53
16 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:34:16
昨日一緒にセクロスしてたら昇天してそのまま帰らぬ人に・・・OTL
17 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:34:24
はいはい悲しいね
18 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:35:03
19 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:35:12
バター犬か何かか?
20 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:35:21
おまいらにはセクロスの経験無いから俺の悲しみなんかわからねえ!
21 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:35:29
下手な釣りすんならスレ立てんなよ、死ね
22 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:35:58
23 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:36:01
>>18 サンクス。おまいみたいなのが一人はいないと盛り上がらないから。
24 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:36:34
さーて盛り上がってまいりましたー!パーッと行きましょうやみんなw
25 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:37:37
おい
>>1 お前のネタの披露のために
わざわざ名古屋から見てるんだから
もっとびしっとやれよ
26 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:37:40
ちくしょー。いまいちだな。
27 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:38:11
28 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:39:00
ごめん。立て逃げする、続きが浮かばなくなってきたw
29 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:39:35
まあね、暇だから付き合うけど
どうすんだよ
このグダグダ感を
30 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:39:55
31 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:40:17
まあ俺の面白い話でも聞いてくれや。
32 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:40:36
もったいねーなここ
おっぱい会場の控え室にする?
33 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:40:39
じゃあ聞こうか
34 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:41:59
エロゲーかエロゲー
35 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:42:57
一昨日ドライブ中にヒッチハイクしてた金髪の外人さんを見つけた。
お、可愛いねぇと思って色々話してた。彼女は日本語がお上手で、
会話のやり取りには苦労しなかった。
36 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:43:58
ワッフル,ワッフル
37 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:44:31
車に乗せて10分くらいだろうか、俺は思い切って彼女をナンパしてみた。
もしよかったら、この後食事でも行かない?ってね。
断られるかと思い、ドキドキしてたらあっさりおk
38 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:45:21
>>35 妹が留学するくだりまで行ったら起してくれ
39 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:46:04
今一番グダグダなスレはこちらです
40 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:46:27
近くにあったイタリアレストランにそのまま彼女と行ったんだ。
俺はシーフードスパゲッティ、彼女はトマトスパゲッティと
シーザーサラダを食べた。そこで色々と彼女の事を聞いた。
41 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:47:07
42 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:47:38
息を飲んで続きを待っている39が見える
43 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:47:51
彼女は今日本を旅行中、こっちに来て一ヶ月くらい経つんだそうな。
お金もあまり用意していなくて移動は大体ヒッチハイクか歩きだったそうな。
44 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:47:52
なに?この痛々しいスレ
こんなタイトルのドラマあったな
46 :
1 ◆REfhkNPMi. :2006/05/07(日) 17:48:47
以上が俺の考えた面白い話です
47 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:49:25
この後どうするのってきいたら、その子はこれから東北方面に移動する
って行ってて、泊まる場所を聞いたら、大体ユースホステルと言っていた。
48 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:49:58
意外と
>>1は打たれ強いな
俺なら
>>3の段階で逃げ出してる
49 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:50:12
◆REfhkNPMi はつまかす
◆uP4E0rvmG6 続けろ粕
50 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:50:45
どっちもかすか
51 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:50:46
すっげーかわいかったから、このまま帰すのはもったいないと思い、
この後私のうちに来ないかと聞いた。そしたらあっさりおk。
えーーーーーーっ!!!
52 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:51:46
俺はそのとき既にセクロスの事しか考えてなかった。
食事が終わったら俺が会計を全部もち、颯爽と車の中へ。
53 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:51:48
引っ張る価値があるとも思えんががんばれ
54 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:51:57
というお話だったのさ(AA略
55 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:52:49
最近独り言スレ減ってと思ってたけど
まだいるんだな昔ながらの毒男って
56 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:52:58
死姦すればいいんじゃね?
57 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:53:07
レストランから家までは普段1時間くらい掛かるのだが、興奮していた俺は
スピードスター、40分も掛からず着いた。落ち着けよ漏れOTL
58 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:53:34
この空気読めないところが毒男っぽい
59 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:54:07
家に着いたのは夜の8時半頃、彼女はソファーでテレビを見てた。
俺も一緒にテレビを見てた。
60 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:54:12
電池買いにいけばいいじゃん
61 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:54:30
この展開ってなんか昔見たことがあるような気が・・・
その女だと思ってたやつが男だったっておちは無しな。頼むよ
62 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:54:46
見てられない
63 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:55:26
10時過ぎになり、俺は風呂に入ってきた。その時彼女は全然帰る素振りも見せず、
テーブルの上にあったファッション雑誌を見てた。
64 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:55:54
65 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:56:57
俺が風呂から上がり、彼女にお風呂使うかと聞いた。
彼女はthank youと言い、お風呂へ向かった。
俺はやる気十分でチンコ思いっきり洗っておいた。
66 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:57:03
67 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:57:40
支援
68 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:58:07
あれか、よく美人OLが質問に答えますのスレ立てる人か
69 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:58:15
俺がソファーで休んでいると、彼女は何とバスタオル一枚で風呂から出てきた。
彼女はお礼をさせてと俺に呟く。
70 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 17:59:31
俺はsure.といい、電気を消し裸になりベットへ・・・
彼女もバスタオルを取り、ベットへ・・・
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
71 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:59:42
はわわ〜
72 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 17:59:42
期待age
73 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:00:06
ざわわ〜ざわわ〜
74 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:00:29
彼女はさすが外人さんだけあって、腰の使い方とかパーフェクト。
漏れは恥かしながらキスだけで逝きそうになったw
75 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:01:03
age
76 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:01:23
中学生にしてはいい文章かくな
GWの宿題か?
77 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:01:34
最後は俺がバックから突いてフィニッシュ。
彼女はセクロスのときは英語を使っていたよ。
oh yeah oh yeah ってね。
78 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:01:37
そのまま逝ってればこんな糞スレたてる人が一人減ってたのに
79 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:01:55
先生 感激
80 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:02:37
まるでおっきしません
81 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:02:55
オチに期待
82 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:03:20
それで、彼女に満足したかどうかを聞きたかったから
you finish? you finish?
って聞いた。
彼女の答えはNo.
83 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:03:26
oh yeah oh yeah ってね。 oh yeah oh yeah ってね。 oh yeah oh yeah ってね。
84 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:04:37
いま3人くらいか?
85 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:04:55
外人のイメージはシャラポアかカイアだな
86 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:05:01
俺は彼女を満足させるために、15分後、もう一回がんばった。
今度はお腹に出しちゃった。
もう一度俺は彼女に問いただす。
you finish? you finish?
ってね。
彼女の答えはまたもやNo.
外人さんはやっぱりすげえって思った瞬間だった。
87 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:05:48
カイアだと痛いな
88 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:05:52
>>85 彼女はエミリー・ブラウニングに似てました。
89 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:06:05
ちいさいんだよww
90 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:06:24
お礼をさせて、の部分が英語ではない件
91 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:06:34
92 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:06:52
クタクタになりながら俺は3回戦へ。
チンコが痛いと思いながら、彼女へピシュトン
93 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:07:26
遠き異国で生でやらせる外人さん乙
94 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:07:28
95 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:07:35
>>90 はい、日本語でしたよ。最初っから読み直せ。糞が
96 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:07:37
ピシュトン age
97 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:08:58
98 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:09:02
>>95は頂けん反応だな
空気読めない不器用さが売りだったのに
99 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:09:19
俺もようやく逝って、もう出来ないぞと思いながら、彼女に問いただした。
彼女もクタクタになっていて、なんて我慢強いんだろうと感心していた。
俺は三度、
you finish? you finish?
ってきいたさ、ああきいたさ。
100 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:09:38
101 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:10:08
そしたら彼女はまたもや
No.
俺はもうダメポと思ったね。
102 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:10:40
そして俺は彼女の次の一言に驚愕した。
103 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:10:49
>>95 日本語がお上手な外人さんなのは知ってる
気になるのは簡単な英語ばかりが出てくることだ
104 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:11:16
おち
↓
105 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:11:49
age
106 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:11:54
No. I'm Swedish.
終了
107 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:12:57
>>100 ああ、再同情の彼ね
俺は軌跡まとめたりとかしてた
108 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:13:42
you finish?のfinishはフィンランド人ってことね
中学生にしてはいいオチだ
GWの宿題か?
109 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:13:57
長い間のお付き合い、誠にありがとうございました。
i really appreciate.
110 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:14:45
これはジャパニーズジョーク?
スウェーデン小咄?
111 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:15:09
>>109 今度は夏休みだな
しっかり勉強していい高校入れよ!
112 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:16:12
113 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:17:02
>>112 そうか、俺はてっきり・・・って学生は帰れ!
114 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:18:02
たまに独身男性を勘違いした大学生が来るが、お前もその一人だったか
115 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:18:14
つまんね
116 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:18:23
>>1 ついでに彼女が死んだのオチはどうつけるつもりだったの?
117 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:19:39
>>1の彼女じゃなくて
>>1のオチが死んでる
まだ終わりじゃないならこの発言は撤回させてもらおう
118 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:19:41
最近の若者はネタがうまいお
119 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:19:41
>>116 96歳のおばあちゃんにする予定だった。
120 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:21:42
>>119 ん〜捻ってないのか、捻りすぎなのかは分からんが
そのオチも頂けないな
121 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:21:45
122 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:22:29
慶応の落ち研か?
123 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:22:50
どうやら
>>1の基本はベタらしいな
ベタはあまり引っ張らないのがいいんだが
124 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:23:05
こんなツマカスレに50分張ってたやつ乙
125 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:23:45
126 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:23:48
>>120 ちなみにそのセクロスはファミカセにもする予定だった。
127 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:25:28
今ネタバレするくらいなら最初からちゃんとやれ
128 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:25:58
わかった、じゃあ甥っ子の呼んだヒーロー話聞いてくれない?
この話は2レスで終わる。
129 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:26:44
ファミカセ?
最近の若者言葉は分からんファミコンのカセットのことか?
130 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:27:42
131 :
39:2006/05/07(日) 18:28:04
今一番グダグダなスレはこちらです
132 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:30:09
俺の甥っ子は今4歳のヒーローもの大好き人間なんだけど、
この前びっくり発言してた。俺が車を運転していて、
甥っ子は助手席に乗ってたんだ。
それで、高速道路を走っていたら事故ってた車を見つけた。
で、俺は甥っ子に、大変だなー、困ってるから誰かヒーロー
呼んであげてっていった。甥っ子はこう言ったさ。
133 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:30:20
ずいぶん長文なんだな
134 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:31:04
助けてー、いっせんまーん。
(いやいや、それヒーローじゃないから・・・)
終了
135 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:32:45
いっせんまーん=一千万円
いいとは思うよ、ちなみに俺今、無表情だけど
136 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:33:29
>>135 そうか、イッセンマンを知らなかったかOTL
137 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:33:45
まだやってたの?
おまえら相当暇なんだな
138 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:34:34
なんだよおじさんをからかっちゃいけないよ
イッセンマンってなに?
ニッセンレディーの別バージョン?
139 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:34:38
じゃあこれでどうだ?アメリカンジョーク話。
140 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:35:21
いやいや、イッセンマンってなに?
気になる
俺A型だから
141 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:36:25
>>140 CMで一千万円が当たるキャンペーンに登場するキャラクター
142 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:36:54
ロト6な
143 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:37:56
へ〜
君の甥っ子は何でそいつを呼ぼうとしたのかね
144 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:38:09
ぐだぐだ感が減ってきた件
145 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:38:23
146 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:38:48
>>143 あとあと聞いたら、修理代が掛かると思ったんだってさ。
優秀な甥っ子だぜ。
147 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:38:49
わざわざ名古屋から見てるんだから
グダグダのままでは終わらせんよ
148 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:39:24
149 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:39:55
リアルで
>>1の話を聞かされてる人たちがかわいそうになってきた
150 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:40:17
4歳でそこまで考えるとは
なかなかだな
じゃあアメリカンジョーク頼むよ
151 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:40:25
GWの締めくくりとして十分盛り上がっただろうが。
152 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:41:31
クソが!って好きだな
>>1 ギャグマンガ日和とか好きなのか?
153 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:42:21
あんまり調子に乗るなよ学生
俺ら七誌がいて初めてスレは盛り上がるんだ
お前と話してるの8割方俺だし
154 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:43:08
155 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:43:24
156 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:43:48
157 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:45:01
>>154 のスレに思いっきり馬鹿なこと書いて逃げます。
158 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:45:51
>>157 馬鹿な流れになってるからおまえには無理だよ
159 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:45:52
160 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:46:26
「見ててください」的なノリで面白かったためしがない
161 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:48:08
>>1の打たれ強さには感心してたんだが
肝心の腕がな
162 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:48:13
おお!余裕で100超えてんじゃんすごいすごい
163 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:48:19
164 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:48:54
336 名前:1 ◆uP4E0rvmG6 [] 投稿日:2006/05/07(日) 18:47:38
そんなことは無理です。皆さん冷静になってください。
チンコ
165 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:49:04
>>161 何の実績も無いお前に言われたくは無い。
166 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:49:15
思いっきりバカなことって書くの難しいと思うんだよ
167 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:49:34
>>163 いや、所詮この程度だよ
期待通りに近い出来だし
168 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:50:01
もう一回チャレンジさせてください
169 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:50:35
170 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:50:41
>>165 煽りだしたら止まらないぜ
典型的なA型だな
171 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:50:43
ここがまさか1と俺だけで回っているスレだとはお釈迦様でも気づくめぇ
172 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:51:30
173 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:51:35
このスレ入ってから顔の表情が変わらない件
174 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:51:38
どうだ、やってやったぞ。
175 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:51:44
おもしろくないのにプライドだけ高い
>>1の嫌なところばかりが後から出てくるのはやはり若さ故だろうか
176 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:52:35
177 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:52:40
178 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:53:09
179 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:53:28
180 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:53:51
この灯火消えないで!
181 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:54:04
182 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:54:33
183 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:54:43
毒板じゃなくって違う板いけば?
普段当たり前にスレ行ったり来たりしてるから
なにが楽しいのかさっぱりわかんね
184 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:55:12
だれか、俺の引継ぎを頼む。
コテハン#の後はmankoだから。
185 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:55:43
気に入らない奴は排除。カリスマ性なし
186 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:56:06
>>184 もっとはやくそうするべきだったな
おまえ毒男板向いてない
187 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:57:18
学生の遊びにつき合わされたな
いい気なもんだ
188 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:57:33
いまふと思ったんだけど
コテ#fusianasan
ってやったら酉が出るの?IPが出るの?どっち?
189 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:57:47
誰か引き継いでおけよ。そして明日までには500まで伸ばしておけよ。
おまいらにずっとかまってられるほど暇じゃないし、履歴書も書かないと
だから。明日は面接ナニョ
190 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:57:58
>>187 遊びというか、オナニーに付き合わされた気分だな
191 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:58:57
>>188 お前も学生か?
それともガスまわってんのか?
192 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 18:59:07
うん、おまいらは俺に遊ばれてたわけだ。
おまいら俺のオモチャ プギャー
193 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:59:13
>>188 試してみれば?
リモホ見えてもいいだろ別に
194 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 18:59:45
やだ
195 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:00:12
196 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:00:13
ネット上でこれだけ呆れたのは久しぶりだ
197 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:00:13
198 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:00:25
ホント半年ROMってろって感じだな
199 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:01:06
>>196 呆れるならいなければいいのに。俺は結構楽しめたぜ。
最初の話だけだけど。
200 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:01:38
不思議と悔しさは微塵も無い
幼稚園児にじゃんけんで負けたぐらいにしか感じない
201 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 19:01:47
test
202 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 19:02:23
僕が引き継いでもよいですか?
203 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:02:53
204 :
1 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/07(日) 19:03:15
205 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:03:31
>>202 キャラも引き継げよ
厨で空気読めなくてってとこ
206 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:04:16
>>199 呆れたのは後半だ
他のスレに書き込んだ辺りから
最初から呆れてたらゴミ箱行きに決まってるだろ
207 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:04:51
>>204 別に叩くとかそんなんじゃなくてさ、
引き継いだとたんレスつかなくなって
去ることになったら悲しいんじゃないかなと思って
208 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:05:50
俺も学生の頃はあんな感じだったかな
もうちょっと大人だった気がする
209 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:06:22
今何人残ってる?
210 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:06:39
ホリーポッター見て寝よっと
211 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:08:32
>>189 俺らがかまってちゃんだったんだっけ?
最近の若いやつの言ってることワカンネ
212 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:08:44
俺だけか・・・・・
2代目!早く来て!!!
213 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:08:57
最後の最後まで駄目な奴だな
突っ込んでほしかったのか?
214 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:10:10
もう
>>1のことは忘れよう
かわいそうな野良猫を見た気分
215 :
Mr.名無しさん:2006/05/07(日) 19:37:49
>>1さん、気を落とさないで。きっと彼女も天国から見守っています
216 :
二代目 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/08(月) 00:04:04
よっしゃ、景気付けに一発逝っておくか?
217 :
Mr.名無しさん:2006/05/08(月) 12:29:55
じゃあ俺が見てるんでどうぞ
218 :
コンバンミ ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/09(火) 01:48:12
ageちゃおう^^
219 :
二代目 ◆uP4E0rvmG6 :2006/05/09(火) 04:43:43
彼女が死んじゃったの話考えたから今日の夕方5時頃話すね。
220 :
Mr.名無しさん:2006/05/09(火) 11:21:31
A
222 :
Mr.名無しさん:2006/05/09(火) 13:12:51
だから引き継ぐのやめとけっていったのに
223 :
Mr.名無しさん:2006/05/09(火) 17:00:28
5時だぜ
224 :
Mr.名無しさん:2006/05/09(火) 17:06:45
長瀬と深田恭子のドラマ?面白かったよなあれ
225 :
Mr.名無しさん:2006/05/09(火) 17:42:29
もうすぐ6時だっつの
226 :
Mr.名無しさん:2006/05/10(水) 16:45:32
おい。1日待ったぞ
そろそろ5時だ。さあこい
時をかなり逆上るけど
彼女と最初に出会ったのは、中学二年の時だった。
俺は中学二年の2学期に、北海道のド田舎から関東の某中学校へ転校してきた。
親の仕事上の都合で、関東に越して来たんだ。
平和な片田舎の中学校からみたら、関東の中学校はあまりにも荒れていた。
割れたガラス窓、茶色や金色に髪の毛を染めた学生たち、違反制服に、踊り場ではタバコの吸いがらが散乱。
目を疑いたくなるような光景に、俺は最初戸惑いを隠せなかった。
俺の顔は、誰に似てるというわけでもなく、いたって普通。
人見知りをしない性格なので、人を楽しませる事に関しては得意中の得意だった。
その甲斐あってか、喋れる友達はすぐにできたし、北海道の独特の訛りや方言で笑いもとれた。
でも、その学校にいる不良たちには、それがとても気に食わなかったらしい。
転校して2か月ほどしてから、俺へのイジメが始まった。
今のニュースとかでみる陰険なイジメではなく、学校帰りとかに呼び出しては、不良たちに殴られたり蹴られたりと暴力的なものだった。
学校を「楽しい場所」と思ってた当時、一気に「つまらない場所」に変わった。
ただムカツク、目障りだという理由だけで、毎日毎日殴られ続けた。
顔にアザが頻繁に出来てるにも関わらず、その学校の先生は見て見ぬふり。
どこへぶつけていいのかわからない不満は、家庭内で晴らすようになり自分が本当に嫌いな時期だった。
でも不登校にはならなかった。
腕力で対抗出来ない俺は、学校へ通い続ける事が唯一の抵抗だと考えたからだった。
そうこうしてるうちに中学三年にあがり、クラス替えが行われた。
俺に対するイジメは、止まることはなかったけども「あと一年我慢」と考えれば、とても気が楽だった。
俺の隣りの席に彼女はいた。
今思えば、第一印象として「物静かなまじめそうな人だな」だった。
そんな俺の席の隣りに座る彼女。
誰として俺に関わり合いたくないが為に、誰も喋りかけて来ない中、喋りかけて、いや、身体の事気遣ってくれた。
「傷大丈夫?」と。
231 :
Mr.名無しさん:2006/05/10(水) 18:16:04
それで?それで?
232 :
Mr.名無しさん:2006/05/10(水) 19:40:14
うんうん。続きキボンヌ
二代目のトリじゃないが、それはやる気の現れと捉えよう
続きは明日か?
234 :
Mr.名無しさん:2006/05/11(木) 00:23:01
>>233 二代目のトリハンは#mankoだから誰かに悪戯されると思ったんじゃないか?
235 :
Mr.名無しさん:2006/05/11(木) 01:04:55
(・∀・)続きマダー?
彼女と仲良くなるのに、さほど時間はかからなかった。
そう、彼女もまた話す友人が少なかったのだ。
その時はまだ理由はわからなかったが、彼女に話しかけてくる友人は少なく、休み時間はいつも一人だった。
授業中にこっそりとやり取りする手紙とか、教科書の隅に描いた落書きなどをみせたり。
そんなやり取りを最初はしていた。
不思議なことに、彼女は俺のこと結構知ってることに気がついた。
去年の夏に転校してきたこと。2年のクラスが何組だったかも知っていた。
なんで知ってるの?と問いかけても「ちょっとね。」とお茶を濁されるだけだった。
いつの間にか一緒に下校するようにもなった。
彼女に迷惑かけないように(イジメの対象にならないように)隠れて待ち合わせをし、よく一緒に下校した。
彼女自身から、自分の話をすることはなく、一方的に俺だけが喋ってた。
北海道での生活、前にいた学校での出来事、家族や兄弟のことを。
外の世界に憧れてるような、そんな顔で俺の話をいつも聞いてばっかいた。
「私も北海道で生まれ育ってれば、なにか変わったのかな・・・」
今でも忘れない言葉。
北海道での生活を彼女に話したときにボソっと言った言葉。
あとになって気づくのだが、この言葉になぜすぐに反応できなかったんだろうと、今は思う。
ある日、学校行くことが少し楽しくなってきた俺は、数少ない友達の一人に休み時間に呼び出され忠告された。
「あの娘はやめとけよ」
「なんで?」
「お前をイジメてるヤンキー共の頭の彼女だぞ?」
言葉が出なかった。
何故にあんな真面目そうな子が、そんな奴等と付き合ってるだなんて。
いくら友達の忠告とは言えども、信じることが出来なかった。
彼女の彼氏と言われてるヤツは、学校にほとんど来なく、珍走のリーダーをやってるヤツだった。
俺自身も数回数える程度しか見たことなく、学校に50ccのバイクで来ては先生達を困らせていた。
「!」
俺はこの時に気がついた。
彼女がなぜ知り合いでもなかった2年の俺の出来事を知っていたかを。
呼び出しされて、殴られる場所は大抵決まっていた。
3〜4人の時もあれば、数十人の時もあった。
その大勢の時、一人だけその場に似つかわしくない女の子がいた事を思い出した。
間違いない、彼女だ。だから俺のこと知っていたんだ。
楽しみになってきたコレ
240 :
Mr.名無しさん:2006/05/11(木) 13:24:11
いきなり良スレwww
241 :
Mr.名無しさん:2006/05/11(木) 16:03:11
二代目いいぞ!wktk
知ってしまったことを切り出していいものかどうか・・・・。
あまりにも重い出来事に、中学生である俺には悩み続けることしか出来なかった。
どれくらい悩んだか覚えてないけど、ひとつの答えを出すことは出来た。
その答えを確かめようと、いつも通り彼女と下校を共にする。
しかし、彼女は全て見抜いてたっぽかった・・・・。
「ねぇ?どうしたの?元気ないよ?」
「そうかな?」
「うん、元気ない。全然笑ってないもん。」
「あ、ごめ。」
「ね?」
「ん?」
「おてて繋ごっか。」
一生涯で一番ドキドキした瞬間だった。
まぁ当たり前のことなのだが、女の子と手繋いで歩くなんてことは初めての事だった。
あまりにも唐突な出来事で、切り出すタイミングを失ってしまった俺。
彼女の暖かい手を握ってることで、今までの事をすっかり忘れてしまっていた。
がしかし、彼女の方から切り出してきた。
「私ね、彼氏いるんだ」
「・・・・」
「中1の時からお付き合いしてるんだけど・・・・」
ヤツ(彼氏)の馴れ初めを話していた気がする。
俺は聞きたくない!って気持ちが先行していて、途切れ途切れしか覚えていない。
簡単に要約すると。
彼女は物言えぬ性格からか、不良というものに憧れた時期があった。
一時的にでも、誰でもアウトローを気取ってみたいって思う時期があるはずだ。まさにそれ。
1年の時に席が隣だったヤツ(彼氏)に、よくノートを見せていたらしい。
いつの間にか仲良くなり、付き合うようになったと言う訳だ。
しかし
「私ね。付き合ってて楽しかったのは最初だけだったの」
悲しそうな顔をする彼女。女の人の悲しい顔を見るのも初めての事だった。
「最初はとってもいい人だったんだよ?
いっぱい私のこと笑わせてくれたし、励ましてくれたこともあった。
でもね、いつからか暴走族やるようになってから、変わっちゃった、彼。
一時はかっこいいなぁって思ったこともあったけど、今は全然思うことができない」
俺は黙って聞くしかなかった。
というより、その話を聞いたところで俺はどうしていいのかさえもわからずに。
「私、キミのことが好き」
「?!」
目に涙を浮かべて、俺の方を突然向き、そうはっきり彼女は言った。
「私、キミのことばかり想うようになって、今度こそ彼氏と別れようと思った」
「・・・・」
「別れようと思ったことは、これまでも何度かあったの・・・でもね。そのたびにあの人は私に暴力したの。何度も何度も殴るの・・・」
顔をぐしゃぐしゃにしながら、辛い過去を吐き出す彼女。
耳を塞ぎたくなるような体験を俺に・・・・。
全部を聞き終えることなく、俺はひとつの提案をした。
実は、俺はこういうバカ学校とは無縁の上の高校に進学しようと決めていた。
それなりに頭のいい学校にあがることが出来るのなら、ヤンキーとは無縁の生活を送れると。
「ね。俺どう言っていいのかわからないけどさ」
「うん・・・」
「一緒に同じ高校行かない?」
「え?・・・」
「卒業まであと1年きっちゃったけどさ、一緒に勉強して頭のいい学校一緒に行かない?」
「あたまのいいがっこう?・・・・」
「うん。少しでも頭のいい学校に行くことができればさ、彼氏が付いてくることないしさ
学校自体もしっかりしてるから、先生がヤンキーとか追っ払ってくれるさ」
今思えば、なんの根拠もない目標だな、と思う。
でも、間違ったことは言ってなかった。彼女の顔に少し笑顔が零れた。
わくてかしながら茶飲んでます^^
246 :
Mr.名無しさん:2006/05/11(木) 17:41:53
一服しながらwktk
血の雨が降りそな悪寒wktk
247 :
Mr.名無しさん:2006/05/11(木) 18:13:21
初代と違って先が読めないのがいい
ヤバイ
これがwktkってものなのかッ!!
うむ。うむ。最近の楽しみスレ
250 :
Mr.名無しさん:2006/05/12(金) 00:44:35
つづき(・∀・)マダー?
俺らに目標が出来た。
二人一緒に同じ高校を目指す。
俺の成績はそれなりに良かった。だがしかし、彼女の成績は中の下だった。
それに加え、ヤツのせいで学校を休むこともしばしばあったため、内申自体も悪かった。
「私だいじょうぶかなぁ・・・」と不安を覗かせていたが、中学校の勉強なんか要点さえ押さえれば簡単なものだ。
目標を立てたその日から、俺らは近くの市立図書館の隅で勉強するようになった。
「ここなら誰にも見つからないだろう」
図書館に来る人なんか、真面目な学生ぐらいしかいない。
周りの目を気にすることなく勉強が出来る。というより、彼女と一緒にいられる。
俺は、自分のわかる範囲で、彼女に一生懸命勉強を教えた。
ヤツと別れたい。俺と一緒に高校行きたい。という気持ちがすぐに彼女から感じることが出来た。
閉館近くになっても「ここだけ教えて」などと、時間をフルに使い勉強に取り組んでた。
夏休み前の3者面談時に、俺は志望校よりも少し下を選んだ。
おかんや先生は、もうちょっと上狙えるぞ。と言っていたが、ここは彼女に少し合わせないといけない。
少しランクを落としたとは言え、その高校は進学校と呼べる学校だった。
彼女の3者面談は「志望校考え直せ」と言われたそうだ。
出席日数が危ういのと、能力が劣るからという理由を告げられた。
本当に最低な学校だ。
上を目指そうと頑張ってる学生に対して「無理」とハッキリ言うなんて。俺は改めて学校に憤りを感じた。
「事実なんだから、しかたがないよ。それよりも、ここ教えて」
俺をなだめながら、図書館の隅で今日も勉強に励む彼女。
無理なんて絶対言わせない。俺が必ず連れてってやる。
彼女の頑張り振りに、一生懸命俺は答えた。
「出席日数なんて気にすることないさ。これから休まないで頑張ればいい」
「うん。そうだね、私どんなことあっても学校に通う!」
夏休みが近くになるにつれ、お互いどんどん親密になってきた。
今まで自分から話し出す事の少なかった彼女が、自分から話すようになっていた。
彼女のいろんなことがわかってきた。
保母さんになりたいという夢。
両親が離婚していて、父方の祖母の所で生活しているという事。
家族という有難味を知らないという事。
だからこそ、人一倍誰よりも家族に憧れているという事。
こんないい子なのに・・・どうしてあんなヤツに・・・・
話を聞くたびに、そう感じていた俺。そんな彼女に暴力を振るうことが何故できるのだろう。
彼女のためなら、なんでも出来る。寒い話だが、本当にそう思えた。
彼女と知り合ってから数ヶ月。
お互い一度も学校を休むことはなかったのだけど。
夏休み前の大事な期末テスト直前・・・
彼女は学校を休んだ。
253 :
Mr.名無しさん:2006/05/12(金) 04:22:56
つづき気になる・・・
◆TUVNQi1r5U先生の作品が読めるのはこのスレだけ!
ヤバイ、続きが気になる…
256 :
Mr.名無しさん:2006/05/12(金) 13:54:55
(´・ω・`)ゴクリ…
257 :
智美 ◆UZIMI15Hq. :2006/05/12(金) 14:05:49
こうゆう金にならないが良い才能持ってる奴っているもんだな。と感心。
258 :
Mr.名無しさん:2006/05/12(金) 14:08:11
バレたんか?バレたんか?
ハッピーになれないのか?
260 :
Mr.名無しさん:2006/05/12(金) 21:25:37
ええーい!続きはまだか!
261 :
Mr.名無しさん:2006/05/12(金) 21:42:18
続き〜〜〜〜〜!!!
きっと体調が悪いにちがいない。
ずっと勉強ばかりだったもの、疲れたのかもしれない。
俺は前向きに考えて、その日は2人分のノートをとっていた。
もしかしたら図書館には来るかな?とも思い、学校が終わり、図書館のいつもの席に向かう。
しかし、閉館になるまで彼女があらわれる事はなかった。
翌日も彼女は学校を休んだ。その次の日も・・・・
俺は気が気じゃなかった。
明日から期末テストが始まる。
これを落としたりしたら・・・・洒落にならん。
不安な想いを払拭したくて、思い切って休み時間に、担任に彼女の休んだ理由を聞いてみた。
「連絡ないからわからないな」
もう三日も休んでいるのに把握すらもしないのですか?と俺は声を荒げた。
15のガキに言われ、カッとなったのだろう。担任は本音を漏らした。
「試験前に休む奴は、はっきり言ってどうでもいい
あいつは学校よりも、悪い奴等を選んだんだ。お前もほっとけ」
今は他の人に構わずに志望校目指して頑張れと言われ、職員室を出された。
263 :
Mr.名無しさん:2006/05/12(金) 22:52:17
続きだ〜〜w
試験当日。
彼女の席には誰も座っていない。
前の日、俺は彼女の家に電話をした。
祖母と思われる人が出て、彼女に繋いでほしいと告げると
「今いないよ」とだけ言われ、電話を一方的に切られたのだった。
単に繋ぎたくないだけなのか、それとも家に帰ってきてないのか。
いろんな事を考えてしまい、全く眠る事が出来なかった。
まだ1教科目だし、このあとの試験さえ受ければ。
お願い!遅れてでもいいから教室に来て!
試験中、ずーっとそんな事を思いながら教室の扉ばかり気にしていた。
彼女が試験受ける事ないまま、期末初日は終わった。
今日の試験、一緒に勉強した所ばかり出たな。
下校途中、一筋の涙が俺の頬を流れる。
265 :
Mr.名無しさん:2006/05/13(土) 02:48:10
イイヨイイヨー
主人公の気持ち考えると泣けてきた(´;ω;`)ウゥッ
267 :
Mr.名無しさん:2006/05/13(土) 03:22:45
ゞ( ̄ー ̄ )イイッテバ
どうなったんだ?
展開があいかわらずよめねえええええええw
269 :
Mr.名無しさん:2006/05/13(土) 11:29:26
続編気になる イイヨイイヨー
期末テストの全日程、彼女は一度も学校に顔を出すことなく終わった。
激しい不安に苦しむその試験最後の日の夜、家の電話が鳴った。
「○○〜電話よ」
居間からおかんが俺を呼ぶ。
俺宛に電話が来ることなんか、学校の連絡網ぐらいだった。
「女の子からよ。随分と暗い子ね〜」
おかんのその言葉を聞いたとき、「もしかして?!」という思いから受話器をおかんから奪った。
「なになに。どうしたの。もしかして彼女か何かかい?」
「うっせぇーな。向こういってろよ!」
「はいはい」
ニヤニヤしながら電話のある居間を去るおかん
どこの家庭でもこうなんだろうか、ニヤニヤだけはやめてほしい・・・
そんなことより今は、電話の向こう側が気になる。おかんが居なくなったことを確認してから受話器を耳にあて声をかけた。
「もしもし?・・・」
「うっ・・・・うぐっ・・・・ひぐっ・・・うぅ・・・・」
受話器の向こうでは、声を押し殺して泣いている女の人の声が聞こえた。
その後ろでは、シトシトと雨が降っている音も聞こえた。公衆電話からだった。
「誰?誰なの?」
「ひっぐ・・・ぅうっ・・・・ごめんね・・・・わ・・たしごめんね・・・うっ・・・わたしごめんなさい・・・・ひっひぐ・・・」
彼女だった。
泣きながら一生懸命謝っていた。
はぁよかった、無事だったんだ。と最初は思えて、少し気持ちが楽になった。
しかし、泣いている理由や、なぜこの時間に公衆電話からなのか。いろいろ疑問が浮かんできた。
「泣かないで。どうしたの?元気なの?大丈夫なの?」
「ひっう・・・うっ・・・うん・・・ほんとうにごめんなさい・・・わたし・・・わたし・・・うっう・・・」
「なにをそんなに謝ってるの?元気ならそれでいいよ」
「ほ・・・ほんとうに・・・・わたし・・・・ごめんなさい・・・ううっ・・・わたしね・・・・わたし・・・・ひぐっ」
なにがなんだかさっぱりわからない。
彼女は何かを一生懸命言おうとしていた。だが、それが言葉に出てこない感じがした。
その時。
ドゴッ!!バキッ!!と鈍い音と共に彼女の悲痛な声が受話器から聞こえた。
「ひいっ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・なぐらないで・・・うっひぐ・・・・おねが・・・い・・・・ひううっぅ」
「電話貸せよ!!つかえねぇーな!!!」
彼女の隣に誰かいる・・・
男の声が彼女の受話器から聞こえてきた。
!
273 :
Mr.名無しさん:2006/05/13(土) 22:49:35
なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
た、頼む〜〜〜!続きを!!つづきーーーーーーー!
275 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 00:16:29
なに!?彼氏か?彼氏か?(`・ω・´)
276 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 00:17:36
殴死か?
277 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 01:06:34
続き〜〜〜〜〜〜〜〜〜はやく汁〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
278 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 01:07:29
279 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 03:27:55
ひぐらしにインスパイアされた香具師が集まるスレはここですか?
280 :
電車男:2006/05/14(日) 03:37:36
大家好 我是電車男
どうなるんだよw
早く続き読ませてください><
282 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 14:25:34
期待age
283 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 16:23:10
はやくぅ はやくぅ
「お前、俺が誰だかわかってるよな?」
電話からヤツの声が聞こえてきた。
いつかこの日が来るだろうとは覚悟していたつもりだ。
しかし、実際立ち向かっていこうという勇気はなかった。
ほんの少しの勇気があれば、この状況なんか怖くない。
しかし、勇気を出さなければ、彼女を助けることは出来ない。声が震える。怖い。自分が情けない。
「おおッ!聞こえてんのかよッ!!」
「聞こえてるよ・・・・」
「今からさぁ話あるかっら、学校裏の神社来てくれねぇか?大事な話なんだよ」
「あぁ、わかったよ」
彼女に指一本触れたりしたら承知しねーぞ!とか、小説やドラマなんかでは聞くけど、俺には言えなかった。
心音が俺の耳まで届き、受話器を置く手も震えていた。なんとも情けない。
でも、彼女のこと思うとこの先俺が取らなきゃいけない行動はすぐにわかった。
勇気が欲しい。
彼らと戦える、そんな勇気を。
「こんな時間に、出かけるのかい?!」
おかんのその言葉に答えることなく、俺は雨の中を学校裏の神社まで走り出した。
街頭だけが灯す道、通学によく使う道だが、とても重く険しく見えた。
拳を強く握り締めて、もし何があろうとも、彼女の声さえあれば戦える。そんな事を思ってた。
彼女に会いたい。彼女に会いたい。彼女に会いたい。
学校の裏にある神社の入り口には人影はなく、雨の音だけしか聞こえなかった。
境内に入ると、1台の単車だけが停まっていた。
奥に目をやると、人影が2つ見えた。ヤツと彼女だった。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
待ってました。
心臓はバクバク言っていた。
彼女に会える気持ちと、殴られるという気持ち。喧嘩したことない俺が戦わなくてはいけない気持ち。
いろんな気持ちが俺の中を交錯して、ヤツと彼女のいる方向になかなか足を進めることができなかった。
それでも、行かなければならない。 できることなら逃げ出したい。
少しづつ勇気を振り絞って前に進む。
街の光がヤツと彼女を照らし、顔が見える位置まで来た。
ヤツは仁王立ちで何も言わずに俺を睨んでいた。ヤツの後ろの方に目をやると・・・
顔は膨れ上がり、アザだらけ、制服汚れ破けていて見るも無残な彼女の姿が見えた・・・・
ヤツは俺の前に数十枚の紙切れを投げ捨てた。
「それ見覚えあるだろう?お前がコイツに送った手紙だ」
それは俺が授業中にくだらないことばかり書いて送った、彼女への手紙だった。
彼女は大事に持っていたことで、ヤツに知れたのだろうとすぐにわかった。
「いい度胸してるよな?お前。人の女に手出すなんてよ」
俺に近づき胸ぐらを掴む。
「なあ?ヤったのか?なあ?」
「やる?やってなんかいない・・・・」
「正直言えよ?殺すぞ?お前」
「私と○○くんはそんなことしていない!・・・お願い・・・・もうやめて・・・・お願いだから・・・」
彼女が声を出した。
俺はどうしたらいいのか、次の行動も取れずにいた。
情けないが立ち向かう勇気は俺にはない。それでも彼女を守りたい。だから戦わなきゃ。
少しだけでいい、少しだけでいいから、俺に戦う勇気が欲しい。
287 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 22:44:24
それで?
288 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 22:51:31
デンプシーロールで迎え撃つ
289 :
Mr.名無しさん:2006/05/14(日) 23:26:01
BGMはアリスのチャンピオンだな
290 :
Mr.名無しさん:2006/05/15(月) 00:03:29
続きを〜〜〜〜〜〜〜!!
291 :
Mr.名無しさん:2006/05/15(月) 00:09:31
先生続きはまだですか?
292 :
Mr.名無しさん:2006/05/15(月) 00:16:18
実際ケンカってほんとヒザガクガクするし怖いんだよなー
しかもまったく知らない奴にケンカ吹っかけられるとすごい怖い
なんなんだろうね
一回二回殴られたところで余程のことがないと重症にはならないのにね
体力や腕力に自信があった俺が全然だめだった
なんでケンカって怖いんだろ
喧嘩って場数だよね?
一度も喧嘩したことの無い漏れはきっとガクブルだろうな…orz
(`・ω・´)主人公ガンガレ!
作者もガンガレ!!
テスト
喧嘩が怖いと感じるのは、痛いの怖いというのと一緒なのかな?
俺も主人公と一緒でガクブルだろうし、その場に出くわしたら逃げてるわwww
296 :
Mr.名無しさん:2006/05/15(月) 09:59:05
「ヤる」 と 「やる」・・・芸が細かい!!!!
>>295 なにが起こるかわからないという恐怖だと思う
「うっせぇんだよッ!!!おめぇわッ!!!!」
「ひっう・・・・・・・ご・・・・ごめんさい・・・・・・・」
前の音だけしか聞こえない静かな神社の境内で、ヤツの声が響いた。
その大きな声に対し、彼女はその場に縮こまりヤツに謝った。当然、俺もその場で震えていた。
そんな彼女にヤツは近づき、こう言った。
「なあ?このクズと俺とどっち選ぶんだ?決めたんだろう?どっちなんだ?なあ?」
「・・・・わたし・・・・わたし・・・・」
目に涙をいっぱい浮かべながら、ヤツの問いに答えようとする彼女。でも言葉が出てこない風だった。
当たり前だ。こんな状況ではっきりした答えなど言えるわけもない。許せない。ヤツが許せない。
でも怖い、俺には人と戦うことなど出来ない人間なんだ。この時はっきりわかった。
情けなくたたずむ俺の方を彼女は見た。
彼女と目が合う。俺はきっと凄く情けない顔をしていただろう。
でも、俺は彼女に「お願い、今だからこそはっきり言って。どっちを選ぶのかはっきり。少しだけの勇気が欲しい」そう願っていた。
「おいッ!!どっちなんだよッ!!!」
「ひいっ・・・わたし・・・わたしは・・・・うっうううっ」
目に溜めていた涙が彼女から溢れ出す。
「うっう・・・・わたし・・・はこれからも・・・・あなたとつきあって・・・い・・・いきたいです・・・・」
泣くのを堪えて、彼女はそう言いきった。
俺と彼女がヤツの暴力の前に負けた瞬間だった。
「どうして・・・・」
俺はそう言葉を発したらしい。無意識に言ったのだろう。
「ああッ?!どうしてじゃねぇんだよッ!!!!!」
俺、どれくらい殴られたのだろう。
正直覚えていない。なぜなら彼女に勇気を与えることできなかったことと、いや、それ以前に俺に勇気がなかったこと。
そんな自分の無力さをはっきり知ることで、俺はただ殴られ続けることだけしかできなかった。
今まで殴られた以上に殴られた。倒れても起こし、必要以上に殴られ続けた。死んでてもおかしくなかった。
俺の意識がはっきりしだしたのは、もう散々殴られ俺が地面につっぷした状態の時だった。
んぶぶ・・・
「もう終わったのかな?・・・おうち帰りたいな」心でそう思った。
「ほら、帰るぞ」
「ううっ・・・うぐっ・・・ううぅっ・・・」
ヤツと彼女の後姿が見える。
単車のキックでエンジンをかけ、泣き続ける彼女をケツに乗せ神社を去っていった。
単車の音はとてもうるさく、神社を去ったあとでも俺の耳に届いていた。
身体が動かない。
目に入ってくる雨と血を瞬きで弾くことぐらいしか出来なかった。
痛さなどなかった。身体は麻痺状態なのだから・・・・
悔しい。悔しい。本当に悔しい。
俺は泣いた、いっぱい泣いた。
唯一の救いだったのは、雨降っていたことだった。俺の涙や鳴き声を洗い流してくれる。
身体が動くまでどれくらい時間かかったのだろう。
どこか折れてたのかな。俺は時間をかけて家路についた・・・・あっちこっちを引きずりながら・・・・
「もう関わるのはやめよう・・・・」
そう俺はその夜決めた。
さすがに次の日は学校を休まざるを得なかった。
身体のいたるところが腫れあがり、髪の毛には血の塊がいちまでも取れない状態だった。
両親も、この時ばかりは俺にしつこく聞いてきた。誰にやられたのか。学校はこのことを知っているのか等。
今までアザがあったとしても、俺は「うるさい!」と言うだけで、部屋に閉じ篭ってきた。
心では正直に話したかった。
でも、あまりにも情けない俺の話を両親に聞かせることができなかった。
ただただ「なにも話したくない」を繰り返すばかりだった。
心配で気が気じゃないおかんをよそに、おとんが俺にそっと
「なにがあったのかわからないが、本当にダメだと思った時は、必ず話すんだぞ」と言ってくれた。
病院に行けば、なにかしら話す状況になるやと思い、俺は病院行くことを拒否した。
おとんはおかんを宥めながら、近くの薬局で買ってきた湿布などを俺に巻いてくれた。
その一日だけ休んだだけで、次の日は痛みに耐えながら登校した。
うわぁぁぁぁぁーん!
本当に血の雨が降りやがった…(T_T)カワイソス
面白くなってきたな
頑張れ作者
305 :
Mr.名無しさん:2006/05/15(月) 19:14:50
ハプハプ
306 :
Mr.名無しさん:2006/05/15(月) 19:21:53
833:しぃ◆lWOcOoOmOQ :2006/05/14(日) 00:56:14
なかなかの想像力。
似てるって言われたことあるのは高島彩。
ワクテカ
先生、今日の執筆はこれで終わりですか?
4レスは結構な量だと思う
310 :
Mr.名無しさん:2006/05/15(月) 19:42:27
主人公は嵐の松本くんで
彼女は長澤まさみぐらいか
保守
312 :
酒 ◆J43IzaCnNo :2006/05/16(火) 00:06:25
先生。
今日も楽しみにしてます。
俺の中で何かが変わった。
力の前では俺は無力で、どんなに必死にあがいても抵抗など出来ないんだ。
映画やゲームみたいに、現実では誰かを守ることなど出来やしない。誰も守ってくれやしない。
自分からそういう「めんどくさいこと」には関わらないようにし、回避していくことが大事なんだ。と。
あの日を境に、彼女は学校を休みがちになっていた。
たまに学校に顔を出しても、俺と話す事などなかった。いや、俺が完全に無視していた。
何度か、彼女が俺に何かを話しかけようとしたのは覚えてる。しかし、俺は完全に無視、逃げた。
もし話しかけられたとしても、何を話せばいい?話す事などなにもないはずだ。謝られたとしても返答に困るだけだ。
中学校生活最後の夏休みに入った。
俺は両親にお願いをし、夏期講習を受け、何の思い出もない夏休みを過ごした。
夏休みが終わり、うちの学校ではすぐに修学旅行があった。
修学旅行だけはヤツも参加していた。
京都、奈良。関東の中学校ではスタンダードなコース。
行く先々で彼女とヤツの姿を見かけた。団体行動など取るわけでもなく、先生や生徒に多大な迷惑をかけまくっていた。
彼女と同じクラスということもあり、修学旅行では協力し合わなければならない状況が幾つかあった。
お互い意識しまくっていたが、俺の決意は固く、彼女が話しかけようとも、答えることは一切なかった。
修学旅行が終われば、一気に受験がリアルに見えてきた。
いつも授業中おしゃべりしていた生徒まで、先生の話に耳を傾けていた。
それよりも、俺をイジメていた不良の一部までも、勉強に取り組むようになっていた。イジメの数は一気に減った。
自分の受験する学校を決めなければならない時期がやってきた。
HRの最中、先生から「自分の受ける学校を親御さんや私、自分の能力と相談して、このプリントに書いて提出しなさい」と2枚のプリント用紙を貰った。
1枚は公立と私立、第一志望〜第三志望を書いて提出するためのプリントだった。
もう1枚は、夏休み前に自分が書いた志望校のプリントだった。そこには、彼女と目標として決めた高校が書かれていた。
隣に座る彼女は、そのプリントをじっと見ていた。
しかし、俺は志望校を変える決意ができていた。
「もう関わりたくない」
彼女の能力では届かない学校を受験することに決めた。
体育祭、文化祭、いろんな行事が過ぎていく。俺にはどうでもいいことだった。
早くこの学校から出たい、友達を作りたい、彼女の顔見るたびに胸が苦しくなることから逃げたい。ただそれだけしか想っていなかった。
淡々と過ぎていくつまらない毎日。
俺は志望校に受かった。
316 :
Mr.名無しさん:2006/05/16(火) 08:36:44
ktkr
朝早く乙
317 :
Mr.名無しさん:2006/05/16(火) 09:22:10
ワクワク
先生、乙であります
先生、乙。
先が読めない展開…あぁ、どうなるんだ、主人公…
wktk
これはおもしろいなwktk
321 :
Mr.名無しさん:2006/05/16(火) 17:31:26
マダー?チンチン(AA略
先生、そろそろ続きを ワクワク
ワクテカな反面展開が重い件について
これは俺、泣くかもわからんね
卒業まであと数日。
通常の授業はなくなり、荷物の整理、大掃除などが始まった。
彼女と同じ班を組むことになり、いやでも話さなければならない状況になった。
「おーい、ゴミ出しに行ってきてくれないか?」
俺と彼女が大掃除で出たゴミ出しを学級委員長に頼まれてしまう。
あとから知ったことなのだが、学級委員長に俺ら2人に行かせるように頼んだのは彼女だったらしい。
ゴミ出す場所は、学校から少し離れた焼却炉だった。
焼却炉に着くまで、俺は先頭をさっさと歩き、彼女と距離をとった。
その頃はダイオキシン問題とかなかったので、燃えるゴミはそのまま焼却炉に投げ入れるのが決まりだった。
数個あるゴミ袋を1個づつ俺は焼却炉に投げ入れ、燃える炎をただ眺めていた。
「ごめんなさい」
ゴミを1個づつ燃やしている最中に、彼女は後ろでそう言った。
「・・・・」
「ごめんなさい、本当にごめんなさい」
「謝らないで!お願いだから・・・・」
数ヶ月ぶりの彼女との会話。胸がはちきれそうだった。
「もう話しかけないで・・・お願い」
心では「いっぱいお話がしたい」「今でも大好きだ」と言いたかった。
でも忘れなきゃいけない。辛い事はもう御免だ。高校にまでこのことを持って行きたくない。
「お願い、もう忘れて。卒業すれば会うことなくなる。だから忘れて」
俺はそう言って、残ったゴミを焼却炉に投げ入れた。早くこの場から離れたかった。
全てのゴミを焼却炉に投げ入れ、その場を離れようとするまで彼女は泣いていた。
「泣かないで、ゴミは出し終わった。教室へ戻ろう」
「うっ・・・うっうっ・・・・」
「先行ってるよ」
彼女と会話するだけで胸が苦しい。
早く逃げたい。彼女には悪いが、今は彼女を避けることしか出来ないんだ。
冷たいが俺は彼女を置いて、1人で教室に向かおうとした。
「待って!」
彼女の声が俺の足を止める。
「今日の夜、わたし・・・キミの家にいく。すこしだけでいいの、おはなしを聞いて・・・」
返事をせずに俺は教室へと向かった。
俺の家はおとんの会社の社宅だ。
4階建てのマンションで、俺の住む場所は1階の角部屋だった。
俺の部屋は、マンションの廊下に面した1室だった。
その日の夜。
マンションの郵便受けのある玄関ロビーに誰かがいる気配がした。
窓からこっそり覗くと、私服姿の彼女が座っているのが見えた。
なんで来るんだよ・・・・
来たってなにも変わらないよ・・・・
会うべき?会わないべき?いや、もう自分で決めたことじゃないか。
でも会いたいだろ?会いたくない。嘘つくな!彼女に会いたいに決まってる!
お願いだから・・・・もう苦しめないで・・・・
部屋の隅で俺は自問自答を繰り返していた。
廊下では彼女のすすり泣く声が聞こえてきた。俺も泣いていた。
時間はすでに深夜をまわっていた。彼女を目で確認してから6時間が経っていた。
彼女が去る足音が聞こえた。
俺は玄関を出て、彼女の居たマンションのロビーに出た。
一枚の手紙とカセットテープが置いてあった。
マンションを出て、彼女を探す。
しかし、もう彼女はどこにも見当たらなかった。
これで正しかったのだろうか・・・・正直わからない。
部屋に戻り、手紙を読むか読まないか悩んだが結局読んでしまった。
手紙の内容ははっきり覚えていない。もう手元にないから。でも書かれていたことは覚えている。
○○くんへ
高校合格おめでとう。一緒に行けなくなったけど、私は本当に嬉しいです。
たぶん、この手紙を読んでるということは私、○○くんに会えなかったんだね。当然だと思います。
私のせいで○○くんにいっぱい迷惑かけちゃったし、いっぱい嫌われたもんね。
本当にごめんなさい。謝っても許してもらえないよね。
あの日の夜、私がはっきり言えてれば変わってたよね。一緒に高校行けたよね。
自分からその道をだめにしちゃったね。ほんと私バカだよね。
修学旅行だって、体育祭だって、文化祭だって、○○くんと楽しみたかったです。
学校へ行っても○○くんのことばかり見てました。
他の人と話すところみただけで、ヤキモチ妬いて鼻血出したことだってあったんだよ。
でも、話すことができないからとても辛かった。辛いから学校へも行きたくなかった。
私よりも○○くんの方が辛いのに、ちゃんと通い続けたのに。私はぜんぜんダメ人間ですね。
私、今でも○○くんが好きです。誰よりも大好きです。
ありがとう。隣の席にいてくれて。あなたに会えたことで私変われそうな気がします。
高校へ行っても私のこと忘れないでね。あ、わがままですね。ごめんなさい。
いままで本当にごめんなさい。そしてありがとうございました。
高校へ行っていっぱい思い出作ってください。さようなら。
カセットテープには槇原敬之のアルバム「君は僕の宝物」が入っており
アルバムの最後にTM NETWORKのstill love her(失われた風景)が入っていた。
その手紙と、カセットテープに彼女が込めた想いを聞いたとき、
俺は間違ってたと生まれて初めて後悔をした。
彼女がそう想っていただなんて・・・・
謝らなきゃいけないのは俺の方じゃないかと・・・・
俺は中学校を無事卒業し、高校へ進んだ。
マジで泣けてきた
二人ともカワイソウ
切ない…
・゚・(ノД`)・゚・。カワイソス
ううう
(ノД`)頼むからハッピーエンドにしてくれ
先生… 乙。
二人はどうなっちゃうんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜(泣)
334 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 01:46:16
ハッピーエンドになってほしいぃぃぃい
ナニコレ?すんげぇオモシロイ!続きキボンヌ
(´・ω・`)彼女もカワイソス
still love herってどんな曲?
マッキーのはググったら知ってる曲がいくつかあったからわかったのだが
>>336 昔やってたアニメ
シティハンターの後期エンディングテーマソング
切ない歌詞なのだ
ムードでてキター!こんな話しリアルであったらなぁって思うオレ。主人公が決して強い人間じゃないとこがもどかしくて、続きが気になるよ
339 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 13:50:24
切ないな
みんな、彼女が死んじゃった話であることを忘れないで!
341 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 14:00:51
死んだのは、昔の弱かった彼女の心・・
であってほすぃ('A`)
342 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 15:01:29
先生今日はおやすみですか?
続き待ち・゚(つД≦。)。゚・
344 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 15:23:12
え・・・
スレタイ通りやっぱり彼女死ぬオチなの?
そそそそそssss
今ならスレタイ変更、、、いや、だめだ、先生の演出に期待だ
346 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 15:50:09
死ぬくらいならここで働け!!
おもいしろい会社発見!!
YAHOOで「遺体処置」で検索!
TOPの会社。こんな会社があるんだと感心した。
募集してるよ〜!
347 :
みんなの雑用 ◆YENSH/EX/Q :2006/05/17(水) 17:32:45
東京都江戸川区の清掃レスキューでは、
遺品処理・回収、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない特殊な清掃業務をメインに活動しております。
遺品処理・回収、遺体処置等でお困りの方は、直ぐにご相談ください。24時間体制で皆様をサポートいたします。
聞いてやってほすぃ....かったな
今日、何回もこのスレをチェックしてるのは俺だけでないはずw
350 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 20:44:13
俺、今日は5回目〜
仕事の合間に覗きにくる。wktk
漏れも仕事の合間にWKTK
今日はまだか。
二人の行方は・・・
wktk
353 :
Mr.名無しさん:2006/05/17(水) 22:59:44
作者急病のため
今日の掲載分は明日の掲載になりました
ありがちと言えばありがちなストーリーなのに
こんなに心惹かれるのは何故なんだろ。
歳とって青春を眩しく感じるからだろうか('A`)
高校生活は別世界だった。
辛く、つまらなかった中学校生活とは違って、本当に楽しかった。
友達作ったり、部活をしたり、バイトしたり、彼女を作ってみたりと、一通りの楽しい思い出はいっぱい出来た。
地元に住んでいる以上、彼女の情報はいくつか入ってきた。
高専というところに通って(高専ってよくわからないのだが)今でもヤツと繋がっていると。
しかし、もう忘れたことだ。
俺は今ある高校生活をいっぱい満喫した。
その後、大学に進もうかと考えていたが、調理師の道を進むことにした。
理由は簡単「料理が好きだから」だ。
手っ取り早く調理師免許取るために、専門学校へと進んだ。
1年で卒業をし、俺は某料亭へ就職する。19才になった。
地元の友達と再会できるチャンスみたいな行事。そう成人式がやってきた。
ま、俺は数えるほどしか友達がいないので、あんまり行く気もしなかったのだが、もしかしたら彼女に会えるかな?と少しワクワクしていた。
もう十分な時は経ち、俺の中で彼女は思い出の一部となっていた。
話すことはないにしろ、元気にしてるかなぁぐらいのことは思っていた。
成人式当日。
やっぱりと言えばやっぱりなのだが。
バカはいつまでたってもバカなわけで・・・・
黒塗りの中古高級車などで会場までくる痛い奴らが数名いた。(駐禁とってもらおうかと110番かけようとしたのは内緒)
その中古高級車のまわりで、紋付袴でバカ騒ぎしている痛い人達の中にヤツがいた。
「ほんと成長してねぇな・・・恥かしい・・・」と俺は心の中で思った。
それよりも彼女は?と目で探したが見当たらなかった。落胆した。
「なにガッカリしてんの?」
落胆している俺に、彼女の親しい友人の一人が声をかけてきた。
357 :
Mr.名無しさん:2006/05/18(木) 05:02:42
先生、乙です!
こんな遅い時間にありがとうございます!
「お。ひさしぶり」
「彼女探してたんでしょ〜?」
「うん、探したんだけど今日来てないっぽい?」
「彼女、子供できてね〜、なんか子供風邪ひいたらしくって、今日来れないって」
なにー?!こ、こ、子供???
かなりビックリした。子供がいるだなんて。ちょっとショックを受けた。いや、かなりショック受けた。
話によると、彼女は中学を卒業したあと高専へと進んだのだが。中退。
ヤツとの間に子供が出来て、結婚したという。
なぜ中退に至ったのか、子供はデキチャッタ系なのか、詳しいことまで友人は知らなかった。
「私も彼女とは、成人式が近づいたから連絡とったぐらいで、それ以外は全然会ってないし話してもいないんだよね〜・・・・」
「そうなんだ」
「だから、今日久しぶりに会えるかなぁって思ってたんだけどね。あ、そうそう!」
「ん?」
「あなたが高校2年生のとき、うちら・・・あ、私と彼女と2人で文化祭観にいったんだよ」
「え?そうなの?会わなかったけど?」
「彼女がどうしても行きたいっていうから連れてったのに、あなたのこと見た瞬間に、やっぱり帰るって・・・・」
知らなかった。俺に会いに来てたなんて。
中学生時代に、俺をイジメてた一部の人が「あん時はごめんな」と言ってくれる場面もあり、成人式もいい思い出にできた。
彼女の話が聞けたことは嬉しいが、なんかちょっと苦しかった。
でも、彼女ももう大人だ。いつまでも子供なわけない。
ヤツとの結婚も自分で決めたことだろう。きっと幸せなんだ、だからこれはこれで喜ばなきゃ。
俺は俺の道を歩まなきゃ。
彼女は彼女の道を歩んでる。
しあわせにね・・・・と彼女への過去の想いに踏ん切りがついた。
360 :
Mr.名無しさん:2006/05/18(木) 05:37:15
>>359 いやー素晴らしい!!
正直、これをハッピーエンドと受け取っていいのか微妙だが、
(彼女にとって、こんなバカと結婚して子供まで出来ちゃって高校まで辞めちゃって幸せなのだろうか?)
とにかく感動した!!続きを即読めたのは偶然だが、朝まで起きてた甲斐があったってもんだw
これで完結ですか?それともまだ続きあり?
わがまま言わせてもらえば、俺としてはもうちょっと続きがほしい・・かもw
社会人としての生活が慣れてきた22歳の夏。
昼間、会社の車で俺は買出しに向かっていた。
エアコンのきかないボロファミリア。くそ暑い最中、鳥の糞が前面ガラスに落下する。
ウィンドウウォッシャー液が出てこなく、ワイパーで鳥の糞を除去しようとしたがゴムが古いので鳥の糞をのばす結果に・・・・
前面ガラスが真っ白くなり、前がまったく見えなくなってしまった。
「んもう!どっかで雑巾濡らさなきゃ・・・」
近くの公園に車を止めて、水のみ場で雑巾を濡らす。
お昼ということもあり、子供を遊ばせているお母さんがいっぱいいた。
雑巾を濡らしている最中に、ひとりの男の子が俺に近づいてきた。
なにも喋らずに俺を凝視してる。
はっきり言って子供は苦手だった。どう扱えばいいのかわからないのが第一の理由だ。
「なに?使う?」
「・・・・」
話しかけても返事しない。やっぱり苦手だ。
早く絞ってここを立ち去ろう・・・
とその時。後ろから声をかけられた。
「○○くん?」
雑巾を絞りながら後ろを振り向くと、そこには彼女がいた。
362 :
Mr.名無しさん:2006/05/18(木) 06:02:09
キター、朝早く読めて嬉しいお><
主人公が俺と同世代な感じがして先が気になりますw
ここまでドラマチックじゃないけど俺の中学時代の思い出に似てて感情移入しまくりだぜ
364 :
Mr.名無しさん:2006/05/18(木) 09:21:50
続き楽しみにしております
365 :
Mr.名無しさん:2006/05/18(木) 09:52:14
作者30歳ぐらいじゃねえの
ハフハフ
ついに再会か!!
367 :
Mr.名無しさん:2006/05/18(木) 12:25:27
再会♪
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
子供ができてるよコレ
まさかの展開だ 予想できねぇよぉぉぉお。
369 :
Mr.名無しさん:2006/05/18(木) 15:57:01
こりゃあ実話くさいな
2代目先生の作品が読めるのはこのスレだけ!!
俺はヤツが不良から卒業して愛に生きてるに500ペリカ!
この時まで、彼女の「か」の字さえも考えたことなどなかった。
なのに・・・彼女の顔を見た途端。気持ちは中学校の時に戻ってしまう。不思議だ。
声をかけられてから俺は、ただただ彼女の顔を見ているだけだった。胸が苦しくて声が出てこないのだ。
「やっぱりキミだね」
俺のこと凝視してた男の子が、彼女の元に行く。
彼女の腕の中には、もう1人1歳ぐらいと思われる赤ちゃんを抱いていた。
「間違ってたら、どうしようかと思っちゃった・・・・あれ?もしもし?」
「・・・・あ、ごめん。あまりの出来事にボーっとしてた。おひさしぶり、元気にしてた?」
彼女と彼女の子供2人と公園のベンチに座る。
男の子は彼女の影に隠れてしまい、俺とは目を合わせなくなった。
「ごめんね、長男生まれ持ちの病気なの」
詳しい病名まで書くことはできないが、一般的に言われる「ダウン症」と呼ばれる病気らしい。
胸に抱いている子供は女の子で、まだ1才になったばかりだと言う。
2人ともヤツにそっくりだった・・・・・
遺伝子までも強かった・・・・なんて最初は少し冗談みたいに思ったな。
中学校での出来事は一切出てこなかった。
お互い触れない様にしていたのかもしれない。
彼女の子育ての話、俺の今勤めてる会社の話。そんな話をベンチでしていた。
心の中では「偶然にも程がある。彼女と出会う確率って・・・・」運命を呪うかのように出会ってしまったことに少し後悔していた。
でも、彼女と話をしていると心が和む。失礼な話だが、今までお付き合いしてきた人とは違った感触だった。
かれこれどれくらい話していたんだろう。ふと俺は腕時計に目をやる。
「やばっ。俺、買出しの途中だったんだ!」
「ごめんなさい、私引きとめちゃって」
「気にしないで、俺そろそろ行くね」
親方に怒られてしまう。一気に現実に戻された。
帰り際、彼女は慌てた感じで連絡先を聞いてきた。俺は少し悩んだ。が、結局教えてしまう。
車の中にあるいらない納品書の裏に、自分のホケベルの番号を書いて彼女に渡す。
「はい、これ俺のポケベルの番号」
「ありがとう・・・・・連絡入れてもいい?」
「・・・・あぁ、いいんじゃないかな」
「またここにくる?」
「うーん、買出しのある日なら寄れないこともないけど・・・・一応寄ってみるね」
気の利いた言葉が出てこない、あの時と同じじゃないか。
彼女に「お仕事がんばってね」と言われ、俺はその場をあとにする。
車の中で俺は「本当に幸せなのかな」といらん心配などしてしまった。
なぜなら、彼女と話している最中、時折疲れた表情を俺に覗かせていたからだった。
結局その日から数日間、ポケベルが鳴ることはなかったのだが、彼女のことが頭から離れない生活が始まった。
しかし、結婚してる人に会いにいくのは気が引けた。まだ22だし、こういうことに関してはまったく知識がない。
友達数人に相談してみるが、答えはやっぱり「やめとけ」だった。
当然だろう、俺の友達に同じような相談されたら、同じ答えを言ってるだろう。
買出しがあっても、彼女と会った公園には行かないようにしていたのだが、それでも彼女のこと考えない日はなかった。
偶然の再会から2週間経った買出しの日、俺は公園に行ってしまう。
公園の隅に車を寄せて、車の中から彼女を探してみることもなく彼女を見つけた。
車から降りてる最中に彼女はもう既に気づいてたらしく、俺のところへ来た。
「もう来ないかと思ってた」
もの凄く寂しそうな顔をしていた。俺は反省した。
その日から俺は、買出しのあるときは彼女に会いに行っていた。「いけないこと」と知りながら。
374 :
Mr.名無しさん:2006/05/19(金) 06:27:09
早起きしてよかったー1!!!!!
375 :
Mr.名無しさん:2006/05/19(金) 06:36:26
ktkr
スレあがってきたからまさかと思ったのだがw
人妻ハァハァとか22では思うことはできないよなwww
乙であります
キタ━━(・∀・)━━!!
ホントに書いてる人30近そうだw
ポケベルということは、まだ作中は今から10年ぐらい前の悪寒
親切な先生に萌え
先生、早朝から乙カレー。
慌てなくていいから、ジワジワ頼む!wktk
ムフーン 先が読めん
やっぱり悲劇なのかね
wktk
そろそろ先生がくる頃だな。
公園で彼女と会うようになってしばらくしてから、こんなこと思うようになっていた。
これじゃコソコソ会ってるのと一緒じゃないか。こんな事、中学校の時と同じじゃないか。と。
会ったとしても、相変わらずヤツの話や中学での出来事を話す事などなかった。
なくても十分に楽しく会話できていたのだが、それじゃ俺の気持ちにも整理がつかない。
ある日、俺は聞いた。
彼女は子供たちと砂場で遊んでいた。
「ねぇ、ヤツとはうまくいってるのか?」
「え」
「お互いこの話したくないのかもしれないけど、俺知りたい」
「・・・・」
「教えてくれない?」
彼女は黙りこくってしまった。
言いたくないのか、それとも別の理由があるのか。わからない。
「話したくない?」
「ううん、そうじゃないの・・・・」
「じゃあ何?」
「私、キミに怒られちゃう・・・・」
「え?怒る?」
怒る?怒らせるような事言うのか?意味がさっぱりわからなかった。
「私、中学卒業して進学したけど1年で中退しちゃった」
「うん、それは知ってる。でも理由までは知らないんだ」
「私ね・・・・」
彼女の中学校卒業してから現在までの話を聞いた。要約するとこうだ。
彼女は中学校を卒業したあと、自分の進める学校を選び進学したのだが、高校へ行かなかったヤツが頻繁に彼女に会いに学校まで押しかけてたらしい。
それで、進学先でも怖いというイメージを持たれ友人は全然出来なかったという。
ある日、学校の行事にヤツがバイクで校庭を走り回ったことが原因で自主退学を迫られた。
本人は学校を辞めずに卒業したかったのだが、学校側が彼女の親に直で退学するようにと言われたらしいのだ。
彼女は泣く泣く学校を退学する。
このことが原因で、祖母のところで生活していた彼女は、祖母の家を追い出される。
行くあてのない彼女はヤツの家へ住まわせてもらうことになったらしい。(ここの部分は、ヤツが強引に招きいれたとしか考えられなかった)
ヤツは地主さんの子供らしく、土地もマンションも持っていたので働かなくとも収入はあったらしい。
一緒に住むことで子供ができ、結婚した。そういうことだ。
「私、頑張るって言ったのに・・・・頑張るって言ったのに・・・・うっうう」
子供たちのために、砂場の砂で山をつくりながら彼女は泣き出した。
彼女の子供たちは「泣かないで」と彼女の側へ行く。
「私・・・この子たちいなかったら、ここにはいなかったかも知れない・・・」
「・・・どうしてそんなこと言うの」
「何度も何度もキミに会いに行った!キミの家の前まで何度も行ったの!ずっとずっと苦しかった!」
「・・・・うん」
「でも、もう終わったことなのに・・・・私バカだから何もできなくって・・・・ひぐっうっ」
砂場で更に涙を流す彼女。
周りにいたお母さんたちはこちらをずーっとコチラを見ていた、きっといろんな妄想して話していたのだろう。
「・・・・それで、今しあわせなのか?」
あとになって、こんな質問しなきゃよかったと思った。
「うっうぐ・・・・うっ・・・もう・・・自分のしあわせとか分からない・・・今私にあるのは・・・この子たちを何不自由なく育ててあげたい・・・」
「変な質問しちゃってごめん・・・・なぁ?もう少し詳しく話聞かせてくれないか?」
「・・・・詳しく?」
「うん、今ある生活の話とか、ヤツの事や、なぜ「ここにはいなかった」なんて事言うのか・・・いろいろね」
周りの視線が恐ろしく痛かったのを今でも覚えてる。
泣き止まない彼女を、公園のベンチに連れて行き、缶ジュースを飲ませ気分を落ち着かせる。
少し泣き止んだ所で、ヤツの実情を聞き出した。
ヤツは中学出てからも、何かあればすぐに暴力を振るっていたそうだ。それは今でも。
ヤツの親が一昨年の暮れに亡くなったことにより、遺産相続として今住んでるアパートとその土地を譲り受けたのだが
まったく働かないヤツは、家賃等の収入を全て遊びに使っていた。
子供2人と彼女は月2〜3万円だけ渡されて生活していると言う。(その中で光熱費とかも払うらしい)
家に居る時は酒かシンナーをやっているらしく、機嫌が悪い時は子供にも手を出すらしい。
そんなヤツに愛想をつかして何度が出ていこうと思ったらしいのだが、お金がない為にそれが出来なかった。等々。
ヤツの話を聞く度に、自分の中で激しい怒りが込み上げて来た。
彼女云々よりも、同じ人間として許せなかった。絶対に許せない。
俺もヤツが許せません
ヤツは地主の御曹司だったのか・・・
朝早くから乙です。
ムキー!!!許せね〜ヽ(`д´)ノ
彼女を連れて逃げろよ!彼女を幸せにしてやってくれよ・・・
口うるさい創作文芸板にいっても、この作品は叩かれないと思う
やつも哀れなもんだ
身の丈に合わない金なんて持つもんじゃないな
子供が2人いる彼女と逃げたとして、果たして幸せになれるのか?幸せにしてやれるのか?
背負い込む気は起きないと思う
396 :
Mr.名無しさん:2006/05/20(土) 15:05:12
>>395 普通はそうだよな
そこらへんの女がそうだとしても、はいはいそうですかで終わりそう
>396
AGEるな!変なのが来るだろうが
398 :
Mr.名無しさん:2006/05/20(土) 17:23:15
もう十分あがってる。
ドメスティックバイオレンス許せん!!!!
もう俺も彼女も大人だ。
暴力に暴力で対抗できないが、大人の解決法ぐらいはもう知っている。
彼女の話を聞いて、俺は彼女とヤツを引き離してやる!と決意する。
それよりも、ヤツに復讐したい。ってのもあったのかもしれない。
「家を出てヤツと別れろ」
「え・・・」
「お金のことなら心配しないで・・・俺が出すよ」
調理師の給料なんて、月16〜7万程度だ。
この頃の俺は貯金もなかったので、金なんてありゃしなかった。
だからといって、このまま彼女をほっとくわけにもいかない。
「最初は大変かもしれないけど、母子家庭なら母子家庭の救済処置とかいろいろあるはずだよ
月2〜3万で生活するよりは全然いいと思う。それに・・・足りない分は俺がまかなうよ」
過去のセリフを思い出して書いてると、本当に俺は素直じゃないなとつくづく思う。
一緒に暮らさないか?とも言えてれば、もっと彼女を安心させられたのに・・・
俺の提案を言うのはこれで2回目だった。
彼女は少し不安そうな顔をしていたが、また笑顔が零れた。
「うん!今度こそ頑張ってみる!」
この日を境に2人で電話でのやり取りもするようになった。
俺は知人や先輩に、上手な離婚の仕方や国からの援助についていろいろ聞いたり勉強したりした。
彼女は彼女なりに、役所に足運んだりして別れる手筈を整えていた。
一番2人して忙しかった時期だとも言える。
しかし一番幸せだった時期とも言えた。
中学校の時できなかった2人の目標が、時を経て新しい目標として頑張ってる。
復讐!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
1〜2ヶ月ほどして、敷金礼金等のお金が作れたので
ヤツの居ない時間を見計らって、彼女は家を出、新しい住まいに越した。
荷物は最低限に抑え、家具とかは置いて家を出てきた。
住所は彼女の両親と俺だけしか知らない、まったく新しい土地。
荷物を整理してる時、彼女はとても幸せそうな顔をしていた。
この時、一緒に暮らそうかなと思ったのだが、法律に詳しい友人に忠告される。
「離婚前からおまえと会ったことがバレてしまっては、なにかと不利になる部分が出てくる
だから、新しい家は彼女の名義で借り、おまえは一緒に住むようなことだけは今止めといた方が正解だ」
まぁ、確かにそうだ。
彼女はいろんなところで話を聞いて知恵を少し身につけて、弁護士をひとり紹介された。
別居は完了。あとは正式な離婚と、それに伴う養育費や慰謝料の話だけだ。
養育費や慰謝料に関しては、彼女は取りたくないとも言ってたのだが
今までの行いや、彼女の人生を考えると取るべきだと俺は判断した。
ヤツから取れるものは全て取ってやる、という俺の復讐心からだった。
これは余談なのだが〜
彼女はヤツの家を去る際、夕ご飯だけ作ってテーブルに置いて出てきたという・・・
この行動には少し理解できなかった。
別れたいと思っていて、酷い仕打ちをされてきたのに何故ご飯など作ってあげて出てくるのか。
彼女の優しさなのか情けなのか、今でもちょっと理解に苦しむ出来事のひとつだった。
406 :
Mr.名無しさん:2006/05/20(土) 22:36:48
もしかしたら、それでも彼女は旦那を愛していたのだろうか
一番の幸せの次に来るものは・・・
>>408 俺も
>一番2人して忙しかった時期だとも言える。
>しかし一番幸せだった時期とも言えた。
この意味深な表現に何かを感じた
ちょ
そろそろエンドロールが流れてもいいころじゃないか
これ実体験?
家を去るときメシ作ってきたとか創作にしては設定細か杉。
>>410 マダマダ!
先生、ジワジワ頼む!!
これから悲劇が始まる悪寒…
414 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 00:23:09
先生、明日は休みだけど早起きします!みんなお休み!
すまん。あげてすもた
ぐぐぐ。。この流れで本当に幸せになれるのか心配だ。
とりあえず、この話が実体験でないことを祈る。
実体験だとしたら、
こんな芯だ方がいい知障の猿(彼女の旦那)がこの世に存在している事が許せない。
こんな哀れな女性(彼女)が存在する事も許せない。
やっと追いついたwwww
名作。誰かエロい人、保存よろ。
420 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 01:41:36
保存どころか、ワガママ言わせてもらえばフラッシュキボンヌ!!!
421 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 01:43:23
警察官試験前夜の俺が来ましたよ。
先生が来るまでおきてよ〜っと。
422 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 02:51:40
警察官なんて馬鹿でもなれる公務員職で有名だから、勉強しなくても余裕で受かるさ。
もう一度おさらいしとこうと思って初めから読み返したら
1から先生登場までの流れに
違う意味で全俺が泣けた
ヤツにしてみれば彼女は所有物だろう・・・その彼女が自分を裏切ったとなればこの後の行動は容易に察しがつく。
でも彼女には逃げ切って欲しいな・・・こんなこと言うと少し変だが彼女に頑張れとエールを送りたい。
引越し先での生活が少し落ち着いてきたときに、俺は彼女のデートを申し込む。
「え?デート?」
「だめ?ほら2人でどっか行った事なんてないじゃないか」
「うん!いきたい!・・・・でも子供たちが・・・・・」
「うちのおかんに預けて行こうよ」
「悪いよ・・・そんなの・・・でも行きたいな」
「まかせとけって」
彼女と子供たち4人で、2回ほど外食に出かけたことはあったのだが、2人で遊ぶことなど一度もなかった。
実はこの話を彼女にする前から、デートに誘おうと計画を練っていた。
「今週末お願いがあんだけど・・・」
「あんたからのお願いってロクなことないからねぇ〜、高くつくわよ?」
「今度買い物付き合うから・・・お願いおかん」
「はいはい。それでなに?お願いって」
「子供預かってくんないかな・・・」
「子供ね、うん、わかったこどm・・・・・ってエエッ???!!!」
おかんに子供を預かって欲しいとお願いしたとき、かなりビックリしてたな。
「いつ作ったの!」「誰の子よ!!」とか、いろいろ聞かれた。
預かってもらう以上、1から詳しく話すほかなかった。俺の気持ちを考えてくれて預かってくれることに快く了承してくれた。
初めてのデートの日がやってきた。
おかんは当日まで「大丈夫なの?」とか変な心配をしていたが
子供たちの前になると顔がとろけていた。正直、おかんのとろけた顔は見たくない。
「すみません・・・子供預けてしまうことになっていまって」
「いいのよ〜。気にしないで遊んでらっしゃい」
「おしめとかおもちゃ、着替えは長男のリュックの中に入っています。あ、あと・・・」
「大丈夫よ。こんな長男(俺指差しながら)育ててきたんだからね」
「おいおい、こんな長男ってなんだよ、失礼だなぁ」
「あはははは」
「あんたらは子供のこと今日一日だけ忘れて、いっぱい楽しんでらっしゃい」
彼女だけになついてる子供たち、数十秒でおかんになついた。
やっぱおかんはすげぇな。と感心した。
最初、初めて自分の手元から離れる子供たち、彼女は不安だらけだったが
俺のおかんの言葉もあり、今だけは楽しもうって気持ちになっていた。
でぇーと!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
今日この日、彼女がどれだけ今まで視野が狭かったのか。改めて自分の胸を苦しめる結果になった。
普通に食事をし、普通に街を歩き、普通にドライブを楽しんだだけなのに、彼女にとっては全てが初体験だった。
ひとつひとつに感動をし、たまに泣く場面もあった。
普通に生きていれば体験できそうなことを、今まで知らずに生きてきたなんて・・・
タブーと言えばタブーなのだが、こんな事を聞いてしまった。
「ヤツとデートしたことないの?」
「うーん、こういうデートはないかも。あ、一度だけ富士山に連れてってもらったことがあったかな」
「富士山?・・・・もしかしてニュースとかで見る年末年始の暴走族のアレ?」
「うん、それ。今思えばデートじゃないね。えへへ」
まさか、ここにいただなんて。
あのニュースを見るたびに「恥かしい」だの「痛い」だの思っていたし、俺のまわりにはいないだろうと。
時間はあっという間に過ぎていく。
働いてる時は時間が恐ろしく長く感じるのに、なんで楽しい時って時間経つの早いのだろう。
車内の時計が19時をまわったとき、俺は彼女をお台場へと連れて行く。
個人的にも新しくできた、東京を一望できるフジテレビ前の人口海岸へ行きたかったからだ。
オープン営業始めて間もないジョイポリスの前に車を停め、2人でお台場海浜公園を歩いた。
海風がとても心地よかった。
夜景がとても綺麗で、彼女は感動していた。
「今日はありがとう」
「ありがとう言うなら、俺のおかんにじゃないか?」
「えへ、そうだね、でもキミがいなくちゃデートにならないよ?」
「そりゃそうだ」
この一日で彼女はとっても笑うようになっていた。
はっきり言って今まで彼女の笑う顔よりも、泣き顔ばかり見てきた俺。
少しでも笑ってほしいと願ってた俺にとっては、デート誘って本当によかったと実感した。
中学校で一緒に勉強した思い出や、公園での再会でのこと。
2人で幸せと感じた出来事だけを、夜景を眺めながら2人で話し続けた。
そして、俺は覚悟を決めて彼女に・・・
「俺、中学校のとき言えなかったこと。今言ってもいいかな・・・」
「え?なに?」
「俺と付き合ってくれませんか?」
「・・・・」
「出会った時から、ずーっとずっと好きでした。それは今もこれからも」
「・・・・ね」
「はい」
「なんで敬語なの?・・・」
「あ、ごめんなさい。緊張しちゃって」
「私もドキドキだよ。うん。わたしもずーっとずっと好きでした。今もこれからも・・・」
敬語キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
俺をからかうように俺の口調を真似て告白に答えてくれた。
「キスしてもいい?」とか俺聞いてるし。もう頭が真っ白でなにがどうなってるのかわからなかった。
初めて彼女と唇を重ねる。
中学からの想いが22になって初めて実った出来事だった。
辛かったことや悲しかったこと、楽しかった思い出から痛い思い出まで、キスしてる間俺はそれらを思い出していた。
泣いてしまった。
顔を離すと、彼女も泣いていた。
「ごめん・・・」
「ううん・・・わたしも・・・ごめんなさい」
「もう逃げたりしない。絶対幸せにしてあげる」
「うっううっ・・・・わたしも・・・もう離れない・・・ひっうぅ・・ひぐっ」
彼女のために俺は生きていくことを誓う。もう泣かせたくない。
そうして初めてのデートは終わった。
うぅぅ…俺も泣いた!(つдТ)
あれ?オワタ?
おとなしくしてる訳がないヤツがそろそろ登場だな・・・
つづきまだあ〜(・∀・)わくらてっかり
437 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 16:36:33
泣いた。゜゜(´□`。)°゜。
作者の優しさのも泣いた
tu-ka、あげてもうたゴメンチャイ
439 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 16:49:07
>>1 よくあることです
気にしていても仕方がない。過去を糧にしてイ`
440 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 16:57:29
今日はこのくらいでいいですよ。そろそろ暗転しそう.....
441 :
Mr.名無しさん:2006/05/21(日) 16:59:56
泣ける2ちゃんねる
先生乙
泣いた。
先生乙
泣いた。
そして6年ぶりに恋人が欲しくなった。。
おまえら泣きすぎww
俺も泣いた。
この流れで泣くなってのは無理ぽ。
やっと…やっと気持ちが通って…っ
(つД`)゚・;。この際スレタイ無視ってハッピーエンドにしてほしい。
S・・・(・ω・。`)
ううっ。ちくしょう。なんで目から汗が・・(泣
幸せになる事なんてとっくの昔に諦めたはずなのに・…このスレはやばい俺が忘れていた何かを思い出させてしまう。
まだ泣けないだろw
泣いた。
27年ぶりに彼女が欲しくなった。
そんな俺は今27歳。
>>423 さんクスコ。
試験で即死。ちょっと吊ってくる。
>>450乙
漏れ
>>423だが同い年じゃねぇか。
そうか試験は何かとムズイよな、わかるよ。。
漏れも今週末に試験なんだ。
毒男が公務員で一発逆転を狙うスレはここでつか?
>>450>>451 がんばれよ。
このスレにいると、応援したくなってしまう。
優しい流れなのは先生のお陰なのかもな。
とりあえず、このスレは永久保存決定だな。
このスレに立ち合えたおまいらは幸せ者。無論、俺もだ
457 :
Mr.名無しさん:2006/05/22(月) 06:27:07
∧_∧_∧
___(・∀・≡;・∀・) ドキドキドキ
\_/(つ/と ) _
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
_∧_∧_∧_
☆ パリン 〃 ∧_∧ |
ヽ _, _\(・∀・ ) < マ
\乂/⊂ ⊂ ) _ |_ _ _ __
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| . ∨ ∨ ∨
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
_ ___
\>,\/
<⌒/ヽ-、_ _
<_/____ノ
>>453 ありがとう。
先生の物語といい、2chでこんな気持ちになるのは初めてだ。
残り今日入れて5日、頑張れそうだ。
1から226までの流れがうんこなのに それ以降がこれだけ好転するとはなあ
奇跡的な流れだよなこのスレ
226は俺だよチクショー
463 :
450:2006/05/22(月) 15:26:37
464 :
Mr.名無しさん:2006/05/22(月) 16:34:56
>>463 さ、裁判所!?司法試験合格済みで、裁判官受けるってことか?
>>464 いや、ただの事務官。
毒男にそんなクオリティはない。
泣けた・・・
スレ立てた1のグダグダっぷりにも別の意味で泣けた・・・
468 :
Mr.名無しさん:2006/05/22(月) 23:13:12
で、珍走旦那の復讐編まだ?
>>466 漏れは会計士受験
この一年倒れるほど勉強したが望みうす。。
受験一回目だから、爆死しても笑わないでくれorz
470 :
Mr.名無しさん:2006/05/23(火) 02:20:38
>>465 事務官でもすげーだろ。国家公務員第二種だっけか?
俺は仕事を変えた。
調理師の仕事は大好きだったのだが、その給料では到底やっていくことはできなかった。
今までとは全く違ったガテン系の仕事、中距離運送トラックの仕事に就いた。
早朝早くから仕事することもあれば、帰ってくる時間が深夜になることも多かったのだが、彼女を支援するにはこれしかなかった。
ぶっちゃけ、俺には向いてない仕事だった。
1週間すれば仕事を覚え、あとは毎日同じことの繰り返し。そのうえ手積みだったので肉体労働。
面白いことひとつもなく、黙々と仕事をこなしていた。
あまりにも疲れる仕事だったので、彼女の家を訪れるのは週に2日ぐらいだった。
会う日会う日が深夜になっても、彼女は起きて待っていた。
「寝てていいのに・・・」
「そんなことできません!幸せ貰ってるのに私だけ幸せあげれないはヤだもん」
そうやって俺は今働いてる仕事に精を出していた。
別居してから4ヶ月、ヤツは離婚届に判を押すことになったらしい。
意外と早かったな。というのが俺の感想だった。
彼女が突然ヤツの家を出て、ヤツに離婚するように説得を入れたのは弁護士さんだった。
最初は散々ごねったらしいのだが、そこはやっぱり弁護士。うまくヤツを押さえ込んだのだろう。
「明日ね、旦那に離婚の判押してもらうために会いにいってくる・・・」
「・・・そうか、前にも話したけど、1人で行かないでね。弁護士さんと必ず行くんだよ」
ヤツと離れてから彼女に口すっぱく言ってきた言葉があった。
今までのヤツの行動を考えれば、誰でも予測出来ることなのだが
ヤツと彼女を2人で会わせたりしたら、ヤツは彼女になにするかわかったものじゃない。
だから「絶対に1人で会ったり、電話で話したりしないでね」と。
「うん。わかってるよ、大丈夫」
不安の表情を浮かべる彼女。実は俺も不安だった。
ヤツのことだから、必ず何かあるのではないかと・・・・
次の日の夜、仕事中に彼女から報告の電話が入った。
「どうだった?」
「離婚届には判を押してはくれたんだけど・・・・・」
「だけど?」
不安は的中した。
「離婚はするけど子供は渡さないって・・・・悪いのはお前だからって・・・
だから養育費も払わないし、むしろこっちが慰謝料貰うって言うの・・・・」
「はぁああああああ??!!」
「旦那も弁護士さんにお願いしたらしくって、出るとこ出て喧嘩しようって言われた・・・」
喧嘩?何考えてるんだ?ヤツは。
まだ彼女を苦しめるつもりなのか。泣かせるつもりなのか。
自分が全て正しいとしか思ってないのだろうな、こういう人間って。
正しいのは彼女だと励まし、向こうが争うというなら胸張って争えと俺は言った。
時間はかかりそうだが、そうした方がいいと俺は思った。
先生乙です
まだまだ目が離せない展開…
続きを読むのが楽しみで今日一日に張りが出るよ
キタ━━(・∀・)━━!!
先生乙です。
何やら暗雲が(;´д`)ハァハァ
書きたいように書いて欲しい
無理に急いで結末見なくてもいいからこのままやって欲しいね
先生、乙カレー。
俺も>>476-
>>477さんに同意。
結末はどうであれ先生が思った様に書き綴って下さい。
無理はしなくていいから、ジワジワ先生の世界観にハマりたいwktk
479 :
Mr.名無しさん:2006/05/23(火) 10:14:31
>>1 良スレありがとう。みんなに悪いが、ageさせていただく。
急がなくていいですよ先生
少し話題を反れて・・・
この時の俺には別の問題があった。
それは、彼女の子供たちが一向に俺になつかない&嫌われていること・・・いや、子供が苦手な俺をどうにかすることだった。
彼女と一緒にいるからには、彼女の子供たちと仲良くしなければならない。
それよりも、父親として見て欲しかった。
上の子は障害を抱えているまもなく5才の男の子、下の子は健常児だけども1才の女の子。
はっきり言って、2人とも俺とは接しようともしなかった。むしろダッコすると泣いた。
彼女と2人で話そうものならば、渡してなるものかとばかりに彼女と俺を引き離した。
「この子達、旦那が怖かったから、どうしても男の人には抵抗あるらしくって・・・ごめんね」
そう彼女は最初言っていた。それでも傷つくわけで・・・・
どうしていいのかわからないから、とりあえずNHKの教育番組「おかあさんといっしょ」とか録画して見てた。
当時は確か、けんたろうお兄さんとりょうこお姉さんがMCだった気がする。今話題の(?)弘道お兄さんも現役だった。
りょうこお姉さんが意外と好みだったのは彼女に黙ってた。
ある程度子供の接し方を頭の中で理解できても、なかなか上手く行かなかった。
子供たちが遊んでる中に入って、一緒に遊ぼうとしても逃げられる。
何か買ってあげようと、トイザラスに寄ってみるも何買っていいのかさっぱり。
お菓子作戦に出るも、お菓子もらう時だけ「ありがとう」だけだった。
こんな俺に子供を育てることなど出来るのだろうか・・・・
なにかと一生懸命に子供と接しようとする俺を見て、彼女は子供たちに「パパ」と呼ぶように促してた。
でも、俺は言わせてるのは嫌だと彼女にその行為を止めるようお願いした。
長男の病気について本を読んだりネットで調べたりして勉強した。
染色体の異常で生まれてくる子供、合併症を引き起こすこともある不治の病。
時代が進んでも、その病気の子供たちが生まれる確率は1/800前後と変わらずに高い。
知能の発達が遅く、その能力には個人差があるという。
健常者だからこそ、こういう分野にあまり関心を持つこと少なかったのだが。
調べれば調べるほど、彼女の「この子たちだけは・・・」と言った言葉が身に沁みてきた。
だからこそ焦っていた部分もあった。
彼女の子供たちにもいっぱい笑って欲しい。
まったく子供たちと仲良くなれないまま数ヶ月を過ぎたある日。
その日の仕事は早朝3時から働いていたこともあり、夕方4時ごろに帰宅できた。
彼女は風邪をひいていて、晩ご飯を作りに彼女の家へと向かった。
たぶん台所に立つ俺を見るのは初めてなのだろう。
子供たちは「いつもママがいる場所なのになんで?」って顔をしていた。
数ヶ月間子供たちを見てきたので、子供らの好きなメニューぐらいは覚えた。
彼女にはおかゆを作り、長男にはデミグラたっぷりのハンバーグを焼いてあげた。長女はまだおっぱいが好きだった。
夕ご飯時に4人で食卓を囲むのは何度かあったのだが。今日は俺がママ代わり。
雰囲気が全然違った。俺がご飯をよそい、おかずを食卓に並べ全ての家事を俺がこなす。
彼女はとても幸せそうな顔をしていたのだが、子供らは完全に戸惑っていた。
この時初めて子供らにお願いをされる。「おかわり」と。
俺に話しかけることなかったのに、初めて自分から俺にモノを頼んできたのだ。
食事が終わり、彼女を横にして、俺はお風呂を沸かす。
「今日仕事から帰ってきてお風呂入ってないから借りていいかな?」
「うん。いいよ。ありがとう、なにからなにまで・・・」
「あ!長男と一緒に入っていい?」
「大丈夫?・・・入れてもらいたいけど・・・」
「大丈夫大丈夫」
長男は最初嫌がっていたが、彼女の説得でお風呂に一緒に入る。
歳は違えど、やっぱり男同士。
長男が一番最初に興味を示したのは、俺のちんちんだった。
「てぃんてぃん」
「は?」
「てぃんてぃん♪」
「ぶ。あーちんちんね」
「てぃんてぃん♪♪てぃんてぃん♪♪」
「おう!てぃんてぃんだ!!これがてぃんてぃんだ!!!」
なんか異常に嬉しかった。
うまく言葉が喋れなくても、2人でちんちんを振り回して遊んだ。
バカ丸出しの光景だが、俺は長男と初めて会話できた気がした。
長湯してのぼせた・・・
「・・・ふたりして何してんの・・・聞こえてきたわよ・・・・もう」
お風呂からあがったら彼女は恥ずかしそうにそう言った。
この時を境に長男は俺になつくようになった。とっても嬉しかった。
先生乙です
すっごいリアルだ
先生、乙。
細かい描写にウルウルきた…
主人公、乙!ガンガレ!
このリアリティはすごすぎる。。
普通のシーンで泣けそうだ。
488 :
Mr.名無しさん:2006/05/23(火) 18:41:54
こんな才能がこんなところに埋もれているのか?
実は有名人でしょうか?
なんだか鼻の奥が熱い・・・
この親子のために俺のできることを全力でしてやりたい・・・
そんな気分。
てぃんてぃん♪ヽ(*・∀・)人(・∀・*)ノてぃんてぃん♪
491 :
Mr.名無しさん:2006/05/24(水) 04:36:33
てぃんてぃんうるせーよ
492 :
Mr.名無しさん:2006/05/24(水) 04:37:11
あたまかゆいぜー
ちょwwwwこんなに伸びてただんて!!
ウルったじゃないか!続きを投入してください!
('A`)
先生、4時に投下ですか・・・
昨日3時まで待ってたのに・・・
俺のバカバカ
最近毎朝WKTK
先生実はプロじゃないかと思ってきた。
スレッドのタイトルがあれだからなあ…
悲劇になるんだろうか・・・
今日は(*・∀・)マダカナ〜wktk
長女の方はと言うと、俺にまったくと言っていいほど心を許してくれなかった。
男の人が嫌い。ママ以外は信用できない。
まだ1才なのに、もしこんな事を思ってるとしたら、それはとても悲しいことだと思った。
俺が家に遊びに行くと、怯えてるってはっきりわかった。
どうやったら1才の女の子が、こうも怯えるようになるのか・・・考えただけでも、今までの生活がどれだけ酷かったのか想像がついた。
言葉で安心させることなどできやしない。俺が安心させてあげたいな、とだけ一生懸命思った。
長男のあのお風呂以来から、長男とは少しづつ仲良くなれたのだが、長女はそうはいかなかった。
長男に絵本を読んであげても、俺がいるというだけでママのところへ行ったり、一緒に遊んではくれなかった。
そんな長女が2才の誕生日を迎えた。
「長女の誕生日に何買ってあげれば喜ぶかなぁ・・・」
「そんな気使わなくてもいいよ〜」
「でも・・・このまま嫌われ続けるのは・・・ちょっと」
「いつか応えてくれるよ。それまで気を長くして待とうよ」
「・・・うん」
長女のプレゼントの相談に乗じて、仲良くなる方法を彼女にそれとなく探ったのだが、彼女は「いつかきっと報われるよ」とだけ言ってくれた。
プレゼントを買うほど、俺にお金の余裕はなかった。そこで俺は考えた。
長女はお絵かきや塗り絵が好きで、よく長男とクレヨンの取り合いで喧嘩していた。
そこでお絵かきセットみたいなものをプレゼントした。値段もお手ごろだ。
しかし、拒否される。
長女の誕生日、仕事を早退して4人で祝った。
不二家で購入したケーキに火を灯し、皆で長女の誕生日を祝ってあげた。
彼女は長女に新しいおもちゃをプレゼントをし、長男は長女に自分の大切にしていた絵本をプレゼントした。
俺が最後にプレゼントを渡そうとしたら・・・イヤイヤをされた。かなりショックだった。
俺は自分のプレゼントだけ部屋の隅にそっと置いといた・・・・
「こらぁ〜お兄ちゃんがプレゼントしてくれたのにイヤイヤしちゃだめでしょ〜」
彼女が気を使って、長女に注意をする。
「怒らないであげて・・・いいよ、気にしてないから。使いたくなったときに使ってくれればいい・・・・さ、ケーキ食べようよ」
「○○くん・・・・・」
人に嫌われるってのは、やっぱり辛いな・・・
ケーキの甘さなど感じなかった。ちょっと泣きたくなった。
数日後、俺は仕事が早く終わり彼女の家に行った。
すると。長女が俺のプレゼントしたお絵かきセットでお絵かきをしていたのだ。
「ど、どうして俺があげたプレゼント使ってくれてるの?」
「プレゼントしてくれたんだから使うのは当たり前でしょ〜あはは」
「いや・・・・それはそうだけど・・・・」
「嘘嘘。ちゃんと説明するね」
楽しそうにお絵かきする長女を見て、思わず何があったのか玄関横の台所で夕飯作ってた彼女に聞く。
「うんとね、お絵かきセットで最初遊びだしたのは長男だったの
でも、自分にプレゼントされたものだとわかってるらしくって、長男に「それわたしの!」って感じで長男と喧嘩はじめたのね」
「うん・・・」
「それで私が「あれぇ〜?○○ちゃん?それいらないんじゃなかったの〜?」ってイジワルっぽく言ったら、黙っちゃってね。それで〜・・・」
「うん、それで?」
「○○ちゃ〜ん?お兄ちゃんきたよ〜。何か言うんじゃなかったかなぁ〜?」
突然彼女が長女を呼ぶ。
キッチンから見える奥の部屋から長女がドタドタドタと歩いてやってきた。胸にはお絵かきセットを抱いていた。
「・・・・・・・・ありかと」
とてもか細い声だったが、ありがとうと言ってくれた。すぐに奥の部屋に引っ込んでしまったけども。
「あらら。戻っちゃった・・・ありがとう言ってくれたね、言わせちゃった感があるけどごめんね」
「ううん・・・凄く嬉しい。ありがとうも嬉しいけど、それよりも使ってくれてることが嬉しい」
その後も家に遊びに行くと、長女は俺のあげたお絵かきセットでずーっとお絵かきをしていた。
その光景を見て、彼女に言われた「いつかきっと報われるよ」って言葉が身に染みてきた。
「いつかね」・・・・楽しみに思えた。
キタ━━(・∀・)━━!!
先生乙です!
微笑ましい流れだが何故か切ない(ノД`)
束の間の幸せなひととき…だけどまたあのDQNがぬっ壊しに来るんだろうな…
このスレの流れは今どき珍しくドラマチック。
誰かエロイ人まとめサイト作ってほすぃ。
漏れにはそんな技術ないんで('A`)
エロいひとだけど断る!
先生、乙カレー。
今日も優しい気持ちになれた♪
願わくばこのままずっと…平凡でも4人に幸あれ!
このままあのバカ(元カレ)が黙ってるとは思えん
507 :
Mr.名無しさん:2006/05/25(木) 14:26:17
No,I'm Swedish. Finish は Finnish と同音異義語だから
・・・細かい、1>>乙かれです(・∀・)b
引っ越してきてから1年が過ぎた。
養育費、慰謝料の話はなかなか先に進まなかった。
理由はいくつかあったのだが、まずヤツが書類等をなかなか用意しないこと。弁護士を困らせることばかりしてること。
そして、彼女の受けた暴力を証明するための診断書がないこと(病院には行かなかったらしい)
大きく分けるとこんな感じだ。難しいな、離婚後の話し合いって・・・
俺は俺で更に忙しくなった。
理由はお金が足りないからだ。
成長するにつれ、長男の先天性の病気による合併症みたいなものがいろいろ出てきた。
他の子供よりも心臓が弱く、耳が聞こえにくい。そして視力も低下してきてるというものだった。
彼女はほぼ毎日、片道1時間はかかる大きな病院に長男を連れて行ってた。
なぜ毎日かというと、外科耳鼻科眼科等々・・・診療を受ける場所が1個じゃないからだ。1日じゃ回りきれないのだ。
そのうえに待たされる。考えただけでも大変な事だ。
休みの日は送り迎えできるのだが、それも毎日出来るわけじゃない。
それだけハードな彼女。金銭面だけは苦労させたくなかった。
大変な毎日を過ごしてる間に、彼女は自分の母親に助けを求めたらしい。
俺は彼女の母親、いや、彼女の両親にすら会ったことなどない。
小さい時に離婚して、バラバラになった。とだけしか聞いてなかった。
たまに電話で話したりする程度らしいのだ。
他人の親をどうのこうの言うつもりはないが。ここまでほっとく親は如何なものかと心では思っていた。
「今日の夕方これる?」
「うん、なんとか行くよ。お母さん来るんだよね?」
「・・・うん、ごめんね無理言って。お母さんが会ってみたいって言うから・・・」
数日前に、彼女の母親が家に来ると告げられた。
母親自身が俺に会いたいと申し出てきたので、来てくれと頼まれてた。
どっちにしても、挨拶ぐらいはしなきゃとは思ってたから丁度いいかな程度に思ってた。
仕事を早めに切り上げて、彼女の家に行くと、既に母親が居た。
「俺とは合わないな」と見た瞬間でわかった。
おお!こんな時間に投下!!乙っす!
やはり昔の夫が。。(`д´)
>>507 ちょwスレのここまでの中盤あたりよく読めってw
派手な洋服に茶色に染めた髪の毛。指輪にネックレスをジャラジャラ。
飲み屋のママさんと思わせる感じだったが、正解だったようだ。スナックを営んでるらしい。
彼女の母親だけじゃなく、中年の冴えないオッサンと中学生と思われる女の子もいた。
「初めまして。○○と言います、挨拶遅くなって申し訳ございません」
「いいのよ〜挨拶なんて、あんたのこと娘から聞いてるわよ〜。ふーん、まぁまぁじゃない」
「まぁまぁですか・・・(見た目か・・・)」
「それにしても、こんな痩せた身体でよく働けるわね〜、貯金いくらあんの?」
「ちょっと!お母さん!!」
感じの悪いお母さんだ。
彼女の母親でなければ、とっくに帰ってるところだ。
一緒に居た冴えないオッサンは遊び仲間らしい。
そして中学生の女の子は、種違いの彼女の妹だった。
何言われようが、俺はじっと我慢していた。
しかし、ヤツの話題に及んだ時、俺はキレそうになった。
「あんた別れなきゃよかったのに、前の旦那土地持ってたんでしょ?もったいないわぁ〜」
「土地持ってたって、生活出来なかったの。お母さん・・・」
「出来てるじゃない、実際こうして子供だって元気なんだし。結構生きていけるものよ〜我慢が足りなかったのよ」
ダメだ。耐えられない・・・・
って思った時に、彼女は机の下からそっと俺の手を握り「お願い我慢して」という気持ちが伝わってきた。
彼女の妹さんは、彼女の子供と仲良く遊んでいた。
しかし、冴えないオッサンはTVをずーっと観てた。何しに来たんだ・・・・このオッサン。
散々言いたいことを言って、彼女の母親は「お店があるから」と家を去っていった。
妹さんは、久しぶりに会ったお姉ちゃんに少し戸惑いを見せるも「また来るね」とだけ言い残していった。
「ったく!いくらキミのお母さんだからって、言って良いことと悪・・・」
「お願い!やめて!!・・・お母さんの悪口だけはやめて・・・・」
「あ。ごめん」
「私にとっては大事なお母さんなの、○○くんのお母さんみたいじゃないけど、それでもお母さんなの・・・・」
苛立ってたとはいえ、言ってはならないことを口にする所だった。
どんな母親でさえ、その人にとっては大事な母親なんだと。反省した。
けど、心ではそう思ってなかった。
あの母親は絶対おかしい。娘の事本当に考えているのだろうか?と。
それでも、これからは付き合っていかなければならない人だ。上手に付き合っていかなければ。
しかし、彼女の母親は俺のことが気に食わないらしい。
その後もちょくちょく家に来るのだが、俺が来る日にわざとやってきて、彼女と子供たちを外食に連れてったりしたのだ。
「ごめんなさい。お母さんが強引に連れてくものだから・・・」
「ううん、気にしないで。家に居ないからそうじゃないかなぁ〜?って思ってたから」
笑って応えてはみるが、とても切なかった。俺だけ蚊帳の外みたいな感覚だ。
彼女と会えない日が続いた。
仕事にも気合が入らない。「なんでこんなに働いてるんだろう」とか思ったりもしてしまった。
でも「ここは我慢だ」と自分に言い聞かせて仕事に精を出した。
ムキー!!!!
先生、乙。
>むしろ辛くなります。って…
。・゚(ノд`)゚・。まさか実話…
s(・ω・。`)
517 :
Mr.名無しさん:2006/05/26(金) 00:48:50
すげぇな、このリアリティ…
つ【毒男文学大賞】
こんなにそばにいるのに〜 黙らないでらびんにゅー
自分の夢も捨てて他人にここまで尽くせるのか・・・
なんか自分が恥ずかしくて仕方ないよ
こ、これが愛ってやつか…
1ヶ月ほど会えない日が続いたと思う。
彼女とは電話だけのやりとりだけで、それ以上の事はなかった。
散々疲れたある日、彼女から「今日は家にいるから、ご飯食べに来て」と言われ彼女の家に向かった。
久しぶりに彼女と子供たちに会える・・・あれ。いつの間にか子供たちにも会いたいという気持ちになっている事に気づいた。
玄関のチャイムを鳴らし、ドアの向こうから「はーい」と聞こえてきた。
ん?いつも彼女が出てくるのに、今日は彼女じゃない・・・子供たち2人だ。
ドアの向こうで、また2人が喧嘩している声が聞こえた。
「あうあうあー!!」「○○ちゃんがあけるのー!」どうやらどっちが鍵を開けるか喧嘩してるらしい。しばし待ってた。
どうやら長男が勝ったらしく、長男がドアを開けてくれた。
「ぉっかーりーパパア」
「おかえりーパパ」
2人して「おかえりパパ」と言って来た。耳を疑った。
「パパ?」俺は奥の部屋の彼女に目をやる。彼女はニッコリ笑っていた。
「ただいま」
そう言って、まだパパと呼んでくれたことに疑問を持ちながら中へと入る。
奥の部屋に座る間もなく長男は絵本を持ってきて「読んでくれ」と急かす。その隣には長女もいた。
今まで家に遊びに行っても、子供らに出迎えてもらうことなどなかったのに・・・・
頭に「?」マークをいっぱい浮かべている俺を見ながら、彼女はクスクスと笑っていた。
「これ・・・どういうこと?・・・」
「私よりも、あなたにご本読んで欲しいみたいよ。くす」
衝撃の展開の予感
彼女に事情を聞いた。
前にも話したけども、俺は長男によく絵本を読んであげていた。
読み方もセリフにもモロに感情をこめて読んであげていた。(「おかあさんといっしょ」から学んだ)
彼女も頑張って真似てみようとするのだけども、長男には俺の読み方の方が聞いてて楽しいらしいのだ。
長男は、俺がいれば絵本を持っていけば読んでもらえるのだけど、それが出来ない。
いつくるのか聞きたくても言葉をうまく喋れない長男、絵本を抱えて寂しそうにしていたらしい。
「それでね、私が「パパに読んでもらいたいの?」って聞いたのね。そしたら「うん」って言うの」
「言わせたの?・・・」
「そうじゃないよ〜、長男に○○くんに〜って言うのも変じゃない?なんか自然に出てきたのね。そう感じちゃったならごめんね」
「うん、それで長男は?」
「それから「パパわ〜?」「パパわ〜?」とキミのことばかり、会いたかったのね・・・」
「長女は?・・・どうして俺のことパパだなんて・・・」
「それは簡単よ〜、お兄ちゃんがパパパパ言ってるなら、負けじと言うものよ。もしかしたら認めたのかも・・・ね」
どんな理由であっても、「パパ」と呼んでくれたことに目頭が熱くなった。
1年かかってしまった。いや、たった1年で呼んでくれた。
長男に絵本を読んであげてる最中、長女も俺の隣にやってきて、3人で絵本を楽しんだ。
「やっと報われたね」
「・・・うん」
一生涯で一番の思い出となった。
そんな幸せな日々は続かなかった。
ヤツに住所を知られてしまう。
今となっては、どうやって住所を知ったのかわからないのだけど・・・・
ついに恐れていた日が来たか…
ダメだ、ここから先は見てらんないよ・゚・(ノД`)・゚・
バレた…
(((((;゚д゚)))))ガクガクブルブル!!!!!
あぁ神様、4人に光あれ!
ついに恐れていたことがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!!
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
やっぱりヤツがキタか!
予想通りだけど、幸せがなくならいないでほしい
531 :
Mr.名無しさん:2006/05/26(金) 23:40:54
楽しみだ、この先が…ゴクリ
532 :
Mr.名無しさん:2006/05/26(金) 23:50:24
一気にあがってきたな。
このスレ。
533 :
Mr.名無しさん:2006/05/26(金) 23:54:59
短編の人か
ふむ
こんな才能が2chでくすぶっているとしたら、実に惜しい。
マダカナーマダカナー
こことそれなんて物語スレ見るのが最近の俺の楽しみになっちまった。
毒男小説オモスレー
報われた後にこれは・・・神様も酷いことするな。・゚・(ノд`)・゚・。
↑
他板の酉外すの忘れてた
スレ汚しスマソorz
541 :
Mr.名無しさん:2006/05/27(土) 17:33:19
!( ゚д゚ )
こ、こっち見るんじゃねーwww
物語スレ!?
そんな世界が2ちゃんねるにあったとは。。
ハマりそうでこわいな。一度見たら以後ずっと気になってしまうし。
携帯はパケット定額じゃないし。
とりあえず今日もこのスレでwktk
先生は土日はこないのかなあ
>>345 ちょwおまっwwwww
読んじゃうじゃないかw
読めばイイジャナイ
金えっらいことになりそうな悪寒w
549 :
Mr.名無しさん:2006/05/27(土) 22:58:13
はしれ!はしるんだ!ぴの!!!!
つづき・・・気になる(・ω・`)
小説スレなんだしもし続編書くとしたら統合するのもオモスレーかもな
向こうは作家二人が常駐してるみたいだし
彼女の子供を寝かしつけて、彼女と2人っきりになった夜のことだった。
彼女が1通の手紙を差し出す。
「これなに?」
「・・・・読んでもらっていい?」
封書の裏にはヤツの名前が書いてあった。その手紙はヤツからのモノだった。
「どうしてここの場所知ってるの?」
「私わからない・・・・それよりも中身見てみて・・・・」
1枚の便箋に、きったない文字で長文が書かれていた。
前半の部分には「離婚突きつけたのだがら、金払え」という内容で「お前から全てを奪ってやる」という脅迫じみた文章が書いてあった。
後半は彼女を罵る言葉がづらづらと綴られていた。そして、最後の方に
お前が誰といるかはわかってる
クズによろしく伝えといてくれ
と書いてあった。
「・・・・・どういうこと?もしかして家まで来てるってこと?」
「かもしれない・・・・」
「うーん」
中学生の時みたいにビビりはしなかったが、少し不安に思った。
この時はまだストーカーという言葉は知らなかったが、まさにストーカー行為そのものと言える行為だった。
「私怖い・・・・」
彼女に他に変わったことないか聞いてみると、案の定いろいろ出てきた。
「ベランダ側空き地なのに、深夜物音聞こえる時があるの・・・・それに玄関ポストの中身がなくなることも・・・・」
「ヤツだと言い切るのはあれだけど、可能性あるね・・・・」
この手紙を見ただけで「この先何が起こりそうなのか」ある程度予測できた。
彼女だけじゃなく、子供たちの事も気になる。仕事で四六時中彼女の側にいてあげられないので余計に不安だ。
「引越ししよう」
「え?」
「住所変えなくちゃ、いろいろ考えてる暇なんてないよ。実際ヤツはここに来ている可能性あるのだから・・・」
「・・・でも、お金が・・・・○○くんにこれ以上迷惑かけれないよ・・・」
「迷惑だなんて一度も思ったことないよ、大丈夫まかせて」
とは言ってみたものの、もうお金などなかった。
年齢の問題と、結婚していないのと、仕事を変えて3年未満という事もあり、銀行からはお金を借りられなかった。
仕方がなく消費者金融でお金を工面する。
翌日にも引越し先を決めて、手紙を受け取ってから1週間でその場を離れた。
ヤツからの手紙を弁護士に見せたことで、裁判が急展開する。証拠の一部として扱われたのだ。
離婚を正式に決めてから2年が過ぎようとした時にやっと決着がつく。
親権は彼女、養育費は月6万5千。慰謝料は300万だった。
それまでの間、俺は借金返済と彼女の生活を支えるために必死に働いていた。
借金返済はなかなか進まなかった、金利が高いのが一番の理由だが、それよりも俺の身体が壊れはじめ、給料にも響いてきた。
無理なシフトで十分な睡眠も取らずに働いていたので、高熱を出したり目まいや吐き気を起こすたびに入退院を繰り返す身体になってしまった。
入院する時は1〜3日程度だったけども、必ず彼女は側にいてくれた。
「ごめんね・・・また入院だってさ・・・あはは」
「謝るのは私の方!ごめんなさい!」
必死に謝る彼女。謝らせるようなことしてないんだけど・・・
何度か身体を壊した時に彼女から提案を受ける。
「私も働いていい?」
長男が6才になり、まもなく小学生になるということもあり、保育園に通わせたいのも一つの理由だし
なによりも、俺に負担かけっぱなしじゃ悪いというのが理由だった。
彼女にはなるべく働かせたくないと、当時思っていて、できることなら俺1人で稼ぎたかった。
しかし、この状況じゃそれも無理かもしれない。
それに彼女自身からの申し出だ、断る理由などない。やらせてみることにした。
彼女は焼肉屋さんのウェイトレスのパートを始めた。
これが意外な結果を招く。勿論良い方にだ。
彼女は初めて自分で働くことにより、いろんなモノを手に入れた。
友人、知識、話題、笑顔。
日に日に彼女が明るく、そして強くなっていった。
彼女の子供たちもまた、明るく元気な子供に育った。
今まで遊び相手は兄妹だった2人、それが保育園に行けばたくさんのお友達がいる。
俺は身体に負担かけないように、シフトを組みなおし仕事量を抑えた。通常業務だけにした。
「今日ね今日ね、お客さんに声かけられちゃった」
「へぇ〜」
「ヤキモチ妬いた?」
「いや別に〜」
「んもー!少しぐらい妬けよー!」
彼女が普通の女の子みたいな、そう・・・なんて言うのかな「やっと自分自身を取り戻した」みたいな感じになっていった。
家に行けば彼女は働いてる先の出来事や愚痴、子供たちは子供たちで保育園の出来事を俺にいっぱい話してくれた。
俺はそれを見て「そうだよな、これが普通の家族の会話なんだよな」と実感した。
この時に彼女と結婚したいと本気で考え始める。俺は26になった。
キタ━━(・∀・)━━!!
一時はどうなることかと思ったが
明るい方向へ向かってきたな(´∀`)全然先がよめねえ。
先生乙です!!
あれ、なんでだろう…
目からお汁がでてきますた。
だが此の後急転直下の…
物語スレの住人も居るのか。
そして漏れは此処と物語とツンデレ小説スレを巡るのが日課。ダブル定額マンセー
ツンデレ小説?!また誘惑がががwwww
先生、乙。
(´・ω・。`)4人に光をありがとう〜
主人公には、結婚して幸せな家庭を築いて貰いたい…
これを期にパケット定額にしようかな。。
ちなみに漏れ今試験の休憩時間。
一教科目は手応え十分。
早く終わらせてゆっくり物語読みたいよ('A`)
flashにしていいか?
566 :
565:2006/05/28(日) 16:27:19
でも長すぎておれにはまとめられないな
>>564 >>567 ありがとうm(__)m
とりあえず速報で採点したらボーダー上ちょい上。
平均点高いらしいから、今日の二科目で貯金つくれなかったのはイタイかも。。
569 :
Mr.名無しさん:2006/05/28(日) 19:58:45
一週間来れなかった分まとめて読んだ
この時26ってことは
2代目先生は40くらいか?
まんこ
春と俺のパケに冬到来w
誰がうまいこと言えとwwww
いつも読んで頂いてありがとうございます。
スレ落ちるかな?と最初思ってたたのですが、こうしてここまで書き綴ることができました。
ありがとう><
今日は仕事で携帯からのレスです。
24〜26までの出来事に関しては加速させて頂きました。申し訳ないです。
今週末までに終了すると思います。
もう暫くお付き合いさせてください。
表現力が乏しく、文才がないので
ここまでの話で、わかりにくかった部分がいくつかあったと思います。
ここまでの話で、疑問質問あれば、仕事の合間に答えられる範囲で答えたいと思います。
◆TUVNQi1r5Uだけど質問ある?〜今日のみ限定〜
ん?先生かな?いつもと違う空気…
酉割れたとか?
質問は全部読み終わってからの方が良い希ガス…
>>577 酉割れるのは時間の問題かな。
ググったら意外と使われててびっくりしました。
書き終えた時点で名無しに戻るつもりなので
だから今のうちにって感じです。
579 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 10:54:50
先生は今いくつですか?
いつも楽しみにしています。
これは、先生の実話ですか??
酉は割れてる罠。
一応先生に質問をば。
先生は文章関係の仕事してる人ですか?
モシクは熱烈な文学家とか。
582 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 13:16:04
つづき(・∀・)マダー?
まだ話しの途中なのに疑問と言われてもな・・・
>>579 31になりました。
>>580 その話は最後に説明します。
今はネタとして見てくれると嬉しいです。
何処の人?
なにやら興ざめ…
コミュニケイトしたいんだろ
温かい目で見守れって
作品書く側って孤独だもの
588 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 13:55:38
ネタとして見れっていうなら
ネタ最中に質問受け付けるっていうのは変だべ
>>581 長距離大型トラックのウテシです、今新潟。
先生と呼ばれるほど立派な文章書けてません。
小説はたまに読む程度、こうやって書くのは初めてです。
>>582 仕事終わりましたら書きますね。
>>583 ごめんね。
これしか考えられなかったので。
590 :
582:2006/05/29(月) 14:01:52
たのしみにしてるお(・∀・)ノ
>>585 採の国
>>586 ごめんね。
>>587 その通りかも。
酉を付けること自体初めてなのだが、こんな辛いこととは思いませんでした。
>>588 不安だったのが原因です。
「こんな内容でわかって貰えてるのかな?」とか「ここの部分おかしくね?」とか・・・・
>>591 細かいことは気にせず書きつづってくれ
わかりづらいとかの文句があればその都度出るだろうよ
語り合いは最後に取っておいた方がいいと思う(いろんな意味で)
いろいろあるかもしれんがめげずにがんばれ
593 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 14:19:18
>>591 いいもん書いてるんだから自信持て(・∀・)
とりあえずティンティン出しとけ
(≧ω≦)b
>>589 ちょwwwww作中の彼も運転手wwwww
ごめんなさい。
そしてありがとう。
泣きたくなりました。
一旦仕事に戻ります。
ガンガレ!
期待してるお!
先生頑張って。続きまってるよん
毎日このスレ来るのが日課になってる
最初の糞な流れからこれだけ変えたんだから先生立派だよ
いらん事考えたりせず自分のペースで頑張ってクレ
先生がんばれや
601 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 17:05:45
病院から毎日みてますよ
先生ガンガレ
603 :
三上智也:2006/05/29(月) 17:07:38
伊吹みなもチャンって言う彼女が死んじゃったよ…
俺のせいだ… 彼女の従姉も俺が殺した…
もう生きていけない!
>>601 奇遇にも漏れも病院だ。
昨日試験受けてたって書きこみしたものだが
夜倒れた('A`)
今週末残り三教科あるのに勉強できねぇorz
>>605 大丈夫かよwww
勉強は少しお休みしてゆっくり休め
607 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 21:44:26
ファンファンが死んじゃった
はいその二つは漏れのカキコでつ。
会計士試験なんです。
せっかく昨日受けた分はボーダー超えたのに
この体調では今週末キビシイ('A`)
610 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 22:38:16
>>608 Σ(・∀・)
・゚・(ノД`)・゚・。
>>609 試験も大事だけど、身体はもっと大事だよ。無理はせずに頑張って。
>>611 ありがとうございます(__)
体調落ちつくまで休むことにしますおやすみなさい。
本当にパケット代心配ですし。
613 :
Mr.名無しさん:2006/05/29(月) 23:35:56
>>609 会計士か!すげえな。
友達が税理士を大学行きながら専門まで行って猛勉強して取ってたが、
会計士ってその税理士より難しいんだろ?
>>612 試験乙。やっぱりプレッシャーすごいんだろうね。
身体だけは大事に。もうちょっとだ。
俺は裁判官試験で逝ってきた。学説まで書かせるとは。。。
本番近づくにつれ死にそうになるよ。
がんばろう。
慰謝料、養育費の話が終わってもヤツ自身からお金が振り込まれることは一度もなかった。
それを予測していなかったわけではなかったが、次の一手に出ることを弁護士から薦められる。
そう「財産の差し押さえ」だった。
働いてないヤツにとっては、財産を押さえられるということは実質的に全てを失うことを意味していた。
これがのちにヤツを追い詰めることになろうとは・・・・
26の俺は、彼女の家に住むようになっていた。
彼女が俺を求め、子供たちも父親として俺を求めてくれたからそうしていた。
とても居心地がよかった。一緒に4人で思い出を沢山作った。
結婚したいなと本気で思い始めたのだが、それを彼女自身に告げることはなかった。
彼女自身、結婚は経験していても、結婚式は経験していなかった。
俺は花嫁衣裳を彼女に着させたかった。その為には結婚資金がいる。
格安でも7〜80万はかかると友人から聞き、月3〜4万の貯金を彼女には内緒で始めた。
やっぱり彼女も同じ事を考えてたらしく、ある日突然保育園の送り迎え時に言われた。
「こういうこと私から言うのあれなんだけど・・・・」
「ん?どんなこと?」
「・・・・そろそろ結婚しない?というか・・・したいんだけど」
「・・・・」
プロポーズっていうのか?こういうのって男の方から言わなきゃいけないものだと思ってたのだが
痺れを切らしたかのように彼女から先に言われた。
「ほ、ほら。保育園とかでも私パパいないことになってるのに、子供たち戸惑うでしょ?実際、参観日とか○○くん参加できないし・・・」
照れながら必死に理由を話す彼女。なんか申し訳ない気持ちになった。
ちゃんと付き合ってから、もう4年目になろうとしてるもんな。そう考えるのが普通なのかな。
はやい、はやいよ先生!
ただこの後の展開が怖い……
「ちゃんと考えてるよ。時期が来たら話そうとしたのに〜」
「え?ほんと?」
「うん、ほんとだよ。結婚式をしたくてね、今貯金してるの。もう少し頑張ればお金貯まるさ、その時に・・・ね」
「すっごく嬉しい・・・・」
隠れて貯金をしていたことを彼女に話す。彼女は最高の笑みを見せてくれた。
なんか変なプロポーズになってしまったが、俺にはこの程度で十分な気がした。彼女もきっと。
それから彼女も結婚資金を貯めるために、節約とか貯金をして協力してくれた。一日でも早く出来るように・・・・
「このまま順調にお金が貯まれば、来年の春には出来そうだね・・・たのしみ〜」
夜寝る前に、彼女は家計簿をつけながら、毎日毎日同じ事ばかり言っていた。
中学の頃の彼女と比べれば、もう別人だった。
明日やってくる日を待ちどうしく思い、今ある時間を大切に感じ、そして幸せに生きている。
子供たちもまたすくすくと育ち、子供らしく笑い泣き、ご飯もいっぱい食べて、いっぱい寝てた。
長男は特別学級のある小学校に入学し、長女は年長さんになる。
もう俺の子供たちだった。可愛く一生懸命で、かけがえのない大切な物だ。
人は変われる。暗い毎日から抜け出すことだって出来る。凄いな、人って。
そんな彼女や子供たちを見てるだけで、俺は幸せだった。
12月の始め、絶対に許せない。そして絶対に忘れることのできない事件が起こる。
その日、俺はいつも通りに仕事をしていた。
クリスマスが間もなくしたらやってくるという事もあり、子供たちに何あげようか考えてた時期だ。
毎日つまならい仕事だな〜と感じてた仕事も、プレゼントの事考えれば一生懸命になれた。
「今日は最後にここ廻ってきてくれないか?」
「あ〜はい、いいですよ」
営業所の事務員に残業を告げられるも、2つ返事でOKした。
クリスマスだけじゃなく、この年さえ終わり、春さえ迎えれば・・・・と考えただけでも嬉しくなった。
「これで最後っと・・・・」
最後の積荷を降ろし、会社へと戻る。
時間は19時をまわっていた。
いつもなら「今日夕飯どうする?」と、彼女から夕飯の準備をするかどうかの電話が入るのだが、その日は電話がなかった。
たまに電話がない時あるのだが、その時は決まって彼女の母親が居る時だったので、今日もそうだろうと思っていた。
だが、会社の帰庫途中に別の人物から電話が入る。
助手席に無造作に投げてある携帯電話が鳴る。出てみると、彼女の妹さんからだった。
「お。お兄ちゃん???お願い!今すぐ○○病院に来て!お願い!!今すぐに!!お姉ちゃんが!!!お姉ちゃんが!!!」
うわあああああぁああぁあぁああ
ついにこのときがああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ぬあああああああああああああ
きたあああああああああ
624 :
Mr.名無しさん:2006/05/30(火) 07:40:06
上げちゃえ
なんだよ!?どうした!?どうしたんだよおおおおおおおおおおおおお!?
この後どーなるの? まさか…まさか…
あれ?何故だか目からションベンが出てくるよ。
しかも明日に続くかよ!!
仕事手につかねええええ
まぁあれだ始業1時間で携帯触ってる俺だから
そもそも手についてないんだけど('A`)
おまえ等の挙動に笑った
つづきが気になりすぎる…俺も〇〇病院逝って来る。。・゚(´Д`)゚・。
631 :
Mr.名無しさん:2006/05/30(火) 13:44:11
632 :
Mr.名無しさん:2006/05/30(火) 13:45:22
きもちわる
うあああああああああああああああああああああ
もしや(;´Д`)
634 :
Mr.名無しさん:2006/05/30(火) 17:22:39
クライマックスか?
クライマックスなんだな?
いやああああぁぁぁぁああああああぁぁぁぁ.... ..むう
ハフハフ
むう、やっと体調回復。
試験終わったら大学病院で精密検査受けろってorz
ストーリーはいよいよ(´・ω・`)か。。
>>613 税理士と会計士どっちが難しいかって言われると、たぶん人それぞれですよ。
漏れは文章丸暗記苦手の閃き型で
受験勉強長期戦苦手なので会計士に。
>>614 裁判官試験ってスゲー。。
普通判例通説で勉強するから、学説まともに書ける人なんて法律オタクのレベル。。
学説は誰も書けてないかもですよ。と願ってますガンガレ。
さてストーリーの続き投下されるまで
この2日を取り返す勉強しないと('A`)
>>637 おかえりー。漏れも行政書士を11月に受ける予定だがみんなの話聞いてるとレレルが違いすぎ><
しかし、物語もそろそろ幕がおりそうだし見逃せない!
639 :
Mr.名無しさん:2006/05/30(火) 23:00:37
つづきまだあ〜(・∀・)
妹いたのか
彼女にザポリク!!
ザオリムだった
間違えたorz
>>642 ピオリムか?
彼女加速しちまうぞ。
横文字苦手なら
世界樹の葉にしとけ
正解は
@ザオリク
Aザオラル
Bレイズ
Cアレイズ
Dフェニックス
ファイナルアンサー?(ライフライン使用不可)
うはw俺間違いちも恥ずかしいorz
そうそうザオリルって書きたかったんだ
645 :
Mr.名無しさん:2006/05/30(火) 23:20:04
おしいなw
今日は蓮田ラパー○に 投稿者:けん ◆TUVNQi1r5U 投稿日:6月27日(月) 7時31分47秒 削除
昼過ぎに行きます。ナンパ待ちの熟女さんと出会えたらいいな〜。今日ナンパ待ちの人妻や熟女さんは居るかな?
うおぉぉぉぉぉぉ
続きが気になるぅぅぅ
全ての時が止まる・・・・まさにそんな感じだった。
「お姉ちゃんがどうしたの?落ち着いて」
「えっとね、えっとね・・・」
信じられなかった・・・・
彼女が刺されたらしい・・・・
詳しくは教えて貰えなかったが、救急車で運ばれ今病院にいるという。
営業所には帰らず、そのまま彼女の運ばれた病院へと急いだ。今居る場所からはそんなに遠くなかった。
数台の赤色灯を焚いたパトカー数台と、救急車がその病院の前にいた。
何事かと数名の野次馬もいた。駐車場に車を停め急いで救急口へと向かう。
そこには血が付着した救急隊員と警察の人が話していた。
「すみません。○○がここに運ばれたと聞いて来たのですが」
「この廊下をまっすぐに行って・・・そこに親族の方居られるから・・・・」
暗い表情で指示する警察官。
とにかく急いだ。
あぁ… 時が止まる
ぐっ、なんとぉぉおおおおぉおおぉ
この時が来てしまったのか…
狭い廊下で刑事さんと思われる人が、彼女の母親と話していた。
その隣に彼女の妹さんと子供たちが居た。子供たちの衣服には血が付着していた。
「お兄ちゃん・・・」
「パパ〜」
妹さんは泣いていて、子供たちは何があったのかわからない・・・そんな表情をしていた。
妹さんが俺の腕を掴み、彼女の母親と刑事さんの後ろにあった部屋に入れられた。
そこには・・・数名の警察官と・・・彼女がいた。
ベッドに白いシーツをかけられ横たわってる彼女。
「どういうこと・・・・・・?・・・・・これは・・・?」
周りの警察官は作業を止めて、部屋が静まりかえる。
俺は「まさかね・・・」と思いながら彼女に近づいた。
死んでいた。
彼女の顔に手を当ててみるが、恐ろしく冷たかった。
髪の毛には砂や土が附いており、身体や白いシーツに血が付着したままだった。
彼女の死に顔は泣き顔だった。
目の下には涙を流した跡がしっかりと残っていた。
俺は彼女のその涙の跡を手で拭った時、俺は彼女は死んだんだとはっきり知る。
まったく反応はなく、冷たい身体が俺の手から伝わってくる。
悲しいというよりも、胸が締め付けられて痛く、その想いは涙となって溢れ出た。
うわぁーーーーーん。涙が、涙が止まんないよぉおお
ああああああああああああああああああああああ
しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいんんんんn
じじゃじゃじゃじゃじゃじゃっじゃじゃじゃじゃっっっっっ
((((((('A`) ゲンジツト-ヒ
((((〜( 〜)
((((((ノノ
「パパァ〜どうしたのぉ〜?ママはぁ?」
彼女の前で泣いてる俺の側に、4才になった長女がやってきた。
長女を抱き上げて、部屋を出、廊下で長女を抱きしめながら泣いた。
「パパ、いたいの?どこいたいの?よしよし〜よしよし〜」
長女は俺の頭を撫でてくれた。
「○○さんでしょうか?」
「ひっぐ・・・ひっ・・・は・・はい」
1人の刑事さんが俺に声をかけた。
俺に慰めの言葉を言ったあと、事件の内容を聞かされる。
「今話されても構わないのであれば、お話しますが・・・・」
「構いません・・・・聞かせてください・・・・ひっぐ」
彼女はヤツに会いに行ったらしい。
詳しいことはまだわからないのだが、ヤツの家の近くの公園で胸など3箇所包丁で刺されたらしい。
夕方ということもあり、その場にいた人によって通報され救急が駆けつけるも、救急車の中で息を引き取ったという。
ヤツは逃げるが、30分後には逮捕されたと言われた。
事情聴取など必要な為、落ち着き次第警察署の方へ来てくれと告げられる。
何故会いになど行ったんだ?!
どういうことなんだ?!これは・・・・
彼女の母親は俺とは会話をしようとしなかった。
彼女の妹さんは気遣ってくれて、一緒に泣いてくれた。
ほんとに、なんであいに行ったんだ!!!
)'A`( これホントの話なの?
何度か彼女の顔を見に、部屋に戻ってみるも・・・・何も変わらなかった。
受け入れたくない。
受け入れたくない。
お願い・・・・笑ってよ・・・・。
貯金あと少しじゃん・・・・泣くことなんて一つもないじゃん・・・・。
まだ早いよ・・・・早いってば・・・・。
一向に涙が止まらない俺に救急隊員の1人が俺に声をかけた。
「すみません、あの」
「・・・はい」
「刑事さんからお名前を聞いて来たのですが、お話したいことあるのですがいいですか?」
「どうぞ・・・」
「彼女さんが亡くなられる前、救急車の中で泣きながら「○○くんごめんね、○○くんごめんね、また迷惑かけちゃった」とずっと申しておりまして・・・
途中、失血の量が多く意識が朦朧としてる中、私のことを○○さんだと思ったらしく、私の手を握り「春が楽しみだね」と最後に・・・・」
何も聞きたくない。
聞きたいのは彼女の声だけだ。
救急隊員の話を聞いて、俺はもう・・・・この場には居たくなかった。
トラックの運転席に戻り、エンジンをかけずにそこで泣いた。
1人で泣きたかった。
守れなかった・・・・
1度のみならず、2度も守れなかった・・・・
彼女を守れなかった・・・・
おわりか…
涙が止まらないというのはこんなふうになると初めて知った。
こんな泣き方をするのは生まれて初めてだ・・・
なんで会いに行くんだよ・・・懐かなかった子供ともやっと本当の親子のようになれてこれからだったのに。
つうか出勤中なのに涙止まらなくてやべぇw
・゚・(ノД`)・゚・。
泣ける
いやああああぁぁぁぁああぁぁぁぁああああぁぁぁぁ....
マジでスレタイどうりになっちまった・・・
ここだけは〜という夢を見たってことにしていいから嘘だと言ってくれよ・・・
会社のトイレで泣いてしまった…
涙と鼻水が止まんねーよ!。・゚・(ノд`)・゚・。
先生〜
これは物語だよね?現実は幸せだと言ってくれー!!
数年ぶりに泣いた('A`)
今日は暑いなぁ
目からも汗が出てくるよ
670 :
Mr.名無しさん:2006/05/31(水) 13:02:08
先生の人生って、クラス換えして偶然席が隣になった彼女の「傷大丈夫?」の一言で変わってしまったんだな。
それが先生にとって良い事なのか悪い事なのかは先生が判断する事だから仕方ないけど
傍から見てると、なんだか悲し過ぎるよな。
671 :
Mr.名無しさん:2006/05/31(水) 13:12:39
フィクションであって欲しいことこの上無いな
お前らバカだなw
実話なわけねーだろwww
こんな悲しい話がよ。・゚・(ノд`)・゚・。
何気ない部分部分の細かい描写が実話っぽい。。
(´;ω;`)ウッ
・゚・(つД`)・゚・うぁあああああぁぁああぁああ
>>666 まったくだ。
毎日頑張りすぎて夕食の準備中についウトウト・・・
ご飯ができた頃に彼女にゆり起こされて・・・という展開じゃダメ?
TMネットワークとかボロファミリアとかリアルすぎんだよ
勘弁してくれよ
現実を受け止めろ
>>298-299で分かったろ、現実というのはアニメやドラマと違って厳しいというのをいやというほ涙がとまんないや
なんで会いに行ったのかとか、事件の顛末も最後までよろしく。
>>678 財産差し止めの件だろ。今すぐ来なきゃあいつを殺すとでも言われて行ったんじゃないか?そう言われりゃこの娘は従いそうだしな。
あ〜財産差し押えな。
うう、フィクションであってほしいが
もう実話としか思えない(T_T)
先生がまとめサイトを、辛いからと拒んだり
年代感じる細かい描写といい
職業といい。。
漏れは既に先生自身を応援している。
2chで泣いたの
カーチャンスレ以来
683 :
Mr.名無しさん:2006/05/31(水) 21:27:42
彼女、刺されて死んだの?
実話なら事件報道されててもおかしくないよね?
先生31ってことは5年位前のこと?
先生!返事してくれ!フィクションだよな
まぁ書き終えたら先生が全て話してくれるだろう、それまで待とうぜ。
かなり気にはなるが今騒げば先生もこの先書きづらいだろうし。
刺されて死んだとこだけでもフィクションであってほしい
実は過去にいろいろあったけど、今は幸せとか・・・
既婚は帰れとか叩かせてくれ・・・
687 :
Mr.名無しさん:2006/05/31(水) 22:11:50
えぐえぐ(つA;`)
先生書きたいように書いてくれ!
何でも、どんな結末でも漏れは先生を応援する!
あーあーあー・・・
1からの流れも踏まえて
このスレが生み出したドラマすごすぎる(ノД`)
わかってくれる人には読んでほしい。
でもあまり人目に晒されると、このスレの良い雰囲気が崩れてしまうから嫌だし。
なんていうかとにかく良スレすぎる。
>>692 サンクス。
読んだよ、マジ泣けた…
。・゚・(/д`)・゚・。
>>693 。・゚・(ノД`)ヽ(゚ω゚=)モニュニュ
泣き虫は庭に咲くひまわりに笑われるぞね
他にもいい話あるから今度の休みにでも読むぞね
封印していた殺意を思い出させるスレですか、ここは?
願わくば、先生の書く物語の最後は『俺』と『長男・長女』が共に生活していく結末であって欲しい。
『彼女』と『俺』が籍を入れていなければ、子供たちの親権を『俺』が得る事は難しいと思う。
そうすると『長男・長女』は『彼女の母親』が面倒を見る事になる可能性が高いと思うが、正直まともに子供達を護るとは思えない。
・・・・・・『彼女』が子供時代に護ってもらえなかったようにね。
最後に一抹の救いがあって欲しい、そして子供達には母親の分も幸せになって欲しいよ・・・
>>683 報道されたとしてもすぐに忘れら去られてしまうよ、世間からもマスコミからも。
マスゴミは犯罪被害者を面白いように弄り倒し、ネタが無くなったらポイと捨てて次のネタに走るだけ。
残るのは風評被害と人間不信に思い悩む被害者関係者のみ。それが現実だよ・・・
という訳(どういう訳だw)だからフィクションかノンフィクションかは詮索しないでおこうと漏れは思う。
ただ静かに先生の書く続きを待ちたい。
>>695キモ━━━━━(´Д`lll)━━━━━ッ!!!!
その日の午前10時過ぎに、彼女の家の電話が鳴る。
「はい。○○ですが」
「・・・・・俺だけど」
「え?・・・・どうして電話番号知ってるの?・・・・」
「弁護士さんにお願いして聞いた」
「もう電話しない約束じゃなかったの?おかしいよ・・・」
「待ってくれ!もう言い争いたくないんだ。頼む聞いてくれ」
「何を言ってるの?聞くもなにも話は終わったはずでしょ?」
「電話切らずに聞いてくれ、これが最後だから」
「・・・・切らせて」
「俺んちに裁判所からの通知が来たよ・・・俺の土地から慰謝料を取るらしいな・・・」
「・・・」
「いや、わかってる。悪いのは俺だ、当たり前だろうな」
「・・・」
「俺、あの土地を手放すと収入がなくなる。だから、引っ越すつもりだ・・・遠くへ」
「・・・うん」
「お前がどれだけ俺にとって大切だったか・・・」
「やめて・・・そういう話だったら私聞かない・・・」
「悪い。電話だけは切らないでくれ!」
「・・・」
「最後に頼みがあって電話したんだ!」
「・・・頼み?」
「ここからいなくなる前に、一度だけ子供たちに会わせてくれ!頼む!!」
「・・・できないよ・・・できないって・・・」
「子供たちに会う権利ぐらい俺にあるだろ?俺が父親なんだから」
「父親らしいことした?あなた父親らしいことしたの?!」
「そう言わないでくれよ。反省している。だが俺の子供だ!一度だけでいいんだ!会わせてくれ!」
「・・・弁護士さんに相談してみる・・・」
「信じてくれないのか?一度くらい信じてくれてもいいんじゃないのか?頼む。もう俺に時間ないんだ」
「・・・」
「なぁ頼むよ・・・一度だけ子供たちに会わせてくれ・・・頼む」
彼女は必死に頼み込むヤツの姿は初めてだっただろう。
ヤツの涙の音を聞き、ヤツの説得に応じる。
「今日?・・・今日は長男の病院お昼からあるし・・・無理だよ・・・」
「俺今日しか空いてないんだよ、どうしても来れないか?」
「夕方過ぎになるかもしれないけど・・・それでもいいなら・・・」
「わかった、夕方過ぎでいい。うちに直接来てくれ」
「やだ。家には行きたくない・・・絶対にやだ・・・他の場所じゃなきゃやだ」
「・・・わかった、俺んちの近くに○○公園あんだろ?そこでいいか?」
「わかった・・・○○公園ね・・・」
「助かる。そこで夕方過ぎに待ってる」
「これで最後だから・・・子供たちをがっかりさせるような事はしないで・・・」
「わかってるさ」
彼女はその電話直後、俺の携帯を鳴らしてるらしい(通話記録から)しかし、圏外だった。
彼女はお昼前に、長女を保育園から引取り、バス電車を乗り継いで病院へと向かっている。
4時前くらいに診察が終わり、ヤツの指定した公園へと向かう。
ヤツはこの時までは「殺意がなかった」と言っている。
殺意が芽生えたのは、彼女が公園に居るとこを自分のアパート2階から見た時だったと言う。
俺から全てを奪いやがって
浮気したくせに何を偉そうに
殺してやりたい
ヤツは家にあった包丁を忍ばせて、彼女に会いに行く。
ヤツを見た瞬間、子供たちは彼女の後ろに隠れた。
「連れてきたよ・・・」
「・・・・あぁ」
「ママァ・・・」
「ほら、お兄さんに挨拶して」
後ろに隠れた子供たちに、ヤツに挨拶するように彼女は言ったのだが、2人とも挨拶をしなかったらしい。
「おい、○○(長男の名前)パパだぞ、挨拶ぐらいしろよ」
「パパはおしごとだよ」
長女がヤツにそう言い放ったらしい。
「こいつらの言うパパは、あのクズか?」
「・・・クズって言わないで・・・○○くんって名前ちゃんとあるんだから・・・」
「うるせぇよッ!!あんなクズのどこがいいんだよッ!!!」
「言い争いしないんじゃなかったの?約束違うじゃない!」
「ガタガタうるせぇ女だな!てめぇわッ!!」
「何も変わってないじゃない!!これがあなたの言う「反省」なの?!もうやめてよ!!」
「は?てめぇら俺から金取って、遊ぶんだろッ!!結局金なんだろッ?金が欲しいんだろッ?」
「どうしてそういう風にしか考えられないの?!本当にそう思ってるのなら頭絶対おかしい!!!」
ヤツと彼女のやり取りは、近くにいた人にまで聞こえていた。
「私帰る!!」
「待てよ!!!!」
子供たちを連れて彼女が帰ろうとした瞬間、忍ばせていた包丁をヤツは、彼女の腹に刺した。
その後、間一髪入れずに胸とわき腹を刺し、彼女がその場に倒れる。
その光景を見ていた人たちが「何をやっている!!!」と声をかけ、ヤツを取り押さえようとするが逃げた。
すぐに救急車を呼び、近くに居た人たちは彼女に話しかけていた。「大丈夫か?大丈夫か?」と。
ここまでがヤツが供述した内容と周りの証言だ。
公園でのやり取りについては、近くに居た人たちが証言したのだが。
その前半部分のやり取りは、ヤツと彼女しか知らない・・・
計画的な殺人なのか・・・突発的な殺人だったのか・・・俺には殺意は最初からあったようにしか思えなかった。
その事件の後、俺の調書は数十ページにも及び、2週間もかかった。
彼女との出会いから現在まで。詳しく聞かれたのだが・・・俺は口を開くことができなかった。なにも喋りたくなかった。
「お気持ちは痛いほどわかりますが、話していただかないとヤツを裁くことできません・・・お願いします」
話して彼女が戻ってくる?戻ってこないよね・・・戻ってこない。
もう話したくない・・・何も誰とも・・・
聞かれたことだけをただ返答していた。それ以外は一切喋らなかった。
(´;ω;`)悲しすぎるよ
703 :
風俗勤務女 ◆beOF4QD81k :2006/06/01(木) 06:32:15
やっと追い付いた・・・
彼女も子供も変われたのにヤツは変わってなかったってことか…彼女返せよ!馬鹿野郎…。・゚・(ノд`)・゚・。
先生が今これを書けるということは彼女がいなくてもそれなりに充実した生活を送れているんだと思う。
先生の心中は察して余りあるが彼女と先生の子供たちに笑いの絶えない生活をさせてあげて欲しい。
先生、貴方は本当に立派だと思う。これからも頑張ってな、心より応援してるよ。
>>703 お前が変わりに死ね
コテ外して 半年ROMってろ!
実際、家や住所まで知られていて「会いたい」って言われたらどうするか悩むな。
一見、男の立場で彼女の行動は不可解なぐらいにも見える。
でも男が昔の彼女からの連絡で会いたい、って言われたら会う可能性はあるな。
別居の時、ゴハンを作っておくとか二人目の子供を産むとか、前夫に情が残っていたのかもな。
不良親父もそうだが、彼女も変われていないトコはあったのさ。
・・と、憎まれ発言してみる。
主人公(先生?)の今後がすごく気になる。
種のつながっていない兄妹(障害あり)を、今後どうやって面倒見ていくんだろ。
彼女が手に入れるはずだった離婚訴訟の財産や養育費の扱いと、彼女のケバい母親が遺産分与に乗り込んでくる可能性とか。親権が母親っぽい感じもするんだよね・・
708 :
風俗勤務女 ◆beOF4QD81k :2006/06/01(木) 08:30:53
>>706 はぁ?なめんなよこの野郎(゚Д゚)、ペッ
でかい態度取ってると嵐ちゃうよん(^∀^)ゲラゲラ
死んでろよハゲ
709 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 08:38:15
俺も、観鈴ちんがゴールしたときは、泣いたなあ
年甲斐もなく、ぼろぼろ泣けてきたなあ
710 :
風俗勤務女 ◆beOF4QD81k :2006/06/01(木) 08:44:30
なんの話だよハゲWWWWWW
>>695の最後の行は、自分の長レスに対するつっこみということでおk?
自分はこの話実話じゃないと思うけどなあ。だって彼女が亡くなってこんな話
書いたり(´;ω;`)ブワッ
>>706 このスレでは煽らないでくれ、頼むよ。
風タソもこのスレでは自重して欲しい、申し訳ないが。
つうか今日は悔しさで涙が出て最初は気づかなかったんだが勝手に番号教えた弁護士は責任ないのか?
もし彼女に教えていいかの確認をしてればヤツとの会話の冒頭でわかるように拒否してる可能性が大なわけでそもそも彼女が会いにいく事自体なかった気がするんだよな…おい、弁護士!お前も責任とれよ!
713 :
風俗勤務女 ◆beOF4QD81k :2006/06/01(木) 10:18:35
>>712 彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ぐだらないレスでスレ消費すんなよ。
715 :
風俗勤務女 ◆beOF4QD81k :2006/06/01(木) 10:24:39
>>714 煽ってくるツマカスがいるからしょうがないじゃんf^_^;
自分の彼女が、彼女の前の男に恨みで刺し殺されたりしたら
きっと気が狂ってしまうんだろうな、と思ったら
主人公がどれだけ苦しんだか、可哀想で
また涙出てきたーよ ・゚・(つД`)・゚・
せっかく良スレなのに風菌のせいで台無しだよ
なんで書き込むかな
嫌われてるのわかんないかな
ここは一つ皆で先生の書きこむ結末を待とうよ。
風キンの人は煽られたから怒りはしょうがない。もっともかも知れない。
しかし先生の物語の中の女性を中傷するのは今後控えていただきたい。
あんたのことは悪く思ってないから頼むよ。
とにかく叩き合いはこのスレ以外でやろうぜ、先生に悪いよ。
まさかこんな名作が読めるとは。。。
今やっと追いつきました。
私は先生(主人公?)と同い年ということもあって、余計にくるものがありました。
ほんとうに素晴らしいです。
叩きとかはやめて、先生の続きを待ちましょう。
今までの風菌があって、叩かれる存在になっている
ここでは荒らしてないからとか理由にならない
過去からの悪の連鎖は続くって事だ
更正したところで風菌の荒し行為がゆるされるわけじゃない
不用意にスレを上げる奴がここニ三日で増えたから心配してたら
案の定風菌涌いたのか。まあ721に同意。今後風菌構うやつは
やつと同じでFAね
彼女との電話の内容って加害者からの一方的なきょうじつだから
彼女が会いに行った理由、色々疑っちゃうよね
もしかしたら子供に危害加えるような事言われたとかさ
ここではあれこれ推測しない方がいいのかな?
725 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:03:41
>>1 英語の訛りでネイティブの人じゃないって分からなかったの?
その人は英国で育ったスウェーデン人てことで解釈していいかな?
でもfinnish と swedish の選んだ国っていい選択だと思うよ。
両国とも北欧諸国だしね。
あほ女のせいで荒れたな
727 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:09:43
このスレ終了しようぜ。
今まで皆様ありがとうございました^^
―――――――――――――――終了――――――――――――――――
728 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:10:23
ksk
729 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:11:28
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
730 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:11:59
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
731 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:12:34
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
732 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:13:09
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
733 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:13:40
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
734 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:14:20
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
735 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:15:18
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
736 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:16:11
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
737 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:17:25
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
738 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:18:00
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
739 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:18:41
彼女の尻軽さ加減がもろに死に直結した
非常によく出来たイイ例o(^-^)ノンノン
軽い女は死んでいいじゃん(゚Д゚)、ペッ
ksk
740 :
Mr.名無しさん:2006/06/01(木) 14:19:13
ksk 終了
こりゃひどい。。先生!気を悪くしないで下さいね!
頭の可哀想な奴がいるな
全くだ。
先生ごめん、でも心待ちにしてる俺達のためにも続きを書いて欲しい。
先生って死んだ彼女と籍は入れて無かったんでしょ?
子供は施設かな
彼女の母親に引き取られる位なら施設の方がマシだよな
そもそもあのDQN婆じゃ引き取らないか…
子供は先生が引き取ってんじゃね?戸籍上は他人でも実質上父親なわけだし彼女の母親は引き取らないだろうから先生が申し出れば認められる気がする。
母親がゴネても妹が援護してくれそうだしな。
先生気を悪くしないでくれ。
どんな結末でもいい。応援する。
みんな楽しみにしているのに、どうしてこんなことするんだろ。
先生、こんなことするのはほんの一部の人たちです。
ですから、気を悪くなさならないでください。
私たちは本当に楽しみしています。
心から応援します!
彼女が亡くなって、彼女と過ごした部屋に帰ったのは翌日のことだった。
昼過ぎまで警察の方がいるので、それまで警察署の中に居させてもらった。子供たちは、彼女の母親が連れて帰った。
家に帰り、玄関のドアを開けると・・・彼女が家にいるような香りがした。
洗濯物をたたんでいたのだろう。
居間に綺麗にたたまれた洋服が置いてあった。
買い物の支度でもしてたのかな?
冷蔵庫に張られたマジックボードには、夕飯に必要な材料が書かれてあった。
寝室には子供たちのパジャマが散らかってる。
長女寝起き悪いから、また保育園遅刻ギリギリだったな・・・
TVの前にはビートマニアの専用コントローラーが放置されていた。
ふう、また長男のヤツいたずらしたな・・・できもしないのに。
全てがそのままだった。なにもかも・・・そのままだった。
先生お疲れさまです。
うう、切ない。。
・゚・(ノД`)・゚・。
先生!!
続編ありがとう!!
だめです、切なすぎです゚゚(´O`)°゚ ウワーン!!
「いつ帰ってくるのかな〜みんな」
誰もいない部屋で、そう考えてた。俺。
しかし、帰ってくるはずがない。まだ受け入れられない俺がいた。
夕方頃、彼女の母親だけ家に来る。
彼女の葬儀を2日後にするから、遺品や荷物の整理をするように言われる。
「この部屋来週いっぱいで解約するつもりだから、あなたは出てって頂戴」
「・・・はい」
「あんたさえいなければ、娘だって生きてたのよ。ほんとに余計な仕事増やしてくれてハラタツわ」
「・・・すみません」
「荷物の整理、明日中には終わらせて頂戴ね。私だって忙しいんだから」
「・・・はい・・・・あ、あの」
「なによ」
「子供たちは・・・」
「元気にしてるわよ、余計な事考えずに先に片付けて」
会社に電話をし、ダンボールを少し分けて貰う。
寝ずに自分の荷物と、彼女の荷物、子供たちの荷物を分けていく。
ついさっきまで賑やかだった部屋を、自分の手で片付けていくのは辛かった。
手が何度も止まる・・・。
仕事って…母ちゃん嫌な奴すぎるな
彼女だけが使っていた大きな引き出しがあった。
そこには保険証、通帳、銀行印等、大事なものが入っていた。
俺自身、そこはこれまで開けた事がなかった。
引き出しを開けて、荷物をダンボールに詰めていく。
その引き出しの奥の方に、小さな赤い巾着袋を見つける。
最初は子供たちのへその緒かと思ったのだが、どうも違う・・・
その小さな赤い巾着袋を開けると・・・・そこには「中学の時、授業中に2人でやり取りした手紙」が数枚入っていた。
紙自体もボロボロで、ドロで汚れていて、文字は微かにしか読めないけど、間違いなくそうだった。
中学のとき、ヤツに殴られたあの日。
確かに俺の前に投げ捨てられたはず・・・
彼女は、あのあと拾いに行ったってことか?それを今でも大事に保管してたってことか?・・・
ずーっとずっと大事にしていたんだ・・・
小さな赤い巾着袋の下に、彼女の家計簿と日記帳があった。
日記は過去3年分あった。
手のひらサイズの小さなビジネス手帳に、1日2〜3行の日記が書いてあった。
〔パパって呼ばれた時の○○くんの表情、すっごく驚いてたな〜忘れずに書かなきゃ、忘れないけど〕
〔お母さんにはいつかわかって貰えると思う。うんうん、私がんばれ〕
〔今日は初めてのお仕事。もらったお給料で○○くんに何か買ってあげたいな〕
〔あーあ、やっちゃった。○○くんの大事な本、長女がいたずら書きしちゃった。隠しても大丈夫かな?〕
〔今日はみんなでお風呂に入ったー。長男ったらお風呂でおしっこするんだもん、びっくりしちゃった〕
〔長男の入学式、凄くいい思い出になっちゃった。○○くんも来てくれたら最高だったのにな〜、長男よがんばれ!〕
〔早く結婚したいな〜。いつ言ってくれるのかな?忙しそうだからちょっと不安〕
〔やたやたやたやったー!プロポーズされちゃった!と言っても私から言い出したんだけど・・・〕
〔○○ちゃん(自分の名前)貯金して式あげるぞ計画発動!エヴァっぽく言ってみた〕(この頃エヴァが好きだった)
〔春よこーい、春よこーい、長いぞ春ー〕
756 :
Mr.名無しさん:
先生、乙。
ダメだ…
>>754読んだらポロポロ泣けてきた。