100 :
Mr.名無しさん:2006/01/30(月) 01:35:32
トマトマもヒキの映画だったな
101 :
Mr.名無しさん:2006/01/30(月) 01:40:22
トマトマもヒキ?
フランス映画はおしゃれだとかいろいろ先行イメージだけで言われるけど
実際えげつなかったり鬱な奴とか不細工が主人公だったりとっても毒男向けの
映画なのです。
103 :
Mr.名無しさん:2006/01/30(月) 02:45:08
エルンスト・ルビッチのような作家が出てこないかな
『ニノチカ』、『桃色の店』、『天国は待ってくれる』観ていてそう思えた
104 :
Mr.名無しさん:2006/01/30(月) 03:04:02
『地下鉄のザジ』のレトロヒューチャー感がすき
車やバイクがカッコイイ
ルイ・マルはヌーヴェルヴァーグ作家か微妙だけど時代的にはザジの頃は
ヌーヴェルヴァーグの最中で、さすがにセンスが迸ってるよね。
106 :
Mr.名無しさん:2006/01/30(月) 15:11:20
アメリはまじオススメ
毒男の皆さんに是非観てもらいたい
107 :
Mr.名無しさん:2006/01/30(月) 16:24:52
今WOWOWでやってたフランスのカルト映画でマンコの絵が喋ってた
108 :
Mr.名無しさん:2006/01/30(月) 22:41:05
フランス映画の印象
・不倫
・げろ
・めしが貧相
・部屋が暗い
アメリ意味わかんね
アメリはハリウッド見てる人はまあ、イライラするだろうねw
現代版「地下鉄のザジ」だなと思ったよ。お互いだいぶ手法は異なるけど
ああいったやや前衛的な女の子主人公劇。とりあえず女の子の性格が憎たらしい
と言うところがポイント。ああいうひねくれた性格って日本のドラマじゃ
まず出てこないね。
前スレか前々スレにアニエス・ヴァルダの「カンフー・マスター」について言及が
あってやっと昨日見たんだけど、普通に良作だったけど観点があまりにたくさん見つかって
それが面白かったから長い感想書くよ。個人的に映画ブログ書いていてそこからの
転載だから本文はやや語調がおかしくなります。
第一にキャスティング。なんとも豪華身内的。
まずタイトルを手にした時点でシャルロット・ゲンズブール、ジェーン・バーキン親子が
出ていて、これはある意味お馴染みで、フランス映画をよく見てる人ならばここで
「ガラスの墓標」「シャルロット・フォーエヴァー」あたりを思い起こすかもしれない。
仏映画においてもはや1ジャンルとも言えるかもしれない例の親子出演の作品である。
というまず先入観から入ってしまう。さて今回は鬼才(と敢えてよく言っておこう)の
セルジュがいないようだし一安心。またアニエス・ヴァルダが手がけると言うのだから
まず手堅いであろう。と予想する。
キャスティングであるがいつものシャルロット、バーキン親子に留まらない。さらに続く。
主人公(一応J・バーキンが主人公の位置づけと見えたが彼も主役に近い)の少年が
ジャック・ドゥミ、アニエス・ヴァルダ夫妻の息子というからまさに身内。
(息子を主役に映画を撮ったんだから豪華としかいえない)
またシャルロットの妹の幼女ルー役はセルジュと離婚後にバーキンが婚約したジャック・
ドワイヨン監督との間に設けた娘であり、なんともややこしいが映画内では実の姉妹としての
設定で、実際は種違いの姉妹であるという関係。超身内的(身内を超越して複雑身内化してる)。
という配役がもうイロモノそのもので、こうなるとセルジュが撮ったように内容も破綻して
しまいがちだがアニエス・ヴァルダは上手くまとめており、さらに4人がそれぞれ好演している。
ジェーン・バーキンの繊細、十代のシャルロットの危うさ、鋭利さ(この頃「なまいきシャルロット」
「小さな泥棒」「シャルロット・フォーエヴァー」が撮られているからこの言葉のニュアンス
わかっていただけよう)の魅力は既に承知済みだが、少年を演じたヴァルダの息子も好演だし
またシャルロットの妹ルーを演じた種違いの妹も、これはほとんどマスコットのような扱い
であるがそのマスコットぶりの愛らしさを全く違和感なく発揮し、身内キャストにしては稀と
言えるほどの配役完成度と言えるところがすごい。
さらにこれに留まらない。物語でバーキンがイギリスに里帰りし(作中でもバーキンはイギリス出身と
言う設定、もはや畳み掛けてるとしか思えない)、そこで出てくる両親がバーキンの実の両親だという。
家族総出演である・・・。
また、ストーリーであるがこれはネタバレに抵触するので核心は避けるが、これも同じく
アニエス・ヴァルダの傑作「幸福」(私がプロフ内で数本しか挙げてないタイトルの内の一つ
これからも私のこの作品「幸福」が私的に好みに如何に適っているか推察されよう)を既に
鑑賞しているならば、思い出すだろう。似たようなテーマの禁断の愛の行方の物語である。
「幸福」は見事に仕上げているが、こちらも二番煎じ的な企画ながら配役に個性を持たせ
ポップに楽しくしている。無人島に旅に行ったり、あのあたりの展開は上手い。
そして最後、すごく重い状況なのに本人らは至ってクール。ここに鑑賞者は肩をすかされる。
(そしてそれが面白い)
それでこのやり方が「幸福」と全く一緒(だから思い出すわけだけど)。しかも美しい。
(「幸福」は美しかったが「カンフー〜」はまた違って淡々としてたな)
しっかりと「幸福」と「カンフー〜」とで色を使い分けて仕上げたところがアニエス・ヴァルダの
手腕と言えよう。
112 :
Mr.名無しさん:2006/02/01(水) 14:06:46
またこの映画は先ほどのキャスティングや妹役のルーなどの愛らしさであったり、本筋とは
関係ないところでいろいろ楽しませてくれるのだが、なんと日本のゲーム「スパルタンX」が
出てくる。何だこりゃ、と思うだろう。男の子がこのゲームに夢中と言う設定で、このゲーム自体も
そこそこ頻繁に登場し、物語に微妙に関わるのだけれど、はっきり言って意味はない。
例えば、このゲームを他のアクションゲームやシューティングゲームに変えても同様の同じレベルの
出来栄えでできたであろう。脚本にこのゲーム少年の好きなゲームがカンフーゲームであるという
必然性はほとんどない。じゃあなぜこの「スパルタンX」を用いたかと言ったらはっきり言って
これは脚本家か監督のただの気まぐれ、このゲームが気に入ったから、それだけだろう。
ゲームの画面が何度も登場するのだけど、実際見てるとやはりこのゲーム、ビジュアル的な完成度が
高いのである。複雑な敵やカンフー・アクションが面白い。
そこでこのゲームが好きな主人公の少年の心に同化できるというわけだ。
(何故このゲームを選んだかと言う)理由は非常に軽いんだけど、計算された軽さで、
こういう軽さは上手いと思う。
113 :
Mr.名無しさん:2006/02/01(水) 18:58:44
114 :
Mr.名無しさん:2006/02/02(木) 22:17:11
ジェラール・フィリップage
115 :
Mr.名無しさん:2006/02/02(木) 23:17:16
『アイドルを探せ』みつけたけど、ただしそこの場所が遠い
ファスビンダー、去年DVD−BOX出たっしょ
特集上映してくれたら良かったんだが
数年前のアテネフランセ行ったがすべて観れる日程でもなかったし
気になっていることが、新生ユーロスペースって邦画が中心なのかな?
116 :
Mr.名無しさん:2006/02/03(金) 01:08:20
旧ユーロスペースではトリュフォー特集とか見に行ったなぁ。
覚えてるのは館員がやたらそっけなくて愛想が悪かったこと。
はっきりいって邦画中心になったら嫌だな。
ユーロスペースのユーロってのはヨーロッパって意味でしょうに。
魂を救え見たよ。
相変わらずの徹底したグロ描写。が普通に出てくるのはさすがというかなんというか。
政治、ミステリー、恋愛、かなりいろんな要素を詰め込もうとしていたね。
ミステリーに関してはどうかな。ちゃんと説明や理路整然さをされてないように
思えたけれどやはり監督独特のセンスで押し切られた感じだ・・。
ファスビンダー、レンタル化されてるのしか見たことないからBOXの見てみたいね。
こっちも名作揃いと聞くし。
117 :
Mr.名無しさん:2006/02/03(金) 01:29:41
トリュフォー、結構入ってたね
通路で座って観た映画もあったよ
『日曜日が待ち遠しい』が遺作なんて考えられんよな
あまりにも、ういういしい
だいすきではあるね
トリュフォーが念頭に置いてた『赤ちゃん教育』、『フィラデルフィア物語』のキャサリン・ヘプバーン気品があってかあええね
あらためて自分がどんな映画がだいすきかって再認識できた
ジャン=ルイ・トランティニャンみずから出演を希望したんだよね
遺作つながりで、キェシロフスキーの『トリコロール 赤の愛』も出てたね
118 :
Mr.名無しさん:2006/02/03(金) 01:39:15
>>116 DVD化された映画をすべて観たんだな
気づかなかったか
同じ役者ばかりをつかっていることを
デプレシャン組と呼んでもいい面々
アマルリック、ドゥヴォスが筆頭か
黄金期の邦画もそうだったな
五社協定のからみもあってこれが良かったのか、悪かったのはさておき
ファスビンダーは好み別れるだろうな
激鬱で疲労感たっぷりの映画をつくりやがってと思うか、人間の暗い部分をこれだけうまく表現した作家はいないか
どっちかだ
119 :
Mr.名無しさん:2006/02/03(金) 01:45:10
日本で正統的な評価がされてないつながりでマルティン・シュリークもそう
おとぎ話みたくゆるく独自の世界観があって好きだな
120 :
Mr.名無しさん:2006/02/03(金) 02:37:52
>>118 まだ二十歳の恋は見てない。
デプレシャン組か。まあ仏映画はそういうの多いね。
そうするとそのデプレシャン組は美形揃いだな。
ファスビンダーはかなり好きだな。マリア・ブラウン、リリー・マルレーン傑作じゃん。
121 :
Mr.名無しさん:2006/02/03(金) 04:37:04
シャルロットかわいいよシャルロット
120だが、二十歳の死だったね。
二十歳の恋はトリュフォー作品のタイトルだな。たまに混同する。
123 :
Mr.名無しさん:2006/02/04(土) 01:25:00
124 :
Mr.名無しさん:2006/02/04(土) 20:23:41
125 :
Mr.名無しさん:2006/02/05(日) 18:38:00
ロメールage
126 :
Mr.名無しさん:2006/02/06(月) 22:19:22
アンジェイ・ワイダage
127 :
Mr.名無しさん:2006/02/06(月) 22:27:59
128 :
Mr.名無しさん:2006/02/06(月) 22:29:22
Sava?
129 :
Mr.名無しさん:2006/02/08(水) 01:57:51
赤い風船age
130 :
Mr.名無しさん:2006/02/09(木) 00:48:26
シネマヴェーラ、邦画が中心か
それでお客さんが入るのかな!?
ヨーロッパの映画も上映してくれたらいいのにな
131 :
Mr.名無しさん:2006/02/10(金) 01:54:21
霧の中の風景
鳥肌が立った。
スマソ
133 :
Mr.名無しさん:2006/02/11(土) 04:22:24
age
134 :
Mr.名無しさん:2006/02/12(日) 02:44:47
印象に残ってるフランス映画
しあわせ
天使が見た夢
アメリ
カノン
ナショナル7
135 :
Mr.名無しさん:2006/02/13(月) 11:42:01
ルイ・マルage
136 :
Mr.名無しさん:2006/02/15(水) 14:53:00
さよなら子供たち
137 :
Mr.名無しさん:2006/02/15(水) 22:44:42
おまいらフランス映画祭2006詳細も決まりましたが行くのん?
138 :
Mr.名無しさん:2006/02/16(木) 00:38:35
場所も東京になったし行きたいね〜。
ゲストが楽しみ。
139 :
Mr.名無しさん:2006/02/17(金) 20:22:45
ミュウミュウage
140 :
Mr.名無しさん:2006/02/19(日) 00:45:23
読書する女
で、ジャン・ユーグ・アングラードの生え際は
今どんな感じですか?
142 :
Mr.名無しさん:2006/02/19(日) 08:49:43
今現在は知らない。最近の仏映画はあんまり見てないし見ても彼が出演してない。
でも彼は明らかに禿の部類ながらも今の微妙な生え際は変わらないタイプではなかろうか。桂歌丸のように。
143 :
Mr.名無しさん:2006/02/20(月) 16:29:14
144 :
Mr.名無しさん:2006/02/22(水) 03:17:41
キアロスタミもあるのか
145 :
Mr.名無しさん:2006/02/22(水) 22:43:34
ポーラXage
146 :
Mr.名無しさん:2006/02/25(土) 02:02:45
水の話
昔観たフレンチコップスって映画、また観たいなぁ。
148 :
Mr.名無しさん:2006/02/26(日) 10:27:27
おまいら、今年フランス映画に限らず映画館で映画を観たかい?
149 :
Mr.名無しさん:
トリノの閉会式、フェリーニの映画の要素をだいぶ取り込んでいて
フェリーニ好きにはたまらんかったぞ