1 :
称呼番号362番 ◆1an/jZAUpg :2005/09/17(土) 19:44:59
「ダンデライオン」と「何でだんねん」は似ている・・
東京拘置所の独房の中で一日を過ごしていると、
こんなどうでもいいことばかりが頭の中をよぎるのです。
2 :
Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 19:46:05
なんだこれ?キタか!?キタのか!?
3 :
Mr.名無しさん:2005/09/17(土) 19:47:10
>>1キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
ずっと待っていたぞノシ
5 :
称呼番号362番 ◆0kuuSw5kqU :2005/09/17(土) 19:50:48
いやー、ビックリしました
実はここ数日、金銭的な理由で漫画喫茶にも行けずにいました・・
やっと今日漫喫でスレを開こうとしたらなんと私の立てたスレがdat落ちしてるではありませんか!
そしてどなたかが次スレを立ててくれたようですが荒されまくっています????
ざっと次スレを読んでみたのですが誰かのせいで荒されたとかなっていましたがよく判りません?・・
取りあえずトリップを変えて新スレを立てさせてもらいました。
次スレを立ててくれた方ありがとうございます、残念ながら荒されてしまっているので
こちらを本スレにさせて頂たいと思います。
鳥違うな
ん?全部本物?
これで漏れの楽しみが帰ってきた!毎日期待しているぜ!
>>2-10 ありがとうございます
しばらくは週に何度来れるかわかりませんができる限りカキコは続けていくつもりです!
そこがまたいい!
おう!おまいのペースでいいぜ!刑務所のこと色々教えてくれよ、
あとロムってるだけのヤシとかも結構いたみたいだから突然消えたりしないでくれ
ある意味漏れはネタだっていいと思ってるんだ。
ネタだとしてもきちんと勉強してないとここまで書けない
>>15 はい!
ロムってるだけってどういう事ですか?
>>17 ロムっているってのはレスしないで覗いているだけの人のことだよ!
つまりこのスレのファンが結構いるってことよ
>>18了解です
多少時間はかかるかもしれませんが私はこのスレの中で出所までの道のりを思い起こして完成させる
つもりです。もう二度と同じ過ちを繰り返さない為にです・・
それを聞いて安心した。どんな形であれしっかり完成させてくれ!
お務め全うしてきたぐらいだ。やり通せるさ。
それでは今日はもう時間がないので明日から本格的に東京拘置所での話しから再開したいと思います
名前も変えろよ
>>1 おかえりなさーい!!
もう来ないのかと諦めていました
これ見っけちゃったもんね
>>1はやっぱり消えた訳じゃなかったんだね良かったー
明日からまた楽しみにしているよ
おおおーーー!!!
>>1が新スレ立ててるじゃん!おかえり!GJ!
このスレは厨に荒らされないようにsageていこうぜ!
>>1ノシ
新スレおめ
確か特定の被害者がいない犯罪だと言ってたよな?
罪には色々あるけれど二度と刑務所なんか入りたくないって気持ちを
その体験談を綴ることにより再認識するって姿は好感が持てる。
また、それを読んだ奴の中にも例えば犯罪者予備軍なる者がいて、
それを踏みとどまる勇気が芽生えるかもしれん。
いずれにせよ、普通凡人には知り得ない世界をありのまま伝えるってことには
なんらデメリットはない筈。これからも可能な限り掲載を乞う
>>25-29ありがとうございます
さて、東京拘置所の独居におさまることになった私ですがまだ未決(判決が決まっていない事)
の状態でしたので一日の流れとしては警察の留置場に居た時と同様に何もする事がなく漫然と一日を過ごすだけでした。
ほとんど一日中、官本を読んでいるだけでした。
官本といってもそこそこ面白い本が結構揃っていました。
人気推理小説作家の推理小説や漫画などが読めるのです。
私はもっぱら馳星周?(不夜城書いた人)のバイオレンス小説とゴルゴ13ばかり借りて読んでいました。
そして未決の間は何といってもお菓子などの買い物が自由にできます。
東拘に移送された時点で私は既に逮捕から役3ヶ月がたち、甘味にはかなり飢えた状態でした。
でもその時点での所持金は10万円を切っていたのでなるべく無駄使いは避けようと思いながらも
ちょこちょこお菓子類を買っていました。おもに買っていたものはメロンパン、大福餅、明治の板チョコ、
かりんとうなどです。シャバにいた頃には余程気が向かない限りは進んで買わないような定番アイテムばかり
ですが、この時食べたこれらのお菓子類の味は今でもしっかり記憶に残っています。
それはそれは美味しいものなのです。限られたものしか食べられない状況にいた私ですから
舌がリセットされていたというか、とにかく甘味が美味しいのです。
甘味に限らず、その頃の私は既に一日の楽しみは3度の食事だけという、それこそペットの飼い犬のような状態でした。
まあ皆さんは今、普通に食べたい物が食べられる生活をしているのでこの感覚はわからないと思いますが、とにかく3ヶ月もの
拘禁生活を送れば人間の本来持つ欲求の中でやはり食欲が一番全面に出てくるものなのです。
そしてやはりこれも8番のやくざに教えてもらったのですが東拘の食事の配膳係りをしている懲役囚に配膳の際、看守に見つからないようにお菓子を
そっと手渡すのです。するとそのお礼として配膳係りはおかずを山盛りに椀に盛ってくれるのです。
これはありがたかったですね
このように食事以外は何の楽しみもなく拘置所での生活を送っていた私は警察の留置場に居た時に
同部屋の2人のやくざや他の留置人から聞いた刑務所の話を思い出したりしていました。
とにかく刑務所という所は想像を絶する厳しい所だという話ばかりでした。
何が厳しいかというと刑務所のことなど何も知らなかった私は
最初服役囚同士によるいじめとかそんなイメージが強かったのですが、そうではなく刑務所の看守
そのものが厳しいということらしいのです。
ちなみに看守を服役囚が呼ぶときは初犯刑務所では先生と呼びます。
再犯刑務所ではオヤジと呼ぶらしいです。
また刑務所には懲罰というのがあって刑務所内の規則を破ると懲罰になるそうなのですが
例えば、作業中にオヤジと目があっただけで懲罰になるとかいう話を聞かされました。
また刑務所の雑居では娯楽として将棋ができるのですが、人が指している将棋を覗くと懲罰になる
とかいう話も聞かされました。何故なら口をはさんで喧嘩になるケースがあるからだそうです。
とにかく刑務所はオヤジに気にいられるか嫌われるかで全てが決まる
もしも一度オヤジに目を付けられてしまったらその服役囚は悲惨な刑務所生活を送ることになるだろう
ということらしいのです。
この話が現実となって私の身に振りかかってこようとはこの時点では知る由もありませんでした・・
イイヨイイヨー
と、今日はここまでか。乙
いやぁ、やっぱり
>>1の書き込みは至極興味深いことばかりですね。
とても引き付けられます。知らない世界の事が手にとるように解ってくる喜びと言いますか
なんというかもっともっとという欲望にかられます。
次回も待ち遠しいです
前スレの人たちにも何とかここを見つけて欲しいな。
結構楽しみにしてる人いたからなあ。荒らしに食ってかかったりしてた
女の子みたいな人とかにもぜひ見せてやりたい
なんとか見つけてくれ!
今日は仕事が休みなので早い時間に来ました
でも時間はやっぱり1時間です
東拘はとても広く、何千人もの収容者がいたそうです。
東拘に来て何日目かは忘れましたが思わずうれしいことがありました。
毎日ではありませんが午前中に運動時間というのがあり、収容者が外の空気を吸って身体を
動かす時間があるのです。その運動時間が終わって収容者がおのおのの独房に戻る際のこと
だったのですが私の2、3人前を歩いていたのは警察の留置場で最後のほうに部屋が一緒だった
留置番号13番のあんちゃんでした。
その13番のおにいちゃんはまだ20代前半のバリバリのヤンキー風ですが素直でかわいい奴でした。
「2人とも出れたら飲みにいきましょうよ」とか言ってくれてましたが彼は少年院出で、実はその時点で
かなり実刑の可能性が高い状態でした。
13番を見つけた私は看守に見つからないように咳ばらいをしたりして13番を振り向かせることに成功しました。
13番は私を見て驚いた顔をして「○○さん!」と声を上げました。
それで看守に見つかり「そこ!何話しとるかああーー!!こらああーー!!」とどなられました
結局それっきり13番に会うことはありませんでした。
彼は執行猶予で出れたのかそれとも今も刑務所に入っているのでしょうか・・
いよいよ私の最終公判、すなわち判決の出る日だ来ました。
ですが前回公判の検事側の求刑が既に懲役3年を超えていましたし、
(求刑の時点で懲役3年を超えると、ほとんどが実刑判決になるそうです)それまでの公判の流れで
私は9割9分実刑だと思っていました。何よりも私の担当のぼったくり弁護士の話しぶりからすると
いかにももう刑務所に行くような話しぶりだったからです。
裁判の詳しいことはわかりませんがおそらく求刑が出たあたりでもう判決が確定しているのかもわかりません
あ、ここでちょっと弁護士について一言いいたいのですが
とにかく私の担当の弁護士はひどかったですね
弁護士には弁護料を払わなくてもいい国選弁護士とお金を払う私撰弁護士が有ります。
私は私撰弁護士で最終的に90万近くの弁護料を払いました。
しかし私が警察の留置場にいた時にほとんど弁護士は顔を見せずにたまに来ても裁判に関する
細かい打ち合わせもほとんどしないで「次の約束があるから」とか言ってそそくさと帰っていきました
他の留置人の弁護士を見ると、毎日のように顔を出して裁判の打ち合わせを綿密にやっていました。
この教訓から私が言えることは弁護士は年齢的に若いほうがやる気があっていいのではないかということです
ちなみに私の担当の弁護士は初老でした。その毎日顔を出していた弁護士は20代後半でした。
さていよいよ判決の時が来ました。
裁判官が判決文を読み上げます
「主文 ○○を懲役○年の刑に処す・・・」
執行猶予は付きません、実刑です。
予想通りとはいえ、1パーセントの望みもこれで消えうせ、
私の刑務所行きが決定したのです。
とうとう判決が下されたか。全身の力が抜ける感じがするんだろうな。
例えば死刑判決なんか想像したくないな。わかっていても実際面と向かって言われると
相当こたえるな。これから地獄しか待っていない心境ってのは。懲役にしろ死刑にしろ
初犯だと特に嫌だろうな。これから待っている地獄がどんなもんか想像出来ない
不安がたまらなく恐い。今日の書き込みは以上かな?また楽しみにしてるぜ!
ゆっくり休暇を過ごしてくれよーノシ
>>1