会見?アルバム遅れてすいません
サザンオールスターズが異例の“謝罪会見”を開いた。記者会見はデビュー28年で初めて。桑田佳祐(49)は報道陣を前に「申し訳ありませんでした」と涙声で謝罪を繰り返した。
といっても不祥事ではなく、7年ぶりの新アルバムのCM映像。都内の宴会場に、記者に扮するエキストラ100人を集めて撮影された。
質疑応答はアドリブ。報道陣の「どうして7年もかかったのか?」の問いに、桑田が「誠に私どもの不徳の致すところで。10月には必ずやお届けすることを…」と額の汗をぬぐいながら答える姿は爆笑モノだ。
30秒と60秒の2バージョンで、9月4日からオンエア。このCMの中で、10日5日発売の新アルバムのタイトルが「キラーストリート」になったことが発表される。
「キラー通り」とは、デビュー以来ほとんどの作品の録音を行ってきたビクター青山スタジオの前を通る「外苑西通り」の通称。「えぼし岩」「江ノ島」など地名・名所を盛り込んで、聴き手のイメージを喚起させるのはサザンの真骨頂だ。
新アルバムは2枚組で30曲収録されることも決定。桑田自身最大の作品だ。だが、関係者によると「肝心のアルバムがまだ完成していない」というから大変。ホントに“おわび会見”することになるかも!?