済州(チェジュ)道・北済州郡・キムニョン里のコ・ファスン(71)さんが村の共同牧場
で行方不明になった 雌牛3頭を約3か月ぶりに発見した。
コさんは昨年9月27日朝、普段のように7歳の韓牛2頭と9歳の交雑牛1頭を自宅から
2キロ離れた村の 共同牧場に放牧し、夕方に迎えに行ったが、3頭ともいなくなって
いたという。
コさんは大切に育ててきた雌牛たちが消えると、1か月以上も牧場付近の山を探し続け
たが手がかりがなく、 警察と邑事務所(村役場)などに紛失届けを出して支援を要請した。
今月初めには警察の協力でヘリコプターも動員し、共同牧場一帯を捜索したが、探し
出せなかった。
探すのをあきらめたコさんは、今月11日に大雪が降ると、足跡でも残っていないかと
共同牧場に向かい、 牧場から村の方に降りてきた雌牛3頭を発見した。
獣医が確認した結果、3か月ぶりに戻ってきた雌牛たちは健康で、3頭とも妊娠している
ことが確認され、 コさんの喜びは倍増したという。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/01/13/20050113000035.html