そこで
>>553の続きを。たまに口直しで「外伝」も書いていこうかと・・・
第二部「伏竜編」
しかし・・・
姉貴の消えた異次元への裂け目は閉ざされてしまった。
どうやって追いかけるというのだろう?
ショウは頷いた。
「それが問題だ。
お姉さんが起こしたシンクロニシティを再現しなければ、
異次元への扉は開かない」
「シンクロニシティ?」
「簡単にいうと『偶然』さ。この世界でもユングという人が研究したことになってるはずだ」
偶然?なにが偶然だったんだろう?
「お姉さんがさっきお尻にさしていた2本のバイブ。そしてお尻。
この3つの回転がシンクロして共鳴を起こした。
たとえ小さな動きでも、やがて大きな流れを作りだすものなんだよ。
北京で蝶が羽ばたけばアメリカで・・・」