【李登輝】お兄ちゃん【連載再開】

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424中共工作員 ◆RPLwh/ddCk
翌日、目が覚めて台所に下りていくと、
すでに姪は制服に着替えて朝食を食べていた。
なんとなく気まずい。
「おはよう」
「・・・」
無視された。
「なあ、昨日のことなんだけどさあ・・・」
「昨日のことぉ?なにそれー?」
「夜おまえが部屋にきたじゃん」
「お兄ちゃん、お酒のみすぎて夢でも見たんじゃないのぉ?」

「私はずっと自分の部屋で寝てたよ。私とお兄ちゃんとは何もなかったのっ!」
姪は立ち上がって俺に家の合鍵を投げつけると学校へ行ってしまった。
怒ってる?
何で?
トースト食べて姉貴の部屋に戻った。
シーツはしわくちゃに乱れてて、ところどころ変なシミがついている。
昨日のことは間違いなく夢じゃない。
あいつはいったい何を怒ってるんだ?
何か怒るようなことしたっけ?
とにかく、