【毒】爆撃本スレpart66【鬱】

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434仮病 ◆3vkC49FsGY
 酒を飲むような時間ではないので、駅近くの百貨店でウィンドウショッピング。
 ……だけのつもりだったが、結局Eの勧めに七割方従う形で服購入。
 \40K超の散財_| ̄|○オマイ、ウリコニナレル
 Eにも何か買ってやろうかなと思ったが、アクセサリ関係は高価だし意味ありげで
彼女にとっても重いだろうし……と考え、帽子を購入。喜んでくれたのが何より嬉しかった。途中、水着売り場を通りがかった時、「今度海でも行こうか」と言ってみた。
あまり深い意味はなく、本当にただ言ってみただけだった。
「えー!! あーでもいいかも」
 へ?
「男の人と海行って、じゃんっ♪って新しい水着披露するの夢だったんですよ!」
「それはまた……いや俺は嬉しいからいいんだけど」
「じゃあいつにしましょうか? 平日でお休み重なるなんてもうないでしょうから、
土日ですよね。日曜の方がいいかな?」
 蝶・乗り気ですよこの人(;´Д`)
 で、この駅周辺がEのホームグラウンドだということもあり、俺が自力では辿り着け
ないようなオサレな居酒屋に行った。そこで話した内容は、結局のところ仕事のことが
多かった。あまり共通の趣味もないから当然と言えば当然だが。
「すみません、ご心配かけちゃったみたいで……」
 ということを言ってたが、自分のことならともかく人のことで必要以上に重くなるのは
嫌だったので「気にすんな」とだけ言っておいた。
 帰路、ここからE宅まで大して遠くもないということは前回すでに分かっている。今回も送る
ことにした。本人は大丈夫って言ってるし、これは俺の自己満足っちゃ自己満足なんだが、
送らなきゃ気が済まなかったわけで。
「お茶淹れますから、上がってってくださいよう」
 前回に引き続きEがそう言ったが、前回よりはるかに終電ギリギリな時間帯だった
ため断った。これで明日遅刻などしたら悲惨すぎる。
 結局最後の乗り換えが間に合わず、タクシーで帰る羽目になったのだが、タクシーの
車中でふと思い出した。
「明日午前半休取ってた……」と。