英「マンガさ、持ってきてくれたよね。実はね、エンジェルハート、前から読んでたんだ」
お「そうだったの?ごめんね」
英「ううん。姉さんが北条司のファンで、キャッツアイとかから読んでたのね」
お「へぇ…」
英「シティーハンターとかファミリーコンポとかも好きだけど、私が一番好きなのはエンジェルハート」
お「そうなんだ。俺もストーリーとかいいなって思うよ。適度にギャグだし」
英「そうだねぇwもっこりマシーンのりょうさんw」
お「Σ(ΦωΦ;(も…もっこ…ゲフッ)」
英「でも、あそこまで純粋に人を愛せるのって、すごいなって思うよ…だから私はあのマンガが好き」
お「う、うん」
英「それでね、エンジェルハートを見てさ、ああ、この人はこういう価値観なんだって思って…
いつか、自分が最初にお見舞い君に感じた気持ちを謝ろうって思ったんだ。本当に、ごめんなさい」
お「いや、大丈夫だよ…謝らないでよ」
英「ううん、謝らないといけないって思う。だって、少しでもウザいって思ったんだよ?」
お「それはいいよ。確かにウザかったかなって思うし…」
英「…そんなことない。今はそんなことない…でも、知っておいて欲しかった。私はそういう事考えてたって」
お「もう気にしていないから、大丈夫。言われるまで分らなかった…俺も人の気持ちわかってなかったかも」
英「ううん。分ってくれてたと思うよ。私はお見舞い君に元気をいっぱい貰ったよ」
お「役に立てて良かった。本当に」
英「うん、本当に感謝してるよ…」
そして沈黙…マズイ。頭のなか真っ白…orz