「わぁ〜スゴォ〜イ、夜景がキレ〜イ♪^^」
「・・・気に入ってもらえました?」
「はい、もう完璧に気に入っちゃいました^^」
「そうですか、よかった・・・」
「うふふ・・・なんか驚いてばっかりですね、わたし^^」
さっきの店で外が見えなかったから余計なのだろう。窓際の2人シートに座った。客も少ない。
ビリヤードも置いてあるが誰もやってはいないようだ。2人とも軽めのカクテルを頼んだ。
「さっきのお店も良かったし、ミルキさんてイイお店たくさん知ってるんですね〜^^」
「あ、いや、ココ以外知らなくて・・・アハハハ」
「またまたぁ〜女の子たくさん泣かせてるんじゃないですか?^^」
「ぶっ!? あ、ありえないですよぉ・・・」
「でも、なんか不思議・・・^^」
「・・・え? 何が・・?」
「うん、だってミルキさんとこうしてデートしてるんだもん^^」
「そ、そうですよね・・・いつの間にか、こういう展開に・・・」
「うふふ・・・他のお客さんから見たら私達ってカップルに見えるのかな?」
「ぶっ!? カッ、そ、そぅですネ・・・カ、カップリュ・・・」
ワン子もお酒が入って会話が結構、大胆になってきた。
1時間くらいおしゃべりをして酔いを醒まそう〜ってことで海沿いの遊歩道へ。
今日は星は見えなかったが街灯が2人の行く手を照らしている。
夜の海も穏やかだ。チラホラとカッポレもいる。
またどちらからともなく、手をつないだ・・・