【毒】爆撃本スレpart63【鬱】

このエントリーをはてなブックマークに追加
230通院 ◆mIekNATyTM
友姉の話を要約すると、こういうことでした

水姉は3年前、年下の男性と付き合っていたそうです
そのころの水姉は看護婦で、相手の男性はバイクの事故で入院していた患者さんでした
男性が退院後も、2人は付き合いを続け、2年前に結婚の約束をしたそうです
ところが、もうすぐ結婚というその時に、男性は交通事故で亡くなったとのこと

友姉「水姉、忘れられないのはわかるけど、逃げてちゃ前に進めないでしょ?」
水姉は、昔を思い出したのか、ただ泣いていました
友姉「通院、いまこの子を救えるのはあんたしかいないんだよ?」
漏れ「…」
友姉「それとも、昔の男にかなわないって思ってる?」
漏れ「それは…」
友姉「その程度なの?あんんたの好きって気持ちは?」
漏れ「違う…けど」
友姉「けど?けど何なのよ?そう言ってあんたも水姉から逃げようとしてるじゃない」
漏れ「違う、本当に好きだ。だけど、水姉は…」
友姉「水姉がどうって聞いてるんじゃないよ。あんたがどう思ってるのかって!」
漏れ「好きです!ずっと一緒にいたいです!」

少し間があって、友姉が微笑んだような顔をしました
友姉「ほら、通院はこう言ってくれてるじゃない?」
水姉「…うん…うん(泣声)」
友姉「もう人を好きにならないって言ってたのに、好きになれたんでしょ?」
水姉「…うん」
友姉「じゃ、どうするかは、わかってるよね?2人とも」
水姉「…うん」
友姉「よし、と。じゃ、私の役目はここで終わり、あとは2人で話し合って」

そう言って、友姉は店を出て行きました