【毒鬱】あいつらには朝日もさんさん〜56

このエントリーをはてなブックマークに追加
そのままベッドに座って、俺はA子に抱きしめられたままでぐしゃぐしゃ泣いていた。
だいぶ落ち着いた頃にA子がティッシュを俺に渡してくれた。
それでぐちゃぐちゃの顔を拭いて鼻をかんで息を吸う。
そんな俺の髪をA子が優しく撫ぜてくれた。
「・・・おちついた?」
「うん」
ちょっと落ち着くと、急に恥ずかしくなった。
隣にすわってるA子は下着だけの姿で。二人でラブホの部屋で、ベッドに座ってて。
視線を床にやるとA子のきれいな足が目に入る。さっきまでと違う意味で泣きそうになる。
いたたまれなくなって下を向いていたら
「ちょっきゅーう」
「あwdrftgyふじこlp;@:」
悲鳴も声も上げるまもなく、A子が俺をベッドに押さえつける。
肩を押さえられて上から顔を覗き込まれて、長い髪が俺の顔にばさばさと流れ落ちてきた。
「あ、あの!」
「んー?」
笑ってますよこの人。
「このままだと、あの、俺・・・」
「困ることなんか何もないでしょー?」
ってか、胸、胸がっ!困るって!!ってーか、俺の上になんで乗ってきますかあwdrftgyふじこlp;@:
「今!今困ってる!!」
「・・・困るなよ」
苦笑いしてA子がゆっくりと顔をちかづけてきて、その・・・ちゅーを・・・('A`)
・・・くちびる柔らかーい・・・;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン