【毒鬱】あいつらには朝日がさんさん〜54

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待ち合わせ場所につくと、トミ子が待っていた。
トミ子「ほら、雨は降らなかったでしょ?曇ってるけど。」
漏れ「ですね、曇ってるけどw」
電車に乗って遊園地に向かう、途中はなんてことない雑談をした。
雨が降らないか心配だったけど、それは考えないことにしといた。
遊園地について、フリーパスを2枚購入。アトラクションの地図を片手に行こうと思ってる場所をチェックする。
初めは適当な室内アトラクションを回った。
乗り物に乗ってホラーハウスを移動するようなやつとか、座ってる椅子が激しく動くやつとか、色々。
その後、建物内部にあるちょっとオサレなレストランで食事。
ふたりともパスタを頼んだ。僕がペスカトーレで、トミ子がボンゴレバジリコ。
お店を出て、外でソフトクリームを二つ買った。トミ子のとこまで持ってって二人で食べる。
その時に色々話した。僕が不安に思ってることとか、これからどうしていきたいか、とか。
少しまずったかな、と思った。僕がトミ子のことを好きでも、相手がそうでなかったら完全に滑ったな、と。
それでもトミ子は真面目な顔して「うんうん」と頷きながら話を聞いてた。
話し終わるとトミ子は席を立って「そういう事は付き合ってから解消していけばいいじゃない?」といった。
僕は頷いて「そうだね」と言う、トミ子は「今は楽しまなきゃ、せっかくのデートだしねw」と笑った。