「うーん」
「大丈夫ですか?」
「うん」
「だめですか?」
「だめじゃないー」
「そうですか、それなら俺帰りますね、明日も早く出なきゃいけないですしね」
「駄目ー側にいるー」俺が立ち上がったところですそを引っ張る上司。
「え、あの、側にいるって?」
「側にいるー」駄々子の様にすそを引っ張る上司。
「あ、あのどうしろとorz」
とりあえず埒が明かないので上司の隣に腰を下ろす。
「側にいるのー」
「わ、分かりました、側にいます」
にっこりと微笑む上司、多少気持ち悪そうだたけど・・・
もぞもぞ動いて俺の太腿辺りに頭を乗せるとまたにこりと微笑んでそのまま目を閉じる上司。
流石に3回目ともなると驚いたりしなくなった・・・耐性ってつくものなんですね……知らなかったよ
そのままの格好のまま何分くらいだろう、いつの間にか上司寝ちゃってました。
……マテ。上司が寝ているって言う事は=オートロックでもない、鍵何処にあるかもわからない=俺帰れないって事じゃんorz
あせった俺思わず肩を揺らして起こしてしまう。
「んー?」
「上司さん、上司さんが寝られると俺帰れないんですけど」
「帰らなくていいよー」間延びした感じだけどたぶんこんな感じの事いってまた目を閉じる上司
「いやいやいや、俺この格好じゃ寝れませんし上司さんだって疲れ取れないでしょうから」
と言っても起きない・・・揺らしても…起きないorz
根負けしてそのまま朝まで耐久でいいかと思っていたらいつの間にか俺の意識も飛んでました。
なんだかなorz