【三日】長期膠着戦線3【三歩】

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308珈琲 ◆kHoWdesPxQ
時計を見ると、午後4:00。彼女は隣で…起きていました。
なんか、頭を撫でられているんですけど…。

「あ、ごめん。俺寝ちゃってた…」
「いいですよ。お昼寝しようって言ったの、私のほうだし」
「なんか、悪いね。せっかく遊びに来てくれたってのに何も無くて」
「ううん。一緒にご飯食べれたし、珈琲さんの寝顔見れたし。ふふ♪」

そこで気付いたんですが、いつの間にか膝枕されてた俺。
この時は不思議と慌てたりしなかったです(寝起きだったからかも)。
ただ、頭の中でこのスレを思い出して、膝枕って流行ってるなぁ…なんて思いました。

それから起き上がって、そろそろ帰ろうという話になりました。
今日は猫のこともあったからいいとして、あまり頻繁には来ないほうがいいよ、
ということを話しました。キライとか邪魔とかじゃなくて、って説明も加えて。

「たまに…なら来てもいいですよね?」
「う、うん。でも男んちに女の子がひとりで来るのは危険だって」
「珈琲さんも、危険な人なんですか?」
「そういうわけじゃないけど、俺だって男だし、いつも抑えきれるとは…」
「珈琲さんなら…大丈夫ですよ…私」
Σ( ̄□ ̄; だからそれは俺を誘ってるのかと小一時間くぇrちゅいおp@
いや、多分これは俺を信用してくれてる…ってことなんだと自分に言い聞かせる俺。

それから、彼女の家の近くまで歩いて送ってあげました。
また彼女は、俺のシャツの裾を持っていたので、その手を取って…。
彼女の照れたような笑顔が、夏の夕暮れによく映えて、綺麗だな、と思いました。

報告おわり。