【三日】長期膠着戦線3【三歩】

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306珈琲 ◆kHoWdesPxQ
寄りたいとこって…ここ?スーパー?
「お昼ご飯、作ってあげようかと思って。何か食べたいものあります?」
は?なんですか、手作り弁当実演販売!?

「肉じゃがとかどうですか?私得意なんですよ」
「あ…うん、俺、好き嫌いあんま無いから、まかせるよ」
「じゃ、肉じゃがで決定!ほかは…ちょっと自信ないんです…えへへっ♪」
いやいや充分っすよ!充分すぎますよ!と萌える俺。

材料や飲み物を買い込んで、店を出て、家に向かいます。
正直、荷物多すぎで俺1人では持ちきれなかったんですが、
軽いやつは彼女が持ってくれて、無事に家到着。

一応、片付けたとはいえ、女の子を家にあげるなんて初めてで、
「ここだけど、ほんと散らかってるから、びっくりしないでね」
と、念を押して家に入りました。子猫が玄関先でお出迎えしてくれました。

荷物を置いて、しばらくは猫と戯れ、雑談してました。
「じゃ、そろそろご飯作りますね♪いっぱい食べてくださいね」
と、彼女持参のエプロンを装着して台所へ。…用意周到ですね。
台所から響くトントントン…という包丁の音。いいもんです。

ご飯も炊き上がり、肉じゃがも完成して、昼食タイム。
…っていうか、これ2人で食うの?ってぐらい大量でw
でも、めちゃめちゃ美味かったです。料理ウマイんだなぁ…と感心。
なんか、俺が食ってる様子をにこにこして見つめる彼女。
「ん?なんか顔についてる?」
「ううん。美味しそうに食べるなぁ…て思って♪」
照れながら完食。で、後片付けしました。