【三日】長期膠着戦線3【三歩】

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304珈琲 ◆kHoWdesPxQ
待ち合わせは午前10:00。その10分前に到着して彼女を待つ俺。
昨日の「デート」の単語が頭から離れず、そわそわして待っていました。
しばらくして、時間ぴったりに彼女が到着。私服姿初めて見た…。
なんか、スカート丈の短い仲間由紀恵って感じで可愛かった。

「はぁはぁ…すみません。待たせちゃいました?」
「いや、時間ぴったりだよ。計ったみたいだw」
で、歩いて行ける近所のぺトショップに行くことになりました。

道中、猫の話で盛り上がる俺。なんか熱く語っちゃったみたいで、
「ぷっ…ふふ。珈琲さんってほんと、猫好きなんですね」
と、笑われてしまい、恥ずかしくなって無口になる俺。
「私も、猫大好きなんですよ。子猫も珈琲さんに拾われて幸せですね♪」
そう言って、彼女の手が俺のシャツの裾の部分(腰のあたり)を掴みました。
なんか…手繋ぐのもいいけどこれもまた…と、萌える俺。

そのまま(ちょっとキョドりながら)ペットショップに到着。
猫用の餌とか、トイレとか必要なモノ一式を選んでお会計。
今日の予定が一瞬ですんでしまって、どうしようか?と思案していると、

「今日、猫。見に行ってもいいんですよね?」
「え?ああ…うん。でも、部屋散らかってるよ?」
「うん。そのへんはわかってますから♪ちゃんと変な本、隠しました?」
「えっ?ばっ…わかってるなら、そんなこと言わないのっ」
「あはは♪…え…と、家に行く前にちょっと寄りたいとこあるんですけど」
「ん、いいよ。思ったより時間かからなかったし。で、どこ行くの?」
「それは内緒です。ついて来てください」

と、連れられて行った場所は、これまた近所のスーパーでした。