今晩は眠れそーにない朝までかまってくれ]

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184きくーち ◆kIkuTImsBU
一人ぼっちのエロス

私は沼の畔に佇んでいます。カエルの泣き声以外は聞こえませんがノッポの巨人
がしゃがんでいます。どうやらうんこをしているようです。額にうっすら汗がにじん
でいます。お疲れ様ですとハンケチを差し出しました。ノッポの巨人は朝日に向かって
拝んでいます。どうやら無事にうんこを排出出来たことを喜んでいるようです
仮に神様がいるとしましょう。右手を天に左手を地を指しています。私にはそれが
何を意味するのかはわかりません。確かな事はノッポの巨人は井戸の中に落ちた
ようです。私は救いたいのですが、どうしたら錆びた釘が抜けるのか検討がつき
ません。すると突然雲の間から光が差し込みました。雲の階段です。
「何か御用ですか?」お医者様が言いました。「私は女医を望んでいるのです
男には興味ありません。お下がり下さい」するとお医者様はいいました
「私どもの病院では患者さま第一に考えております。ご不満はご不満箱にお願い
します」「ちょっと待ってください。よいですか?あなたは病人さまなのですね」
「はい。私は心を病んでいるようです」「現代社会では現実とバーチャルが混同して
しまい。なにがなにやらわからない状況であります。一家は夜逃げする以外に
道はないのであった。