俺を兄のように慕ってくれた女性。
顔も知らなかった。
名前も知らなかった。
でも、俺は今、彼女と共に時間を過ごせる。
その感謝をここに表したい。
以前、見守ってくれた人にも感謝を。
そうか
さて。
以前のスレを読んでもらえればわかるのだが、
8月6日からずっと、ネットを離れていた。
その間も日記は書き続けていたわけだ。
それをこれから貼っていこうと思う。
加奈〜いもうと〜
妹〜あかね〜
8月6日(水)
これから出発する。
準備のために一睡もしていないが、
気力は充実している。
さて、また手紙を書いた。
もちろん彼女宛。
今日初めて会うことができるが
その内容が良いものかどうかはわからない。
そのためのフォローだ。
8 :
Mr.名無しさん:03/12/01 22:10
つづきまだ?
俺の住む場所が決まった。
彼女と同じ路線。
すぐに会える場所だ。
彼女に連絡すると、A駅で待ち合わせになった。
どちらからも中間の距離・・・
初めての出会いだが・・・やはり気恥ずかしいな。
彼女は素敵だ。
以前聞いた通り、背が高い。
キスをする時はどうすればいいかな。
それは後で考えるとしよう・・・
もうそうもほどほどにしとけよ
さて、2人である場所へ行った。
そこで夕食を兼ねて、出会いに乾杯したわけだ。
思いがけないことだが、
彼女からプレゼントがあった。
ハンカチだ。
柄のセンスがいい。
さすがはMちゃんだ。
もったいなくて使えないな。
しかし、俺も負けてはいない。
地元で買ってきたプレゼントを彼女に渡した。
30分迷ったことは秘密だが・・・
毛のついたキーホルダーでふわふわして気持ちがいい。
彼女も気に入ってくれたようだ。
その後、軽い雑談をし帰途についた。
なんていうか、指が触れるだけで照れてしまうな。
さて、一つ問題が生じた。
俺のパソコンはまだこちらに送られていない。
電話もない。
唯一の連絡手段が俺からの電話。
・・・早急な改善が必要だ。
余談だが。
帰りにコンビニに寄った。
ゴキブリホイホイが売っていることに感動。
8月7日(木)
昨日、彼女と会った・・・はずだ。
まだ実感が湧かない。
関東にいることさえも忘れてしまいそうになる。
何もしないでいても汗をかくから、
おそらくは関東なんだろう。
18 :
Mr.名無しさん:03/12/01 22:14
イニシャルはヤメレ!
仕事が終わったので彼女に電話。
彼女も実感がないらしい。
やはり不思議だ。
ただ、これだけはわかる。
俺は彼女の彼氏で、彼女は俺の彼女だ。
8月8日(金)
今住んでいる場所には洗濯機も風呂もない。
汗をかく仕事だが、お金がないため、毎日入るわけにもいかない。
そんな時間もないんだが・・・
で、入ってきた。
その後、彼女に電話をかけた。
時間は10時近かった。
「淋しい」
その言葉が俺を貫く。
俺がこっちに来たことで直接会えるようになった。
とはいえ、いつも一緒にいるわけじゃない。
パソコンもまだ届いていなく、
まだ電話も持っていない。
彼女との連絡手段は俺からの電話だけ・・・
俺もそれはわかっていた。
だから、昼間に部屋の合い鍵を作っておいた。
彼女に鍵を渡せば、少しは安心してくれると思った。
で、鍵を作ったことを彼女に伝えた。
驚いていたが、受け取ってくれる。
彼女から、家に来ないかという誘いがあったが、
明日も早くから仕事がある・・・
残念だが断った。
明日は楽しみにしていた花火大会だが、
台風のために流れそうだ・・・
8月9日(土)
やばい。
着るものがなくなった。
台風は関東にせまり、雨も少し降っている。
花火は中止だ。
仕事が終わってからまず、洗濯をした。
1回150円もかかるのか・・・
かかりすぎだ。
しかし、着るものの枚数が少ないため、
一週間に2度は洗わないといけない。
俺、貧乏なのに・・・
洗濯をしている最中に彼女に電話。
元気がなかった。
「昨日、私から行けば良かった・・・」
「そんなことないよ」
「明日行ってもいい?」
「台風が来るから危ないよ」
「行く」
「・・・わかった」
「仕事終わったら電話してね」
8月10日(日)
今日彼女が来る。
電話をしたら、駅に来ると言う。
汗くさいままでは会いたくない。
風呂に入ってから迎えに行く。
そう言うと、そのくらいの時間はかかるから、と・・・
言ってしまうと、俺は欲求不満だ。
悶々とした入浴になってしまった。
さて、迎えに行く。
駅まで行く時は雨が降っていなかった。
少し暑いくらいだ。
風呂に入ったのに汗をかいてしまう。
匂いは大丈夫だろうか?
駅につくと、そこに彼女がいた。
会うのは2度目。
まだ照れくさい。
家まで案内をする途中、何度手を握ろうと思ったことか・・・
できなかったわけだが。
中学生か、俺は。
家に着くと、落ち着かなくて2人して立っていた。
とりあえず、座ろう。
さて、えっと・・・
俺の家はたたみだ。
すぐ近くには、枕がわりにしている蒲団もある。
したいことは一杯ある。
腕枕に、抱きしめたり、キスしたり、とか・・・
彼女の肢体のすみずみまで知りたいし・・・
まあいい。
自然にしよう。
と思って寝転がった。
そのまま軽く雑談をする。
彼女は座ったまま。
うーん・・・
俺は腕をひっぱった。
彼女が俺に重なる・・・
2人とも寝た状態だ。
その状態でまた、雑談。
思い切って彼女の頭の下に腕を入れる。
少し恥ずかしかったが、受け入れてくれた。
腕枕、だ。
どうやら初めてらしい・・・
前の彼氏・・・これくらいしてあげろよ。
それから抱き合った。
色んな体勢で抱き合った。
キスもした。
体を触り会った。
舐めた。
彼女のあちこちを舐めた。
最初は首、そして耳。
耳はよく感じるらしい。
腕、肩、胸・・・腹。
脚、足首、足の指・・・
ふともも、最後にあそこも舐めた。
でも、この日はしなかった。
ゴムを持っていなかったし、
安アパートだから、隣りに声が聞こえる。
何よりも、最初はきちんと声が出せるところでしてあげたい。
そのまま抱き合って、眠った。
8月11日(月)
起きたら隣りに彼女がいる。
実に幸せだ。
これが当たり前になる日が来るのだろうか。
早く来てほしい。
その時も、今と同じ気持ちでいられるだろうか。
彼女ともう一度抱き合ってから、
駅へ送った。
8月12日(火)
電話をすると、明日、来ると言う。
しかも、昼間、俺がいない時に来て、
それで帰ると言う。
俺が言えるのは一つだけだ。
待てるまで待ってるから。
8月13日(水)
朝の仕事が終わり、午後の仕事が始まるまで寝てた。
雨の影響がひどい。
濡れたままでいたため、少し風邪気味で声も荒れている。
ドアの鍵を開ける音がした。
彼女だ。
少し風邪気味ということと、あまり近寄らないようにと彼女に言った。
少し場所を置いて彼女が座っている。
「ごめん」
俺はそう言うと、彼女をひきよせた。
「もう・・・甘えん坊なんだから」
まあ、そういうことにしておこう。
仕事から帰ると彼女は寝ていた。
部屋が片づいている。
彼女がしてくれたらしい。
抱きしめようと近づいたところで彼女は起きてしまった。
残念。
また抱き合って、少しHなことをしてから彼女を駅まで送った。
けっきょく、10時になってしまった。
8月14日(木)
今日も雨だ。
特に何もない一日だが・・・
明日、また彼女が来てくれる。
何かのOFF会で近くに来るらしい。
飲み会の後ここに来るため、時間は12時くらいになる。
最近ではもう寝ている時間だ。
どうしようか・・・
彼女が来るまで寝てるか?
起きられなかったら嫌だが。
8月15日(金)
待ってるかどうかを考えているうちに眠ってしまったらしい。
ドアの開く音で目が覚めた。
思ったよりも早い。
時刻は11時だった。
もちろん、すぐにお出迎え。
たぶん、俺は眠い顔をしているんだが。
そんなに飲んでいない、とか、
OFF会でお土産をもらった、とか、色々と話してくれた。
うーん・・・俺は変わらない生活だからなぁ・・・
ネットつなげてないし、というか、
パソコン自体ないから、そっちの情報もないし。
せめて、色々話しを聞こう。
俺がある板に立てていたスレで、彼女と、
ん・・・何て言えばいいんだろう。
常連? 仲間?
とにかく、そんな感じの人と仲良くなったという話を聞いた。
彼は信頼できるいい人だ。
考えてみると、彼との付き合いももう半年になるんだな。
不思議なものだ。
で、そのやりとりを印刷して持ってきてくれた。
彼も元気そうだ。
あとどのくらいで戻れるんだろうか?
この後、4年間は忙しい生活になると決まっている・・・
むぅ、困ったものだな。
で、また少しエッチなことをした。
彼女も、少しずつ感じやすくなっているらしい。
後ちょっとで逝かせてあげられるかもしれないな。
たぶん、ちょっとした小細工でできるとは思うんだが。
前も書いただろうか。
彼女は集中力が弱い。
感じてる最中にも目を開けてしまう。
そこで気持ちがとぎれるから、高ぶっていかない。
感度はかなり良くなっているようなので、
集中力さえ続かせれば、逝くことも可能なはずだ。
やはり、目隠しをするのが良いと思う。
・・・と、彼女のことばかり書いているが、
俺はかなり弱い。
それはもう、弱い。
まだ彼女に挿れたことはないが、たぶんすぐ逝く。
一回出せば、その後はかなりもつんだが・・・
まあ、なんとかするさ。
8月16日(土)
朝の仕事を終えて帰ると、
彼女は眠っていた。
そばには下着とズボンがある・・・
どうやら、少ししか着ていないらしい。
毛布にくるまってはいるが、それだけでは寒そうだ。
上からふとんをかけてあげた。
大丈夫、起きない。
それから少したって、彼女は寝返りをうった。
不思議と彼女はそれで目が覚める。
「いつ帰ってきたの?」
「さっき」
会話はそれで足りる。
それから抱き合って眠った。
いや、眠らなかった。
抱き合ったらとまらない。
キスをした。
触りあった。
彼女は1時に帰っていった。
8月17日(日)
今日は朝が終わればその後は暇だ。
勉強をする前に、色々と資料の整理をした。
その後、ずいぶんと寝た。
正直寝まくった。
こっちに来てから初めての休みっぽい休みだ。
まあ、することがあるのに寝ているのもどうかと思うが・・・
ここに来てからこれで12日。
結構いるように思うが、実はまだまだだ。
明日からさらに忙しくなる。
さて、どうなるものか。
8月18日(月)
今日から学校だ。
久しぶりに勉強をすると面白いもので、
以前はさっぱりだった部分がよく見える。
勉強にはまってしまいそうだ・・・
それはそうと、電話代がなくなってきた。
テレホンカードを買うと、1回で50度数くらい使ってしまう。
彼女の携帯電話にかけているため、なくなるのが早い。
たぶん、明日、なくなるだろう。
8月19日(火)
やばい・・・
英語が面白い。
高校生の時は嫌でしょうがなかったが、
今ではそんなことがない。
もっとやりたいと思う。
でも、ないのが時間、だ。
彼女とも会いたいし、勉強もしたい。
しかも、仕事は毎日ある。
やりたいこととやるべきことが多すぎる・・・
彼女はお金がきびしい状態らしい。
たしかに、ここに来るまでの交通費もあるし、OFFもあった。
お金はなくなるな・・・
で、俺のお金も尽きかけている。
テレホンカードはとりあえず尽きた。
テレカがなるなる時に表示された数字から計算して、
1度数18秒ということがわかった。
1度数は10円だ。
180秒(3分)話すのに、100円必要・・・
ということは、15分で500円、だ。
時間は貴重なものだな。
8月20日(水)
明後日、彼女が来るかもしれない。
同日から彼女のご両親が他のところへ泊まりでいくためだ。
書いてなかったかもしれないが、
彼女のお父さんは単身赴任中。
そこにお母さんが行くらしい。
それで、彼女が泊まりに来れるわけだ。
土曜は休みだから一緒にいられるはずだが、
休みの考え方が正直まだわかっていない。
どのような休みなんだろうか?
そういえば、労働基準法に著しく反している気がするが・・・
まあ、気のせいだろう。
予定は未定・・・まだ来てくれるかどうかはわかっていないんだけどな。
8月21日(木)
彼女はきっと来てくれる。
「帰ってきた時にいたら笑って」
彼女はそう言った。
俺は、明日、急いで全てを終わらせてこよう。
8月22日(金)
帰ったら、彼女がいた。
15分前に来ていたらしい。
クッキーやこんぺいとうとか、色々買ってきてくれた。
キスをしてから、俺は仕事に出掛けた。
終わったのは8時。
良かった、まだいてくれた。
いや、泊まるという話しだったから、当然かもしれないが・・・
まず、2人で銭湯にいった。
初めての経験だ・・・
なんか・・・いいものだな。
彼女の着替えがなかったので、俺の服を使ってもらった。
身長は彼女の方があるが、服は俺の方が大きい。
なんか、嬉しいな。
自転車を2人乗りして銭湯に向かう。
きゅっと抱きつく彼女がかわいい。
2人乗りは2人とも慣れていなく、所々蛇行してしまった。
怖いようで面白くもあったその時間は、
思いの他早くおわってしまった。
もう少し遠くの場所を選んでも良かったな。
45分間と決めて、それぞれ入った。
よく洗っておかないと・・・
さて、風呂も終わり家へ戻った。
彼女が持ってきたDVDを観る。
何かというと、「千と千尋」なんだが・・・
面白かった。
何を言おうとしているのかはわからなかったがね。
なにせ、色んな謎を残したままで終わっている。
ハクがなんで「様」付けで呼ばれているか、とか、
なんで印を盗んだのか、とか。
あそこの人々は人間ではないのか、とかね。
まあいい。
で、見終わったら2人で抱き合った。
なんていうか・・・お互いを求めた。
することは一つだろ?
若いんだし・・・
ただ、以前も書いた通り、ここで彼女に入れる気はない。
というか・・・最初はきちんとした(と言っていいかはわからないが)場所でやりたい。
だから、もう少し指でがまんしてもらおう。
さて・・・
今日は執拗に耳をせめた。
ずっと感じてくれるしな。
首や、胸も舐めた。
今日はフルコースだ。
脚も、足も、全部だ。
つまさきまで行ったら、ふとももまで戻った。
少しじらしてあげてから、直接舐めてあげた。
舌はあまり入らないけど、それでも感じてくれる。
今の体勢は、彼女が仰向けに寝ている状態。
俺は、うつぶせで彼女のを舐めている。
ここで俺は正座になった。
そのまま彼女のおしりを持ち上げ、
俺の顔のそばまで持ってきた。
彼女の脚は、彼女の頭の方へいき・・・
たぶん、そうとう恥ずかしい格好だと思う。
そのままなめ続けた。
指も入れて、ふくらみを舐めてあげた。
ずっと感じてくれている。
さて・・・
今日は少し、単調にいってみようと思う。
指をずっと出し入れするだけ。
他には何もしない。
それだけに集中してもらう。
しばらくしていると、彼女から声がなくなった。
これは・・・?
体も少しこわばったようになって、
中も凄く絞まっている。
さらにしていると、彼女の脚の力が抜けた。
あいかわらず、声はない。
逝ったんだと思った。
・・・よし、ちょっと実験・・・
先のためにも、実験、というか、試しにしておくことは必要だ。
俺はかまわず続けた。
2,3分してからだろうか。
「痛い・・・」
彼女がそう言ったのは。
逝った後に触られると痛い、と聞いたことがある。
・・・というのも、俺とつきあっていた前の彼女は、
逝くときがはっきりしていたから、
それ以上、続けることはなかったからだ。
俺は指で触るのをやめて唇にキスしてあげた。
抱き寄せてしばらく抱きしめた。
耳が近くにきたので、いたずらでなめると感じてくれた。
「一回波がきた・・・」
「ずっとしてると乾いてくる」
そんなことを彼女は言った。
・・・俺はもう一度下をいじると、少ししてまた濡れてきた。
指を入れると痛がった。
なるほど、外よりも中が痛くなるのか・・・
で、そのまままた抱き合っていた。
そしたら彼女が俺の耳を舐めてきた。
前にも書いたが、俺は感じやすい。
声ももれるくらい、弱い。
前の彼女に「女の子みたい」と言われたほど、なんていうか・・・
小さい声がもれる。
今回はなぜか脚をせめてきた。
えっと・・・感じすぎます。
お腹をせめるのもやめて。
気持ちいいけど、くすぐったい。
で、がまんできなくなりました。
体勢は、俺が下、彼女が上だったんだが、
彼女を押し倒して、また、色々と舐めた。
まだ、下は痛いらしい。
「だめ、今度は私がしてあげる番」
ううむ・・・そう言われると弱い。
しかし・・・まだまだじらされた。
それは生殺しっていう奴だよ。
やるならひと思いにやってくれ。
で、やってもらった。
彼女は非常にうまい。
時々わざと歯をあげる・・・というのは語弊がある。
歯を出したまま、包み込む。
この刺激は、ちょっとやばい。
歯を使わない、という基本とは異なって、
全く別の感触になる。
でも、今日の俺はすぐには逝けない。
逝きそうになったら彼女がやめるからだ。
鬼・・・
15分か、20分くらいしてもらっただろうか。
俺は、彼女の口で果てた。
してもらって出す時は、いつもと量が違う気がするが、
気のせいだろうか・・・?
その後、抱き合ったまま、2人とも眠った。
8月23日(土)
と思っていた。
彼女はほとんど寝ていなかったらしい。
起きたのは5時半・・・
まぁ、途中何度か起きた気もするが。
ふむ。
で、今日は彼女がアルバイトの日だ。
始発あたりで帰らなければならない。
もちろん、俺は送っていくつもりだけどね。
部屋を出る前に、一回だけ、キスをした。
自転車を使うと駅までは5〜10分程度で着く。
駅に着いたのは6時過ぎだった。
それまでの間、自転車の上で、二人だけの時間を共有した。
世界は広いけれど、そこにいるのは二人だけだ。
それだけで、充分・・・
ほんとはもっと一緒にいたいんだけどな。
8月24日(日)
今日は彼女にあることを伝えなければならない。
もう、資金が尽きる。
テレホンカードを買うお金がない。
8月26日。
この日で、色々と先に進むための光を見つけるつもりだ。
インターネットへの接続や、電話の導入。
住基カードを手に入れて携帯電話も買う予定だ。
でも、買う時って・・・やっぱり契約料がかかるよな。
携帯はまだ無理かもしれない。
しかし・・・携帯ってのは月どれくらいかかるんだ?
一日30分としたら・・・
むぅ。
調べるにもネットにつながっていない。
情報がない世界だな。
ネットにさえつなげられれば、メッセで連絡がとれる。
8月25日(月)
昨日は結局電話をしなかった。
謝らないとな・・・
彼女から毒男板のスレが落ちたことを聴いた。
落ちたのはしょうがないと思う。
保守は他力本願なものだし。
さらに言えば、他の人間のせいで彼女のリモホは規制されてしまっていたし。
ただ・・・
以前の状態に戻すには、3・4時間かかる。
今の俺にはそれをしている時間はない。
仕事、学校、勉強・・・そして、彼女のための時間。
部屋に風呂がないので、銭湯に行かなければならない。
洗濯機もないので、コインランドリーに行かなければならない。
その時間さえももったいなく感じる。
たぶん、彼女と俺の時間感覚は全く違う。
方や卒業制作のみを控えた大学4年生。
方や何年ものブランクをおいて半年しか勉強する時間がない受験生。
違っていてあたりまえか・・・
しかし、こうなった以上、毒男板にはもうスレを立てられないだろう。
過去ログを見てもらえなければ話しはわからない。
彼女との約束。
900へ行ったら・・・というのも、俺の方は全くと言っていいほど無意味なものになってしまっている。
だから。
他の場所に作ろうと思う。
時間がかかってもいいから、少しずつ。
絶対落ちない場所へ。
日記はパソコンに打ち込んでおいて、後で貼り付ければいい。
彼女にはそこは教えない。
完全に、独り言的なものとしようと思う。
いや、今まで見てくれた毒男板の人たちには感謝を示したい。
どこかで、移転先を知らせたい。
どうしようか。
ネット接続できるようになったら、スレを立てて見てくれた人を誘導できるようにしよう。
スレタイは・・・「妹と俺。」
最初のスレタイにしよう。
ふむ・・・そういえばキリのいいところで前回のは終わっているんだったな。
むぅ。
それなら、過去ログを貼るだけでもいいかもしれない。
ガイドラインで前スレのhtml化を頼んで・・・
そうか。
その方がわかりやすいかもしれないな。
よし、予定を変更しよう。
スレタイは、「新 妹と俺。」
それは現実世界での出会いから始まる。
物語がどうなるかは、まだわからない。
無限で有限な第二章。
暑い夏の日から、再び回り始める。
と、盛り上がったところだが。
電話をかけた後に銭湯に行ってきた。
行ってきたこと自体はどうでもいいが。
体重計に乗ったら3日前と比べて2kgほど減っていたよ。
こっちに来てから3kgだ。
まぁ、3日前と言えば、彼女が家に来た日だな。
3日前は夕食を食べたが、次の日は彼女からもらったクッキーを3枚食べたきりだ。
後は全て水。
次の日は日曜か。
朝は食べれたが、昼、夕食はなかったからな。
仕事で汗をかくから水分は補給しているが、食料まで手がまわらないのが痛いな。
まぁ、やせるならそれでいいか。
まだ俺は生きている・・・
8月26日(火)
今日は休みだ。
休みなのは仕事だけで、学校はもちろん、ある。
ただ、今週は早めに帰ってこれるのが嬉しい。
帰ってから自分の勉強もできるしな。
で、その後はちょっと仕事に行かなければならないんだが・・・
休みなのに仕事っていうのは、まぁ、常識、か。
ドアの鍵が開く音で目が覚めた。
帰ってから少し勉強をして・・・寝てしまったらしい。
帰ってきたのが12時頃。
今は2時だ。
結構寝たな。
で、えっと・・・
こんにちわ。
Mちゃんだ。
今日は確か、来る予定じゃなかったけど、どうかしたのかな。
ま、いいや。
来てくれたことを純粋に喜ぼう。
仕事があるから服を着たまま寝てた。
普通なら、パンツ一枚とか、そんな感じだろう。
今日がそこまで暑くなかったことも幸いした。
そんな姿を見られるのは、ちょっとな。
どうやら色々と持ってきてくれたようだ。
CDが1枚、2枚・・・たくさん。
聴いてて心地よい音楽ばかりらしい。
俺に眠れと?
いや、嬉しいんだけどね。
俺のパソコンのかちゅ〜しゃに残っているスレを見たり、
音楽を聴いたり、昔の絵を見たり・・・
ちょっとのんびり気分を味わった。
彼女が6時に帰ると言った。
夕食までに帰るとお母さんに言ってきた、ということだ。
それまでは、時間が共有できるんだな。
抱き寄せてキスをした。
またしばらく抱き合って、押し倒してキスをした。
端から見ると、とても幼稚な行為だろうな。
でも、今の俺達には、これさえも充分な・・・
いや、そんなわけはない。
やはり不十分だ。
二人ともまだ若い。
・・・
しばらくゴロゴロしてたら5時半を過ぎてしまった。
もう少しで彼女は帰らなければならない。
彼女の耳を舐めた。
彼女の反応は早い。
すぐに声が漏れる。
いつもより、早い。
それに、大きい。
口づけして、胸を舐めて、
ズボンの上から彼女を触ってあげた。
場所を確認すると、指で突き上げた。
いつもと違う感じだと思うが、
感じてくれている。
5分くらいしてからだろうか。
彼女の力がふっと抜けた。
俺は動かすのをやめて、彼女を抱きしめた。
軽くキスもした。
気持ちよかったらしい。
でも、まだ逝ってはいないようだ。
他の場所で勉強したことだが、
「逝く」という行為は、女性にとっては目的じゃないらしい。
好きな人に感じさせてもらうだけで充分・・・というのだ。
ほんとだろうか?
女性が逝く時は、男性よりも遙かに快感が大きいという話しがある。
性が違うために理解することはできないが、
もしそうならば、彼女にはそこまで行ってほしいと思う。
これは、広く受け入れてもらえる意見じゃないだろうか?
生物学的に考えると、オスが逝くのは非常に重要なことだ。
「逝く」時に大量の精子を放出するためだ。
生殖行為の中で、一番重要なところだろう。
しかし、メスはその必要がない。
むしろ、体力を使いすぎて動けなくなることのほうが恐ろしい。
他の動物に襲われるかもしれないからだ。
動物によっては、射精までの時間が非常に短かったりするそうだが・・・
で、だ。
男性の方が逝きやすいというのは、この意味では必然だろう。
さて。
何を書いているのかがわからなくなってきたが。
とにかく、俺の目的は彼女に気持ちよくなってもらうことだ。
逝く、逝かないは別として。
逝くことに重きをおいていると、それがプレッシャーになって
さらに逝きにくくなるらしい。
8月27日(水)
昨日は途中で寝てしまったらしい。
昨日言われたことなんだが・・・
俺の金が尽きかけているため、電話ができなくなるかもしれない、と彼女に伝えた。
そしたら
「一日ごとじゃなくてもいいよ。
一週間に一回くらい、とか。」
いや、それは俺が耐えられないから。
会えてもそんなに長い時間を共有できないのに、
電話もあまりできないのは辛すぎる。
まぁ、俺も受験生だからもっと勉強しなければならないんだが・・・
で、今日だ。
起きたときに、ふと、自転車の鍵が落ちてるのを見つけた。
俺のじゃない。
Mちゃんのだ。
これがなかったら困るだろうな、そう思った。
思ったけれど、この時間じゃしょうがない・・・
仕事に行き、学校から帰り、鍵のことは忘れてしまっていた。
勉強しようと思ったが、どうやら寝てしまったらしい。
正直驚いた。
彼女が枕元にいる。
どうやら鍵を探しに来たらしい。
鍵を渡すと彼女は一枚のCDを渡してくれた。
色々なスレが入ったCDだ。
昨日も持ってきたが、開かなかったため、焼き直してくれた。
ここの前スレも入っていた。
色んな人が保守していてくれた。
言葉は様々だが、なんとなく、伝わってくるものがある。
ありがとう。
それからしばらくして・・・
仕事に行く45分前くらいのことだ。
彼女がぽつりともらした。
「今朝ね。お母さんと喧嘩したんだ。」
以前に音声チャットをしていた時、彼女のお母さんの声は聴いた。
優しそうな声で、仲のいい家族だと思った。
でも、彼女は言う。
「お母さんは悪い面しか見てくれない。
それだけが、私だと思ってる・・・」
涙を流し始めた彼女に俺は声をかけられなかった。
だから、抱き寄せて、胸を貸してあげた。
たぶん、それだけが俺にできることだから。
「落ち着いた?」
しばらく経ってから俺は聞いた。
「うん」
目はまだ赤い。
顔を見られたくないんだろう。
すぐに他の方向を向いてしまう。
彼女のあごをつかんでこっちを向かせた。
そのまま口づけを交わす。
しばらくして・・・
俺は仕事に行く時間になった。
そのことを告げて、玄関まで行く。
そしたら、彼女は玄関まで着いてきた。
もう一度キスをして、仕事に行った。
帰ってくると、部屋の中に彼女の香りがあった。
なんか、嬉しい。
テーブルの上には、手紙が残されていた。
Yさんへ
今日はありがとう
泣きべそかいてごめんね。
次に遊びに来る時には
元通り、元気になってるから。
抱きしめてくれて嬉しかった
お仕事がんばってね。
大好き
またね。
M
8月28日(木)
今日は特に何もない一日だった。
テレカの残り度数が少なく、お金もないため、
彼女への電話は控えている。
昨日会ったのが、ずっと前のような気もしてくる。
会えたと言っても、わずか一時間半・・・
少ない時間だよな。
もっと長く一緒にいたい。
まだネットにはつながっていない。
家の電話もない。
携帯電話はお金とかの関係でまだない。
というよりも、身分を証明できるものがない。
早く住基カードとやらを手に入れたいものだが・・・
この際、危険性なんかはどうでもいい。
彼女といつでも連絡を取れる状態になっておきたい。
電話がない今、彼女から連絡が来ることがないのだから。
8月29日(金)
・・・お金がない。
給料が入るまで、もたない。
数百円足りない。
2351円が現在手持ち。
交通費で、2560円・・・
それだけで足が出る。
それに風呂代、洗濯代とかも入れると、想像もしたくないな。
さて、どうしたものか。
彼女にはお金を借りたくない。
お金のトラブルだけは嫌だ。
テレカももう切れて、というか、残り10度数。
これは非常時のために残してある。
親に連絡したりするためだ。
お金を貸してくれ、と。
まだあきらめない。
何があるかわからない。
いざとなれば、交通費を削ってでも・・・
彼女に最後に会ってからまだ2日だったのか。
もっと長いかと思っていた。
一週間くらい会ってない気がする。
不思議な感じだ。
早くゆっくり過ごせるようになりたいが、
その前に大学に合格しないとな。
8月30日(土)
もう30日か・・・
ネットを離れてから、3週間以上になる。
彼女の声を最後に聴いたのは・・・もう何日前だろうか?
日にちと曜日は覚えているが、何がいつのことかが思い出せない。
刹那的に時間が過ぎていく。
会いたい
8月31日(日)
今日も会えない。
会えない日々が続く。
お金がなく、連絡さえできない。
・・・
やった!
お金が入った。
収入だ。
その数字2200円。
さっき、貯金していた5円数枚見つけた。
それと手持ちを合わせると、3995円!
素晴らしい・・・
計算してみた。
交通費が一日320円。
10日までで2560円。
これはこの間の計算と変わらない。
残りを風呂と洗濯代に充てると・・・
3995-2560=1435
1435>400a+150b
a=風呂代
b=洗濯代
a=1の場合
1435>400+150b
1035>150b
6.9>b
風呂が1回、洗濯が6回できる。
a=2の場合
1435>800+150b
635>150b
4.23>b
風呂が2回、洗濯が4回
a=3の場合
1435>1200+150b
235>150b
1.56>b
風呂が3回、洗濯が1回
うーん・・・
せめて3日に1回は風呂に入りたい。
風呂に入ったのは、2日前だ。
つまり、今日で2日入ってない計算になる。
入っておきたいが・・・
明日にとっておいて。
風呂に入るのは、
1日、4日、7日、(10日)
洗濯は、
5日、(10日)
が、ベストだろうか。
結局風呂は4日に1回だな。
まあ、しょうがない。
俺は感動した。
荷物を漁っていたら、昔の貯金が出てきた。
全財産、4202円まであがった。
さっきに比べると、207円も違う。
これでもう1回洗濯ができる。
つまり、
洗濯は、
4日、9日
これでもつはずだ。
着まわさなくても、だ。
手持ち 4202円
間違っていないか計算しなおしてみる。
交通費 320×8=2560
風呂代 400×3=1200
洗濯代 150×2= 300
合計 4060円
4202−4060=142
なんてことだ。
142円もあまるじゃないか・・・
これで俺に何をしろと?
5円チョコなら20個以上買えるじゃないか。
もう怖い者なしだな。
こんな裕福な生活をしてしまっていいんだろうか?
っと・・・冗談はさておき。
140円を電話代につぎ込むとすると・・・
10円で18秒。
140円で、18秒×14=252秒
約4分、か。
今の俺にとっては最高の贅沢だな。
4分だけ、彼女の声が聴ける。
いつにしよう。
早めに電話してしまうと、
後がきつくなる。
でも、やっぱり早く聴きたい。
2日・・・3日・・・4日のどれか、だな。
それまで日にちがありすぎる。
切手があった。
手紙を書こう。
確実に届くはず・・・
・・・そういえば。
彼女のお母さんには気付かれていたんだったかな。
妹さんには気付かれていたと聴いたが。
前に手紙を送った時に、俺の手紙の送り主を見られたらしい。
それで俺の存在は知られている。
妹さんには、俺が彼氏であることはバレた、と言っていた。
俺の事を知ってもらうのが早いか遅いかの違いだけだ。
全く問題はないだろう。
手紙を書こう。
さきほど用事があって外に出てきた。
親に電話をかける必要があったため、
公衆電話から電話をした。
残り7度数。
手短に伝えたいことだけ伝えたから
減ったのは1度数で済んだ。
残り6度数。
残り全てを彼女に使いたいと思った。
6度数。
つまり、60円分。
時間にすると・・・108秒。
1分半ちょっとだ。
それだけでも、声だけでも聴きたい・・・
電話をかけた。
1コール・・・
2コール・・・
3コール・・・
まだ出ない。
4コール・・・
5コール・・・
6コール・・・
・・・
・・・
・・・
「ただいま電話に出ることができま」
ここで切った。
彼女の声が聴けないのに、
残り少ない機会を逃したくない。
残り5度数。
8月まとめ
8月6日 >6-7 >9-10 >12-16
8月7日 >17 >19-20
8月8日 >21-26
8月9日 >27-30
8月10日 >31-41
8月11日 >42
8月12日 >43-44
8月13日 >45-48
8月14日 >49-50
8月15日 >51-57
8月16日 >58-60
8月17日 >61-62
8月18日 >63-64
8月19日 >65-66
8月20日 >67-68
8月21日 >69-71
8月22日 >72-95
8月23日 >96-98
8月24日 >99-100
8月25日 >101-110
8月26日 >111-123
8月27日 >124-139
8月28日 >140-141
8月29日 >142-145
8月30日 >146
8月31日 >147-167
>2 そうだ。
>5 それは、ブルーゲイルだったか?
よく覚えていないな。
あまりやってないから知識も乏しいのが残念だ。
>8 連続規制がここまでなっているとは思ってなかったよ。
20秒以内に書き込んでしまうと、また待たなければいけないんだな。
>11 妄想かどうかは俺は証明できないからな。
読んでくれる人の判断にまかせるよ。
>18 悪い。
すでにイニシャルを使って今日の分まで書いてしまっている。
さすがに書き直すのも文章的な問題で難しいので我慢してくれ。
今日は起きすぎた。
スレを立てた初日だからいっきに一ヶ月分貼ったが、
これはかなり体力がいるな。
明日からは、時間のある時に半月くらいずつ貼っていく予定だ。
それまではメモ帳に書かないとまとめにくくなるから面倒だけどな。
9月1日(火)
今週の土曜日に用事ができてしまった。
交通費が余計にかかってしまう。
もう一度計算しなおさなければ・・・
今日彼女に電話をかけた。
5度数、一分半分ではあったが
声が聴けてよかった。
なんていうか、安心した。
軽く話してから、今月の休みの日を伝えた。
明日が休みであることも伝えた。
来る来ないまでは聴く時間がなかった。
それを伝えるだけで一分半は簡単にすぎてしまう。
お休みなさい。
9月2日(水)
最近家に帰ると彼女が来ているんじゃないかと思うようになった。
帰っても、もちろん彼女がいるはずもなく・・・
今日もそうだった。
学校が終わって帰ると、薄い期待を持って家のそばまで来た。
窓は・・・開いていない。
この時点では、まだ来てるかどうかはわからない。
もしかすると、窓を閉めたまま寝ているかもしれない。
そう思ってドアの鍵を開ける。
靴がない。
続けて中に入る。
誰もいない。
当然だよな。
この思いで、俺は砕ける。
今日は休みで時間がある。
だから、少しパソコンをいじってから仕事の続きをやろうと思った。
30分くらい経ったころだろうか。
ドアの鍵が開く音がした。
彼女だった。
来てくれたんだ!
だめだと思っていたから尚更嬉しい。
何て言えばいいのか・・・
その、やっぱり嬉しいとしか言えない。
彼女も今日の午前中に急に仕事が入ったらしい。
それを終えて到着したそうだ。
来る時にコンビニに寄ったら
俺に似た人を見かけたらしい。
服装は俺がしないようなものだったらしいが・・・
ふっ・・・俺にはコンビニに行く金もないのさ。
彼女は随時CDに焼いてスレを持ってきてくれる。
俺が他に立てたスレや、以前行っていたスレ。
それに、今回は彼女が新しく行ったスレもあった。
作戦についてのログもあった。
知らない間に色々と進んでいるな。
早く帰りたいが・・・帰ったらさらに時間が少なくなるんだろうな。
まあ、なんとかなるさ。
今日は7時で帰ると言う。
今日は火曜日。
彼女の見たいテレビが9時からある。
故に、だ。
さあ毒男たちよ。
テレビに負けた俺を笑ってくれ。
まあいい。
それはいつものことだ。
彼女があの番組を楽しみにしてるのは知ってるしな。
今回を含め、後2回で終わるらしい。
それが終われば・・・
また新しい番組に負けるんだろうか?
それは、その時になってからわかればいいさ。
さて。
どうやら彼女のお母さんに俺のことを知られているらしい。
以前に食事をした時に話したらしいんだが・・・
最近では、出かけるたびに俺のところに行くのか、と聴かれるそうだ。
面白いのが、
「あんたもまともな付き合いができるようになったんだね」
と言われたということだが・・・
まともな、というのは、遠距離じゃなくて会いに行ける距離、という意味らしい。
前の彼とは結構離れていたと聞いたしな・・・
でも、同じ県、っていうわけじゃないんだぜ?
っと・・・書いたところで
「俺はノンケだって食っちまう男なんだぜ?」を思い出したが、
それはどうでもいい話しだ。
とにかく。
実際に会う前に彼女のお母さんに存在を知られていて、
それなりに好意的に受け取ってもらえているようだ。
後々楽に進めるかもしれない。
どこの馬の骨とも知らない男なんだけどな。
その後、雑談をしたり、抱き合って過ごした。
7時になってしまったが、
彼女が30分なら・・・っと言ってくれた。
もちろん、異存はない。
30分はあっという間だ。
彼女を駅まで送って行ったが、
今日は一個彼女の向かう駅に近い方に行った。
距離は若干遠くなるが、彼女の所要時間自体はそう変わらないはずだ。
彼女といられる時間が少しでも長くなるなら、
俺は労力をいとわない。
それでいいと思う。
そうしたい。
9月3日(水)
最近、日記は次の日に書いている。
夜は早く寝なければならないからだ。
次の日なら、家を出るまでの間の時間を使って日記が書ける。
インターネットにつないだら、きっとその日のうちに書くようにするのだろうが・・・
ちなみに今は、3日に書いている。
時間は8時45分。
もちろん、夜。
これから風呂へ行ってくるが、雨は大丈夫だろうか?
さきほどはひどい雷雨だった。
関東ではこんなのが日常茶飯事なんだろうか。
全くもって、危険きわまりない。
それはそれで面白いからいいのだが・・・
ただ、雷の影響で色々と困ることもあるようなので、
あまりない方がいいだろう。
今、山手線は動いているんだろうか?
落雷の影響で全線が運行を見合わせているらしい。
雷の影響かはわからないが、人も亡くなっている。
雷を楽しむ、というのは不謹慎なことかもしれない。
それでも、目の前にあるものは楽しみたいと思わないか?
俺は、いつもそこにあるものに魅力を見いだしたい。
どんなことでもいい。
紫に光って綺麗だ、とか、雨の降り方が芸術的だ、とか。
ほんとになんでもいい。
そこから一つでも得るものがあれば、それが自分の糧になる。
色んな経験をして、色んな知識を身につけて、幅の広い人間になりたい。
俺は、肉体よりも精神を重要視している。
精神が健在であれば、肉体がどうあっても人は大丈夫だ。
でも、肉体が悪くなっていくに従って、精神も悪くなりがちなのは否めない。
それはしょうがないことだと思うが、できるだけくい止める努力はしたいな。
で、だ。
精神が悪くなれば、肉体も悪くなる。
悪くなるような感覚に陥る。
そして実際に悪くなる。
さらに精神が悪くなる。
まさに悪循環だ。
精神の震えを抑えなければ元にはもどらない。
精神は非常に重要だ。
健全な身体に健全な精神が宿るのではなく、
健全な精神だからこそ、健全な身体になるのだ、と言いたい、が。
何を書いているのかわからなくなったな。
さて、風呂に入ってくるとするか・・・
何日ぶりだ?
ゆっくりと入ってくるとしよう。
風呂に入ってきたら報告せねばなるまい。
こっちに来てから、5kg減った。
お腹には今、妊娠線が二本ある状態だ。
急激にへこんでいっているためだろう。
あまり実感はないが、
顔が細くなって、首が長くなった気がした。
細くなったから長くなったように見えるのだと思う。
胴回りは、横幅が減ったと思う。
前はそうでもない気がするが・・・
しかし、ここまで減ってしまうと、なんていうか不安になるな。
単純計算でいけば、一ヶ月5kg。
3月までは後7ヶ月あるから、単純に
5kg/month 7ヶ月で、35kg/7month
とんでもない数字だな。
まあ、これは大げさすぎるとしても、だ。
3ヶ月で10kg減も夢じゃないな。
運動して、しかも食べなければそりゃやせるさな。
水を飲んでも、次から次へと出ていくわけだしな。
脳味噌までやせ細りそうだ。
9月4日(木)
今日は特に何もない日だった。
風が少し涼しくなってきてはいるが、
まだまだ汗をかく。
しかし、洗濯する金は節約しなければならない。
今日のTシャツは使い回しだ。
昼食は相変わらず水素と酸素がくっついた液体。
あと炭素があれば、ある程度はいいのかもしれないけどな。
まあいい。
とにかく、俺はまだ生きている。
9月5日(金)
今日で今週も終わりだ、と言いたいところだが、
今週は明日もある。
行きたくないわけではない。
交通費を使いたくないだけだ。
一回違いでどれだけ違うというのか。
かなり違う。
風呂一回分に近く違う。
増えた、ということは、その分、風呂を一回少なくしなければならない。
しなければならない・・・mustだな。
そんなことはどうでもいい。
It is no probrem things.
で合ってるか?
What does that matter?
が、そんなことどうでもいいじゃないか、という意味らしい。
もう寝る。
早く会いたい。
9月6日(土)
今日、彼女から借りた本を読み終えた。
とても素敵な内容だった。
題名は、「夏帽子」
短期赴任を繰り返す先生と生徒の物語。
短期赴任の理由は、彼が代任の教師だからだ。
病気や他の理由で休むことになった人の代わりに出向く。
極めて短い付き合いの中で、彼は自分の思いを伝えて歩く。
彼は自分の思いや考えを押しつけない。
上から押しつけるのではなく、自然に考えてもらう。
その中から、彼自身が学び、互いに成長していく。
そして、彼に触れた人は必ず何かを得る。
それは「教え」ではなく、「伝え」ることに他ならない。
この考え、というか、やり方というかは、
俺の求めるものに非常に近い。
感性が近い、というべきか・・・
俺には教えられるものは何もないと思っている。
なんといっても記憶力が悪い。
要領も悪い。
誰よりも優れている、という部分も持っていない。
そんな人間が何を教えるというのか。
だから俺は伝える。
俺の想いと、考えと、行き方を。
それをどう受け取るかは人それぞれ。
良い方向に持っていってもらえれば嬉しい。
素敵な本を紹介してもらえた。
勉強ばかりして馬鹿になりかけていた俺には丁度いい。
彼女に感謝だ。
・・・で。
本の最後の方に書かれていたものだが。
俺が以前扱っていた品物の名前が出ていた。
もちろん、物語に直接関わるわけではなく、
ただその名前が出てきただけ。
ほんの二・三行程度のものだ。
それは良いとして。
俺は今、それを持っている。
非常に壊れやすいのだが、無事にここまで運ぶことができた。
意識的に持ってきたわけではないが、セットの中に入っていたものだ。
それを彼女にあげようと思う。
たぶん喜んでくれるはずだ。
彼女は小説を書く。
彼女は絵を描く。
どちらでも使うことができる。
パソコンには・・・使えないが。
次に彼女に会えるのはいつだろうか?
俺は明後日が休みだ。
明日の午後あたりに来てくれるだろうか。
それとも、お金がかかりすぎるから無理だろうか。
9月7日(日)
彼女は来なかった。
何もせずに、ずっと寝ていた一日だった。
ワロタ
>208 何にワロタのかはわからないが、
読んでくれたことに感謝するよ。
9月8日(月)
現在の手持ちを見直してみる。
1,882円
これが今の全財産だ。
この表現は語弊があるな。
全部のお金、という意味だ。
風呂に入るのは、
1日、4日、7日、(10日)
洗濯は、
4日、9日
これは前に計算したものを持ってきたものだ。
これに、先週の交通費を加えると・・・
320×6=1,920
400×3=1,200
150×1= 150
前回計算したときの手持ち、4,202から引くと、
932円・・・やけに手持ちが多いな。
一回分、俺は風呂に入っていない。
洗濯もまだしていない。
で、550円分浮いている。
それを足すと・・・
1482円。
それでも400円多い。
これは一回の風呂代だ。
ふむ。
何が起こった?
まあいい。
これから減る分を計算しよう。
1,882円。
これが使える金額だ。
交通費が、320×3=960
風呂代 400×1=400
洗濯代 150×1=150
1,510円が使う金額だ。
372円ほどあまる。
前回の計算より・・・230円も多いな。
不思議だ。
と思ったが・・・
風呂を一回節約して、交通費が一回分多くなった。
これで、+400−320=80
洗濯も一回少ないから、+150
つまり、230円浮いている計算だ。
このうち100円ほど借りよう。
うまくいけば、ただで電話ば手に入る。
今日、電話をしてきた。
正直言って無駄だった。
ただで電話が入るどころか、貴重な資金を捨ててしまうようなものだ。
無駄な会話で数秒ごとに落ちていく10円・・・
人生の無常を感じたね。
それはともかく。
今日帰ったら、部屋のカーテンが開いていた。
もちろん、外から見てわかった。
彼女だ。
来てくれたんだ。
俺はそう思って自転車を置く時に窓を見続けていた。
窓から顔を出す彼女。
軽く手を振って応えると、俺は急いで階段を駆け上がった。
今日は珍しく涼しい一日で、部屋にいた彼女も扇風機をつけてなかった。
来てくれたことがすごく嬉しい。
どれだけ会いたかったことか・・・
連絡は俺からしかできないが、
現在の手持ちでは会うのは彼女からしかできないんだ。
驚いたことに、スイートポテト、というのだろうか。
大学芋というべきなのだろうか。
細長く直方体に切った芋をほくほくにして、水飴をかけて焼いたような、
そんな食べ物を持ってきてくれた。
お腹を空かせているだろうから・・・と。
ええ、空いていますとも。
今日の昼は悲惨だった。
家の階段を降りて、自転車に鍵をかけたところで昼御飯を忘れたことに気が付いた。
それを自転車のカゴに放り込んで、駐輪場にとめて、昼御飯を持たずに電車に乗ってしまったのだ。
水を入れたペットボトルなんだがな。
そういうことで、俺の腹はぺこぺこだった。
後で体重計に乗るのが楽しみだ。
で、一昨日用意しておいたプレゼントを渡した。
予想以上に喜んでくれた。
俺が渡したのはガラス。
ガラスの何か、までは書かないでおくが・・・
俺が以前取り扱っていたものだ。
彼女の役に立つだろうし、見た目も非常に綺麗だ。
人気が高くて使いやすいと評判だった。
見てよし、使ってよしの逸品だ。
あの商品だけは自信を持って売れた。
それだけの代物だ。
絶対に喜んでくれるとは思っていたが、
こんなに喜んでくれるとは思わなかった。
贈って良かった。
彼女と少し話したり、遊んだりした後で、俺は風呂に行った。
洗濯物も、明日着る分さえなくなっていた状況だから、一緒にやった。
体重計を見ると・・・76kg。
こっちに来てから6kg落ちた計算になる。
1ヶ月と数日で6kgだ。
2ヶ月目はどうなるんだろうな。
帰ってきたら5時になった。
彼女はゲームに夢中だ。
俺が風呂に行く前に勧めたゲームで、
いわゆる音ゲーだ。
これがやってみると結構面白い。
ぱるメロ、というんだが・・・
機会があればやってみることをお勧めする。
あと、'99 Christmas eve、と。
話しがそれた。
抱き合ったりキスしたりしているうちに、
いつもの流れになった。
いつもの流れ、というのはその・・・ちょっとエッチな流れだ。
ところが、今は生理中らしい。
俺はしてもらうのも好きだが、するのはもっと好きなんだが・・・
攻めるのは上半身だけにしておこう。
で、攻めた。
今回は速攻だ。
耳と首と胸。
この3点。
最後は胸にだけ絞って集中してもらった。
彼女の反応が少なくなり、力が抜けた。
ここがやめどきだな。
軽くキスをして、抱きしめて、それから耳をなめて、
もう一度抱きしめてあげた。
その後が問題だった。
彼女の逆襲が来たのだ。
どうやら目隠しをするらしい・・・
目隠しをされた。
というか、立場、逆じゃありません?
いや、いいんだけどさ。
で、攻められた。
今回は鈍功だ。
耳と首と胸。
この3点に加えて腰。
最後は絞らずに、あそこやら首やら。
どれだけしてもらったのだろうか。
彼女が疲れ果てた頃には、8時をまわっていた。
俺はまだ逝っていない。
なんというか、後少し、という感覚で、次にはいけなかった。
でも、そこまでやってくれたのが嬉しい。
少し経ってから、彼女をもう一回攻めた。
今回は、耳と胸。
2点だけ。
耳だけで充分な反応をしてくれる。
そして、キスをしながら胸。
彼女の手を俺のものに持っていく。
これは思いの外興奮したらしい。
反応が著しく変わった。
彼女からまた力が抜ける。
今日はすごくかわいい反応だ。
いつもにまして。
なんというか・・・
また抱きしめあう。
こうすると安心するんだ。
いや、俺がね。
彼女の手がまた動き出した。
でも途中でやめてしまう。
後少しというところまで行く。
たぶん、他の方法でしてもらったら、きっと逝く。
そう思って俺はちょっと言ってみた。
何て言ったかは、書かないでおくが・・・
で、10分くらいだろうか。
俺は果てた。
彼女の言葉を借りれば、
今日は普段より固くて大きかったらしい。
というか、俺のは標準以下ですが・・・
さて。
でも、すでに彼女が帰る時間は過ぎている。
5分だけ休んで、行こう、と提案した。
少ししぶったが、了承してくれた。
帰りは前回と同じ、一個隣りの駅。
話すのはとりとめもない内容。
でも、その時間が限りなく嬉しい。
少ない時間だからこそ、共有できるのが嬉しい。
そう思う。
これから数年は、わずかな時間で過ごさなければならない。
その間、我慢してくれ。
ちょっと時間を短くする算段を立てているところだから・・・
9月9日(火)
明日は待望の日だ。
そう、お金が入るのだ。
昼にカロリーメイトを半箱食べられるのだ。
風呂に2日か3日くらいずつ入れるのだ。
洗濯もできるのだ。
教材も買える。
これでまた、勉強の材料が増える。
まあ、その前に終わらせなければならないことは多いのだが・・・
なによりも、彼女に何かを買ってあげられる。
一緒に食事もできるんだ。
素晴らしすぎる・・・
9月10日(水)
今日は学校が早く終わったので本屋に寄ってきた。
色々と見たいものはあったが、とりあえず数学と英語の教材を見てきた。
英単語を覚えるのには「ターゲット」の人気が高いが、
俺にはあまり合わない。
あのフォントとスペースのなさが好きじゃない。
以前、使っていたのは確か、ソクラテス。
と、シグマ。
今はシグマの方が身体に合うらしい。
というわけで、シグマを買うことにした。
英単語と熟語のが別々で、それぞれ800円程度だ。
数学はどこのにしようか迷ったが、ニューアクションのものに決めた。
オメガとかっていうものだ。
これは1457円。
合計で、3000円ちょい、だな。
そういえば、大学の去年の受験人数などを見てきたが、
受けようとしている学科の受験人数が1000人を越えていて正直驚いた。
が、よくよく考えれば募集人員は90人、合格者は170人とかで。
要するに10倍程度なわけだ。
特に驚くべき数字でもない。
ふむ。
後、俺が受験しようと考えている方法に対する勉強もしなければならない。
小論文が主な部分になるのだろうか。
今年の募集要項がまだ出ていないため、
その募集の仕方もあるのかどうかがまだわからない。
一般でも受けられるが、それに合格できれば時間が短縮できるのだ。
無駄な教養を取らなくて済む。
大学に通う時間が短くなるということは、
大学を出るまでの年月が少なくなるということだ。
普通にやってしまうと大学で4年。
大学院で2年。
6年かかる。
大学院を出る頃には30を越えてしまう。
途中から始めることができれば非常に助かる。
今考えているのは、大学の時は今のまま続けて、
大学院は時間が欲しいため、奨学金を受けることだ。
大学は本来研究機関であるべきで、
人生の通過点というわけではない。
ただ大学に入るのなら、専門学校を出た方が仕事をするのに有利だ。
しかし、研究機関として見た場合、
教授陣は長い年月をそこで過ごし知識と技術を蓄え、
年々変わる学生から新しい力を得る。
面子が一定ではないことは若干惜しい部分ではある。
っと・・・また何を書いているかがわからなくなってきた。
彼女にしてあげたいことが色々とあるからな。
お金の使い方でも考えるとしよう。
さて、これから仕事だ。
気合いを入れて行ってくるよ。
本当に待った。
やっとお金が入った。
これで明日からの交通費を心配することもない・・・
うまくいけば冷蔵庫が買える。
その前に色々と計算しなければ。
中古の冷蔵庫を8000円以下で仕入れたい。
上記の教材が3000円。
それに加えて欲しい本がある。
これは、大学のための専門的な本だ。
編入試験では専門知識も要求される。
俺にその方面の知識はまだない。
勉強するための本だ。
予定としては、まずは概論。
次に各論。
さらに、職業的なものまでいければいい。
欲を言えば、その将来性、発展性についても学んでおきたい。
大学に途中から入っておいて、わかりません、じゃ話しにならない。
話しがずれた。
その本が、今月は2冊程度で4000円。
やはりハードカバーは高い。
それでも安い方なんだが・・・
今のところ、合計金額が約15000円。
風呂代で5000円。
洗濯で1500円。
昼食代で200×30=6000円
定期代で・・・定期は長期にした方が得なんだろうか?
それは駅で聞くとしよう。
で、定期代が4000円。
この時点で誤差を考慮し、33000円程度。
携帯電話を手に入れるのにどれくらい必要なんだろう。
契約料って奴がいるよな。
いらないのか?
うーむ。
まあいい。
なんとか暮らせる程度にはなるだろう。
明日、住基カードを手に入れてこようと思う。
やっと条件が整ったんでね。
その住基カードを使って、携帯電話を購入。
その携帯電話からネット関係へ連絡。
ネットへ復帰する予定だ。
以前とはいられる時間が著しく異なるだろうが・・・
それはともかく。
彼女に連絡できたことが何より嬉しい。
彼女も喜んでくれた。
話す内容はとりとめもないが、
そのなんでもない時間が嬉しい。
はやく一緒にいられるようになればいいんだけどな。
9月11日(木)
今日からお昼を普通に食べることができる。
とても素晴らしいことだな。
さて、行ってくるとしよう。
やった!
彼女と会う約束が取れた。
明後日の土曜日。
彼女は2時まで仕事があるが、
俺も昼過ぎまで学校だ。
その後に会おうと俺が提案した。
デート、だ。
初めてのデートだ。
嬉しくて電話をした帰り道で
口もとがゆるんでいたのが自分でもわかった。
最初に出会った時以来、他の場所で会うのは初めてだ。
何をすればいいだろう。
別れる前に二人で一杯飲んでおきたい。
忘れ物も取りにいかないといけないしな。
さて。
土曜日、と言ったが、日曜日の方が時間はあるな・・・
日曜なら午前中から空く。
むぅ。
どうしたものか・・・
後で提案してみようか。
いや、土曜日なら、少しくらい遅くなっても
次の日は朝に休めるから・・・
うーむ。
迷うな。
まあいい。
とりあえず、彼女には言っていないがアレは用意した。
買うのに結構勇気がいるものだな。
以前に買ったことはあるが、久しぶりに思い出したよ。
最初は薬局に行ったんだが売ってなくてね。
しょうがないからコンビニに行ったんだ。
っと・・・彼女が嫉妬しそうだから昔話はやめておこう。
でだ。
現在彼女は生理中。
もう少し先、かな・・・
9月12日(金)
明日は休みだ。
なにより、彼女とデートだ。
素晴らしい一日になりそうだな。
うーむ。
彼女の仕事が終わるのが2時。
俺の学校が終わるのが1時半。
だいたい2時半から3時くらいに会えるだろうか。
あの場所なら、電車で5分程度。
学校から駅までは15分くらいかかる。
ということは、だいたい20分で着くわけだ。
よし。
本を持っていってどこかで読んでよう。
最近仕入れた本がたくさんあるからな。
少しでも知識を蓄えなければ・・・
でだ。
行く場所が決まっていない。
集合場所は決まっているんだが。
まいったな。
彼女の好きな場所に行ってもらおう。
なんといっても、俺はまだここがよくわからない。
歩く暇もないしな。
少し勉強してから寝るとしよう・・・
9月13日(土)
何かあるだろうか。
俺は以前に買っておいたものを持って学校へと向かった。
今日はI駅で待ち合わせだ。
予定していた時間の範囲内で会うことができた。
その後、サンシャインシティ(仮)に行き、アイスクリームを食べた。
なかなか不思議なもので、驚くほど様々なアイスがあった。
いったい何種類あったんだろうか。
数はどうでもいいとしても、白桃のソフトクリームが美味しかった。
これは彼女に好評で・・・
ちなみに彼女は、オーソドックスに牛乳とチョコレートのミックスだ。
他にも、きなこもちのアイスを食べた。
想像したのとは違ったが、美味しい。
その後、お化け屋敷風のところをさまよった後、
世界中から輸入したものを集めた店へ行った。
同じ建物の中にあるのはとても良いことだ。
珍しいものを色々と見ることができたが、
俺の専門のものもあった。
書くと素性がバレるおそれがあるために書かないでおくが・・・
そこでピルケースを買った。
今はタブレットを愛用していて、それを持ち運ぶために欲しかったのだ。
なかなか可愛らしい絵が描かれている。
明日から早速使うとしよう。
彼女はそこでポストカードを見つけた。
以前から気になっていた画家らしく、
とても興味深く見ていた。
4枚程度買い求めたが、見つけたことでとても嬉しそうだ。
俺もそれを見ると嬉しくなる。
その後、駅近くにある居酒屋まで行った。
彼女と初めて出会った時に行った場所だ。
彼女がそこに置いてきてしまった手帳についても聞いてみようと思った。
手帳はなかった。
とても残念だった。
中には、今年の始めに手に入れたおみくじが入っていたそうだ。
大吉だったらしい。
サンシャイ(以下略 仮)に行った時にそう聞いた。
嘆いていてもしょうがない。
二人して飲んだ。
飲みまくった。
大衆の居酒屋で二人で5000円オーバー。
あんまり食べてなかったからそこまでいかない。
でも、ほとんど飲み代。
すごいな。
今回は俺が払った。
前回はちょっと悔しい思いをしたからな。
赤貧も悪くはないが、この場合はけっこう大変だ。
その後、公園まで歩いた。
すぐ近くに公園がある。
外から見たよりもせまい公園で、
もう8時を過ぎているのにカップルやらグループやら・・・
なんというか。
で、俺たちは滑り台の階段側に腰掛けて少し話していた。
火星が綺麗に見えた。
月も輝いて綺麗だ。
「寄ってこうか」
「うん」
実際はもう少し違う言葉だったが、
不思議と言葉数は少なかったと思う。
たぶん、二人とも思っていたことは同じなんだろう。
俺たちは、初めての経験をすることになる。
お金は始めに払うものだと思っていた。
後で知ることになるが、時間を超えた時のためだろう。
彼女は畳み好き。
畳みのある部屋を取った。
部屋は二つに分かれていて、
畳みの部屋にテレビとテーブルがあり、
もう一つの部屋にベッドがあった。
部屋に入ってすぐに冷蔵庫のような、不思議なものを見つけた。
ガラスの小窓がたくさん付いていて、中は暗くてよく見えない。
その上に、写真が8個くらい載ったメニューがあった。
彼女はベッドにすぐに寝そべったから、そのメニューは見ていない。
・・・・・・
彼女がたずねた。
「これなんだろ?」
俺は言った。
「大人のおもちゃさ」
風呂、トイレ付き。
エアコン完備。
ベッド、照明、冷蔵庫。
おいおい、俺の部屋より随分といいじゃないか。
ここに住みたくなった。
「お風呂お先にどうぞ〜」
「うん。行ってくる」
「うん」
俺は彼女にお風呂をうながした。
その間に俺は部屋のチェックをする。
エアコン、照明スイッチ・・・
少し暖かい方が燃えるかな。
そう思った俺は、部屋の温度を27度程度にセットした。
チェックし終わったところで、彼女が戻ってくる。
バスローブを手渡した時に、バスタオルで包まれた彼女が見えた。
素晴らしい・・・
女性は曲線美の極地だな。
さて。
次に俺が風呂に入った。
風呂はトイレを通ったところにあるドアを開けるとあった。
時間が少ないのでシャワーを浴びる程度にとどめた。
現在9時20分程度。
時間は11時までだ。
それに早く帰らないと彼女の両親に怪しまれてしまう。
シャワーを浴びている最中、彼女が隣りの洗面所で何かをしていた。
ちょっとドキドキしてしまう。
やっぱり一緒に入るのは夢だよな・・・
風呂を出ると、彼女は畳みの上に座っていた。
抱きしめて軽くキスをする。
俺は先にベッドに向かった。
彼女はそれについて来る。
俺は仰向けに寝そべると、右手を横に伸ばす。
そこに彼女が頭を乗せる。
「腕枕」
これが俺たちの原点だ。
もう一度キスをして、
キスをしながら俺は彼女に触れた。
胸、腰、太もも・・・
途中で彼女の浴衣のひもをはずす。
彼女の脚はものすごく滑らかだ。
汗の落ちた肌は少し意地を張ったように弾力があったが、
その中に見えるか弱さがかわいらしい。
初めは耳。
次は首。
胸から少しずつ下へと舐めていった。
お腹、太もも、膝、ふくらはぎ、くるぶし、足の甲、指。
彼女の感じる姿がいつも以上にそそる。
また少しずつ上へと戻る。
ふくらはぎ、太もも。
一気に彼女を舐める。
腰を持ち上げて、脚が彼女の頭に行くようにして。
こうすると、舐めるのと一緒に彼女の顔が見える。
いつもは声を出せないためか、今日はさらによく感じてくれる。
しばらくすると、ふっと彼女の身体がゆるんだ。
俺はこれが彼女流の逝った状態なのだと解釈している。
違うかもしれないが・・・
しかし、これ以上続けると、すぐに痛くなってしまうのも事実。
俺は舐めるのをやめて、彼女にキスして抱きしめた。
彼女も力無く抱きついてくる。
目を閉じて、息を荒くしたまま。
「気持ち良かった?」
「うん・・・
次は私の番・・・だから」
そう言うと、彼女は俺の首に吸い付いた。
表現が違うな。
俺の首を舐め上げた。
耳、そして乳首。
俺もいつも以上に感じてしまう。
声が出せる、というのはやはり違うものだな。
今日は彼女も展開を速くしている。
すぐにくわえ込むと、一生懸命にしてくれた。
その間に一つお願いをしてみた。
「ベッドに座ってるところをやってくれない?」
彼女は笑いながら言った。
「ソープ嬢みたい」
と言いつつやってくれるのが彼女だ。
体勢を変えたからだろうか。
気持ちよさは変わらないが、射精感は遠のいた感じだ。
もう一つお願いをしてみた。
「ありがと。
お尻をこっちに向けて」
俺はもとのようにベッドに仰向けになると、
彼女は舐めながらも恥ずかしそうにお尻を向けた。
彼女の敏感な部分を触ると、一層激しく彼女は動いた。
その後、すぐに俺は果てる。
でも、長くは果ててはいられない。
彼女を抱きしめて、キスして少し休んでから
俺は彼女をもう一度舐め始めた。
彼女の手を、彼女の敏感な部分へと持っていく。
それだけで充分だった。
自分でし始める。
俺はただ手を添えていただけ。
少し経ってから、再び彼女の手を取り、
俺のあそこへとやった。
少し恥ずかしそうにしたが、握って動かし始めた。
しばらくそうしていると、彼女がこう言った。
「握らせるのは反則だよ・・・
欲しくなっちゃうから」
「うん、あげるよ」
用意していたものをすぐに出した。
これは、彼女がシャワーを浴びている最中にベッドの脇へと持ってきておいた。
タイムラグはない方がいいだろう?
出したすぐ後でちょっと不安ではあったが、
なんとか元気そうでなによりだ。
彼女も良い具合に濡れていた。
俺は彼女に挿れた。
彼女の中はきつい。
すごく絞まりがいいのは指で確認済みだ。
俺は軽く動いてみた。
彼女の口から喘ぎが漏れる。
さらに動く。
また喘ぎが漏れる。
基本はやはり正常位だ。
以前に彼女が言っていたことが頭に甦る。
前の彼氏はいきなり騎乗位で。
最初でそれはないでしょ、って思った。
微妙に違っていたかもしれないが、こんな感じだ。
だから、今回はすべて正常位でいくつもりだった。
他のは今度すればいい。
どれだけ突いただろうか。
俺のは膨張しているが射精感はまったくない。
彼女の反応は依然として感じてくれているようだ。
彼女の入り口付近まで抜いて、いっきに突いた。
それを繰り返す。
できるだけゆっくりと。
若干彼女の声が変わる。
おそらく、感じ方自体が変わったのだろう。
でも、このゆっくりと、というのが問題だ。
これは逆に俺が疲れる。
緩急を付けながら、またピストン。
あまり速くはしない。
それが俺のやり方。
速くするのは男の満足だけだと思っているからな。
で、だ。
少し時間を過ぎた頃に彼女が言った。
「・・・痛い・・・」
彼女のタイムリミットが来てしまった。
「ごめん」
俺は彼女を抱き寄せた。
実は、している時よりもこうしている方が好きだ。
落ち着く。
でも、そうは言ってられない。
早く帰らないと彼女の両親に彼女が叱られてしまう。
少し休んでから帰り支度を整えると連れだって出た。
彼女と俺は帰る方向が逆。
でも、途中の駅まで一緒に行くことはできる。
彼女と一緒に電車に乗り込んだ。
最終の満員電車。
手を握りあって、それでお互いを確かめた。
分かれの駅に着くと、俺は彼女を見送った。
彼女が軽く手を振る。
俺もそれに応える。
彼女が見えなくなるまで、ずっと見ていた。
9月14日(日)
今日はほとんど寝ていない。
帰ったのが12時半。
起きている予定だったが寝てしまったらしい。
念のために目覚まし時計をかけたのが幸いした。
寝たのは一時間半程度。
それから仕事をこなした。
昨日、彼女の帰りを遅くしてしまったのが心配だ。
何も無かっただろうか・・・
電話をかけたが、彼女は出ない。
留守番電話に変わってしまった。
後でもう一度かけてみよう。
昨日の日記をようやく書き上げた。
外で会って、きちんと話すのは初めてだったから
けっこうテンションが高かった。
ホテルへ行ったのは自分でもすごいと思う。
以前の俺ならできなかっただろうな。
一度行ったら後は行きやすくなるだろう。
ただ、お金がないのだけがアレだが。
さて。
洗濯をする間に彼女に連絡を入れようと思う。
良かった。
特にお咎めはなかったらしい。
その代わり、色々聞かれたらしいが・・・
素性を知ってもらえた、と好意的に受け取っておくことにしよう。
昨日のことで、彼女は身体が痛いらしい。
痛いというか、だるいらしい。
うーん。
それは運動不足と言うのだよ。
それに対して俺を見てみな。
どこも痛くない。
慢性的に膝が痛むだけだ。
なんて、な。
彼女の卒業制作が忙しいらしく、
少しの間会えないかもしれない。
会えないのは寂しい。
まだそれが実感されていないが、
数日後にはわかるだろう。
彼女も、俺も。
さて、色々とやることがある。
その後に寝るとしよう。
9月15日(月)
今日は諸事情により、昼間から酒を飲んだ。
というか、飲み会があったわけだ。
それはいいとして。
彼女に会えないのが辛い。
一昨日会ったばかりなんだがな。
電話をしようと思ったがやめた。
このくらいで寂しく思っているようではいけないと思った。
9月16日(火)
彼女が帰った後の部屋は寂しい。
マグカップが2つ、取り残されたように並んでいた。
学校から帰ると
「おかえり〜」
声がした。
正直驚いた。
今日、来ることは全く予想してなかったことだし、
なにより仕事もあったから。
仕事に行く時間を少し遅らせて彼女と一緒にいた。
仕事の時間は少々融通がきく。
その分、早く終わらせる必要はあるが・・・
CDを焼こうと思った、とか、
思ったけどドライブがおかしくてできなかった、とか、
だから印刷してきた、とか。
そんなことを話した。
来てくれるだけで嬉しい。
俺にとって彼女の存在が生きている証だ。
仕事に行かなくてはならない。
キスをして部屋を出た。
外から見上げると、いつもと同じ様に部屋から見送ってくれた。
俺も手を振って応える。
仕事から帰っても、今日は留守番がある日だ。
結構遅くならないと戻ってはこれない。
荷物を取りに行く、という名目で俺はいったん部屋に戻った。
予想通り彼女は寝ていた。
それがわかっていたから、できるだけ静かに部屋に入った。
でも、側に行ったら起きてしまった。
うーむ・・・
ごめんな。
15分だけ一緒にいた。
その後は2時間以上しないと帰ってこれない。
仕事場が近いのだけが幸いだ。
部屋を出る時に一つの約束をした。
「帰ってきたら紅茶を淹れてあげるよ」
留守番中はずっと勉強だ。
なんといっても受験生だからな。
受験なんてどのくらいぶりだろう。
前は偶然にもうまくいったが、
今回は運だけじゃ難しいだろうな。
しっかりやらなくては・・・
留守番が終わる時間になる前に、
ある程度の片づけをしておいた。
後は鍵を閉めるだけ。
で、時間が来たらすぐに帰った。
珍しく、彼女はゲームをしていた。
以前よりもかなりうまくなっている。
いいことだ。
軽くしゃべった後、二人で抱き合った。
静かな時間が流れる。
この時間がずっと続けばいいのに。
でも、そうはいかない。
彼女には帰るべき家があるし、
待っている人もいるのだ。
いずれ俺がそれになるんだがな。
さて・・・
俺たちは若い。
平均年齢23歳。
無論、平均年齢を上げているのは俺だ。
まあ2人しかいないわけだが・・・
で、俺たちは若い。
若い2人が静かな空気に包まれたら
やることは数えるほどしかない。
詳細は割愛させていただくが色々としたわけだ。
それが終わったら、紅茶を淹れた。
ただの紅茶じゃない。
ミルクティーだ。
鍋に50mlの水と400mlの牛乳を入れる。
この分量は色々と研究した結果だ。
沸騰する前に火を止め、茶葉を5g程度入れる。
軽く混ぜて葉をなじませたら蓋をして3分間待つ。
その間にカップを温めるためのお湯を沸かす。
きちんとしたコンロが2つあればあらかじめ沸かしておくんだが。
時間が来たら茶漉しで漉しながらサーバーに移す。
沸いているお湯はカップに入れ、カップが温まったらお湯を捨てる。
後は砂糖を用意して完了、だ。
前と道具も場所も違ったが、手際はそれほど衰えていない。
ふむ。
いいね。
「美味しい」
彼女はそう言ってくれた。
しかも、用意のいいことに
チョコレートのムースのようなものを買っておいてくれたのだ。
これがなかなか美味しい。
チョコレートだったらコーヒーも合うな。
今度はコーヒーを淹れたいものだが・・・道具がまだ揃っていない。
豆は挽けないから、粉で買うしかないが。
これ、と思うものがないんだよな。
少し休んでから部屋を出た。
いつものように彼女を送っていく。
駅で見送った後に急に寂しくなるのはいつものことだ。
部屋に入ってからも、な。
自転車をこいで家路につく。
部屋に入ると彼女の香りがした。
現実に彼女がいたことが実感される。
この香りに包まれて今日は休むとしよう・・・
9月17日(水)
今日は電話をかけていない。
理由は・・・特にはないが、一応節約、として。
ほんとのところは、
もう少しで携帯電話が手に入る予定だからだ。
少し連絡をつけないでおいて、急に携帯からかけて驚かせようと思って。
俺はいたづら好きだからな。
で、今日気付いたんだが、明後日が俺の休みらしい。
もしかすると彼女が来てくれるかもしれない。
泊まりが可能なら、明日。
無理なら明後日。
もちろん、来ない可能性もあるんだが。
来たら是非見せたいものがある。
ペンタブレットを箱からようやく出した。
MIDIの機器もセットした。
ウィンドシンセも使える状態だ。
俺の演奏している姿を見せてあげたいと思う。
どういう反応をするだろう?
できればヘッドフォンが2つ欲しいところだが・・・
それは考えておくとしよう。
9月18日(木)
今日、彼女に電話をした。
明日来てくれるらしい。
明日が楽しみだ。
9月19日(金)
帰ったら彼女がいた。
色々と話した。
スレを焼いたCDを持ってきてくれたり、
彼女が以前に描いた同人誌を持ってきてくれたり。
紫いものアイスクリーム(?)がとても美味しかった。
紫のよく冷えたアイス(?)の上に、白い円いものが乗っていた。
初めて食べる味だが、すばらしいものだった。
俺も彼女のためにアイスを買ってきた。
コンビニで売っていた雪見大福の小さいバージョンだが。
食べやすい大きさなのですぐになくなってしまう。
その間に、演奏を披露したり、過去の写真を見せ合ったりした。
彼女が12歳(10年前だ)の時の写真もあった。
外見がまったく変わってないのに驚きだ。
当時の彼女が大人びていたのか、
今の彼女が幼いのかは定かではないが・・・
今日は意外とゆっくりしていたと思う。
俺が作った曲を聴いてもらったり・・・
大半が作りかけの曲ではあったが、それでも喜んでくれた。
また機会があれば作りたいと思う。
さて・・・
少し緩やかな時間を楽しんでから、彼女に触れた。
唇で。
耳。
首。
しばらく耳を舐めてから、片手でブラのホックをはずす。
指先で乳首をなでてあげると喘ぎが漏れる。
さらに舐め上げる。
今日は少し早めにしようと思う。
舐めながら左手で彼女のベルトをはずし、ファスナーを降ろす。
じらしながらズボンを下げていく。
途中、軽く太ももに触れる。
不意に敏感な部分に指を持っていくと、当然のように声があがる。
ショーツをずらして直接触った。
すでに濡れていた。
クリトリスを重点的に攻めた。
いつも以上に感じてくれている。
穴も以前より感じているようだ・・・
指を挿しいれた。
絞まる。
相当感じている。
指を中でまわしてあげた。
感じやすい部分の研究だ。
お腹の裏側にあるヒダのような場所が感じやすいらしい。
今日はそこを中心にいこう。
緩急をつけて彼女が感じやすいようにする。
彼女の息づかいが普段と違う。
なんというか、違う。
穴の入り口付近。
中のヒダ。
抜いてクリトリス。
また、中へ。
周りをいじってさらに敏感にしてあげた。
次に集中しやすいように同じ動作を繰り返す。
指を前後に動かすだけ。
彼女の声を聴かなくても、
中の様子で文字通り手に取るように反応がわかった。
彼女の息が次第に荒くなる。
「・・・っイク・・・」
彼女から初めて聞く言葉だ。
身体が少し硬直した後、彼女から力が抜けた。
息は荒いまま。
ゆっくりと指を抜き、彼女にキスをする。
静かに抱きしめて、落ち着くのを待つ。
「これがイクっていう感じなのかな・・・?」
彼女が口を開く。
「たぶんそうだよ」
いつも以上に疲労したようだ。
動くこともできないでいる。
少ししてからまた彼女の耳を舐めた。
気持ちいいらしい・・・
さて、実験家の本領発揮だ。
もう一度彼女の敏感な部分に触れる。
濡れてる・・・
まだまだいけそうだ。
さっきと同じように指を動かす。
一度逝ったのなら、もう一度逝けるだろうか。
連続で逝ける人もいると言う。
今まではイクことができなかったが、
感覚をつかめたのなら、また逝けるかもしれない。
どのくらいしていただろうか。
「だめ・・・っ」
再び彼女を快感が襲ったらしい。
最初の時とは若干雰囲気が違ったが、
今回もしっかりと逝けたようだ。
良かった。
彼女はきちんと中で逝ける。
逝けるのと逝けないのでは快感において差が大きいだろう。
満足感も違うと思う。
彼女にとっても、俺にとっても、な。
彼女が得た初めての感覚だ。
大切にしてほしいと思う。
またしばらく休んでいた。
俺はもちろん、抱きしめたままだ。
安心感も違うだろ? たぶんな。
やがて彼女が俺に被さる。
キスをした。
首を舐めた。
耳をくわえた。
やがて下へと落ちていく。
ベルトをはずすのにやはり手間取る。
今日はそのレクチャーだ。
はずし方のコツとベルトの構造を教えてあげた。
普通のベルトと違うために少々困惑していたが、
すぐにわかったようだ。
飲み込みが早いのはいいことだ。
何度も言うが、俺は弱い。
と言っても、少しは強くなったらしい。
たぶん30分くらいはしていたんじゃないだろうか。
俺のを書いても面白くはないだろうからやめておこう。
とにかく、彼女はかわいいってことだ。
その後は過去ログを読んだり音楽を聴いたり、
抱き合ったり話したり、そうして過ごした。
でもな。
ログを読んでる最中に乳首を舐めるのはやめてくれ。
帰りにマクドナルドへ寄った。
こっちは雪が全然降らないらしい。
冬に雨が降るっていうのは異常だよな。
桜が卒業・入学あたりにあるっていうのは素晴らしいが。
さて。
これから少しの間彼女に会えないらしい。
というのは、俺の休みの日がないためだ。
来週から彼女も学校が始まるしな。
大学4年生、か。
俺は後何年で4年になれるのか・・・。
すでに経験した道ではあるんだがな。
9月20日(土)
今日、少し大きな地震があった。
震源地は千葉県南部地下80キロ。
震度4。
マグニチュード5.5。
最近新聞に地震のことがよく載る。
やはり、近々大きな地震があるのだろうか。
彼女は怖がるだろうな・・・
近くにいたら抱きしめてあげるのに。
そういえば、まだ連絡をつけていない。
今日は電話をしないとな。
不安がるといけない。
彼女は大丈夫だろうか?
震源地から遠いから大丈夫だとは思うが・・・
もう少しで仕事の時間だ。
少し休んでから行ってくるとしよう。
雨の日は久しぶりだな。
電話をかけたら彼女は元気だった。
良かった・・・
地震は恐ろしいからな。
北海道南西沖地震やら阪神大震災やら、とても怖い。
なんていうか。
ほんとに良かった。
電話の中で聞いた話だが。
彼女のお母さんに俺の写真を見せたらしい。
以前送った画像だ。
詳細は不明だが、好印象だったようだ。
俺が関与しないところで自然に事が運んでいくが。
こんなに楽をしていいのか?
9月21日(日)
さっき夢を見た。
詳細はおいておくとして。
色んな人が出てきた。
高校からの親友。
大学の親友。
親しい人間ばかり出てきた。
彼らとはもう長い間連絡を取っていない。
俺がここにいることも知らないだろうな・・・
そして彼女も出てきた。
俺は彼女をみんなに紹介したんだ。
そこから先はよく覚えていない。
どうなったんだろうか。
9月22日(月)
今日から彼女は学校が始まる。
お疲れ、と電話をかけようと思う。
前期と同じであれば、午前中で学校が終わるはずだ。
この一週間の中で一番来てくれそうなのは、今日だ。
理由は簡単。
俺の勘だ。
学校から帰ると部屋へと急いだ。
ちょっと質問をしていたためにいつもより15分ほど遅い。
部屋に入ると、誰もいない。
まあ、当たり前、か。
手早く着替えると、仕事に出かけた。
日常業務は終わったが、まだ仕事は残っている。
顧客のところに挨拶にいかないといけない。
道具を取るために部屋に戻った。
ドアを開けると、電器が点いていた。
消し忘れたか。
彼女がいれば、ドアを開けた時に
「おかえり」と声をかけてくれる。
それがなかった。
ふと足下を見ると、黒い靴があった。
彼女のものだ。
音をたてないよう静かに部屋に入る。
彼女は布団で寝ていた。
起こさないように荷物を取る。
すぐに戻ってくるから・・・
途中、スーパーに寄って買い物をした。
買ったものは、キャベツ、ニンジン、タマネギ。
調味料を少々。
皿、グラス各2個。
彼女は小食だ。
ご飯を抜かすことはよくある。
それにまだ、俺の手料理は食べたことがない。
食べていってもらおうと思って買い込んだ。
さて、急いで帰ろう。
彼女はまだ寝ていた。
寝ている間に準備を済まそう。
まずは、食器を洗わないとな。
っと・・・朝使ったのがまだテーブルの上だ。
と思って取りに行ったら、彼女が寝返りをうった。
いつもはこの後目を覚ます。
果たして、今回もそうだった。
「おはよう」
「おはよぅ・・・」
その後は何を話しただろうか・・・
布団に導かれたことは覚えているんだが。
布団に入ると、いつものように腕枕をした。
会うのは何日ぶりだろうか。
ゆっくりと語り合うのもいいな。
そう思って色々と話した。
俺はなかなか時間がとれないから、
時々でもこういうのがあればすごくいい。
今日はエッチなことはなしにしておこう。
寒くなったために、彼女もいつもと違う格好をしていた。
赤いタートルネック(?)のセーターのような・・・
結構タイトな作りで、丈は短めだ。
身体のラインが微妙にくっきり出る。
下は黒いジーンズ。
昔俺もはいたことがあるな。
服の説明が下手だが・・・俺にファッションの知識が乏しいのがバレるな。
で、だ。
色んなスレのことや、近況、学校のこととか話した。
俺も最近、英語力が伸びてきているのがわかる。
古文もそうだ。
全体的に文章読解力が付いてきたのかもしれない。
意味的な流れを読む力、とでもいうのだろうか。
まだ模試を受けていないからなんとも言えないがな。
ん。
まあ、なんていうか。
我慢できなくなったわけだ。
彼女がかわいくて。
俺は彼女の耳をなめている。
髪の上から。
息を吹きかけたり、
首を舐めたり。
今日は彼女の抵抗が少ない。
やはり、前回のが効いているのだろうか。
快感を覚えると違うよな。
詳細は割愛。
今日は三連続で逝ってもらった。
あまり声を出させるわけにもいかないから、
全て指で、だ。
一回目は普通に。
二回目は挿れたまま少しじらしてから。
三回目は少し休んだ後に。
好きな人には気持ちよくなってもらいたい。
そう思うのは当たり前のことだよな。
俺は彼女に逝ってほしい。
俺が逝く以上に、な。
9月23日(火)
明日から忙しくなる。
今日は祝日ということもあり学校は休みだ。
さらに言えば、仕事も少ししかない。
さて、どうしようか。
と思っている間に寝てしまったらしい。
2時・・・午後の2時。
さて。
どうしたものか。
風呂へ行った。
洗顔フォームで顔を洗うと思いの外綺麗になるものだな。
今まで使ったことがなかったが、これはなかなか・・・
一日が終わる。
今日は何もしなかったな。
部屋の掃除を軽くしたくらい、か。
9月24日(水)
やっと電話が手に入った!
機種は彼女と同じものだ。
型は残念ながら違ってしまったが・・・
彼女をイメージした色だ。
というよりも、
彼女がよく使う色をチョイスした。
なかなか綺麗でかわいらしい。
ふむ。
初めてだが、悪くはないな。
で、彼女とメールのやりとりをした。
30回。
片道。
俺から送った最初のメールがこれだ。
初めてのメールです。
大好きだよ。
彼女からの返事がこれ。
Yさん?
うーむ。
確かに名前入れなかったからなぁ・・・
その後、寝る前に俺がいつも
スレでやっていたやり方でお休みを伝えた。
そしたら彼女からこんな返事が来た。
【件名】
あぁ
【本文】
何だか懐かしくて胸いっぱい…
あなたがたの口調に恋してるみたいでつ。
泣けてくる。
おかえりなさい。
Yさん大好き。
9月25日(木)
携帯電話は実に便利なものだな。
いつでもどこでもメールができる。
不思議な道具だ。
これを俺が持つことになるとは思わなかったが・・・
手放せなく気持ちもわからなくはないな。
仕事に持っていくのは気が引けた。
落として傷がつくのはあまり気持ちの良いものではない。
しかし、それをしないでは携帯電話の意味がないので持っていった。
雨の日は、少し困るか・・・
9月26日(金)
明日彼女が来る!!
9月27日(土)
今日、彼女がうちに泊まる。
とても楽しみだ。
学校から帰るとメールが入った。
今、電車に乗っているところらしい。
今の場所からだと電車で最寄りのN駅まで約20分か?
仕事まであと30分。
ぎりぎり間に合うか間に合わないかくらい、か。
少しやりとりをした後、俺はこう言った。
駅についたらいつも自転車で通っている道を歩いて来て。
俺は駅に向かって自転車を飛ばした。
片道約10分。
仕事まで後、15分。
間に合った。
この道は実は片道5分程度だったんだな。
家に付いたのが5分前。
その間ゆっくりと彼女と過ごした。
それでは、行ってきます。
帰ると一緒に風呂に行った。
2人で銭湯に行くのってなんかいいよな。
風呂上がりの彼女もまた綺麗だ。
今日行ったのは、この間とは別のところ。
値段は同じだが、より大きいところだ。
俺はこっちの方が好きだ。
少し遠いのが難点だけど、な。
帰ってしばらくしてから、その、いつもの展開になった。
部屋で挿れたのは初めてだが。
というか、挿れさせられたというか。
で、その前に口でしてくれたわけだが。
逝く少し前に挿入になったもので、すぐに果ててしまった。
彼女の中で、だ。
もちろん、装着済み。
だが、その後が良くなかった。
その状態で彼女と抱き合った。
少し経ってから抜くと、ゴムがとれた。
たぶん、口の部分は彼女から出ていたとは思うが・・・
やはり怖い状況だ。
9月28日(日)
今日は休みだ。
朝から彼女と一緒にいられる・・・・
と思っていたのだが。
急に朝、少しだけ来てくれと連絡が入った。
ふむ・・・
で、行くまでにはまだまだ時間があった。
それで彼女とまた色々していたわけだが。
何回くらい逝かせたんだろうか?
昨日から合わせて5回程度は・・・
以前からは考えられないくらいになったな。
おい・・・
同僚が上司を刺しそうになったらしい。
事なきを得たらしいが、その同僚は仕事をやめるらしい。
いや、ぶっそうなのは結構なんだが、休みが減るだろ?
それは彼女と会いにくくなるってことで、困るんだが。
と、少し人道外れたことを言ってみるが、
同僚の心配とともにそのことが頭にあったのも事実。
まいったな。
で、しかもその同僚と俺は近いところに住んでいる。
いい人ではあるんだが、やはりそっち系統の人間ではある。
状況的になにがあるかはわからない。
部屋に帰ると、彼女にそのことを伝えて帰るようにうながした。
うながしたが、俺は帰したくなくもある。
だから、その後少し一緒にいて、それから帰ってもらった。
ごめんな。
9月29日(月)
昨日は無事に一日を過ごすことができた。
命があるのって素敵なことだな。
9月30日(火)
彼女からのメールが返ってこない。
心配だ・・・
すぐ近くでぶっそうなことが起こったから
どうにも彼女に何かあったのではないかと思ってしまう。
どうやらただの通信障害だったらしい。
こっちからのメールは届いているのに、
彼女からのメールは届かないという状態だったようだ。
彼女に悪いことをしてしまった・・・
今日は風が強かった。
そのために彼女は自転車で転びそうになり、
それに気を取られ、車にぶつかるところだったらしい。
無事で良かった・・・
9月まとめ
9月1日 >171-174
9月2日 >175-189
9月3日 >190-195
9月4日 >196
9月5日 >197-198
9月6日 >199-206
9月7日 >207
9月8日 >210-235
9月9日 >236
9月10日 >237-250
9月11日 >251-255
9月12日 >256-258
9月13日 >259-308
9月14日 >309-318
9月15日 >319-321
9月16日 >322-341
9月17日 >342-345
9月18日 >346
9月19日 >347-370
9月20日 >371-376
9月21日 >377-378
9月22日 >379-393
9月23日 >394-397
9月24日 >398-406
9月25日 >407
9月26日 >408
9月27日 >409-414
9月28日 >415-417
9月29日 >418
9月30日 >419-421
423 :
Mr.名無しさん:03/12/02 19:04
1000までに終わらせてくれよ
>423 終わらせる、というのはどのような意味でだろうか?
1000まで行ったらどうするか、については今考え中だよ。
10月1日(水)
今日、今月の休みがわかった。
普通もっと早いと思うんだが・・・
まずは、これを彼女にメール、だ。
さて、これから模試だ。
できるかどうかが心配だが、まずは自分の実力を知る段階だな。
なんといっても、勉強を始めてからまだ2ヶ月だ。
どれだけのものになるか楽しみでもある。
頑張ってくるとしよう。
自己採点をしてみた。
数学も英語も半分程度だ。
かなりやばい。
国語は7割5分程度。
これはまあまあだな。
理科も7割。
ただ、理科は受験では使わない予定だ。
もったいないな。
10月2日(木)
今日はかなり早く学校に着いた。
まだ7時50分だ。
学校が終わったのはいいのだが、
どうにもおかしい。
知ってる駅名が、ない。
気付いたのは、3駅ほどすぎてからだが、
S駅、とかアナウンスが流れている。
全く逆方向だ。
おかげで往復10分ほどのロスになってしまった。
時間は少ないというのに・・・
彼女のお母さんが風邪をひいてしまったらしい。
体調も心配だし、彼女がうちに泊まれなくなることも心配だ。
回復してもらえれば、全てが解決するのだが・・・
彼女は、以前俺が紹介したスレである人と話していたらしい。
何かにつけて社会経験は必要だよねって話に最近なってるんだけど
就活休んでる事を話してあるから、暗に
「出来るだけ早く進路決めたほうがいい」
って言われてるような気がしちゃって少し苦しい。
きっとSさんにはそのつもりはないと思うけど、
あんまり私良い子じゃないのを買い被られてたら辛いなぁ…
Sさんというのが、紹介したスレにいる人だ。
うーん。
話はよくわかんないけど、
大学卒業が大きいチャンスだっていうのは事実だね。
特に就職活動における自己分析は、
それだけで価値があるものだし。
ただ、Mちゃんの場合、(中略)希望だから、
他の人と時期がずれて不安になるのはしょうがないよ。
待ってる間に自分を磨けばいいだけの話。
就職うんぬんの話なら、
どこかに仕事辞めて大学目指している香具師もいますが何か?
やりたいこととか、アイデンティティがしっかりしてる人は
そんなレベルの話にならないと思うよ?
YさんやNさんを魅力のある人だと思うのはそういう理由だから。
ってか言い訳して取り繕ってる自分て本当にみっともないや。
つきつめるとそれこそマジでやる気がないだけなのかもしれない。
なんで頑張れないんだろう。
これじゃ本当にダメな人だ…
Nさん、というのは、紹介したスレの、前身のスレにいた人。
今では、別々のスレになってしまってほとんど交流はないが、
彼女はNさんのスレを今も見ている。
まだまだだめな人じゃないよ。
だって俺がいるしょや?
それだけじゃだめ?
ごめんなんかどうしようもない話で疲れさせるの嫌だから
スルーしてください。
明日になればきっと治るし。
俺も似たような状況だったからわかるよ。
何か聴いてほしいことがあったらいつでも言ってね。
ありがとう。
話は一段落したが・・・
基本的には何も解決していないな。
こういうと冷たい言い方になるかもしれないが、
俺では何の解決もできないし、それでは意味がない。
これは彼女の力でやらないといけないことだ。
超えなければならないものだし、
得るものも大きいはずだ。
しかし、気分的に沈んだままだと深みにはまりそうだ。
ここは一つ別の話題に変えるのがいいだろう。
そこで、今日仕入れたばかりのとっておきの情報を出すことにした。
あと、11日なんだけど……
ちょっと外で飲まない?
おごるから(w
わあいw
行くー
ちょっと場所が特殊なんだけどね(w
A駅っす。
ヲタク街キター!w
目新しいお店でもみつけた?
おたく町言うな(w
今日知ったちょっとしたイベントでさ。
Mちゃんの仕事終わったらすぐ行きたいんだけどいかが?
桶ーよ。
来週の土曜ね〜
うむ。よろ〜
10月3日(金)
今日、彼女はお母さんのお世話で一日が過ぎてしまうらしい。
早く治って欲しい。
みんなのために。
10月4日(土)
今日は久しぶりの休みだ。
でも、彼女はいない・・・
少し、寂しいな。
昨日電話した時に聴いたことだが、
以前紹介したゲームがかなり上達したらしい。
是非とも聴いてみたいものだ。
そこで、今日はヘッドフォンを複数つなげられるようなものを
探すために街に出ることにした。
と思ったのだが・・・これがなかなか見つからない。
駅近くの電器屋、大手なんだが、そこにはなかった。
そこで、なにかあるたびにお世話になっているI駅に行った。
ここはなかなか大きな店が多いから、きっとあるだろう。
見つけた。
これだ。
棚に一つしかなかった。
よく確かめてから買った。
聴く音質もできるだけ近いものがいい。
ヘッドフォンもこれを機に買おう。
持っているものと同じと思われるものがあったが、
それは耳に付く部分がやぶれやすいことがわかっていたので、
別のものに変えた。
今持っているものはビニールのような素材だ。
買ったものは布製。
後でわかったことだが、若干音が明瞭じゃない。
その分、低音がよく聞こえる。
どちらがいいかと言えば・・・難しいところではある。
付け心地は、新しいもののほうが良かった。
これを買ったことはまだ彼女には秘密にしておきたい。
でも、何かを買ったことを知らせてちょっと期待しておいてもらいたい。
そう思ってメールをした。
「いいものを見つけたよ」
「ごめん今出先〜
また後でおへんじしまつ」
「・・・人大杉です。
用事は終わった?」
「こっちは荷物大杉。
買い物ってどれくらい労力いるかわかる?」
「一人暮らしだったから多少は・・・」
「一箇所で済ませられないのが最大の難。
で、見つけたいいものって?」
「秘密(w」
「あのね。ごめん。
けっこう律儀に答えているつもりだから
忙しいときにそういうことされると受け流せないです。
今日はほっといてくれる?」
それきり、彼女との交信は途絶えた。
街中で泣きそうになったのは初めてだった。
俺はひどいことをしてしまった。
彼女が忙しいのに、その手を煩わせてしまった。
なんてことをしてしまったんだろう・・・
俺は非道い奴だ。
いっそ死んでしまえ。
・・・・・・
携帯電話の電源を切った。
また入れた。
少したってから、また、切った。
ここに来たもう一つの目的を達成しよう。
そう思った。
・・・今日、久しぶりに昔からの友人に電話をした。
友人、というのは語弊があるな。
親友だ。
前にひっこして以来、連絡をとっていない。
何ヶ月ぶりだろう。
6月に入ってからは会ってないから、
まる4ヶ月は空いている。
連絡先はついこの間携帯に入れた。
懐かしい声がする。
元気そうでなによりだ。
俺も近況報告を済ませた。
彼もJフォンらしい。
いや、もう、ボーダフォンと言うべきなんだな。
土日が5円になったことで喜びを分かち合った。
さて・・・
彼に、今恋人がいることを伝えた。
今日の状態では少し辛いところもあったが、
恋人が出来たら教えてくれ、と以前に言われていたしな。
彼も俺に一番最初にそれを教えてくれた。
ほんとにいい奴だよ。
彼女に今日は連絡するなと言われたが、やはり辛い。
最後にメールだけしておこうと思う。
メールなら、読みたくなければ後にすることもできるし、
腹が立ったのなら消すこともできる。
だから、電話じゃなくてメールにした。
2003/10/04 22:46
[Subject]
ごめんね
[Message]
今日はごめんね。
さみしくって……
買い物をしている時もMちゃんのことを考えちゃって。
でね。
見つけたいいものって、ヘッドフォンを2つつけられる道具なんだ。
それだけを探すためだけにIまで行ったんだよね。
Mちゃんがやってる曲も聴きたいし。
自分で探しておいてなんだけど、ほんとにあって嬉しくって……
つい書いちゃって……
ほんとは来たときにびっくりさせたかったんだけど、
こんな不安な気持ちじゃ過ごせないからメールします。
メールの返事とかは気にしないでね?
俺は大丈夫だから……
ほんとにごめんね。
10月5日(日)
今日は天気がいい。
空を見たら・・・なんだ、あれは・・・?
縦に雲があった。
一瞬、飛行機雲かと思ったが、
なんか違う。
地震の前兆で、雲がすじのようにできると聞いたことがある。
もしかしたらそれかもしれない。
彼女にも、メールでそのことを伝えた。
何もなかった。
カルボナーラを作ろうと思って材料を色々と買ってきた。
このために、昨日チーズを買ってきたのだ。
パルメジャーノ・レッジャーノ。
通称、パルメザンチーズ、だ。
無論、固まり、というか、まあ、切ってはあるが。
こいつをすり下ろしてかけるのだ。
風味がいいんだな。
10月6日(月)
昨日は何もせずに寝てしまった。
カルボナーラも作らずに、だ。
それはともかく、少し風邪気味な気がする。
のどが痛い・・・
今日は彼女が部屋に来ていた。
ふむ。
嬉しいじゃないか。
しばらくしてから、彼女を駅まで送っていった。
その後。
おやすみの前に悪い知らせが…
あなたのスレ、落ちてた…
落ちたならまた立てればいいだけなことだから。
では、おやすみ〜。
10月7日(火)
ふむ。
彼女といないと何も書くことがないな。
10月8日(水)
彼女とのメールのやりとりで。
明日は休講なので学校行く振りして遊びに逝こうと思ってますが何か?
レッツカモンよ
ポッカレモンって読んじゃった。
彼女も変な人だ。
で、明日来てくれる。
やはり、嬉しいものだ。
10月9日(木)
今日は学校を休んだ。
風邪で休みたかったのもそうだが、
ようするに、朝、帰ってきた時に寝てしまったのだ。
起きたら10時40分。
今から行っても間に合わない。
ちなみに今日は午後の授業はない。
彼女にメールを送った。
Mちゃん、いる?
これから家出るとこだよ〜?
うう・・・もう少し早く起きれば、もっと早く来てもらえたかもしれない。
過ぎたことはしょうがないとして。
学校を休んだことを伝えた。
それから少しやりとりをして。
12時少し前。
そろそろ彼女が駅につく頃だ。
駅ついたさ〜
これから歩くさ〜
彼女からのメールが届いた。
俺はこう返信した。
その必要はないさ〜
簡単な話だ。
俺もやりとりをしながら駅に向かっていた。
自転車で。
できるだけ長く一緒にいたいし、
彼女に長時間歩かせるのは気が引ける。
会いに来てくれてるんだし、な。
さて。
部屋に戻ってすぐ、彼女はトイレに行った。
帰ってきてから一言。
「ビンゴ・・・」
生理が来たらしい。
ふむぅ・・・
俺は一向に構わないが、
彼女が逝けない。
それが非常に申し訳ない。
生理中はエッチな気分になるんだろうか?
彼女がとても積極的だ。
感じてしまう俺も俺なんだが・・・
仕事に行く前に逝ってしまった。
今日はずっと口でしてくれた。
一生懸命な彼女がかわいい。
俺も彼女に色々としてあげたいが、
生理中なので制約が多い。
耳だけでも充分に感じてくれる。
仕事が終わったが、今日はまっすぐに帰らない。
すぐに帰りたい気持ちは無論あったが、少しがまんだ。
いつも彼女が何か食べ物を持ってきてくれるので、
俺も是非何か食べさせてあげたいと思っていた。
だから、いつも寄る店で茶菓子を買っていこうと思ったわけだ。
買ったのはバームクーヘン。
大きさといい、量といい、なかなかのものだ。
茶、といっても、俺が淹れるのは紅茶だ。
洋菓子の方が合うから、これにした。
部屋に入る直前に、メールを打った。
ただ〜
すぐに返事が来る。
おか〜
部屋に入ったら笑われた。
こういうのって、なんかいいよな。
少し休んだ後、紅茶を淹れてバームクーヘンを出した。
茶葉に不満のある代物だが、今の状態ではしょうがないだろう。
とりあえず、美味しくいただいた。
泣いたレスのガイドラインを彼女が持ってきてくれたので、一緒に見た。
俺も泣きそうになりながら見ていたが、彼女はボロ泣きだった。
抱き寄せて胸を貸した。
愛おしい・・・
その後、2人でゲームをした。
この間からしている音ゲーだ。
ヘッドフォンが2つ使えるというのは非常に便利なもので。
買って良かったと思える瞬間だな。
約束していたセッションをした。
1つのキーボードを2人で使うのはなかなかに難しかったが、
これはこれでいいものだ。
腕が腱鞘炎になりそうなのはまた別問題としておく。
記録を更新したり色々とあったわけだが、
それはともかく帰る時間が近づいた。
あまりエッチなことはできないので、
やはりここは腕枕だろう。
というか、抱きしめていたい・・・
彼女曰く、Yさんは甘えんぼだね、だそうだ。
ふん。
そういうことにしておこう。
実際のところ、自分で言うのもなんだが、寂しがりやではあるんだがな。
10時になった。
まだ一緒にいたいが・・・あまり遅くなるわけにはいけない。
せめて、後15分・・・
そう伝えたら、そうやって少しずつ伸ばしていくんでしょ?
と言われた。
俺の返事は一つだ。
「うん」
笑われた。
まあいい。
一応断っておくが、俺は24だ。
どうでもいい話しだがな。
抱きしめて15分過ごした。
無論、抱きしめただけじゃない。
話しもした。
明日の話しだ。
俺が彼女の家まで行く。
やっと、彼女のところに行ける。
とても楽しみなんだが、もしかすると行けないかもしれない。
彼女の妹さんが少し色々とあるらしい。
ふむ・・・
彼女を自転車で駅まで送っていく。
もう慣れたものだ。
彼女も丁度いいタイミングで後ろに乗る。
こうやってパートナーとしての息を得ていくのだろうな。
早く、法的にも認められたいものだ。
10月10日(金)
学校が終わった。
彼女のところに行きたい。
しかし、まだ仕事が残っている・・・
いかなくては。
仕事中、彼女からメールが来た。
内容は、仕事が終わって電車に乗ったら
メールが欲しい、というものだった。
ふむ・・・
それから少しして、またメールが来た。
もしかして、残業もある?
こっち出るのが8時過ぎくらい。
おっけ
少し怒っていらっしゃる・・・
彼女との文字のやりとりでわかったことは、
文字数が少ないほど、気分がのっていない。
最後のは3文字だ。
これはまずいな。
できるだけ早く終わらせて・・・といきたいところだが。
仕事量じゃく、仕事時間っていうのが辛いところだ。
少なくとも8時まではやらなくてはならない。
終わった!!
やっと終わった。
家に帰ってすぐに仕度をしよう。
ほとんど何も持たずに、というか、
次の日の授業で使う分だけ持って家を出た。
明日、彼女と出かける予定も、もちろん頭の中にはあるが。
家を出てすぐ彼女にメールを出した。
今、家を出た、そんな内容のメールだ。
遅くなったことも詫びた。
電車に乗り、彼女のもとへと向かう。
彼女とは隣りの県だ。
ひさしぶりに別の県へ行くな・・・
彼女の駅についた。
待ち合わせ場所は・・・
以前、旅行の話しがあった時に話題になった場所。
駅の構内の、モニュメントの前だ。
駅は非常に綺麗で、俺の地元の駅に似ていた。
モニュメントはすぐに見つかった。
予想よりも大きく、見つけやすかったのだ。
待つこと約3分。
彼女と落ち合った。
地元だから、少し控えめにしている。
合う場所を変えるとわかるのかもしれないが、
俺は彼女のことが好きなんだ、ということがまた実感できる。
不思議なものだな。
さて。
彼女の家に着いた。
彼女の母親は出かけていていない。
というか、小さな旅行のようなものだ。
しばらく帰ってこない。
だからこそ、今日を含め、数日間の泊まりの予定をたてることができたのだが・・・
彼女の家はマンションだ。
非常に綺麗な内装で、現在女性だけで住んでいるのも頷けた。
男がいたら、こうはいかない気がする。
いや、他の家の人間がいたら、かな。
とにかく、とても整頓された部屋だった。
リビングには大きな本棚があり、古文や近代小説、ミステリーまであった。
彼女の専攻は家族の影響も受けているようだ。
彼女の持っている鉱石を見せてもらった。
彼女の絵が使われたビデオを見た。
いや、見ようとした。
俺は途中でかなり眠くなってしまったから、
ほとんどよく覚えていない。
その後、お風呂に入った。
家の風呂に入るのは久しぶりだ。
やはり、銭湯とは違って良いものだな。
俺が風呂から出ると、交代で彼女が入った。
待っている間、以前勧めたゲームを俺がやった。
というより、俺が風呂に入っている最中に彼女がやっていたものを
引き継いだ形だ。
とりあえず新記録を作ったりしていると、彼女も風呂からあがった。
風呂上がりの彼女は一段と素敵だ。
それから少しして。
2人で布団に潜った。
キスをして、寝た。
今日は・・・エッチなことはなし、だ。
10月11日(土)
朝起きたら、彼女の家だった。
となりで寝ていたはずの彼女はいない。
どうやら朝食の仕度をしてくれているらしい・・・
なんか、いいな。
と。
どうやら俺の勘違いだったらしい。
何を勘違いしたかと言うと、彼女は眠れなくて
別の場所で寝ていたということだ。
俺が布団を取ってしまったらしいが。
ほんとごめんなさい。
彼女の家では、朝はパンと決まっているらしい。
さらには、彼女のお手製スープを頂いた。
これがまた、うまい。
素晴らしいね。
あっちの部屋に来た時は作ってもらったことはなかったが。
・・・ということは、これが初めての手料理、ってことか。
感慨深いな。
さて。
あまりゆっくりはしてられない。
なぜならば、彼女は仕事があるし、俺は学校があるからだ。
ちなみに、俺の仕事は今日は休みだ。
彼女の家のすぐそばから、JRの駅まで直通の、なんだろう。
なんか、乗り物が通っている。
昨日もこれを使ったわけだが、モノレールのようなもの、か?
よくわからない。
が、とりあえずそれに乗った。
彼女とはここでいったんお別れだ。
彼女の家を出る際にしたキスの感触が唇に残っていて、
少し気恥ずかしい感じがした。
学校がいつもより早く終わった。
もちろん、すぐに彼女にメールを打つ。
彼女はしっかり仕事がある。
俺は、少しうろちょろしながら彼女を待つとしよう。
彼女と落ち合ったのは、俺が住んでいる場所の駅の一個手前、だ。
そこから、今日の目的地である試飲会場まで向かう。
以前から計画していたが、内容はまったく知らない。
ワインもあるということで、彼女も少し楽しみにしてくれている。
俺は日本酒が断然好きなんだが・・・
彼女はあまり眠れていないようで、車内で肩を貸してあげた。
少しだけ、休むことができただろうか?
会場は狭い、というわけではなかったが、人が多かった。
試飲の前に、遊びのクイズのようなものがあった。
いわゆる利き酒、だ。
ちなみに、2人ともそんな技術は持っていない。
彼女に至っては、お酒が弱い。
俺は、そうでもない。
酒の種類は選ばないし、量も飲める。
味は・・・まあいい。
彼女と答えを合わせなかった。
彼女もそうしようとしなかったしな。
だが、面白いことになった。
一つ目と二つ目の答えが、彼女と俺で違っているにも関わらず、
2人とも、一つ目も二つ目も同じ答えにしていた。
説明しづらいが、
彼女は両方B。
俺は両方C。
そんな感じになった。
答えの出し方も、3つをある順番に並べろ、という問題だったから、
一つ目と二つ目で同じ答えになる確率は・・・
1/3!×1/3!=1/36 か?
それはなかなかすごい確率だな。
いや、確率を出したから、どうか、ってことはないわけだが。
さて。
彼女が気に入ったお酒があった。
梅酒はかなり好きらしい。
すだち酒も好きなようだ。
日本酒はだめらしいが、名前が気に入ったらしい。
その名も、美少年。
おいおい・・・
その後、電気街を少し歩いた。
部屋にある台所の電気が、
ひっぱるひもが根本から切れてしまっているために点かないのだ。
だから、別のスイッチを買ってこようと思っていた。
案の定あった。
いや、あるとは思っていたが、簡単に見つかるとなんか、あれだよな。
今日は彼女が部屋に泊まれる。
彼女の両親は別の場所に行っていて、妹さんには俺とのことを話してあるらしい。
まあ、俺の存在はみんな知っているようなので、そこまで心配することもないが。
彼女曰く、
「うちの親はちょっと古風で、結婚前に男性の部屋に泊まるのって嫌がられるんだよね。」
と。
ちなみに俺は漢文はテストで使わない、予定だ。
まあ、好きなんだが。
それは関係ないからいいとして。
彼女の身体を触ったり、した。
残念ながら、細かいところまではできない。
彼女は生理中だからな。
この部屋に風呂があれば構わないんだが、風呂は風呂屋にいかないといけない。
さすがに、血塗れになっていくわけにはいくまい・・・
ということで、上半身を中心に攻めることになる。
そして、俺も攻められるわけだが。
稚拙ながらも色々とやった後、眠りについた。
明日は、俺が仕事、か・・・
彼女はどうするのかな。
10月12日(日)
今日は雨が降っていた。
さすがにちょっと冷たい。
が、そこまで寒いわけじゃない。
北海道民をなめるなよ!
今日はどうやら、変な場所で仕事があるらしい。
まったく知らない場所で勧誘チックなことをする。
ふむ・・・
勧誘チックなことをしてる最中、彼女にメールを入れた。
ロマンチックなことを書いた。
暑いです、サンタマリア。
返事がない・・・ただの屍のようだ。
そして、仕事が終わる少し前に彼女にメールをした。
何が食べたい?
おにぎりワッショイ
おにぎりかよ!
お味の希望は?
昆布以外ならなんでもいい〜
けど、なるべくオーソドックスなのがいいでつ
オーソドックス・・・
さくらんぼ納豆味的な?
('д`││)
俺もどうかと思った(w
おべんとうでもいいんだよ?
おにぎり〜
丸一日彼女が部屋にいたのは初めてだ。
なんか・・・いいよな。
彼女は風呂に行きたがっていたが、
連れていってあげられなかった。
今日中に仕上げないといけない仕事があったからだ。
書き仕事だから持ち帰ったのが悪かったのかもな・・・
ま、おかげで眠れなかったが。
10月13日(月)
今日も彼女がいてくれる。
祭日の朝がこんなに素晴らしいのは初めてだろう。
朝にちょっと仕事があったために、戻るのが10時くらいになる。
それが残念ではあるが、帰ったら彼女が待っている。
それだけで充分だ。
彼女は何も食べていない。
メールで聞いてみた。
朝はなんか作る?
お昼どうする?
Yさんの作るのがいい!
実にかわいい反応だ。
うむ・・・何を作ろうか。
オリジナルのスパゲティにしよう。
俺の得意料理さ。
酒のつまみになる、と以前言われたが、
それは忘れたことにしよう。
やった!
美味しいと言ってもらえた。
材料は非常に簡単だ。
たまねぎとにんじんと・・・
その他色々入れただけだ。
言い換えれば、野菜炒め+スパゲティ+α程度。
ちょっとしたコツがありはするのだが。
その後、軽い仕事に出る予定だったが、ほとんど彼女と一緒に過ごした。
本当は早めに帰る予定だったが、少し遅くなった。
9時。
妹に呆れられるな、と彼女がぼやいたのが印象的だ。
一緒にいたい気持ちと、帰らなければいけないのが、
なんというか、複雑だ。
家がもっと近ければ、もっと一緒にいられるかもしれないんだけどな。
彼女を送ってから少しして、メールが届いた。
大好き
うん。
俺も大好きだよ。
10月14日(火)
朝起きたら、彼女がいなかった。
当たり前か・・・昨日帰ったもんな。
彼女に携帯の請求書が届いたらしい。
中に頭の悪いものが入っていたという・・・
ステッカー?
・・・いらない。
彼女に電話をした。
やはり、あまりにも寂しい。
せめて、声だけでも聴きたかった。
その中で、俺のお薦めのゲームを紹介した。
1999 christmas eve だか、なんだかっていう
アドベンチャーゲームだ。
ちょっとホラーチックな感じだが、シナリオが秀逸。
これはぜひともやってみて欲しい。
・・・と。
でだ。
彼女もとても楽しんでくれているようだ。
ちょっとだけ怖いシーンもあるが、非常に面白いはず。
主人公とヒロインに名前を付けられるんだが、
彼女は俺達の名前をつけたらしい。
read meだかなんだかに、
そんなことをするとかなり恥ずかしい、と書いてあった気がするが・・・
まあ・・・俺がやってるわけじゃないし、な・・・
10月15日(水)
今日は・・・学校を休んだ。
なぜかというと、眠かったからだ。
いや、それが直接の原因ではない。
眠くて寝てしまったから、学校に行けなかったという
あくまでも間接的な要因なのだ。
それは別にいいとしよう。
時間がある。
部屋にあるコタツには、コタツ蒲団がない。
是非とも欲しいと思っていたところに、
特売の広告が目に入ってきた。
数量限定。
厚めのものと、薄めのものがあるらしい。
数量限定のものは、一番厚いものらしい。
俺は集めのものがほしいが・・・
その方が温かいだろ?
その店が開くのが9時半。
俺が出かけたのが10時半。
すでに売れ切れたものだと思っていた。
数量限定商品は、限定された数量のままその姿を保っていた。
みんな安い薄い蒲団を買い求めたらしい。
俺はゆっくりと色柄を選ぶと、ゆうゆうと凱旋した。
彼女が見たら驚くだろうか?
この日、関東を小さな地震が襲った。
震度、3、4・・・
震度は少ないが、縦揺れのものだった。
俺は外で仕事をしていたために気付かなかったのだが、
彼女からすぐにメールが来て知ることができた。
仕事中に、周りの建物がギシギシ行ったのを聞いた。
思わずアンアン言いかけたが、人としてしてはいけないことなのでやめておいた。
で、どうやらその音は地震によるものだったらしい。
地震は実に恐ろしいな。
被害がなかったのが幸いだ。
寝る前に、彼女と明日、I駅で待ち合わせる約束をした。
明日が楽しみだ。
10月16日(木)
学校が終わるとすぐに、彼女にメールをした。
どう……?
ついさっき荷物が届きますた!
今仕度ちゅう〜
彼女と落ち合うまで、結構時間がかかった。
I駅で待ち合わせた理由は、
珈琲関係の道具を手に入れたかったからだ。
彼女に俺たたてた珈琲を飲んでもらう。
至福の時だよな・・・
予定通りのものを、予想通りの値段で手に入れることができた。
一度使ってみたかったドリップポットだ。
ケーキを買うと、2人、部屋へと急いだ。
むぅ・・・
やはりデパ地下の珈琲ショップの豆は質が高くない。
というよりも、湿気が多すぎて無意味なものと化している。
これでは良い珈琲をたてられないじゃないか・・・
しかし、それでも彼女は興味深げにのぞきこんでいる。
ドリップするのは一般家庭ではそんなに多くないもんな。
その後、彼女と色んな時間を楽しんだ。
彼女を駅まで送ると、11時半くらいだった。
後で聞いた話では、どうやら終電一本前だったらしい。
悪いことをしてしまった。
10月17日(金)
今日はあまりにも眠い・・・
寝てないからな。
仕事が終わって部屋に戻ると
すぐに寝てしまった。
それよりも、今日までに届く予定だったものが届いていない。
試験に関わるもので、非常に重要なものなんだが。
ま、なんとかなるべさ。
とりあえず、連絡をしてみた。
どうやら、向こうの手違いで送られていなかったらしい。
で・・・どうしようか。
届いていたら、送るべき場所に連絡を取った。
別々の場所から送ることになるが、良いか、と。
返事は、おっけー、だった。
世の中には、なんとかならないことの方が少ないってこったな。
まあ、あらかじめ手をうっておくことも重要なのだが。
10月18日(土)
今日は雨がしとしと降っている。
授業中、彼女からメールが届いた。
「ねむくて氏にそうでつ。
あと二時間がんがりまつ。」
「もう少しだ!
がんがれ!」
そろそろ、彼女の仕事が終わったころ・・・
学校から帰っている途中、
丁度時刻を見計らって、メールを打つ。
「しっかり寝なさいな。」
「えーやだよぅ。
まだやることあるもん!」
「やること?」
「んだ!
卒制!」
「仕上げまでいけそう?」
「それは無理ぽ…
明日も妹がパソコン使わないといけないとかで
一体どこまですすめるやら。」
「むぅ……
それは困ったね。」
「まあでも少しでも進めばいいや。
まだ時間あるし。
しかも今夜は両親が外食なのだ!
暇で悔しいのだ。」
「それは俺も悔しいな(w」
「(*'ノ.`)ですよねー」
部屋に戻るまで、ずっとメールのやりとりをしていた。
今日は、雨、だ。
いつも遅く行っているので、
たまには早く行ってやる気を見せようと思った。
「さて、俺も雨の中がんがってくるとするかな。」
「もう今からお仕事なの?」
「あと二十分くらい、かな。」
「むー。
30分くらい遊べるておもったのにー
(´・ω・`)」
「あ……あそ……ぶ?」
「そろそろT駅に着きますが、何か?」
「なんですと!?」
「いや、まじで。」
「どこ?」
「PPに着きました。」
「おばか……」
「おばかてゆわれた!
もしやT駅に来てくれたりした?」
「返事はいいから早くきなさい(w」
俺は、駅の前で待っていたんだ。
彼女が歩いて道を渡ってくる。
おばか、と、返事〜、は駅の前で書いたものだ。
彼女が来そうな予感はあった。
「えーやだよぅ。まだやることあるもん!」
この言葉でピン、と来た。
だから、いつでも駆けつけることができるようにはしておいたんだ。
部屋を出たのは、T駅に着いた、と彼女が言った時だ。
まさに部屋を飛び出した。
雨の中、傘もささないで猛スピードで駆け抜けたんだ。
ちなみに、T駅からPP駅までは約2分。
PP駅、というのは、以前、N駅と書いた駅だ。
2人の間では、これで通じる。
で、部屋から駅までは自転車で約5分。
・・・俺、がんばったな。
部屋に戻り、一息ついてから仕事にでかけた。
彼女は卒制、だ。
きちんとフロッピーに移してきたらしい。
良い準備だ。
というか、始めから来るつもりならそう言ってほしいような気もするが。
おちゃめだな。
10月19日(日)
今日は日曜日だ。
仕事が終わったら何もない。
予定もない。
・・・どうしよう・・・
部屋に戻って少し休んでいると、
自然と寝てしまったらしい。
起きたら10時になっていた。
空はとても澄んでいる。
彼女にメールを打った。
「どう? 起きてる?」
「寂しいよう(;o;)
「フェーン……
・゚・(つД`)・゚・」
「秋晴れの
部屋で時間を数えれど
握りしめても鳴らない電話」
彼女が起きたのは、11時半だった・・・
それからしばらくして、俺はちょっとした仕事にでかけた。
まあ、番外編ではあるんだが。
夕方になってから、また彼女とメールのやりとり、だ。
彼女は塩ラーメンを食べているらしい。
しっかりとした生の麺だ。
羨ましかったが、今度作ってもらうということで片が付いた。
とても楽しみだ。
彼女に料理を作ってもらうなんて、なかなかないからな。
10月20日(月)
今日はわずかだが彼女が来ると言う。
そんなメールがあったのだ。
貴方のお仕事中にこっそり忍び込みまつ。
めげないもん。
一目会えるまでんばるもん。
仕事が終わるのは、今日は8時だ。
それまでに、彼女に会えるのは
荷物を取りに行く、ほんのわずかな時間だけ。
その時間だけでも、幸せを享受したい。
仕事が終わり、部屋に戻った。
それから色々としてるうちに、俺は寝てしまった。
寝たらだめ、って彼女に言われていたのに。
どれくらいたったのだろうか。
部屋の電気が消えている。
扉の閉まる音で目が覚めた。
飛び起きる、っていうのはこういうことを言うのだろうな。
自転車の鍵と携帯電話を持ってすぐに部屋を出た。
さっきの扉の音は彼女のもののはずだ。
なら、すぐ近くにいるはず・・・
駅までの道のりは何通りかあるが、
彼女ならこの道を通るだろうというのはすぐに浮かんだ。
家を出てからすぐに彼女を見つけることができた。
やはり、まだ出ていってから時間は経っていなかったんだ。
謝ってから、自転車の後ろに彼女を乗せた。
これは、俺だけに許される権利だ。
それを一回たりとも行使しないわけにはいかないだろ?
今日は肌寒い。
駅に着くと、彼女に俺の服を着せてあげた。
上着、というよりも、服、だ。
それを脱ぐと、俺はTシャツになる。
無論、寒い。
だが、彼女が寒いよりもずっとマシだ。
彼女は喜んで着てくれた。
男物の服を着た女性なら、襲われることもないだろうしな。
駅から部屋へ戻る途中、彼女からメールが入った。
Yさんの匂いに包まれて幸せ…♥
また木曜日♪
匂いは……恥ずかしいにゃあ(w
独り占めだからw
さて……
部屋の鍵がない。
どうしたものか。
まあ、仕事場に置いてあるから何とかなりはするのだが。
とりあえず彼女にメールを打ってみた。
俺ってバカ(w
家の鍵、置いて出ちゃった……
こんなこともあろうかと、仕事場に鍵を置いてあるのさ(w
うわあぁんごめんよぉぉ!
良かった、予備あって…
うぅ…私がいきなりいなくなったから、だよね?
お詫びは何がいい…?
木曜日に来てくれるだけでいいよ
じゃあ塩らーめん持っていきまつ
10月21日(火)
昨日の仕事のことで確認された。
その必要はないだろう、と思ったが、
あったことをきちんと言った。
どうやら、俺の責任になるらしい。
ふざけるな。
間違いなくやったにも関わらず、
客の勘違いか、もしくは客が盗まれたかしたのだ。
盗まれたのなら、それは客のセキュリティーがなってないだけだろ?
それがどうして俺の責任になるんだ?
いや、客の手元に届かなかったから、その分、客に渡すのはわかる。
でもな。
店員は失敗してないと主張してるにも関わらず、それを店員のせいにする。
そして、失敗したということにして、その分、店側が店員から金を取る。
間違ってないか?
何のために金を取るか。
それって、次に失敗させないように、だろ?
失敗したわけじゃないのに金を取るのってどういうことだ?
微々たる金が欲しいのか?
ふざけるな。
で、このことを彼女に少し愚痴ってしまった。
彼女は優しい言葉をかけてくれるが、俺の気はおさまらない。
今日はふて寝だ。
夕方もずっとそのことを考えていた。
店長失脚へのシナリオ、だ。
そこら辺のチンピラなら、殴ってお終いにするところだろうが、
そんなことをしても俺の立場が悪くなるだけで意味がない。
合法的に抹殺する手段。
それを色々と考えていた。
言ってしまえば、チンピラよりもずっとタチが悪いよな。
ある程度のシナリオは整った。
ただし、結構条件がある。
実行するかどうかはまだ未定だが、これ以上問題があるようならばやむを得まい。
これ以上、俺を怒らせないでくれよ?
店員をしない店はつぶれるのが運命だ。
それは、必然且つ故意的ではあるわけだが。
しばらくこの事は忘れるとしよう。
考えるのは楽しいが、それだと精神が朽ちる。
彼女に会えない分、メールのやりとりが多くなる。
携帯料金がかさむが・・・それはしょうがないことだな。
メールはそんなに圧迫しない。
ウェブ受信料とやらがなかなかくる。
ふむ・・・やはり、彼女が携帯を使って2chのスレを見ることが要因だろうか?
そのことも軽く触れつつ、話題を楽しんだ。
今度の木曜は休みだ。
彼女とどう過ごすかを話し合った。
木曜日には紅茶がいい?
珈琲がいい?
お菓子は何にしようか。
紅茶もいいけど、またYさんが珈琲立てるの見たい♪
お菓子は、こないだT店で見たロールケーキにする?
ロールケーキいいね。
珈琲豆も買わないと・・・
一緒に行く?
それとも、先に買っておく?
一緒にいく〜!
う〜ん・・・かわいい。
で、俺の学校は午前中で終わるが、彼女が終わるのは2時半頃だ。
会えるのは3時くらい、か?
いつものI駅で待ち合わせをすることになった。
木曜日が楽しみだ。
今日は寝るまでに少し時間がある。
過去で抜けてる部分の日記を書いておこう。
さすがにこの時間にメールを送るのは微妙か?
やめておく、か・・・
もう少しで寝ようと思った時に、彼女からメールが来た。
Yさんもう寝ちゃったかな…?
おやすみって言いたかったの。
起きてるよ。
俺も言いたかった。
おやすみ。
相思相愛だ〜
また明日ね!
あたりまえだろ?
また明日!
10月22日(水)
朝のメールのやりとりでの会話。
上着、だんだんYさんの匂いが取れてきちゃってる…
匂いはまたつけてあげるよ……
って、抱きしめたり匂い嗅いだりしてるのか!?
抱きしめて眠って二日目ですが何か?
しわになりかけても匂いが取れちゃうのが嫌で
お洗濯できませんが何か?
その代わりにMちゃんの香りが付いてるのか
いいね
全然よくない…
おうちでYさんの匂いに包まれると
切なくて泣きそうになっちゃう。
それは……匂いがないほうが良いということでは?
違うの〜!
それでも嬉しいんだもん!
ふむぅ……
匂い袋でも作ろっか?
Yさんに抱きしめられるのが一番だよ
それは手っとり早くて確実だね。
このあたりでいったんメールは打ちきった。
俺が学校に行かなければいけないからだ。
学校が終わって、すぐに彼女にメールを打つ。
あ、明日って、昼ご飯どうする?
なんか作ろうか?
ん〜私は出掛けに多分何か食べてくと思うけど、
Yさんは仕事お休みなんだよね。
あ!
私が持ってくラーメンは?
ラーメン〜♪
……な……鍋も……どんぶりもないですたい……
そうだったw
じゃあ却下!
でも、ラーメン食べたい
なべもどんぶりも買う!
茹でるだけならフライパンでも問題ないと思われ。
めんつゆはヤカンで別にお湯沸かして作るし
…でも微妙かなw
きちんと機材を整えるから……
Mちゃんの料理を食べたい。
私の料理…らーめんが?w
お野菜は何乗せたい?
Mちゃんが作ってくれるなら料理でしょや
Yさんのためなら作りますともw
秋だからきのこも使おうかなぁ。
きのこラーメン?
どんなの?
椎茸じゃなくて、別の?
白菜やもやしの他に、
まいたけやえのきを添えるのさ〜。
はくさい!?
しいたけ!?
えのき!?
すごい……鍋みたいだ……
お鍋みたいで悪かったわね!
乗せたいお野菜ある?
ってちゃんと聞いたじゃないの!
ううん、Mちゃんにまかせる
知らないっ
なんでさ!?
彼女からの返事が途絶えた。
この感じは、以前、デパートに行った時のものに似ていた。
だから、俺はこう言った。
Mちゃん……
もしかして、怒っちゃった……?
ごめんね。
ただまゆちゃんの味を知りたかっただけだから。
Yさんから見たら、
私のやる事なんてからかいのネタでしかないの?
俺がいつからかったのさ?
せっかく鍋もいいの見つけてきたのに……
どんぶりはなかったけど……
だって〜!
たまごでうなぎとじた丼もありえないみたいに言われたし!
お野菜のラインは鍋ものみたいって言われるし!
美味しいと思うの伝えてるだけなのに。
そりゃあ、レパートリーの違いはあるだろうけど、
なんか私がまともじゃないみたいで…
ばかにされてるのかなぁって思っちゃったんだもん。
返事がこないから涙でそうになってた……
違うよ。
文化の違いを楽しんでるだけだもん。
少しずつMちゃんのことがわかるのが嬉しいんだよ?
嫌われたと思ってやけ酒用のお酒も買ってきちゃったし……
どうしよう……
とにかく、こっちの準備はあとどんぶりだけなんだよ?
すごく楽しみにしてるんだから!
作ってくれなかったらマジ泣きするよ?
ひとりでやけ酒なんてずるい!
私もまぜろ!
まじ泣きするよだなんて既に涙ぽろぽろの私にどうしろってんだ
もちろん、すぐに電話をかけたさ。
しばらく話して、仲直りして、明日を楽しみにした。
10月23日(木)
予報は雨だったが、今日はよく晴れた。
俺は午前で学校が終わるが、
彼女は2時半まで講義がある。
学校が終わってすぐに彼女にメールを打った。
I駅周辺をぶらついて待ってる。
そんな内容だ。
I駅の周りを歩いていると献血ルームがあった。
久しぶりにしていこうと思った。
彼女にその旨をメールで伝えた。
返事が来る前に受け付けを済ましたが、
どうやら1時半開始らしい。
それまであたりを散策することにした。
100円ショップでどんぶりを選んでいると
ふいに携帯に着信が入った。
無論、彼女からだ。
休講!?
まじか・・・
嬉しいけど、献血はどうしよう・・・
彼女と一緒に献血をすることになった。
以前、かなり以前だが、約束したことがある。
それが果たせる時が来たのだ。
彼女が着いたのが1時。
なんか、気恥ずかしいな。
彼女が受け付けをする時に、
頼んで俺の順番を彼女と同じにしてもらった。
時間的にも同じくらいの方がいいはずだし、な。
採血の検査は俺の方が順番が早かった。
当然、採血の順番も俺の方が早い。
一番端のベッドに案内され横になっていると、彼女も検査が終わったらしい。
ところが、だ。
彼女のベッドは俺とは全くの正反対。
直線距離にして一番遠い位地になってしまった。
それは・・・しょうがない、か。
そう思っていたが、しばらくすると彼女がそばのベッドに移ってきた。
これには驚いたが、後で聞いた話によると、
彼女が頼み込んだらしい。
とてもかわいい。
さて。
採血をしている際に暇にならないよう、テレビが備え付けられていた。
それを見たり、彼女の方を気にしたりしていたのだが。
彼女と看護婦さんが軽く談笑している。
何かと思ったのだが。
どうやら、彼女と俺は同じ番組を見ていた、ということらしい。
NHKの物理の番組だったのだが・・・なんか、面白いな。
奇妙な共通点、というか、なんというか。
献血が終わって出たら4時になってしまった。
駅のデパートで珈琲とケーキを買って、俺達の部屋へと急いだ。
早く2人でゆっくりしたかったし、空が落ちそうな天気だし、な。
それに、約束のラーメンの買い出しもある。
とりあえず、部屋に戻ってから買いにいくことになった。
買い物は順調だ。
白菜、舞茸、もやし。
以上三品。
実にヘルシーだ。
実のところ、俺はキノコはほとんど使わない。
というか、使い方を知らない。
マッシュルームなら、使ったことはあるんだが。
・・・・・・
雨が降っている。
滝のように。
外に出ると肌にあたって痛い。
大粒の雨が地面をたたきつけていた。
家までは、約3分。
そのわずかな時間でもびしょびしょになるのには充分だった。
部屋に戻ると、彼女にバスタオルを渡した。
彼女も服が濡れている。
彼女は折り畳み傘を持っていたので上半身は比較的大丈夫だ。
ズボンがけっこう濡れてしまっているのだ。
恥ずかしげなく、彼女は無造作にズボンを脱いだ。
そのまま何もしなければ、たぶん、そのままで過ごしたのだろうが・・・
寒そうなので、俺のズボンを貸してあげた。
ひも付きできちんとウエストがとまるものだ。
じゃないと、彼女のウエストならずり落ちてしまうからな。
俺は、自転車を押していたので、上半身も濡れている。
風が強かったので、2人で入るのは難しかったからだ。
そのため、上も脱ぐことになった。
帰るときにも雨が降っているかもしれないので、
Tシャツは着ないでおいた。
彼女のラーメンは美味しかった。
スープの色はほとんど透明に近く、薄味に見えたのだが。
これがなかなか、しっかりと味がある。
野菜も茹で上がっていい感じだ。
料理の途中で後ろから抱きついたら、軽く怒られてしまった。
ふむ・・・
まんざらでもない感じなんだが、な。
その後、軽くゲームをやったり、MIDIを聞いたりした。
俺の作った曲がかなり気に入ってもらえているようで、
欲しいといわれたのだが、専用の音源用に作っているのでそうもいかない。
WAVEにする手もあるのだが、MIDIの調子が悪いので
音色が安定した状態でとることもできないのだ。
なんとかして、彼女にあげたいのだが・・・
その後、彼女とした。
最近では部屋でもできるようになったのだが、
不思議なことに、以前と比べて俺は格段にいかなくなった。
気持ちいいのだが・・・
その分、彼女がいきやすくなっている。
そこで問題があった。
彼女は俺がいかないと満足しない。
俺は彼女が満足してくれればそれでいい。
非常に難しい問題、だな。
10月24日
メール1回目
一日に何回か好きって言わないとダメな体になっちゃった。
これって病気かな……
メール2回目
地平線が薄紫がかって、とても綺麗です。
その上に、目を閉じたような月がかかって幻想的です。
メール3回目
例えばこういうのはどうだろうか?
駅につくと、みんないっせいに席を立つ。
すると、車内に音楽が流れる。
人々は車内をぐるぐるまわりだす。
ふいに音楽がとぎれるんだ。
そして一斉に席を奪いあう。
朝の混雑の中の一瞬の安らぎタイムだ。
今日も一日頑張るか、という気持ちにさせてくれる。
そんなことを考えながら僕の一日が始まった。
母さん、今日も地球は平和です。
しばらくしてから彼女からのメールが来た。
朝からロマンスと幻想とコメディの三段戦法は寝起きの腹にききますた。
毎日好きと言わないと気が済まないのはきっと”恋患い”という症状ですヨ。
切ないですね〜
地平線っていいですよね。
私はしばらくそんな美しい光景にお目にかかってません。
水平線も好きですが、生憎地元に海がなくて…。
電車で椅子取りゲームは面白いですねw
なんか似たようなのを私も考えたことあるようなw
学校も仕事も終わり、家に帰ってから昨日彼女が望んでいたことを始めた。
MIDIをWAVEに変える作業だ。
これがなかなか大変なのだ。
MIDIはハードを持っているのだが、こいつが実は壊れている。
かなりの確率で音がひずむ。
ひずむ、というよりは、壊れる。
1分のうち、2/3はその状態だ。
かなり機嫌がよくないと、良い音でWAVEにはできない。
しかし、それに構わず作業を行った。
今日は機嫌がいいらしい。
WAVEへの作業が進む。
作業が終わり、さっそく聞いてみた。
ごそごそ音がするものの、一向に曲は流れない。
どうやらライン入力じゃなく、マイク録音になっていたらしい。
俺の音を録音してどうするのだろうか・・・
その後、少し調子が悪くなりはしたが無事、やり遂げることができた。
そのことをメールで彼女に伝えるととても喜んでくれた。
俺の曲なんて、そんなたいしたことないというのに・・・
俺も嬉しくなっちゃうじゃないか。
10月25日(土)
朝、ちょっとした事件というか、事故がおきた。
そのために普段よりも1時間多く仕事をすることになった。
それで、彼女に朝からメールをばんばん打ってしまった。
時間指定もせずに。
6時53分。
彼女からのメールが入った。
こんにゃろ…
目覚ましがなるまでは寝ていたいと願う私に、
早朝から断続的にメールを送っては起こすのは
嫌がらせでつか?w
ほんの冗談のつもりで俺はこう返した。
ほら、かわいいこはいぢめたくなるしょや?
それが良くなかった。
591 :
Mr.名無しさん:03/12/02 22:55
禿しくキモイのですが・・・
あらされてないのがすごいね
勘弁して〜
ここんとこ土曜はまともに眠れてないのに…
かなり本気で仕事に差し支えるから。
マジでごめん
まあいいでち。
でも流石に四時五時はやめてくりw
んじゃ仕度してきまつ
ほんとにごめんね。
ただでさえ今日は時間のかかる日だったから……
誰かに言わないとブチ切れそうだったから。
ん〜いや、今日に限った話じゃなくてだよ。
いつもは二度寝すればすむから、言わなかっただけ。
続けざまにメールが入る。
んああでもまた勝手なこと言ってるの私だ。
それでYさんが思ったこと言えなくなったらだめだね。
ごめん。
悪いのは俺でしょや。
Mちゃんは悪くないよ。
俺の我慢が足りないだけだから。
たまには私にも責任分けて〜。
だめ!
悪くない人が悪くなるのはいけない。
お互いに都合が食い違うのはどっちかだけが悪い訳じゃないもん。
だって、寝てるの起こすの良くないしょや?
と、その後、なんとか仲直りすることができた。
早めに怒りを察知することができて良かった。
喧嘩は必要なものだが、必要以上にしても良くないからな。
ただ、覚えておかないといけないのは、
朝にメールを送るのはやめる。
もう、しない。
今日から約半月間、仕事の後に仕事がある。
仕事中にも仕事が増える。
なにかとやっかいな時期だ。
だが、俺は来月の初めには予定があるのだ。
だから俺は早めに終わらせる。
彼女と大学祭に行くために!
今日は空がとても綺麗だった。
赤紫で幻想的だ。
彼女にメールを送ったが、どうやら向こうは曇っているらしい。
隣りの県なのにけっこう天気が違う。
とても残念だ。
仕事の後の仕事中、彼女に電話をかけた。
約15分間話していたのだが。
電話の料金を見ると、非常に安くて驚いた。
そういえば、今日は土曜日、か。
土曜日万歳!
以前行っていたスレの住人が音信不通になった。
彼女が連絡を取れるらしいので、メールを作ろうということになった。
のだが・・・彼女が作っている最中、俺は眠ってしまった。
待っているつもりだったのに・・・
>591 悪いな・・・
彼女との約束を果たすためにも、続けなくてはならない。
もし板を汚しているというのなら、もう少しだけ見ないふりをしていてくれ。
10月26日(日)
仕事中にメールを書いたが、起こしてしまいそうで送れない。
困った・・・これはストレスが溜まるな。
ごめんね。
いつの間にか寝てしまって……
Mちゃんが頑張ってメール書いてたのにね。
俺ってひどい奴だ……
もっとしっかりしないといけないのにね。
ごめんね。
いつもこの時間にメールしてたなぁ、って思ったら、
とても寂しくなって、涙がでそうになりました。
起こしてしまうのが怖いのでこのメールはまだ送りません。
日が高くなってからにします。
この2通、メールを書いた。
でも、まだ送れない。
仕事が終わってから部屋で休んでいると
また寝てしまったらしい。
起きたら11時半をすぎていた。
起きてから、ぼーっとした頭でメールを送った。
今日は暖かい。
空も良く晴れて気持ちのいい日だ。
こんな日は寝ていたいのだが・・・
仕事にいかなくては、な。
彼女と一緒にいるためだ。
そうしていると、彼女からメールが返ってきた。
Yさんおはよ〜!
寝ちゃったのを咎めたりはしないよ。
いつも体力のいるお仕事を夜明けから毎日がんがってるんだし。
むしろちゃんと沢山睡眠とれたかどうか心配でつ。
もう起こされてもいいから気が向いた時にメールくれていいよw
私も送りたい時に送ってるし、
なによりYさんが寂しくないようにしたいよ。
う……嬉しいじゃないか!
朝はデリバリーしてもらうから!
で、勢いこんで仕事(番外編)に行くために
部屋を出たのは良かったのだが。
すぐ、彼女にメールを打つことになった。
俺って……どアホウだ。
自転車の鍵も部屋の鍵も持たずに出ちゃった!
鍵とってきますた……
Yさん……なんて可愛いんだ(萌
・・・と、とりあえず気にしない。
で、今日は昼からずっと仕事だ。
いつもなら速攻で切り上げるところだが、
何日もかかる作業なので早めに終わらせて
彼女との時間を増やしたい。
だからやった。
やりまくった。
で、帰ってきた。
約6時間ほど外に出てたらしい。
間に一時間ずつ2回、休憩を入れたから
8時間、か。
帰ってきたら彼女にメールを出した。
寂しかったからだ。
そしたら彼女から電話がきた。
もちろん、すぐにとったさ。
どうやら、俺のメッセアカウントが消えたらしい。
ふむ・・・
調べてもらうためにメッセにログインしてもらった。
彼女にパスワードを伝えた。
アカウントは残っていた。
ただ、メールは全て消えてしまったらしい。
で・・・問題があった。
彼女が前の彼と別れる直接の原因となったのが、
彼女が彼のパソコンのパスワードを知ってしまい
見てはいけないものを見てしまったことなのだ。
それを思い出してしまったらしい。
悪いことをしてしまった。
その後、2chのことを話した。
今の板の状況はどうだ、とか。
彼女は今日、俺としていたメッセのログを見ていたらしい。
俺と彼女の付き合い始めた頃の話しになり、
前に立てたスレについても話題になった。
俺は、たぶんアイデンティティが確立されていないのだと思う。
このことについては、俺なりに分析をした。
細かいことはここでは触れていないのだが・・・
でだ。
それによって俺は、名前が変わると人格も変わる。
・・・言っていることが分かりづらいが。
要するに、I change my behavior when my name is changed.
ってことか?
英作文は苦手だから、間違っているような気が多々するわけだが。
何を言いたいかと言うと、
今、自分で立てたスレを見返すと、全く別人が書いているような気になる。
無論、恥じるような行為はしてはいないが、
その中でも、俺とは全く違う存在が動いているのだ。
確実に存在した、俺とは違う自分。
不思議なものだな。
612 :
Mr.名無しさん:03/12/02 23:05
_, ,
川VvV从<きもいんだよ!
⊂彡☆ )Д`)←1 ◆ainP8TkJRM
日が変わる前に、電話を切った。
時間は2時間22分15秒。
あと7秒で全て2だった・・・
やばい、そろそろ寝ないと明日がきつい。
おやすみなさい。
>612 申し訳ないな。
どんなレスにも反応してしまうんだよ。
きもいかどうかは見ている人の判断にまかせる。
だが、このスレはある目的があってやっているんだ。
そこの部分だけ、くんでくれればいい。
10月27日(月)
今日も朝にメールを送った。
送ったと言っても、すぐには届かない。
1回目
昨日は電話くれて嬉しかったよ。
明日会えるのがすごく楽しみです。
今から浮かれているんで、(中略)心配です(w
2回目
「この話をすることは、けして不毛じゃないよ」っていう文章は
二重否定だよね。
で、普通の肯定文になおしたら・・・
3回目
「この話をすることは、まったく毛だよ」
日本語って難しい・・・
4回目
前回の反省をふまえて、十時指定にしたけどまだ早いかな?
目覚ましっていつ?
5回目
ここでまた、小ネタを一つ。
思いつかない・・・
10秒でできた。
「隣りの客はよく柿食う客なんだってねぇ」
「へぃ・・・」
学校が終わってから彼女のメールが届いた。
朝からわろたw
返事遅くなってごめんね。
ってか、これから会いに行ってもいい?
ちょっとの間だけなんだけど。
どうやら、すでに列車でこっちに向かっているらしい・・・
彼女はA駅に着くところだ。
俺はまだ、T駅にさえ着いていない。
俺の方が時間がかかるな。
彼女はやっぱりかわいい。
仕草、というか、なんというか・・・
甘えてきてくれるのが、いいよな。
やっぱりダメだった。
前回、彼女が帰ってから、ずっと我慢してたんだ。
その、色々と。
彼女が首筋をなめたもんだから、抑えられなくなった。
彼女を押し倒して、首や、耳や、肩をなめた。
感じてくれる声が、優しく響く。
その後、彼女がしてくれた。
少しの間だったが、とても気持ちよかった。
けっきょく、彼女といられたのは40分くらい。
それだけでもずいぶんと嬉しい。
また、明日会おうな。
仕事が終わってから、彼女とメールのやりとりをした。
明日の予定立てだ。
と言っても、ご飯どうする? とか、お茶請けは何にしようか、とかだが。
特にどこかへ出かける、というわけではない。
予報では雨だしな。
俺は、この後風呂に行ってくる。
が、その前に古い知人に連絡を入れてみた。
メールアドレスがわからないので、携帯番号から送ってみたのだが・・・
これがまた、しっかりと返事が届いた。
その後、少しの間やりとりをしていた。
10月28日(火)
昨日は寝てしまった・・・
風呂に行っていないし、洗濯もできていない。
どうしようもないな。
泣いてしまいたくなってくる。
せっかく彼女が来てくれるのに、
下手をするとそれに時間を使うことになる。
学校が終わってすぐにメールを打った。
終わった〜! 今どこ?
おへやにいるよ〜
もうかよ!(w
その後、彼女から雨だからゆっくり帰っておいで、とメールが来たが。
無論、急いでかえりましたとも。
部屋に帰ると、当然彼女がいた。
おかえり〜
いつものように声が来る。
ただいま〜
いつものように声を送る。
少しいちゃいちゃした後で
俺は風呂に向かった。
彼女は毎日入っているので、
今回は一緒じゃない。
結局30分遅れで入ることになったが、
汚い体のまま彼女と過ごすわけにもいくまい。
学校にいる時に彼女とメールのやりとりをしたのだが、
その一部がこれだ。
正確に記そう。
でも…いまさらしょうがないんでしょ?
ていうか何日入ってないのさ?
……い……言えない……
はげしくわろたw
風呂に行った時に、珈琲も買う。
彼女はタルトを持ってきてくれた。
是非とも合わせていただきたい。
いい豆があるだろうか。
先日見つけたと思っていたのだが、
実はまだ開店していないらしい。
だが、準備開店ということで豆を出してくれた。
その場で豆を煎ってくれる珍しい店だ。
ただ、それがいいことかどうかは判断つきかねるのだが。
部屋に戻ると、すぐに珈琲を入れた。
ふむ・・・悪くはない。
粉も多少は膨らむ。
デパ地下よりはずっと良い。
ただ、専門店にしてはちょっと、という感じはあるが。
場所が場所だけにやむを得ないだろうか。
タルトは良い味だった。
リンゴのタルトと洋なしのタルト。
どちらも非常に良かった。
リンゴって焼いたときと通常では全然味が違うよな・・・
興味深い。
その後、彼女と色々とした。
彼女の首や、肩を舐めてよく感じてもらった。
お腹や背中にキスマークをつけた。
脚は相変わらずすべすべしている。
彼女が集中しやすいように、部屋の電気を消してあげた。
彼女は今日、タイトなデニム地のスカートだった。
それを脱がして、ショーツも取った。
恥ずかしがって手で隠したが、その姿がとてもかわいかった。
それは全く逆効果だろう。
むしろ、誘っているのか、というくらいの仕草だ。
それは良いとして・・・
舐めた。
たまには舐めて逝ってもらおうと思ったからだ。
いつもしてもらってるしな。
彼女はすごく感じていた。
濡れすぎだ。
舐めて、ということは、いわゆるクリ逝き、ってやつだな。
中とは感覚が違うらしいが、さすがにそこまでは俺にはわからない。
とにかく、気持ちよかった、ということだけはわかるから良しとしよう。
休みなく彼女に挿れた。
彼女はすでに逝っていたので、俺は自分が気持ちよいようにやった。
本当は、また彼女に逝って欲しいところだが。
それは目的の一部としておく。
まぁ、なぜそうしたかと言うと、
俺がいかないと彼女が欲求不満になるからだ。
バランスっていうのは非常に大切だろ?
基本はやはり正常位。
一番動きやすい体勢だ。
気持ちいいし、感じてくれる。
特に、この体勢は彼女は完全に寝そべっている体勢だから
神経を集中しやすいはずだ。
後ろだと膝が痛くなるだろうし、
彼女が上でも、そうだ。
やはりこれが一番いい体勢だろう。
彼女の中で逝った。
無論、ゴムは着用。
出ている感覚はわかるらしい。
不思議なものだな。
やはり、ゴムを付けなかったらまた違う感覚なんだろうが、
さすがにまだ子供は早い。
欲しいのは山々なんだが、な。
その後、しばらくしてからまた彼女に入った。
今度は、彼女に逝ってもらうのが目的だ。
彼女が気持ちいいように色々と動いた。
二回目は、彼女が上になるのが何故か通例になってしまった。
全くかまわないのだが、理由はよくわかっていない。
一度、彼女が逝った。
さらに動かす。
彼女の喘ぎがまた始まる。
そのまま動く。
また感じる。
どんどん気持ちよくなって欲しい。
が・・・さすがに俺の体力もきついな。
少し動かさないでいると、彼女の方から抜いた。
どうやら口でしてくれるようだ。
彼女に任せることにしよう・・・
相変わらず、2回目は俺が遅い。
非常に。
帰る時間の1時間前に逝った。
時間があったので、夕飯を作る。
今回はちょっと不評、だ。
残念だがな・・・
帰る時になって、彼女はある事に触れた。
俺が以前話したことなのだが、
以前、俺のことが好きだと噂になった人がいた。
その人は心臓病を患っており、すぐに亡くなってしまったのだ。
俺は、その人のために曲を送った。
元々はその人のために作ったものではなかったが、
できたのと彼女が亡くなったのが同じ日だったからだ。
その人の命日が、もうすぐ来る。
俺は毎年、その曲をその日に演奏することにしている。
それも彼女は知っているのだ。
彼女がそのことについて詳しく知りたがったので、
より詳しく話した。
その子が病床で、誰に宛てたかはわからない詩があること。
その詩は恋歌で、それが辞世の句になったこと。
話し終わると、彼女は泣いていた。
話している最中は、俺の方から彼女の顔が見えなかった。
俺が彼女の後ろにいたためだ。
気付いたのは、彼女の涙が手に落ちたから。
「どうして泣いてるの?」
「私がその子の友達だったら、
一緒にしてあげて幸せになって欲しいと思うから・・・」
本当に優しい子だ・・・
今は自分の彼氏である俺と、
当時の、本当に俺を好きだったかどうか確かめようがない人のために
涙を流すことができる。
俺は、彼女を選んで良かった。
心底そう思った。
彼女を駅まで送った後で、
メールを送った。
久しぶりに詩を書いてみたくなったからだ。
風に吹かれて思い出した
遠い昔のこと
小さなことに喜んで
大きなことにおびえていた
いつまでも終わらぬ夜
いつまでも続く世界
今と同じ
でも
今と違う世界のこと
僕はこれからどうなるのだろう
過去を抱いて
未来をさまよう
孤独の旅人になろう
そして
いつの日にか
君が僕の隣りにいることを
祈り続けよう
彼女からメールが返ってきた。
題名には、返詩、と書かれていた。
冷たい風も平気
長い道のりも平気
死なない程度の
苦痛ですら
一つの想いがあればこそ
永劫にその肩を欲し
抱きとめ
並べて歩きたいと
願う私を知ってください
10月29日(水)
今日は、そんなに眠かったわけではないのだが・・・
仕事が終わって学校へ行く準備をした後で日記の補完をした。
そのすぐ後、眠ってしまった。
せっかく学校を休んだので、仕事をしておくことにした。
彼女との時間を作るためでもあるし、俺が後で楽をするためでもある。
今度の日曜か月曜はきちんと休ませてもらうからな。
仕事は、しないぞ。
っと・・・でかける前に、彼女からメールが届いた。
今日、天気がいいというのに一人でお出かけはつまんない、
っと、お母さんが駄々をこねたので、
しょうがないからお供することにした。
最初、行かないって言ったら、
ソファでこだれてふてくされてるから
「判ったから。付き合うよ」って言ったの。
そしたら足パタパタして喜んでんの。
可愛いったらw
そんな内容のメールだった。
後の方は、要約した。
羨ましいじゃないか!
俺も行きたいぞ?
っつーか、あんたのお母さんは可愛すぎないか?
親子水入らず、楽しんできてくださいな。
そう思いつつ、俺は仕事にでかけた。
その仕事の最中、彼女からのメールが入った。
これも要約しよう。
大人の世界を見てしまった。
母が9万円の宝石を現金買いしやがった!
・・・9万円って、何カロリーメイトですか?
そのしばらく後で、空に綺麗な月がかかっていた。
快晴の夕方、南の空高くに昇っている三日月。
とても神秘的だ。
彼女が気付いたかどうか、メールを打った。
どうやら向こうは曇っているらしい。
こんな綺麗な風景が見られないのは残念だ。
優雅、というか、広大な景色のことをスペクタクルと呼ぶらしいが、
それとはまた別な美しさがあった。
それについて詩を書いたのだが。
あまりやりすぎると個人を特定できそうなのでやめておくことにする。
まあ、仕事の途中に携帯をメモにして彼女に送ったものなので、
そんなにすごいものではないのだが・・・
たまには全く関係ないことをしようと思う。
今日、自転車で住宅街を走っていたら、
子供達が道の真ん中で遊んでいた。
どうやら野球らしい。
3人でやっているが、
一人がボール、一人がバット、もう一人がピッチャーのすぐ左側にいた。
俺が見ているのは、いわゆる外野側からだ。
無論、説明も俺の主観で行われている。
ピッチャーが第一球、投げました。
球はワンバウンドしてバッターへ。
バッター、からぶり。
ランナー走る。
ピッチャー、急いでボールを取りにいく。
そのボールをランナー目がけて投げた。
ランナー、ボールをかわしてホームイン。
・・・どんな遊びなんだ?
というか、バッターの意味がないだろ?
そのすぐ後、ランナーの子供は飽きたのか、
一輪車に乗りながら言った言葉。
「まあ、野球なんて2人でもできるんだけどね」
名言です。
10月30日(木)
今日は仕事から帰るとすぐに寝てしまった。
当然のように学校を休んでしまったわけだが・・・
こんなことで大学に入学できるのだろうか?
今日は朝から俳句やら詩やら書いた。
ふむ・・・
なかなか満足できるものもあったのだが。
書いた、というのはメールで送ったということだ。
送ったということは、彼女が見た、ということ。
送った中の一つに、彼女はこう書いてきた。
かわいい詩!
・・・まあいい。
どうやら、彼女のスレが700に行ったらしい。
スレの残り容量は340KB。
1レスに1KB使っているらしく、
1000まで行けるか少し不安がっている。
その前にはなんとか復活するから!
と、そうしてるうちにまたメールが。
860くらいで終わってしまう計算らしい。
むぅ・・・
それは困った。
1日分のレスが、何もない日で5〜8行。
俺と会った日は、3〜5レスで10〜15行くらい。
ちなみに28日の分は10行×12レス、と続けてメールが来た。
10行×12ということは、120行!
まったくすごいな・・・
俺はどうだろう。
えっと・・・28日、か。
・・・・・・170行!!
とんでもない数字だな。
む、違うらしい。
彼女は150行。
彼女はおそらく性描写はほとんどないはずだ。
以前、そう聞いたことがある。
だが、気になったので聞いてみた。
150行のうち性描写は7行・・・
ちなみに俺は59行。
うーむ・・・考えものだな。
10月31日(金)
やばい。
この間からひきはじめた風邪が、本格的になりつつある。
息が少ししづらい。
仕事も少しふらつきながらこなし、なんとか学校へ行った。
昨日、一昨日と休んでしまっていたので心配されてしまった。
風邪もそうだが、他の仕事があったためでもあったのだが・・・
彼女にメールで風邪をひいてしまったことを伝えた。
やはり、心配だと言う・・・
とりあえず、なんとか過ごしていることを伝えると、
少し安心してもらえたようだ。
ところが、いきなり来ると言い出した、のだが。
このメールは授業中に受け取ったので返事が遅れてしまった。
授業の休憩中にメールを返したら、すでに電車に乗ってしまっているらしい・・・
今日はあまり部屋に戻れないのに・・・
仕事にいくまで彼女と一緒にいた。
少しだけ、元気になれた気がする。
やはり、彼女は風邪の特効薬、だな。
675 :
Mr.名無しさん:03/12/02 23:35
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
なにこのスレ…
その後、俺は仕事に行った。
途中で彼女からメールがはいる。
Yさんの服抱き締めて横になってたら、寝ちゃってたみたい…
彼女はとてもかわいい。
677 :
Mr.名無しさん:03/12/02 23:37
近年稀に見るオナニースレだな
日記書きたけりゃよそでやればいいのに
>>675 ふむ。
なんか、懐かしいAAだな。
戻ってきて間もないわけだが、そのAAで歓迎されるのも乙なものだ。
ガイドラインではずいぶんと見たものだな。
>677 たしかにその通りだな。
ここにまた立てた理由は、以前に見てくれていた人がいるからだ。
今もいるかどうかはわからないけどな。
あげてくれるのは、ある意味助かるよ。
俺自身はあまりあげたくはないからな。
10月まとめ
10月1日 >425-427
10月2日 >428-437
10月3日 >438
10月4日 >439-449
10月5日 >450-451
10月6日 >452-454
10月7日 >455
10月8日 >456
10月9日 >457-471
10月10日 >472-483
10月11日 >484-495
10月12日 >496-499
10月13日 >500-504
10月14日 >505-508
10月15日 >509-513
10月16日 >514-518
10月17日 >519-522
10月18日 >523-533
10月19日 >534-538
10月20日 >539-548
10月21日 >549-557
10月22日 >558-567
10月23日 >568-579
10月24日 >580-587
10月25日 >588->590 >592-598
10月26日 >600-611 >613
10月27日 >615-627
10月28日 >628-655
10月29日 >656-664
10月30日 >665-670
10月31日 >671-674 >676