僕が今まで一番好きになった人。
漫画のようだけれど。
それは、隣の家の子でした。
幼稚園に入る前から知っている隣のあの子。
その子は身長は少し小さいけれどとても綺麗な子でした。
小学校を経て、公立中学を卒業して高校は別となり。
僕は途端に会わなくなったあの子が好きだったことに気がつきました。
高一の年末ごろ、僕はその子を食事に誘いました。
久しぶりに合った二人は昔を懐かしみながらお酒をかなり飲んだ。
帰る時久しぶりにうちに来ない?と言われ僕は迷わずうなずく。
部屋に入り音楽の趣味が結構かぶっていることに驚く。
共に同じくらいの兄と姉がいるからだろうか。
僕はユニコーンのベストを取り出し、“雪が降る町”を再生した。
アルバムがある。
見せてもらうと小さい頃に二人で写っている写真とかがある。
時が止まった。
あわよくば告白しようとしたこと。
家に入れて変な期待をしたこと。
そっか。
幼馴染だもんね。友達だもんね。
今僕が、衝動に耐え切れず迫ってしまったならば。
この写真は、恐らく新しい意味を付加することになるだろう。
僕の勘違いによって。
僕は帰った。
僕も小さい頃の二人で写っている写真をたくさん持っている。
それは今も、本当に良い写真だと思う。
115 :
Mr.名無しさん:03/10/26 02:13
「お届け物でーす」
(チッ…またどうせ新聞の勧誘かNHKだろ…)
心の中でオレは呟くと重い腰をダルそうに上げてのろのろと玄関へと足を運んだ。
のぞき穴へ目を近づけると外には人影がない。(いたずらかな…?)
もし本当に荷物が届いていたのだとしたら、外に誰かいるはずだ。
オレは“カチャリッ”とドアの鍵をあけるとゆっくりドアノブを捻り、
扉の向こう側を伺った。その刹那!ドアの向こうには確実に誰かがいる気配がした。
(あ、本当に荷物届けてくれたんだ…)
改めてオレはドアを勢いよく開けた。するとどうだ!
どうみても30過ぎの男が、頭の天辺に真っ赤なリボンを結び
漆黒のスモックを身にまとい、大きな箒をわきに抱え、
そこに仁王立ちしているではないか!!
驚いたオレをよそに、その中年男はスカートの裾を両手で軽く
持ち上げてみせ、ぺこりとお辞儀をするとこう言い放った。
「宅急便で〜す。ここにサインかハンコ…」
116 :
Mr.名無しさん:03/10/26 02:34
生徒達は新しい先生の登場を心待ちにしている。
ガラガラガラ。教室のドアが開く。
だがドアが開いたきり、先生が入って来る気配は無い。
教室がにわかに色めきたつ。
「どうしたのだ、若くたくましい男の先生がやって来ると
聞いていたのに。」
次の刹那。
カラカラカラ…乳母車に身を横たえた、どう見ても30過ぎの男が
下半身剥き出しのまま入り口より進入してきた。
一番前の席を陣取っている学級委員長・御手洗進(みたらいすすむ)の
顔面に尿をあびせかけ、その男は得意満面の表情でこう言った。
「おはよう。私が今日から諸君の(以下略)」
117 :
Mr.名無しさん:03/10/26 02:48
118 :
Mr.名無しさん:03/10/26 10:25
>>111 意味よくワカンネんだけどどういうこと?
もうコインロッカーなんてつかわねぇと思ったけど、今手荷物が邪魔なら結局使ってしまう
失恋の痛みも彼女への思いもそれと似たようなもんなんだろう…。
って話じゃないの。
こうやって説明しちゃうと一気に興が削がれるな
120 :
Mr.名無しさん:03/10/26 11:25
ていうかなんで「僕」がコインロッカーにそこまで執着するのかワカンネ
アニヲタ刺激臭がキツ過ぎ。
読んでもつまらんし
122 :
Mr.名無しさん:03/10/26 11:45
オナニーだから
123 :
Mr.名無しさん:03/10/26 12:11
「今日は皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいまーす♪」
連日の練習の甲斐あってか、奈美のビオラもなんとかいい音が出るようになっていた。
「もう大丈夫ね、綾瀬さん、よく頑張ったわ。」
貞絵は奈美の上達ぶりに素直に驚いていた。
「これなら次の発表会は・・大丈夫でしょうか?」
奈美はまだ少し自信が無いようで、小さな声で貞絵に尋ねた。
「本当なら、綾瀬さんにフルートやってもらえれば良かったんだけど。あの課題曲は、どうしてもビオラが二人必要だから。
ほかの人達は、もうやる楽器が決まっちゃってるしね。・・じゃあ、もう一回合わせてみましょうか。」
夕暮れに赤く染まった音楽室に、透き通るようなハーモニーが響き渡る。
聞く者すべてを魅了するような音色は、少ない人数ながらすべての音が複雑に絡みあい、壮大なシーンを作り上げている。
奈美は皆に遅れないように必死で弦を動かした。
自然と肩の力が抜けるようになってからは、他の部員達にも遜色無い程の演奏を見せている。
「じゃあ、今日はこれで終わりましょう。片付け終わった人から帰っていいわよ。」
自分の楽器を片付けてすぐに帰る者、誰かを待っている者など、様々な動きが奈美を取り巻く。
奈美は自分の借りているビオラを片付けて、貞絵を待つ間に手持ち無沙汰になり簡単に床を掃いていた。
そんな事をしている間に、音楽室には貞絵と奈美だけになってしまった。
もっともいつもこんな感じだから、別に二人はなんとも思わないが。
「なっちゃん、帰るよ。」
いつの間にか帰り支度を済ませていた貞絵が、入り口から奈美を急かした。
奈美は慌てて持っていた箒を片付けると、カバンを掴んで音楽室から走り出た。
隣り合っている二人の家まで帰り着いた時、自分の家に入ろうとする貞絵を、奈美が呼び止めた。
「貞ちゃん、ちょっと家に寄ってくれる? こないだ借りたCD返すからさ。」
「いいよ、なっちゃん。じゃあこれ、置いてからすぐに行くね。」
「わかった。それじゃすぐに取って来るから・・」
奈美はそう言うと、家に入って行った。
カバンだけ家に置いてきた貞絵は、奈美の家の玄関先で待つことにした。
ちょうど弟の和樹が、貞絵の前を通りかかった。
「あっ、和樹君、こんばんは。」
「・・こんばんは・・・」
和樹は俯いたまま消え入りそうな声で挨拶すると、逃げるように奥へ入ってしまった。
続いて奈美がバタバタと走ってきた。
「じゃあこれ返すね、ありがと。」
「また聞きたいのあったら、言ってくれれば貸してあげるよ。」
「うん、ありがと。」
貞絵が帰ったのを確認すると奈美は二階に駆け上がり、着替えを済ませ夕飯の支度に取り掛かった。
退屈な授業も終わり、奈美は一足先に音楽室で練習を始めていた。
まだ貞絵は現れない。
少し遅れると言っていたから、もう少し掛かるのだろう。
「おっ、ちゃんと練習してるみたいね。」
おどけたように声をかけながら、貞絵が音楽室に入ってきた。
ほかの部員の前では他人行儀な言葉で話しをするのだが、今日は二人だけなので気ままなものである。
貞絵は自分の椅子を持ってくると、それを奈美の正面に置いた。
ああだこうだと言いながら今日も奈美の特訓だ。
奈美も当初よりかなり上手くなってはいたが、貞絵と比べればまだまだである。
「なっちゃん、またここで引っ掛かった。」
どうしても難しいフレーズ、苦手なフレーズというものは存在する。
そういう所は気をつけたつもりでも、毎回引っ掛かってしまうのだ。
「だってココ、難しいんだもん。」
「じゃあ今日中に、一回でも引っ掛からなく出来たらいい物あげる、それでどう?」
「OK、そういう事なら頑張っちゃおうかな。」
「出来た!」
すでに辺りが暗くなり始めた頃、ようやく一曲引っ掛かる事無く演奏出来るようになった。
不思議な物で一回成功すれば次からは、意外と簡単に出来る物なのである。
「じゃあ、今日はこれで終わりましょう。片付けが終わったらご褒美渡すからね。」
奈美はそそくさと片付けを終え、再び貞絵の正面の椅子に腰掛けた。
「で、何くれるの?」
奈美は自信満々で貞絵の顔を覗き込んだ。
貞絵は自分のカバンの中から何かを取り出した。
パステルカラーの包装紙で綺麗に包まれたそれを、手渡された奈美はとりあえず中身を探ろうと振ってみたりした。
「何? これ。開けていい?」
奈美は好奇心に満ちた目で、包みの口を今にも開けようとしている。
「開けていいわよ。今日はなっちゃんの特別な日だからお祝いだよ。」
奈美が慌てて袋の中身を取り出すと・・それは革で出来た輪っかのような物だった。
「・・首輪?・・こんなもの・・どうするの?」
「マゾのなっちゃんなら、こういうの気に入ってくれるでしょう?」
貞絵が渡したのは赤色の首輪だった。
中型犬用の大きさのそれは、人間の首にもちょうどよい大きさである。
「え、何言ってるの? 私がこんなのする訳ないじゃない!」
ようやく貞絵の意図を理解し、凍りついたように動けなくなってしまった奈美。
そんな奈美に構わず、背後に回った貞絵が手に持った首輪を、奈美の細い首に巻きつけ金具を留めた。
「やっぱり、これならなっちゃんに似合うと思ったわ。ちゃんと名前も入れてもらったのよ。ほら・・」
貞絵が手鏡を奈美に突き出した。
鏡に写る首輪には、金糸を使った刺繍が施されていた。赤地に映える金色のローマ字で【Nami】と刻まれている。
貞絵はあくまで優しく笑いながら、首輪をした奈美の姿を見つめている。
「貞ちゃん、こ、これ・・って・・・どういう意味?」
奈美は羞恥に全身が震えていた。ガタガタと音がしそうなほど震えている小さな体。
しかしその内側には、なんとも表現し様の無い感覚が走っていた。
(こんな事で感じるはずは無い!)
頭ではそう思うのに、首に革の感触を感じた途端、拘束されているという感覚に襲われていた。
そして奈美の下腹部は、ほんのりと熱を帯び始めていた。
「なっちゃん、首輪したら服は脱がないとダメよ。今のあなたはワンちゃんなんだからね。」
128 :
Mr.名無しさん:03/10/26 15:40
俺は村沢に鈍器を振りかざした。
貞絵は、まだ椅子に張り付いたように動けない奈美に手を差し伸べると、そっと立たせた。
まるで意志のない人形のように立ちつくす奈美のブレザーを脱がせると、ブラウスのボタンを外し始めた。
それでも、まだ奈美に抵抗する素振りはない。
すっかりボタンを外し終わると、貞絵は開いた隙間から胸の膨らみを撫で始めた。
さらに柔肉を覆い隠す布地の中にも手を差し入れ、じかに触るとその先端が僅かに硬くなっているのを感じ取った。
「ひょっとして感じてる?」
貞絵の問いに、急に我に帰ったように奈美は大げさに首を横に振った。
「そんな! こんな事で感じるワケ無いよ!」
貞絵は奈美の硬く尖った胸の先端を、強く捻るように摘んだ。
鋭敏な部分に突然与えられた刺激に、奈美が短い悲鳴を上げる。
「じゃあなんでココは硬くなってるの? なっちゃん、早く服脱いで」
少し強い調子の貞絵の声に、奈美は自分の立場を改めて思い出した。
奈美が貞絵に逆らう事は許されないのだ。
躊躇いながらも着ているものを脱ぎ、下着さえ取り去った姿で、すべてを貞絵の前にさらけ出した奈美。
すでに貞絵には、何度も裸や、それ以上にもっと恥ずかしい部分まで見られているが、
それでも未だに残っている羞恥心は、奈美の白い素肌をほんのりと赤く染めている。
130 :
Mr.名無しさん:03/10/26 15:42
どこから拾ってきてんだ
「なっちゃん、ワンちゃんらしく、そこに四つん這いになってみて。」
貞絵の優しげな、それでいて断固とした声がかかる。
言われた通りに、床に四つん這いになった奈美。その瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちた。
貞絵は奈美の狭い背中に腰掛けると、突き出されたお尻を弄んでいる。
「なっちゃん、ひょっとして泣いてるの?」
犬の様に首輪をされ、服を脱がされて四つん這いにされ、さらにその上に腰掛けられている・・・
奈美の羞恥心は、その小さな心を弾けさせてしまいそうな程に膨れ上がっていた。
何も言う事も、指先すらも動かす事が出来ず、ただ恥ずかしさから来る涙と、
訳もわからずに感じている快楽に涎を滴らせていた。
「なっちゃん、そんなに泣かないで。ココはこんなに悦んでくれてるじゃないの。」
貞絵は奈美の背中に座ったまま腕を伸ばし、トロトロに濡れた茂みを探り始めた。
すでに洪水のようになっているそこを弄ると、薄く開いた花弁から粘り気の少ない蜜がこぼれ出し、床を汚した。
「うぅ・・くぅん・・・」
秘裂を襲った感覚に体の力が抜けた奈美は腕の支えを失い、涙と涎に濡れた床に顔を打ち付けてしまった。
奈美の体が崩れ落ちた事により、バランスを失った貞絵も床に倒れこんだが、すぐに立ち上がり奈美の顔の方に回りこんだ。
奈美の頭を両手で支えるようにし、その顔を覗き込む。
先程の衝撃に切れてしまった唇に、薄く赤い筋が残っていた。
「なっちゃん、痛かった?」
貞絵は子供に語りかけるように優しくそう言うと、涎と床の埃に塗れてしまった奈美の唇に舌を伸ばし、
うっすらと滲んだ血を舐め取った。更に奈美の唇を突付くように、軽い口付けを交わす。
「ゴメンね。でも今からが本番だから、もう少し我慢して。」
貞絵は一度奈美の元から離れ、音楽室のロッカーを開けると、杖のような棒とベルトを持ってきた。
更に椅子の上に置かれた自分のバッグから、赤色の縄を取り出す。
赤と白のストライプに塗られた棒は、マーチングバンドで使用される指揮棒だ。
オーケストラなど室内で使用される物と違い、屋外での使用を想定されたそれは、遠くからも見やすく動きが映えるように、
太さにして1.5センチほど、長さも子供の背丈ほどある。
片側には銀色の鍍金と装飾が施され、反対側にはこれまたカラフルな羽根が飾られている。
「さあ、なっちゃん、ちょっと上を向いて。」
先程の貞絵との口付けから頭が真っ白になってしまった奈美は、未だ呆然としていた。
貞絵は子供のオムツを換える時のように、力の抜けた奈美の体を仰向けにひっくり返し膝を曲げさせると、
両膝に指揮棒の両端を挟ませ赤いロープで縛り付けた。
「綺麗よ、なっちゃん・・・」
奈美の大きく開かされたまま、閉じることの許されない白く細い足を、うっとりとした目つきで撫でながら、
貞絵は脇に置いたベルトを手に取った。
それはマーチング用のティンパニを体に固定する為のベルトだった。
純白の革製で、両端に金属製のフックが付けられている。
一方のフックを奈美している首輪の金具に引っ掛け、
反対側のフックは奈美に縛り付けられた指揮棒の、両膝の真ん中に引っ掛けられた。
その状態で、ベルトの長さを短く調整する貞絵。
奈美の首と大きく広げられた足が近づき、俗に言われる“まんぐり返し”のような格好で固められてしまった。
「やだ、こんな格好・・・」
さらに抵抗を続ける両手首を、膝と同じ位置に縛り付ける。
ずっと前から好きだった。
けれどどうしてもそれが言えなかった。
言ってしまったらいまの関係が崩れると思ったから。
それ以上に自分に自信がなかったから。
そんな思いを抱えたまま長い長い時が流れた。
遠い街に行くことになった彼女。
友達とささやかな送別会を開いた帰り道、僕は彼女を送っていくことになった。
他愛もない雑談と想い出話。何か話していないとおかしくなりそうだった。
大切なことは何も言えないまま、家だけが近くなる。
あの角を曲がれば、もう彼女の家。
そんなとき、彼女の足が止まり、僕を見つめた。
そして、僕の唇と彼女の唇が触れた。
それは一瞬だったのだろうか、それとも長い時間だったのだろうか。
突然の出来事に僕は瞳を閉じることも出来ずに戸惑っていた。
「言ってくれないと・・・わかんないよ・・・」
彼女は一言だけ小さな声でポツリと言った。
いままで聞いた事がない、切ない声で。
「・・・ごめん。」
それ以上の言葉は僕の口から出てこなかった。
ちょうど真上に向いた奈美の蜜壷を、貞絵の指が掻き回している。
わざと音が立つように、ぐちゃぐちゃと液体を掻き回す貞絵。
「はぁん・・やぁ、やめてよぉ・・・」
奈美は拒絶の声を上げるが、その身体は明らかに先程までよりも鋭敏な反応を示している。
蜜壷に差し入れられた中指はぐいぐいと締め付けられ、愛液に妖しく光る花弁はヒクヒクと痙攣を繰り返している。
「私、やっとなっちゃんの事がわかってきたみたい・・・」
貞絵は指を抜くと、曝け出された奈美の秘部に顔を埋めた。
微かな淫臭の漂うそこに軽く口付けをすると、溢れ出した愛液を掬い取るように舌を這わせる。
「やだ・・貞ちゃん、汚いよぉ・・そんな・・トコ・・・」
貞絵は舌を伸ばし、肉に埋もれた奈美の蕾を舌で転がした。
その度に奈美は体を震わせ甘い鳴き声を発する。
「なっちゃんは恥ずかしい格好で・・縛られてる時の方が気持ちいいんだよね?」
確かにその通りであった。体の自由を奪われ、恥辱的なポーズを強要されている時は、
いつもよりも全身の感覚が鋭敏になるのを奈美自身も感じていた。
だがそれは“奈美自身が認めたくない事実”でもあった。
「違う・・よ、そんな事・・・あぁっっっ!!」
ズルズルと音を立て、奈美の肉芽を吸いだそうとする貞絵の動きに、奈美の思考は寸断されてしまう。
必死にしがみ付いていたものが崩壊し、奈美の心で何かが少しだけ変わった気がした。
「んん、気持ち・・いい・・・くぅっ!気持ちいいよぉ・・・」
奈美の口から初めてそんな言葉が出た事に、すっかり嬉しくなった貞絵は自分のバッグを手繰り寄せ、
中から木の棒のような物を取り出した。
1センチ程の太さの棒、その一方の端はまるで男性の亀頭のようにくびれており、先端はやや鋭利に尖っている。
よく見るとそれはドラムスに使用するスティックだった。
棒の所々は凹みや傷が目立ち、かなり使い込まれている事をうかがわせる。
つかれたので本番シーンはカットという事で
137 :
Mr.名無しさん:03/10/26 15:55
ここまで来て・・・怒
漏れの怒りきった愚息のやり場が・・
「や…だって…ばぁ…あ、んっ」
香奈は必死にブラウスの前を脱がされまいと押さえていた。
しかし自らの内にふつふつと湧き上がる快感と目の前の男の力には敵わずに簡単に組み敷かれてしまう。
「嫌ならそんな声出さなきゃいいのに…先輩って結構誘い上手ですよね。」
長安は左手で香奈の両腕を押さえ込みながら、右手で器用にブラウスの釦を外していく。
長安が耳元で囁くと、香奈の体がぴくんと震えた。
正直、香奈はずるいと思った。だって長安は知っているのだ。
どんなに自分が抵抗したって、結局最後は彼の思うようになってしまう。
一応最終的には合意とはいえ、形的には半ば後輩に犯されているようなものなのだ。
長安の舌が、香奈の首筋を這う。
所々に唇で花弁を付けながら、最早弱々しい抵抗もしなくなった香奈に優しく愛撫する。
「へへ、先輩の胸って気持ちいい。」
やや乱暴に胸を揉みしだきながら、長安は無邪気に言う。悪戯な目つきで顔を見られて、香奈は恥ずかしげに目を逸らした。
「私の胸、ちっちゃいじゃない…んっ」
「でかけりゃいいってもんじゃないでしょ。俺は先輩くらいがちょうどよくて好き。」
ブラジャーを外して直に胸に触れると、長安は鎖骨の窪みに這わせていた唇を片方の胸に持っていった。
「んん…っ、あっ、や…はぁ…」
香奈は呼吸を漏らし、何時の間にか自由になった腕を長安の背に回す。そんな香奈の様子に、長安はクスリと笑みをこぼした。
既に反応して硬くなっている、胸の桜色の頂きを長安は指ではじくように弄った。
体を震わせながらいやいやをする香奈を実に楽しそうに眺める。
「ほら、先輩の此処、どうなってるか、分かるよね?」
「い…やぁ…っ、は……あっ、あぅ…」
香奈が何かを言う前に、長安は舌でもう片方の先端をちろちろと舐め上げた。
長安の舌が触れるたびに、香奈はひくひくと震える。
「ひゃ…あっ…!いやぁ…っ」
不意に先端を舐めあげる代わりに甘噛みすると、香奈の体が魚のようにはねる。
じんじんと痺れるような感覚が体の奥底から湧き上がってくるのを感じた。
しかし長安はぴたりと愛撫を止めてしまった。
「…嫌なら止めるけど?」
「ち、違うの…気持ちいいの、長安君の…舌。」
「本当に?」
「うん…もっと…して。」
消え入りそうな声でお願いする香奈に意地悪そうな、満足そうな微笑を向けると
長安は再び胸への愛撫を再会し、自分の右手を香奈の膝に割り込ませた。
膝を割って入って来る長安の手。スス、と上へと這ってくるその手の感触に香奈はぴくりと小さく反応し、
反射的に足を閉じようとする。
「駄目ですよ、そんなことしたって。」
「だって…あ…」
舌先を尖らせてツンとつつくと体は自然と力が抜ける。
長安は手に力を入れて、ぐいと香奈の足を開かせた。今度は足を閉じられないように体ごと割って入る。
再び膝からゆっくりと愛撫する。
時々触れるか触れないかという程に微妙な感触に、ぞくぞくとした快感が香奈の背筋を駆け上がった。
快感が高まり、先程まで必死に閉じようとしていた足はだらしなく開かれる。
「先輩って本当に感じやすいですよねぇ…。」
くすくすと笑いながら長安は膝と太腿の間を何度も往復して愛撫を繰り返す。
早く、もっと先の方まで来て欲しいのに…。
香奈はうずうずとした欲求に体を捩らせる。長安は分かっていて焦らしている。
香奈は長安の腕を掴み、潤んだ瞳で見上げた。
「意地悪…しないで、よぉ…っ」
そう言うと、長安は何かを思いついたように香奈の耳元に口を寄せる。
「先輩って…いやらしいんだ。」
長安の低い甘い声に香奈の耳が赤くなる。長安はお構い無しに太腿の付け根をなぞる。
「違…いやら、しい…のは…長安、君のほ…ぅ、あっ」
下着越しに長安の手の感触。ぐっ、と押し付けるようにして香奈に圧力をかける。
触られた、そう感じた瞬間に香奈の中からはじわりと蜜が流れてきた。
既に湿り気を帯びている下着に、蜜は新たに染みを作る。
長安は香奈の喉を舐め上げながら濡れた秘部を撫でる。布越しに体温と柔らかさが伝わってくる。
「俺の方がいやらしい…ねぇ。」
長安が花弁を開こうと指をあてがうと更にじわりと蜜が広がる。
そのまま花弁の合わせに沿って指をなぞらせるとビクンと香奈の体が大きく震えた。
自分の指の動きに合わせてビクビクと小刻みに体を震わせる香奈の姿を見て、
長安は楽しそうに下着の上から指を這わせた。
「ひぁ…あんっ!」
肌と下着の隙間から指を差し入れ、花弁を直に触る。
其処は既にかなりの量の蜜があふれていた。指を花弁の合わせに沿って動かすとぬるりと簡単にすべる。
つぷ、と音を立てて指を差し入れると何の抵抗も無く長安の指は受け入れられた。
長安の男にしてはほっそりとした長い指が香奈の胎内をまさぐる。指を動かすたびにぐちゅぐちゅと淫猥な音が響いた。
「先輩、すごい濡れてるんだけど。」
長安が耳元で囁く。吐息のくすぐったさと、下腹部に与えられる刺激に反応し、長安のシャツを力いっぱい握り締めた。
「あ…あう…っ、ふぁ…あっ」
指を更に増やし、長安は香奈の胎内を掻き回す。香奈の胎内は長安の指をきゅうと締め付ける。
耳元で上げられる甘い嬌声と温かい吐息に長安は沸きあがってくる快感を静めるように眉をひそめた。
「あ…」
不意に指を抜かれて、香奈は潤んだ瞳で切なそうに長安を見上げた。
そんな香奈の表情に長安はにやりと意地悪く微笑み、
見せ付けるかのように香奈の体液で濡れた自らの指をぺろりと舐めた。
先生、股間がはちきれそうです!
「邪魔だし…これ、取っちゃおうか?」
長安は香奈の下着に指を引っ掛ける。と、香奈が何も言うまもなくするすると下着を下ろす。
再び長安が指を這わせると、ぬるぬるとした感触が伝わってくる。
指を離すと蜜は透明な糸を引いた。
「先輩すごい欲しがってるんですねぇ。ひくひくしてるもん。」
「や…違…。」
「違うんならいいんですよ?『欲しい』って言うまであげないから。」
そう言って長安は両手で香奈の足を掴み、先程よりも更に足を広げさせた。
更に広げられた足を閉じようとするが、長安は香奈の足首を捕まえてそれを許さない。
足首を持ったまま、長安は香奈の花弁にそっと口付けた。
「やあっ…ああっ」
香奈の腰がふっと浮き上がる。足をじたばたさせて長安から逃れようとするが、
長安は片方の手で香奈の腰を掴み上げ、しっかりと固定した。
「ダメじゃないですか、逃げたりなんかしちゃあ。」
「だって…、あっ…そこっ…ダメぇ…」
長安は香奈の花弁の上にある突起に口付け、吸い付いた。
肢体がびくびくと動き、花弁の奥から一層蜜が溢れ出てくる。
長安は舌で蜜をすくい取り、肉芽を舐め上げた。
「ぁっ…あぁ…っ」
つんつんと舌を尖らせてつつくと一層甲高い喘ぎ声が上がる。
己の与える快感に敏感に反応する姿をもっと見たくて、長安は香奈の花弁を割って舌を侵入させた。
ぴちゃ、といやらしげな水音が響いて難なく舌は香奈の胎内に入っていく。
「どんどん舌が入っていきますよ。ちょっとは抵抗すればいいのにね。」
一旦舌を抜き、香奈を軽く攻めるようにそう言うと、再び長安は舌で香奈の胎内を蹂躙していった。じゅぷじゅぷと卑猥な音が響く度に香奈は花弁をひくひくと震わせる。
「んぁ…ふっ……ぃ…れてぇ…」
長安の手に指先を触れ、香奈は震える声で囁いた。
香奈の呼びかけに長安は顔を上げる。
「…ん?」
「長安、君のぉ…入れて…ぇ」
観念したように、香奈は消え入るような声でそう言った。
「はい、よく言えました。」
恥ずかしさに長安から目を背ける姿を見て、長安はにっこりと微笑んで香奈に口付けた。
「長安君の、入れて…。」
香奈は繰り返し呟くと、長安の首に腕を回した。
「うん、じゃあ先輩…脚、開いて…。」
長安はそう言ってぐいと香奈の脚を持ち上げて、自分の躰を押しつけた。
今まで執拗に愛撫され続けていたため、長安は抵抗を受けることなく香奈の中へ入っていく。
堅く張りつめた長安自身の侵入に体内が圧迫されて、香奈は小さく呻き声を上げる。
快感のためのその甘い声とともに、香奈はぎちりと長安を締め付ける。
「くぅ…先輩、締めすぎ…。」
香奈の生暖かい胎内で締め付けられる快感に僅かに眉根を寄せながら、長安はゆっくりと腰を動かし始めた。
長安が動くたびにぐちゅぐちゅと淫猥な水音が響く。
「あ、あっ…あぅ、あっ…」
長安が動く度に香奈の口から自然と声が漏れる。
胎内を突かれ、かき回されると香奈は長安を肉壁で締め上げた。
やがて香奈も長安の動きに合わせて腰を動かす。
擦れる程、愛液が溢れてきて、長安の先走りの蜜とともにぬるぬると香奈の太股を伝って流れた。
ガーム!改行ミス!すません…
146 :
Mr.名無しさん:03/10/26 16:46
長安って唐の時代の首都だっけ?
長安が激しく動く度に香奈の意識はフワフワと遠退いていくようだった。
その度に、長安は動きをぴたりと止めて、まだですよ、と香奈の耳元で囁くのだ。
長安の、熱を帯びた声と共に熱い吐息がかかり、耳朶を甘噛みされて香奈は切なげに涙を浮かべる。
もうそうして何度絶頂に達するのを遮られたことか。
そして快感を先延ばしにされればされるほど、甘い疼きは香奈の脳内を麻痺させる。
唇と唇を深く重ね、お互いの下を絡ませる。
二人の混ざり合った唾液を嚥下すると、飲み込みきれなかった分が口の端を伝って、顎から喉へと零れていった。
「は…あぅ…っ…あぁ…っ」
早く解放してくれとばかりに、香奈の指が催促するように長安の背中に爪をたてる。
汗で滑りながら背中を這う香奈の指に、長安もそろそろ限界を促されていた。
「先輩……イきたい?」
「うん…も、ダメ…イかせて…」
切れ切れにそう言った香奈は更に長安をぎちぎちと締め上げた。
「…っ…俺も、もう…イきそ…っ」
香奈の胎内でとろけそうな錯覚を覚えた長安は一層激しく腰を動かす。
淫猥な水音が更に部屋の中に響いた。
「あっ…あ…ぁっ!」
「く…っ!」
長安が香奈の中で弾けると、香奈は体をびくりと弓なりに仰け反らせて、
半ば快感に溶けかけた意識を手放した。
終わり
まだコレクソンはあるのでまたの機会に
149 :
Mr.名無しさん:03/10/26 16:51
コレクション?コピペかなんかか?
150 :
是出喪男 ◆U0L70aYtGE :03/10/26 18:08
「三井さんってさぁ、素振り見せないよね…。偶に会っても今日みたいに映画観てさぁ、話して、食べて、で終わりって感じでさぁ。いい友達関係だよね、私達って…」
気が付けば、日曜も夕方に差掛かっていた。
乾き気味の咽に 清涼飲料水を流し込んだ時、22歳の若い友美が言った言葉を思い返していた。 疲労を溜めた体を労るように床に預けた為、無造作に置かれたペットボトル達を更に散乱させていた。
三井は清涼飲料水を飲干すと同時に、中年のようにニヤリと笑っていた。然して、何かを思い出したかのように、徐に立上がり、塵溜めな部屋を片し始めた。
ふと、手を止めて素っ気無い壁側の隅を、含笑いの面持ちで暫く見つめ続けた‥
――三井は劇しく勃起していた。
151 :
Mr.名無しさん:03/10/26 21:13
官能小説関係は別スレをたてたほうがいいな
2ヶ月くらい前に落ちたのにまだ覚えてた人が多いんだな
152 :
Mr.名無しさん:03/10/26 22:01
男がいた。よれよれのスーツを着た、陰気な男が。ここは場末のバー。
「バーボン」と呟いたきり男は黙りこくって、手元のカウンターに目線を置いた。
バーテンは男を胡散臭そうに見やり、無言で濁ったグラスを出す。
ちびちびとグラスを呷っている男を尻目に、バーテンは若い女性客と世間話を始めた。
「お客様、随分瀟洒なメッシュをお入れになってますね」髪の毛を見て、バーテンが言う。
女が手先で髪の毛をいじくる素振りを見せた。その前髪に一筋、白みがかった線が目立つ。
カラン、と氷の溶ける音がバーテンの耳に届いた。さきほどの陰気な男の方かららしい。
「・・・・・・これは地毛。もともと灰色なのよ」女が返す。「変かしら」
「いいえ。似合っておいでです。黒髪と交わって、落ち着いた雰囲気が出ておりますよ」
「ありがとう」女は軽く髪を掻き揚げて、微笑む。そして、懐から黒光りする鉄の塊を引き抜いた。
「え?」バーテンの表情が凍る。
その一連は刹那のうちに展開した。
カウンター隅でバーボンを嗜んでいた男に、女のフルオートの銃撃が浴びせ掛けられた。
轟音とともにカウンターテーブルやグラス、壁面が砕け散る。が、男の姿はない。
女は一歩下がって前傾姿勢に構え、マガジンをスペアに切り替えて全方位に意識を向けた。
2秒ほど、沈黙が続く。バーテンは頭を抱えてカウンター内でしゃがみ込んでいた。
「灰色の麗(グレイ・レイ)・・・・・・か。恐ろしいくらい非情だな。バーボン一杯、損した」
カウンターの中から男の声。聞き終えるか終えないかのうちに、麗と呼ばれた女の射撃がカウンター
を縦横に貫通していく。
木片硝子片が飛散するその空間を、一条の影が残像を映しつつ横切っていった。
「!?」麗がその影、男を視界に捉えたときには、すでに距離が零に縮まっていた。
154 :
Mr.名無しさん:03/10/27 19:34
ななしさんにょがメチャメチャに輪姦される小説書いてよ
にょはブスらしいからダメだ
じゃあ官能以外の小説でも書くか。。。
俺は夢を見ていた。
見るもの全てが白黒で映し出されていた。モノクロの夢だ。
何故か山奥のバス停に立っていて、何かを待っていた。
時刻表は無い。
空は灰色だがよく晴れている。
山に囲まれたその場所は、清々しさと悲壮感が漂っていた。
不意に首の後ろを グイッ と引っ張られ俺は尻餅をついた。
振り返っても誰も居ない。
不自然に思いながらもう一度立つ。
また引っ張られる。
また立つ。
これを三回繰り返したところで、俺は手に持っていた鞄に違和感を覚えた。
それまでに無かったモノが入っている気がしたのだ。
鞄を開けるとそこには赤いセブンスターが入っていた。
そこで目が覚めた。
目覚めが悪い。
だが、こういう時の煙草は美味い。
冷めた紅茶を飲み干した。
しばらく何も考えずに時間を過ごし、時計を見ると昼を過ぎていた。
いや、あの時計は止まっているんだった。
俺の部屋はこのマンションの最上階にある。
見飽きている窓からの景色を眺めた。
よく晴れている。もちろん空は青だ。
空腹だが食事を取る気力も失せていた。
ふと、屋上に行きたくなった。
行ったことが無いからだ。
だが行く術がない。屋上へは階段も通じていない。
俺はベランダから強引によじ登ることにした。
いい具合に配水管と思われるパイプが足がかりになり、上がることができた。
何も無い。
人が来ることを前提とされていないため柵もなかった。
遮るものがないということは気持ちがいい。
俺はこれを求めてここに来たのだろうということを実感した。
縁に立ち下を見た。
妙にリアルな高さだ。
落ちたら「確実」であろう高さ、それを目の当たりにした。
ドンッ
誰かに背中を押された。
コンクリートが近づく。
一瞬にして着地した。
着地とはいえないか… 俺は砕けた。
地面が立っている。
頭を殴られたときのような鉄の匂い、それの何十倍もの匂いがする。
俺は自身の動かなくなった体を妙に冷静に把握していた。
意識もはっきりとしている。
おかしい。
今まで体験したことも、他人から聞いた事もないが
こんな風に迎えるものなのだろうか。
その疑問はすぐに解けた。
気づくと俺はまた屋上の縁に立っていたのだ。
ドンッ
そしてまた背中を押された。
また少しの浮遊感が襲い、そして鉄の匂いを嗅いだ。
気が付くとまた屋上に戻り、また突き落とされる。
その繰り返しが続いた。
そのたびに体がグチャグチャになり、痛みを超えた恐怖と
途方も無い絶望感を何度も味わった。
そう、何度も、何度も、何度も…
はっきりとしていた意識がだんだんと薄れてきた。
そして自分でも何と言ったかわからないが、何かつぶやいた。
「………。」
俺はベッドから落ちて目が覚めた。
また夢だった。
>>158>>159をネタに別展開してみる。
>>157さん借りるよ。
自由落下の浮遊感と、それを押しつぶす圧倒的な危機感。
しかしふとビジョンが切り替わる。
カメラが落下する私の画像を捉える。
直後に鈍い痛みと。衝撃音。
目が覚めた。
夢の足跡を反芻する。
冷や汗の気化に伴う体温低下。
生体感覚が真にリアルであることを認識させる。
現実世界が私を包みこんでいく。
空には夕闇の存在が色濃く、稜線にそったオレンジが物寂しい。
変わらずにテーブルに残っている冷めた紅茶に目を遣る。
不揃いの茶器を手にし、窓辺に進む。
(…死にたかった)
「…ではなぜ恐怖した」
(…)
「飛べよ」
(…うるさい)
もう一度あの場所に辿り着いたら、
背中を押してくれるだろうか。貴女が。
朽ち果てる場くらいは、与えてくれるだろうか。貴女が。
暖かい時間のためにその他全てを犠牲にしてきた。
友人も、趣味も、仕事も、そしてあまたの時間を。
もはや何も所有していない。
ソーサーを抜き取り、眺める。
(カップに合わないよな…)
押し付けるようにして置いていったその白地に小花柄の陶器。
スッと手を離してみる。
重力に引き付けられていく白い影。
部屋の薄闇に散乱する破片と破壊音。
花火のようで、悲しかった。