>>948 「ねぇ、修。部屋行く?それともここで?」
里美は少しだけ体を離し、俺の顔を覗くようにしてたずねた。俺はその問いの先に待ち受け
ている行為に酷くドギマギし、目を合わせらず、里美の鎖骨を見つめながら答えた。
「部屋に戻ろう。俺、お前とちゃんと、、ちゃんとしたいんだ。」
こんなことをしておいておかしな話だけれど、今の俺は里美とちゃんとした手順を経たいと
思っていた。ソープランドごっこからなし崩し的にソレに至ることは避けたかった。むろん
ソープランドがどんなことをするのか知っているわけではないけれど。
だいいち、まだキスさえしていない。なのに、俺は里美の目の前で、それも里美自身の手で
イかされてしまっていた。
自分の思いを見出せなかったばっかりに、酷く恥ずかしい遠回りをしたと思った。
「ねぇ、修?」
里美の声が俺の思考を中断させる。
「ん?」
「コレで、崇さんからのプレゼントが役に立つね」
「うっ、なんで、お前が知ってんだよ」
「崇さんてウチの部の先輩だよ?あの日部活中に大声で修にゴムやったって騒いでたもの」
悪友は持つものじゃないなって、俺はこのとき心底思わずにはいられなかった。
里美は体を離し、
「じゃぁ、私が二人分の脱いだもの抱えるから、お姫様だっこで連れてってね」
「階段を?お前重くない?」
つい口を滑らせた俺の頭を里美の手がすばやく叩く。
「私のどこが重いって?」
たしかに、里美は重そうに見えなかった。鋼の躰という表現が似合うような筋肉質な印象
は無いものの、スポーツをする者の体だった。口に出すと怒られそうなので言わないけれ
ど、なんとなく日本刀をイメージさせる。思えば日本刀の美しさはなにか女性的かもしれ
ない。
>>952のつづき
二人で交代でシャワーで軽く体を流し、風呂を出ることにした俺たちは、里美がシャワー
を浴びるのを浴槽の縁に腰掛けて眺めてるとなくみていた。
「、、、、ねぇ、修。後ろ向いていてくれない?」
シャワーを浴びてゆく順番から、里美は茂みの中を流したいのだと想像した。
「ん?あぁ。」
俺は素直に浴槽の中に脚を入れる形で座りなおし、顔を直接あわせないことをいいこと
に心に引っかかっていたことを聞いた。
「なぁ、里美。」
「ん?」
「お前さ、ホントにいいのかよ。俺、ただ女性とやりたいだけで、お前のことだまして
いるかもしれないんだぞ。」
シャワーの音が止まる。
「修さ、私たちって何年一緒にいた思ってる?引っ越してきたころはまだ物心付くまえ
だからよくわからないけど、修と一緒に居た時間って、覚えているだけでも10年以上
になるんだよ。」
「そうだな」
「修のこと何でも解るなんて言わないけど、どういう人間かくらいは知ってるつもりだ
よ、私。修のことずーっと見ていたし。。。。。今だから言うけど、幼稚園のとき修の
バックにチョコ入れたの私だよ。知ってた?」
「あぁ、あれ、お前かぁ。メッセージとか無いし、ふじ組の女の子もみんなしらないっ
ていうし、、なるほど、犯人は年小組みに居たのか。そっか、ありがとな」
俺はさっきと同じ言葉を繰り返すだけだった。
気持ちがこんなにも充足と安息を感じているというのに、俺はその気持ちを表現する言
葉を持たない。それは酷くもどかしくて、悔しくてたまらなかった。
「先に体拭いてるね。」
里美は浴室を出て行く。俺はシャワーノズルをもち急いで全身を流し始めた。
954 :
Mr.名無しさん:03/02/16 19:24
age
>>953のつづき
結局俺は里美をお姫様抱っこのまま部屋まで連れて来た。途中「背中にナンカ硬いもの
が当たるよ」とか茶化されながら。
そして、何故か俺の頭の中ではこの前買ったばかりのアルバムの曲「ウルトラ・ロケッ
トマン」がなり続けていた。せめて去年辺りの「愛が止まらない」を脳内BGMにするべ
きなんじゃないかって、思ってはいたのだけれど。
バスタオルを巻いた里美をベッドに抱き下ろし、机の上の財布からそれを取り出し、中
身を取り出しだして説明書にあった様に先を摘んで装着し、腰に巻いたバスタオルを戻
した。
『必要になったとき、行為の途中でつける』なんてそんな発想はまだなかったし、タオ
ルとの摩擦で破れる危険性も考えなかった。
ベッド脇に歩み寄り、仰向けの里美を見下ろす。
自分の胸を抱くように腕を組み、足を交差さているのは本能的な防御心なのかもしれな
い。俺はそんな様子に益々守ってやりたいという思いを強くしていた。
「修」
里美のか細い声に、俺は里美の額に手を置くと口づけをしようと顔を寄せた。里美も俺
のしようとしていることを察したのか、そっと目を閉じる。
互いの息遣いがはっきりと感じられるようになり、上唇が触れ合った。そのほんの一瞬、
俺は躊躇してしまって動きを止めた。自分が何をためらっているのか、あるいはなにを
恐れているのか、俺にはわからなかったが、これから踏み出そうとする一歩を俺はすこ
しだけ、ほんの少しだけ恐れた。でも、俺はこれから始める里美との時間に抗う術を持
ち合わせなかった。たぶん時間にすると2、3秒だったと思う。
次の瞬間にはしっかりと唇を合わせ、里美の唇を割って舌を進入させていた。
956 :
Mr.名無しさん:03/02/16 20:58
(;゚∀゚)=3 ハァハァ タマンネー!
>>955のつづき
お互いに相手の唇を捕まえようと、唇を離さないまま、舌を絡ませあったまま、唇を開け
閉めする。俺は−まるでカバの威嚇だな−ってそんな馬鹿なことを思ったりしていた。
里美の唇は、里美が来るときお土産に買ってきて、風呂に入る前に二人で食べたアイス
クリームの、里美が食べたバニラの味だった。俺はストロベリーを食べたんだけれど、
里美はそれを感じていただろうか。
俺は生まれてはじめての口づけに夢中になっていた。
唇と唇との感触、舌同士が触れ合う感覚、時々耳を刺激するピチャピチャという音、
すべてが俺の脳幹を刺激し、頭がボーっとしていた。
もっと里美の口ぶるを味わっていたい気もしたが、同時に里美自身をもっと味わいたい
と思った俺は、ゆっくりと唇を離し、膝まづくようにして里美をまたいだ。
俺は里美の手首を掴み、ゆっくりと里美の頭上に移動させた。そして、バスタオルを
ゆっくりとはずした。
俺を見る里美の目はトロンとして、上気した頬は実に愛らしかった。そして、仰向け
になっても横に流れにくい乳房も、とても美しかった。自然、口をついて言葉が漏れる。
「、、、、きれいだ。」
里美はその言葉に照れてたのか、さらに顔を赤くした。
「ありが」
(とう)多分そう続いたと思う里美の言葉は、再びの口づけに阻害された。
唇を重ねつつ俺は里美の胸を味わい始める。里美は次第に呼吸を荒くしていき、時々
俺の口に息を吐きいれた。唇を塞がれて逃げ場を失った声は、時々堪え切れずに鼻梁
からもれ聞こえてくる。
>>957のつづき
里美の呼吸が浅く速くなってきて、絶え間なく鼻梁から声がもれだしたころ、俺は唇
を離して顎から首筋へと這わせた。解放された里美の口からは、息とも声とも付かな
い微妙な音がもれていた。呼吸は相変らず浅く速い。
舐めているのか、口づけしているのか、自分でも酷くあいまいな行為を繰り返しなが
ら、里美の首や肩を味わっていた。さらに時間をかけ、ゆっくりと唇を動かしてゆく。
激しい呼吸に上下するむなじ。
俺は右手で味わっていた乳房を舌でも味わうべく、すこし硬く突起した乳首を口に含
み、そのなかで舌でなで上げる。
目線を里美の顔の方へ動かすと、表情はわからないけれど、その先に見える手が強く
シーツを握り締めているのが見えし、少し唇を離して足の方を見ると、両足をぴった
りとつけ時々こすり合わせている様子が見られた。
再び唇と舌で乳房を乳首を味わい始めた俺は、開いた右手を脚のほうに動かし太もも
をなで上げつつ、次第に里美の中心へと近づいていった。
茂みの奥へと侵入した右手は、あっさりと里美の中へと導かれていった。
俺は人差し指に感じた、ぬるぬるとした感触と弾力性に富んだ感触を−口の中みた
いだ−と思った。
でも、俺は右手をどうすれば里美を気持ちよくさせることが出るのか全然解らず、
ゆっくりとだけれどただ闇雲に動かすことしかできずにいた。
そのとき、俺は中間考査前などに他人を陥れるべく貸されまわっていたビデオを自分
も借りてみておけばよかったなと思った。そしたら里美をもっと気持ちよくさせてあげ
られたかもしれないのに。
959 :
Mr.名無しさん:03/02/17 12:08
イヤハヤ、ホレボレするようなスレストぶりだぜ。デヘヘ
残り5ツくらいなので、最後まで書かせてもらうっすね。
>>958のつづき
左手と唇を乳房に、右手を里美の中に這わせている自分の姿を想像し、そのアクロバ
ティックな姿勢に−まるでツイスターゲームみたいだ−と思った。
気が付くと、里美の吐息の中に時折俺の名前を呼ぶ声が混じっていた。俺は、少し体
を離し里美の脚の間に移動した。
そして、再び両手で乳房を包み、口づけをした。今度の口づけはゆっくりと、舌も軽
く触れ合わせる程度に。そして唇を少しだけなし、俺は里美にささやきかける。
「里美、入れるよ」
もっとロマンチックにいえたらよかったのに、そのときの俺はそんな直接的な表現し
かできなかった自分を悔しく思った。里美は無言のうちにうなづく。
俺は乳房を味わっていた右手を離し、腰に巻いたままだったバスタオルを外し、自分
自身を摘むようにして、里美の中に導いた。
「っく」
ほんの少し抵抗を感じたとき、里美は眉間にしわを寄せて声を詰まらせる。
「大丈夫か?」
「っ、、、うん。多分、大丈夫、だと、おもう」
俺は少し体を起こし、里美の左側についた左手で殻を支えると、右手で里美の頭をなで、
そのまま里美の手を握った。
「動くよ」
今度も声を出さずに里美は頷く。
貸切だな(w
ってゆーか、空気読めていない?>オレ
>>960のつづき
とても動きやすい体勢ではなかったけれど、すでに爆発寸前の俺にとっては十分だった。
少しずつ体を動かすたび、里美の呼吸に追いつくように急速俺の息も浅く速くなって行
った。
俺が握っていたのは里美の左手だったが、右手が俺の左手を探し動き、たどり着いて強
く握り返してきた。俺は両手を繋いだまま里美の頭上に動かした。
里美はハンズアップの状態で、何かを絶えるように眉間にしわを寄せ、時々イヤイヤを
するように首を動かす。その度にまるでプリンを揺すったように揺れる乳房が益々俺を
興奮へと導いてゆく。
「んっ、あ」
里美が漏らす声は、今まで聞いたどんな里美の声よりも艶かしい。
何度か体を揺すったとき、俺はこれ以上耐えられないところまで登りつめてしまっていた。
「イッ、あっ、はぁぁ」
その瞬間は、背筋を電気が走りぬけ、内臓のすべてが流れ出て行くような、そんな感覚
だった。俺は里美の上に崩れ落ち、身動きすることができなかった。
二人の呼吸だけが部屋の中に響き渡る。俺はまさに小さな死を体験していた。
里美に体を預け続けるのもためらわれ、繋いだ手を離し、左手で少しだけ体を起こすと、
右手で軽く里美の頭を撫でつつ、気だるく力の入らない体をどうにか里美の横に転がす。
それにしても、さっぱり呼吸は落ち着かない。
改行が多いって起こられました。
>>961のつづき
呼吸が落ち着いてきたかなと思ったころ、里美が体を起こし、まるで俺の鼓動を聞く
かのようにして頭を預けてきた。俺は里美の後頭部しか見えない。
「どう、だった?」
俺は、それって大抵男性が聞くもんじゃないだろうかって思いながらも、俺は素直に
答えていた。
「気持ちよかった。今まで感じたことが無いくらい。いまだに力は入んないし。」
「そう、よかった。」
「チョット、ごめん」
ゆっくりと里美の頭をずらし、俺はだるい体を引き剥がしてベッドから離れた。
「どうしたの」
「ん、ちょっとな」
俺は出し切ったゴムを外し、流れ出ないように結ぶとゴミ箱に投げ込む。そして、
ティッシュを何枚か利用してふき取ると、そのままティッシュのボックスを持って、
ベッド脇に戻った。
>>962のつづき
「お前も、そのままは気持ち悪いだろう」
そういって適当な枚数を掴んだ俺は、里美の内腿からその中心にいたる辺りを、
軽く抑えるようにして拭き始めた。
「わ、わたしが自分でするよ」
「まぁ、俺にも観察させろよ。それと、、」
あきらめたのか、里美は起こしていた体を再びベッドに預けた。顔は真っ赤だけれど。
「それと、なに?」
「お前のことさ、どうやったら気持ちよくさせてあげられるか、今度教えろよ」
「、、、馬鹿っ」
拭き終わったティッシュを見ると少し血が混じっているようだった。
「里美、、、、痛かったか」
「、、、、、うん、ちょっとだけ」
「ごめんな」
丸めてゴミ箱に投げ入れ、再び俺は里美の隣に横になった。
「修、腕枕して」
俺は言われるままに、右腕を里美の頭の下に差し出した。そのままひじを曲げてみると、
ちょうどよく手が届いたので、乳房をなんとなくもてあそんだ。里美も最初に「もうっ」
といったきりとがめるでもなく、俺のしたいようにさせてくれていた。
>>963のつづき
「ねぇ、修」
「ん?」
「修はさぁ、来年東京の方の大学受けるんでしょ?」
「たぶんな」
「じゃぁさ、一年遅れちゃうけど、私も東京の方の大学受ける。」
「そっか」
「でさ、、」
「ん?」
「でさ、一緒に住もうよ」
「えぇっ!」
「や?」
「俺に、否やはないけど、、、」
「ないけど?」
「お前の母さんなんていうかな。俺のこと嫌っているみたいだし」
「嫌ってるだなんてそんなこと、、ちょっと受けが悪いだけだって」
「やっぱり、、」
「ちがうって、本当に嫌いだったら私がここに遊びに来るの許すわけないじゃん」
「んん〜、まぁそうかもしんないけど」
「大丈夫、あと一年以上あるんだし、説得してみせるって」
「そっか、じゃぁ、俺まってるよ。って、俺が受からないと話が始まらないんだよな」
「そうだね。一生懸命勉強してね。でも、時々は私と遊んでよね」
「あぁ」
その日は、その後も俺たちはずーっと話し続け、時々口づけを交わしたり、触れ合ったり
して、里美が帰宅する時間が来るまで俺たちはベッドの中で、お互いがお互いの存在に満
たされ続けた。
ヤターとりあえずオスマイ
>>964のつづき
私は帰り道、少しからだの重さを感じたけれど、心は軽かった。修の家に行く前と正反対。
チョットの距離しかない家路を、REBECCAのlittle darlingを口ずさみながら、ゆっくりと
帰った。
家に帰り着いても、お母さんともお姉ちゃんとも目を合わせられなかった。
私は宿題が多いからとウソを言ってお姉ちゃんと一緒に使っている部屋に直ぐに引っ込んだ。
とりあえず机の上にノートを広げたりはしたものの、何も入ってこない。ただただ、修との
時間を反芻し、幸福な時間に包まれていたかったんだ。
「里美」
急にお姉ちゃんが部屋に入ってきた。私の2つ上の優しく賢い、私の理想。
「なに」
私は勉強をしている振りをして、お姉ちゃんのほうを振り向かない。直ぐ後ろまで近づく
気配を感じた瞬間、後ろから抱きすくめられた。
「そっかぁ」
それはほんの一瞬。直ぐにお姉ちゃんは私から離れて、自分の机に戻っていった。でも、
そのときに発せられたお姉ちゃんの呟きは私の心を強く穿った。
「お姉ちゃん、どうかしたの?そっかって、なにが?」
私はそれを聞かずにはいられなかった。
「ん?なんでもない。がんばりなさいって思っただけ」
お姉ちゃんには解っていたんだと思う。考えてみると、私も心当たりがあった気がする。
あれはお姉ちゃんが私くらいのときだっただろうか。
「うん」
私はそれだ答えるのが精一杯だった。
終わりじゃなかったか?
でもエピローグ
「里美ィ、おはよう!」
背後からかかった声は裕子のもだと直ぐにわかった。
「おはよう」
横に並んで歩き出した裕子に挨拶を返す。
「で?」
「でって?」
「なんでそうはぐらかすかなぁ。作戦考えてあげたの私だよ」
そういって裕子は私を肘でつついた。
私は急に昨日のことを思い出して、耳が熱くなるのが解った。
「ふーん、その様子じゃ成功したんだね、セ・イ・コ・ウ」
私の顔を覗き込む裕子の顔は、本当に悪戯っこのソレだった。
「しらないっ」
「まっ、いいや。放課後モスでもご馳走になりながら、聞かせてもらうし」
「えぇっ」
「えぇじゃないでしょ。それ位の報酬はあってもいいじゃない?作戦を考えてあげた上に、
アホな話した人間として、名前まで貸したのは誰だっけ?」
「裕子のおかげだけど・・・」
「いずれ修さんにはちゃんと話すんでしょ。気に病む必要ないって、それより、お互い
奥手な人間を好きになると余計な苦労ばっかするよねぇ。ところでさぁ、宿題やってきた?
やって来てないと私は見てるんだけど、なんなら見せて進ぜようか?」
「裕子」
「ん?」
「ありがとう」
「宿題ぐらいで律儀なヤツ」
「ちがうって」
「うん」
そして私たちは学校までお互い無言で静かに歩き続けた。
>>966って話を、2/14にプロポーズしたら聞かされた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< という妄想だったのさ…
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \__________________________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/
(・∀・)イイ!
個人的にはチューブの話より好きでつ。>里美タソ
っていうか幼なじみ(;´Д`)ハァハァ
堪能させていただきました。お疲れ様です
970 :
Mr.名無しさん:03/02/18 12:51
>>916 【ゆれる月を拾えたら】No.4
だが、どうしよう。すでにこのあたりの店はほとんど閉まっている。
まさか中高生じゃあるまいし、コンビニの店先でたむろするわけにもいかない。
とりあえず前に立って歩きはじめると、コンビニの看板の少し向こうに、
居酒屋チェーン店の明かりがともっているのが見えた。
普段ほとんど縁が無い店なのですっかり存在を忘れていたのだ。
たしか一度だけ友達に無理やり連れていかれたことがある。
そのときは10人の大所帯だったが、店内には2,3人でのんびり飲んでいるグループもあったはずだ。
幸い、財布には多少余裕もある。二人分くらいならどうにかなるだろう。
安っぽいつくりの入り口で立ち止まる。すると女性がすこしたじろいだ様子を見せた。
「ここ・・・入るの?」
しまった!もしかしてもっと高級なところじゃないと不味かったか?
しかしさすがにオシャレなバーなんて行った事ないし・・・。
「え、えと、他に、開いてるところ知らないし・・・とりあえずここならあんまり歩かなくていいかなと
思ったんだけど・・・やっぱり嫌ですか?」
「いや、その。嫌ってワケじゃなくて・・・居酒屋さんは初めてで・・・
前から一度入ってみたいとはおもってたんだけど・・・」
不安げにあたりを見回している。
いったい普段どんなところに出入りしているのだろうか。
ともあれ、居酒屋でもかまわない様子なので引き戸を開けて暖簾をくぐった。
深夜だというのにそれなりににぎわっている様子だ。
二人がけのテーブル席に案内してもらった。
「お酒、大丈夫ですよね?」
聞くまでも無いとは思ったが一応念のためだ。
「うん・・・その・・・少しなら・・・」
「じゃあ、熱燗にしておきましょう。あたたまりますから」
どうにも女性の様子がぎこちない。雰囲気に馴染めないのだろうか。
つづく
妄想していて、面白かったっす。書きながら顔が上気していまつた(w
いつかまた妄想した時には、再び書かせてもらいたいです。
実は妄想書いている間、一度も抜いてないっすよね。
その煩悩パワーがあの作品だというわけで……なんか、ヤな作品かも。
読んでくれた方へ感謝の気持ちをこめて(^3^)ムチュー
というわけで、妄想スレ万歳!
972 :
Mr.名無しさん:03/02/20 16:08
973 :
Mr.名無しさん:03/02/20 21:53
職人さん達、よかったら続きおながいします。
974 :
Mr.名無しさん:03/02/21 13:10
>>970 【ゆれる月を拾えたら】No.5
俺だって慣れてるわけじゃないが、連れてきた手前、あまりおどおどするわけにもいかない。
熱燗二つと、軽く食事を注文する。
そういえば、女の人と二人でこうして差し向かいで食事をするのは生まれて初めてだ。
そんな余計なことを思い出して、少し緊張してしまう。
今まではそんなことを考える余裕すらなかった。
「ねえ、その・・・こういうお店よく来るの?」
「いえ、まだ2回目です」
「そうなんだ・・・」
やっぱりなんだか落ち着かないみたいだ。
まあ、大人なんだし、そのうち慣れるだろう。
やがて、湯気が立ち上る熱燗と食事が運ばれてきた。相変わらず仕事が速い。
「それじゃ、いただきます」
やや緊張の面持ちで女性が日本酒を一口ふくむ。
それだけで、すでに頬が桜色に染まり、
涙のおかげで少し腫れかかっていた目がとろんと気持ちよさそうに泳いでいる。
「ふぅ・・・結構くるね、日本酒って」
どうやら酒にはあまり強くないらしい。少し意外だ。
「まあ、ゆっくりやりましょう。ほら、どうぞ焼き鳥もやってくださいな」
「うん。ありがとう」
酒と食事が効いたのか、さっきまでの泣いていた悲しげな様子も、居酒屋でのぎこちない感じも無くなり
表情が心なしか落ちついてきたみたいだ。
まずは、ほっと一息、胸をなで下ろした。
「それで、その・・・さっきのことだけど・・・・」
一応、周囲に人の耳が無いことを確認してから切り出す。
話を聞くと約束したのだ。それだけは果たさなくてはいけない。
つづく
975 :
Mr.名無しさん:03/02/22 16:47
次スレ立てて
976 :
Mr.名無しさん:03/02/22 19:15
まだこのスレあったか。
1000まで行くとは思わなんだ
977 :
Mr.名無しさん:03/02/22 21:10
次スレはよたてんかい
あげ
979 :
Mr.名無しさん:03/02/23 16:26
円光でもしてくっかな
980 :
Mr.名無しさん:03/02/25 07:07
俺もこれまで職人は多々見てきたつもりだが、
このスレにゃプロ級、つうか多分プロの物書きがいるな。
文章のラベルが群を抜いている(様に思える)
つうかファンになった。
本等出してたら絶対買うので作品さらしてくれ。
次スレでもかまわんから。
俺のいってんのは
>>47 「おむすびさん」
>>931-934 「バレンタイン式妄想」
この二つは下手なプロより絶対上手い。
多分同一人物では。
あと
>>18 ともう一つくらいあったかも。
違ってたらごめんねー
よろしくー
>>980 >文章のラベル
>ラベル
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パタリロって知ってる?
だーれがころしたクックロビン
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 妄想で1000取りいくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( )
口の中に何かをいれられる感触がして急に目が覚めた。
「う〜う、うんうおえ(なんだこれ)」
なにが起こっているのか俺はさっぱり理解できなかった。
「あれっ、起きちゃった?寝ててくれたほうが都合がよかったのに……」
姉の亜希子が俺を、ベッド脇に立って覗き込む項にしてみていた。
「うーう、うんうう」
俺は姉に抗議するため、口を塞いでいるものをとる為に手を伸ばそうとして、
腕も動かないことに気がつく。そして、両手両足がベッドのパイプに結び付けら
れている様子らしいことがわかり、俺は自分の置かれた状況に混乱した。
>>983の続き
「ごめんねぇ、一樹。コレも姉さんを助けると思って協力してよ」
姉は4つ上で、今年社会人になる。普段はおとなしいくせに、何か突拍子も無い
ことを思いついては周りに迷惑も顧みず実行する、実に恐ろしい女だ。現に俺も
縛れているらしいし、またヤバいことでも閃いたのだろう。
「まずは、デジカメで撮影っと」
何度かフラッシュが光り、ベッドに縛られた俺を写す。そして、ようやくその時
になって、俺は素っ裸で縛り付けられている自分に気がついた。
「ううんううう」
俺は何とかしてカメラにとられることを避けようと、体をひねってみよとしたが、
むだだった。
「暴れないでね、母さんたち起きちゃうから。」
俺はその言葉に血の気が引いた。母屋からの離れにある俺の勉強部屋でも、あま
り騒げば両親も気がつく。被害者でも、こんな姿を両親に見られるのは避けたか
った。
1000まで行かないうちは、つづく。
>>984の続き
「うんうう、おえ(なんだよ、これ)」
俺の言わんとすることが伝わったらしく、姉は嬉々として説明を始めた。
「一樹はさぁ、女体盛って聞いたことある?」
実に嫌な予感がする
「でね、女体盛があるなら男体盛ってどうだろうって思ったわけよ」
「おええ、おえい(それで、おれに)」
「なに言ってるか解らないけど、それを一樹で実験してみようかと思ってね。」
「あんえおおええ」
「だから、あんまり騒がないでって。一樹も母さんとか父さんに見られたくない
でしょ?」
姉のニンマリとした笑いに、俺は敗北を悟るしかなかった。
「本当は一樹が寝ているうちにする予定だったんだよね。どうも薬の分量を
ちょっと間違ったのかな。ふふふ」
>>985のつづき
何気に恐ろしいことをさらっと言った姉は、説明を続けた。
「でね、刺身じゃ能が無いから、女性にウケる男体盛をと思って、生クリームで
飾って見ようって話になって……。」
「あきー、準備できたよ」
部屋の扉が開いて、囁き声と同時に、姉と同じ年頃の女性が3人ほど入ってきた。
「あれっ、一樹くん起きちゃってるじゃん」
「ほんとだ。ね、縛っておいて正解だったでしょ。」
「でも、起きちゃってたら、騒がれない?また薬で眠らせた方がよくない?」
3人ともそれらしいことを話してはいたが、3人が3人とも俺の裸を舐めまわす
ように目線を走らせていた。
俺はその異様さに、立つことも、抗議することも忘れ、ただ呆然としていた。
1000まで行かないうちは、つづく。
最近
あまりのついてなさに
自分は誰かにワラ人形で打たれているのではないか?
という
妄想が耐えない
萌えない話題でスマン
989 :
Mr.名無しさん:03/02/26 21:58
新スレ立てられねぇや。
誰か頼む!!
990 :
Mr.名無しさん:03/02/26 22:13
991
992
993 :
Mr.名無しさん:03/02/26 22:31
994
>>986の続き
「大丈夫、いま説得したところ」
「ううんううん!」
なにが説得だ!俺は抗議の声を上げたが、姉は俺の耳元に顔を寄せると、怖いこ
とを囁いた。
「うるさい。これ以上騒ぐようなら、いま取った画像をアンタの知り合いに
メールしちゃうよ。ちなみに、アンタの知り合いのアドレスは、さっきアンタの
ノートからコピーしておいたから、本気でやるよ」
俺は自分の血の気が引いてゆく音が聞こえるのではないか思えるほどだった。
姉は自分の友人に振り向いて言った。
「大丈夫、一樹は協力してくれるって。でも、一応念のため、セシュターとロープ
はこのままってことでね。じゃぁ、始めよっか。」
姉の声は楽しげだった。
1000まで行かないうちは、つづく。
って、打ち切られそうだよ。ショボーン
996 :
Mr.名無しさん:03/02/26 22:35
>>995 パト2で最初から書いた方が反応イイと思うよ。
1000!
998 :
Mr.名無しさん:03/02/26 22:36
999 :
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。