三十路過ぎて恋愛未経験10「待ち人来たらず」

なぜ自分は何十年も異性に目を向けてもらえないのか？
自己分析も大切だ。
長所が要因の場合、短所が原因の場合、双方について分析してみよう。
僕が分析するとかなりウザイと思うだろうが
それほど外れてもいないともいえると気づくはずだ。

長所１　あなたは真面目だ
真面目なのはいいことだ。これは文句なく長所だ。
一方、真面目なのは窮屈を強いられる。
おおよそ世の中の大半はそんな窮屈な生活を拒み、
自己中心的になる。女だって例外はない。
真面目なあなたは窮屈でつまらないのだ。

長所２　あなたはとても強い
強さは日本の競争社会を生きる上で重要だ。
強いということは一人で生きられるって事だ。
あなたをみた女性はあなたには自分のささいな力など必要ではないだろう、
自分は少し弱い相手でも共同で助け合って生きていくほうが人間らしくて充実する、
と思っている。

短所１　結局認められない
交際の要因は実にたくさんある。
外見、内面、生き方、ファッション、夢、フィーリング、趣味・・・多彩だ。
その一つ以上の合致が交際へと導く。
３０や４０にもなってまるで異性と縁がないというのは
たくさんある恋愛要素の全てが、
あなたのいままで会った女性の全てに認められなかったということだ。
一つくらいはあったかもしれないが、コンボを決めないとだめだ。
あなたという男（女）を構成する人間としての要素の一部あるいは全てが
異性に対して通用しないものだってことだ

短所２　無駄な努力
努力はすばらしい。
地球上の生命体で何か目標をもって工夫し努力し成長をするのは人間だけだ。
ただし、あなたの行為が努力と呼ばれるためには結果が出なければならない。
自分を磨く努力、前向きに明るく振舞う努力、楽しい会話をする努力、
１００点は必要ない。
ただし、０点から順に上昇しなければそれは努力と言えるだろうか？
明るく振舞う努力の結果、３０になってまだ異性に相手にされなとするのなら、
０点から抜け出ていない事になる。受験生なら根本から方法を変える、あきらめる。
企業なら厳しいペナルティーがある。
あなたの明るい振る舞いは女性に認められない明るさであったということだ。
恋愛成就を目標とするのなら根本から方法を変えなければならない。

またか

短所３　過去を振り返らない
過去は２度と変わらない。戻らない。
いま過去についてあがいてもそれは過去に対して無力だ。
だから過去を捨てていいのか？現在は過去の積み重ねであり、
未来は過去によって予測される。
もし過去を捨てるのならばあなたはまた地の底の０地点から始まることになる。
あるいは少し積み重ねては崩れ、また積み重ねては崩れを繰り返しているかもしれない。
今、この瞬間が過去の歴史となっている事実を見据え、
高く安定して積み上げられるよう過去を振り返る必要がある。

あなたたちの今現在持っている全てが異性から敬遠されるものであるからこそ、
あなたには恋愛が出来ないのではないだろうか？
今の自分はデートすら警戒される信用ゼロの人間であるという現実は知っておくべきだ。
あなたとは手をつなぎたくもないし、デートも食事も共にしたくない。
セックスだって絶対に許されないしあなたの子孫を私が残したくはないのである。
恋愛経験ゼロというのはそう思われているということだ。
誠実で真面目で努力家のあなたよりも少し欠点のある浮気をするような
今の彼氏の方が信用されているのである