小野不由美&十二国記その5

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754イラストに騙された名無しさん
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前功王はあれだけ天の条理に反する行為をして国を傾けさせて、いま功国は
すごい勢いで荒れてしまっているのに、父親の罪を知らない楽俊に
「公主としての義務や責任」を説かれちゃショウケイが救われないよ・・・
あれは楽俊がただの市井の人だから説得力をもつのであって、自分の身の上
を知らないとはいえ、そんな役割を持たせたらあまりにも説得力なさすぎる〜
ショウケイにとっては人生の岐路にあたる出会いだっただけに、
読者としてもガカーリな展開かもしれん。

楽俊のあの性格は母チャンから受け継いでると思うんだけど、あの母チャンが
息子の父親、およびその家族に関わってくる宿命を隠したりするだろうか?
母チャンが何も言わなかったから自分の身の上も父親の罪も知らない楽俊と、
父も母も「何もしなくていい」と言っていたから何も知らなかったショウケイと、
罪の上では違いがあるようには思えないのだけれど、私は。