>>263 ライトノベルの賞でも30過ぎの受賞者はけっこういるよ。
その後、続かない例も多いけど。
30過ぎの受賞者で失敗してるのは、受賞したけど書きたいものが
ライトノベルでは出版できなくて、モチベーション無くしてあぼーんっ
ていうのが多いみたいなので、ライトノベルが書きたいっていうなら
OKだと思う。書きたいものを書けばいいよ。
それにライトノベルより文学が偉いなんてことは全然ない。
昔ならともかく、今の時代、文学は本当にたいしたこと無い。
世の中への影響力は少ないし、完全にヒエラルキー主義で、内
容よりも権威がものを言う世界になっちゃってるから、つまんない。
社会的な評価の面で考えれば、もちろんライトノベルよりは上だけ
ど、ミステリ、ホラーを中心にしたエンタテインメント系よりは、確実
に下になっちゃったしねえ。
>>264 私は文学作品を書いていたこともあったから、よけい分かるんだけど、どう考えても、私の一番書きたい話は、ライト・ノベルに近いの。もちろん、文章に対するこだわりは人一倍あるし、執筆のための勉強もひたすらするし、絶対に妥協はしない。けど、やはり文学至上主義の創作仲間には、いろいろと言われるわけですな。一時期は創作仲間を求めたけど、「文学にいけ」といわれるのが苦痛で、今は一人こつこつと書いています。結局、書きたいものを書くのが一番なんだよね。たとえ文学でデビューしたとしても、それこそ三作目以降書けなくて苦しい思いをしたと思うわ。
SF、ファンタジーの日本での地位が低いのは、フィクションを蔑視した中国文学の影響ですかね。中国では、ノンフィクションこそ最高の文学であり、作り物を軽蔑しておりやした。だから、あそこでは史実に基づく資料がたくさんあるわけですな。
文学至上主義の人に、ファンタジーなんて書くのはやめた方がいいんじゃない、といわれたことはありますが、やっぱり私は自分の好きなものを追求していきたいと思う。