栗本 薫 【その4】

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>>447
確信はないので、何となく思っただけなんですけど、以前何かの雑誌であるエッセイスト(?だったかどうかも既に定かではない)
が書いてた事。
知り合いのメイクさんがたまたま某著名人女性のメイクを担当する事になったそうな。で、普段からわりあい突飛なメイクをして
いる人だったけど、実物を見てみたら意外と小作りの綺麗な顔立ちだったので、それを生かすように、はりきって仕上げたんだそう。
で、出来上がりを鏡で見た彼女が「綺麗にしてくれてありがとう。でもこれはいつもの私とはちょっと違うから手直ししてもいい?」
と聞くので勿論どうぞ、と伝たところ、みるみるぶっとい眉を書き込み、派手な口紅をつけて『普段の顔』になってしまい「これで
よし」ってにっこりしたらしい。
で、そのメイクさんが思ったのは、「彼女にとってメイクとは、綺麗とか似合うとかもはやそういう問題ではなかったのだ。絶対変え
られない、自己主張だったのだなあ」という事だったらしいんですけど。

なんかそれ読んで、一瞬あの人の事かしら、と思ってしまったのは私だけでしょうか?いや、勿論違う可能性も大ですけど。
ちょっと思い出しましたので。