栗本 薫 【その4】

このエントリーをはてなブックマークに追加
273263
266さん、少なくともまだ今ほどは壊れてなかったんですよ。
じゃ、具体的にむかつかされた、作家様御本人の文章を引用して
何て言ってたか味読の方にも知らしめてみたい。

『しかしこれは、見なかったのでとてもよかった、かもしれぬと私は
 思っている。やはり見ればどうしても腹を立てるようなセコさも
 不手際もあるであろう(中略)どうせ、私の頭の中の「フラッシュマン」の
 ようにはゆきっこないからだ−−−そう云ったって、「フラッシュマン」の
 製作スタッフをばかにしているわけではないのだが。何故って私はとにかく
 最高級の物語作家なので、私クラスのストーリー展開や構成力、イメージの
 実現力をもっていたら、その人は「フラッシュマン」のシナリオなんか
 書いておらず、とっくに人気作家になっていると思うからである(中略)
 たった一つの イメージ・マシーンの成果が地上で最も忠実なワード・
 プロセッサーによって 世に出てゆく物語の完成度をもつわけがない
 こともよくわかっているのだ』

そりゃ予算とかタイアップとか大人の事情なんか考慮せず、ヤオイ
風味のキャラ萌えだけで成り立ってる妄想に現実の番組が勝てる訳が
ないわな。しかし最も忠実なはずのワープロなのに、今や貴方を
裏切って誤変換して恥かかせるんですね。いっそ手書きに戻したらどうです。
よもや自分の右手なら裏切りますまい。
で、皆様。作品のセコさ不手際で怒るのが嫌だったら、やっぱり自分の
脳内妄想に頼るのが1番の様です。先生も「見なかったのでとても良かった」と
この方法を推奨してらっしゃいますので。