261 :
重箱:
あら、坊やこういうお店初めて?ふふ、緊張しなくてもいいのよ。
あっ、あなたはじっとしてて。お姉さんが付けてあげるから。いい?コツがあるの。
こうやって先っちょを軽く折り曲げておいてからゆっくり被せれば・・・ほら、スルって入るでしょ?
慌てて力任せにやったら破れちゃうから、自分で付けるときは気を付けてね。
あ、そうだ。これはサービスにしといたげる。ほら、あなたの出して。
んしょっと・・・えへへ。ちっちゃくてごめんね。でもこれけっこう評判いいんだから。
ほら、こうやって挟むと・・・ね?すっごくイイでしょ?
・・・もうイく?じゃ、出して・・・。キャっ・・・若いのねぇ。凄い量。
ああ、いいのよ。気にしないで。じゃ、気に入ってくれたなら、また来てね。
以上、ライトノベルにカバー付けてもらっておまけのミニ栞をもらい、
代金に大量の小銭を出してしまった、大型書店は初めての少年でした。