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ワシントン(AP) 親と離れ、保育園などで過ごす時間が長い子どもは、攻撃的な傾向が強くなるとの研究結果が、このほど米国で発表された。研究者らは、子どもを預ける時間をなるべく少なくするよう提言している。

この研究は、米国立衛生研究所(NIH)の予算で実施され、10年間かけて全米10都市の幼児1364人を追跡調査した。研究結果は18日、ミネソタ州ミネアポリスでの「児童発達研究学会」で報告された。

報告によると、保育園や親戚、子守りなどに預けられる時間が1週間に30時間を超える子どもは、母親や保育者の評価で「けんかが多い」「残酷」「激情的な行動が見られる」などの傾向が目立つことがわかった。「他の子どもに対して攻撃的」とされた子どもは、託児時間が週10時間以内のグループでは6%だったのに対し、週30時間以上のグループでは17%にのぼった。

研究チームの責任者を務めたバークベック大の心理学者ジェイ・ベルスキー氏は、「子どもを預ける時間を減らす努力をすべき」と述べ、保育休暇やパートタイム労働の拡充を提案している。一方、NIHからチームに参加したサラ・フリードマン氏は、親の労働時間を減らすことは経済面で子どもに悪影響を及ぼすおそれがあると指摘し、「政策上の提言は避けたい」と語った。

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 以上引用。幼い頃、長く預けられた覚え、ある?