■■シスタープリンセス あなたと妹達の物語■■

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368ark
と,書いたものの,さて,何から書けばいいのやら.

まあ,なんですな,春歌の場合は想像の中の兄君さまだったわけですわ.
いわゆる白馬の王子様を夢見る乙女といったところでしょうかね.
でも,実際にはそんな想像どおりの王子様なんてのはいないわけでして,
いたとしても自分には縁がなかったりして,そんなこんなで現実と夢との
ギャップに悩んだりして,その挫折から少女は大人に・・・とかいうのが
よくあるパターンなんですが,春歌の場合は,見事にその逆パターン.
夢見ていた王子様が現実にもいちゃったうえに自分ともめちゃめちゃ
縁があってしまったという,なんと言いますか,超ご都合主義な
シスプリ世界観がそのまま妹の立場にもでてしまっているというもの
なんですねえ.いや,こりゃ大変だ.

しかし,これってよく考えると,まあ少女漫画系の王道パターンとも
言えないこともない.これが春歌が妹じゃなかったりした場合を
かんがえると,なんかどっかで聞いたような話ではある.たとえば
春歌が血がつながってなくて親が決めた許嫁で兄君さまがお金持ちの
ぼんぼんで春歌もお嬢様だとするとなんかどっかで聞いたような話であり,
まあ,なんですな,エピソードひとつひとつが,ふむふむなるほど,
といった感じです.