「神州双天記」と三宅一明

このエントリーをはてなブックマークに追加
407イラストに騙された名無しさん
ちゃまが過去に面白いこと言ってたので上げときます。
特に後半の文章は歴史に残るくらいの名文だと思います。有言不実行って意味でね。

2000/ 5 / 5 (金) 二代目襲名おめでとう〜

 おっと、キモチヨク詫びを入れていやがる。いきなりそう簡単に悟られても困るぞ
と。争いの主戦場でない、自分のテリトリー内で平身低頭しても謝罪の意味になるの
かどうかわからんが、傍目から見ればなんの意味もねえと思う。それにいきなりそん
な計器のハリをMAXからゼロに戻すようなこと言われても、まったく信用できねえ。
初めの「寄生虫」発言が本心からのものでなかったただの気の迷いであったとして
も、今回の謝罪もそうでない保証はどこにもないわけでね。つくづく失った信頼を取
り戻すのは大変だ。
 むしろオレは、初めの発言が本心からのもので(自分の経験則だとしっかり書い
てるし)、それこそ今回の謝罪こそ状況を取り繕う為の言い逃れに過ぎんと見るのが
妥当だと思うね。いわゆる素人書評者を小馬鹿にするスタンスは謝罪の中でも一貫し
て表されているわけであるし、その辺が譲ることのできない作家様のプライドか。本
心って隠せないねえ。

・くだんの発言から受けた抗議に対し、「私は、彼らを寄生虫だと思っています」と
念を押すが如く言い、矜持を示したと思いきや三時間後には「その発言も撤回しま
す」なんて笑止ものの訂正をする。文章の怖さを知らんのは自分じゃねえのか。「自
分の書いた文章を公示するなら、その文章に責任を持たねばならない」んでしょ。テ
メエの意見を逐一ひっくり返して空虚に詫びを入れるのがその責任の取り方か。笑わ
せるぜ。

・イサキといい、ワカサキといい、大林といい、そしてこの中里といい、近年ネット
上の言動により「作家」つうもののバリューがどんどん下がっていくような気がする
な。テメーでテメーの商品価値をどんどん下落させていくかに見える彼らには、あら
がうことのできない破滅願望が潜んでるのだろーか。
 作家が立派な人格者で常識人でなくてはならんという決まりはないにしろ、せめて
日々の糧を与えてくれる読者に敬意を払おうとは思わないのか。イヤ敬意を払おうと
いう頭はねえにしても、読者の耳に入りそうな場所では自分のクチを閉じておこうと
考えるくらいの脳味噌はねえのか。その程度の自己防衛もできず、責められりゃ這い
蹲るか突っぱねるか。あまりに無考えでゲスで思い上がっていやがるな。そもそも読
者を怖いと考えたことがないから「褒めて当然、けなす奴は寄生虫」なんつう区切り
が出てきちまうんだろう。