電撃文庫

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671山犬。
「天国に涙はいらない」読了しました,所要時間,僅かに50分。
ライトノベルでも,いつも2〜3時間は必要とする,遅読の俺が。
なんつー,すかすかな文章だ。確かにキャラクターは立ってはいるが。

(以下,ネタバレを些少含みます)

で,これってなんスカ,ギャルゲー?
「たま」も元ネタは「TO HEART」のマルチですか?
それとも「パレット」? 猫と勘違いしたからという理由ではないよな?
安直なお話と,お約束ギャグの連発,まぁ良いけど。
問題は,一発ネタ的なこの題材で,続編を書くと言い切っているのが問題だ。
天使を主軸に,別の主人公とヒロイン立てるのだろうか?
またギャルゲーから,粗悪なデッドコピーですか?

ところで,ヤツに殺された十万人はどうなるのよ。
天使ヲタクなんだから,当然,贖罪って言葉は知っているよな,作者。

で,何に萎えたって「あとがき」と「著者近影」に萎えた。
性別不詳な写真と,ヲタクな交流関係を赤裸々と。
受賞理由は,女性でこのネタを書いた,という個所にあるのでは,
と考える俺は汚れているのだろうか?

一発屋(爆発もしてないけど)の匂いがぷんぷんと。